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8.酷いこと*
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鈍い虫の羽音のような音がする。
それから粘つく水音に、俺の呻く声。
広い寝室にそれが響いて、でも追い詰められた俺はただはーはーと荒い息を吐いた。
「ほら、気持ちいいだろ?」
伊佐島さんの声は穏やかなのにどこか温度が感じられない。
それが怖くて、でもひっきりなしに与えられる快感にがくがくと体を震わせた。
俺はベッドの上で胡坐をかいた伊佐島さんの前で裸のまま膝立ちにさせられていた。
何も身に着けないままだから勃起した性器が彼の顔のすぐ前に晒されて恥ずかしい、なんてことを思っていられるのも最初だけだった。
俺の性器はたっぷりとローションを入れたオナホールで包まれてぐちぐちといやらしい音を立てて彼の手で弄ばれている。
さっき一度達してしまったから、いやらしい水音には俺の精液が混じってるかもしれない。
それだけでも気持ちよくて堪らないのに、それだけじゃなくて後ろの窄まりにはうねったような形をした玩具がずぷりと差し込まれていた。
ひっきりなしに鈍く響いている羽音のような音は、尻に突き入れられた玩具のモーター音だ。
「は、凄えな、どろどろでローションいらねぇんじゃないか?」
「や、あ、ぁ……あ、ぁあ、あっ、」
そう言いながら伊佐島さんは片手で強くオナホールを扱き上げる。
強すぎる快感に腰をぶるぶると震わせて彼の肩に縋りつくと。
「こら、膝落とすなよ。もっと奥まで入っちまうぞ」
「ひっ……い、ぁ!」
ぐり、と後孔に入れられた玩具を指で押し込まれる。
それに背中を仰け反らせて体を跳ねさせた。
さっきよりも深くまで押し込められた玩具。
限界を超えている俺のことを無視して震え続けるそれは、奇妙な形をしていて内側から前立腺を抉るだけじゃなくて、挟むように外側からも会陰を押し上げている。
会陰に当たるイボのような突起が擦れて、それがどうしようもなく気持ちが良くて情けない喘ぎ声をひっきりなしに上げた。
「これ、なんだか分かるだろ?気持ちいいの好きだもんな」
涙と涎を垂らして叫ぶ俺に彼が囁きながら、会陰に当たっている部分をとんとんと指で叩いた。
それすら刺激になって俺は体を震わせるけど、彼は許してくれる気はないみたいだ。
応えられずに喘いでいると今度は仰け反ったせいで彼の手に押し付けられたオナホールを動かされる。
……確かにこの玩具を俺は知ってる。
だって最初に彼とどうしても繋がりたくて色々ネットで調べたから。
だけど使ったことはない。
俺の快感なんていらないから、ただ穴を拡げられればいいと思ってバイブとかを買ったから、こんなの使ったことない。
こんな、こんな気が狂いそうになる快感、知らない。
「い、あ、ぁあ、あ゛っ!」
「何が気持ちいいんだ? ん? 言ってみろ」
俺を追い詰めるように伊佐島さんは言葉を重ね、手の動きを速める。
ついでとばかりに後孔の玩具も揺さぶられて。
やばい。
目の前が白くチカチカする。
気持ちがいい。
気持ちが良すぎて辛い。
体の奥から湧き上がるような快感に理性が飲み込まれてしまう。
「エ、エネ、マグラ……気持ち、ぃ、いい、です……っあ、あ゛、イく!あ゛、ああ゛、イ、く!」
叫びながら俺は白濁をオナホールの中に吐き出した。
快感にきゅうきゅうと後孔が玩具を締め付ける。
それが一層の刺激となって再び快感が襲ってくる。
「ひっ……! あ、ぁ、あ゛あ……、!」
「もしかしてイきっぱってやつか? ……やばいな、エロい」
震える俺の耳元で伊佐島さんが笑う気配がした。
だけど俺は終わりの見えない悦楽の渦にただただ翻弄されて、口の端から涎を垂らしたまま情けない喘ぎ声を上げた。
目を覚ました時に感じたのは違和感だった。
ここは……俺のアパートの固いベッドじゃない。
天井もなんだか違う。
あれ。
俺、ここで何してるんだっけ?
目を擦ろうと腕を持ち上げかけて、嫌に体が重いことに気が付いた。
股関節がに鈍い違和感があるし、息を吸うだけで喉が痛い。
それに何より尻の穴が痛い。
腰も痛い。
そうか、俺は昨日伊佐島さんに散々苛められたんだとそこでようやく思い出した。
何が気に入らなかったのか昨日の伊佐島さんは怒ってたし怖かった。
痛いことも乱暴なこともされなかったけど代わりに齎された快感は今までないくらいのもので。
もう無理だと泣いても許してくれなかったことなんてなかったのに。
出なくなるまで玩具で何度も俺一人でイかされた。
そして出ないのに体が震えてずっと射精してるみたいに気持ちよくなって、そうしたら今度は伊佐島さんのを深くまで挿れられて。
本当に凄すぎる快感に狂ってしまうかと思った。
どれだけ俺が乱れたかを思い出して一人で恥ずかしさに悶えていると、足音と共に寝室の扉が開いた。
「起きたのか」
しかめっ面で入ってきたのは当然伊佐島さんだ。
ベッドの上で毛布にくるまったままの俺を見て彼は渋い顔をさらに苦く歪めた。
その渋面に俺は少し焦って起き上がりがらがらの声で尋ねた。
「すみません……俺、寝すぎちゃいました?今って何時ですか?」
伊佐島さんはとっくに起きていたというのに、俺はベッドを占領していつまでも寝ていたのだろうか。
いつもはそんなに寝起きの悪い方じゃないだけど……昨日の夜に体力を使い果たしてしまったせいか。
一人で慌てる俺を見て、なぜかほっとしたようなため息をつくと伊佐島さんはカーテンに手を伸ばして。
勢いよくカーテンを引かれた窓の外はオレンジ色に染まっていた。
「もう夕方だ」
「え、ええ!?」
嘘だろう。
そんなに眠ってしまっていたなんて。
青くなってベッドから降りようとすると、なぜかベッドサイドに立った彼に肩を押されて座っているよう促された。
その大きな手に縋りついて謝る。
「嘘……ごめんなさい伊佐島さん……仕事は大丈夫なんですか」
まさか起きてこない俺のせいで休んでしまったんだろうか。
そうだったら申し訳ない。
どうしようどうしようと混乱する俺を見て、彼は俺を宥めるように頭を撫でて横に座った。
「そんなのどうでもいい。それよりお前の方こそ体、平気か?」
まるで弱った野良猫でも撫でるかのようにそっと指先が俺の髪の毛を撫でていく。
その優しい手つきに俺はもちろん平気だと頷いた。
確かに昨日の伊佐島さんは怒っていて少し怖かったけど、別に痛いことをされたわけじゃない。
怒鳴られすらしなくて……むしろ気持ちよすぎて困ってしまった。
あんな快感を知ったら、この先俺は一人でオナニーしても満足できなくなってしまう。
もし彼から捨てられることがあったら、他に誰とも付き合う気はないけれど、そうしたら俺は一生彼の掌を想って泣くんだろう。
昨日教えられた快感と体の熱を求めて、一人で慰めることもできず。
彼の柔らかな手つきに目を閉じると、低く唸るような声が彼から漏れた。
「……八つ当たりして悪かった」
大きなため息。
そして優しく俺を撫でていた手が離れる。
その熱が去ってしまうのが寂しくて瞳を開くと、ベッドに腰掛けた俺の膝の上にぽんと紙袋が置かれた。
「お前が寝てる間に買ってきた。要らねぇかもしれないけど、贈らせろ。後で捨てるなり売るなり好きにすればいい。別に気にしねぇ」
「へ……?」
高級そうな、少し光沢を放つ固い紙袋。
その表面に印字されているのは伊佐島さんがたまに使っているブランドだ。
海外のそのブランドは俺には高級過ぎて店に立ち入ることすら怖いくらいのところ。
「あんま重いもんとか引くだろうから、キーケースだけにしようと思ったんだけどな……」
そう言いながら伊佐島さんは、呆けたように固まっている俺の膝の上の紙袋を開けて中身を取り出して。
乱雑な手つきで綺麗にかけられたリボンを取って箱を開けて床に放っていく。
そうして固まったまま目を見開いている俺の目の前には、キラキラと夕日を受けて光る輪っか。
「サイズも分かんねえし、趣味じゃないかも知れないけど……今日だけは付けとけ」
手を取られてゆっくりと指にそれが嵌められる。
シンプルだけど洗練された形。
薬指には少しだけ大きいそれは、それでも俺の指に収まると鈍く輝いた。
それをただぽかんと口を開けて見つめる。
俺の間抜け面を見て、伊佐島さんは苦く笑った。
それから俺の指先に口づけると、真っすぐ俺の目を見て囁いた。
「誕生日、おめでとう」
ありがとうとか。
こんなの受け取れないとか。
誕生日プレゼントなんて俺にはもったいないとか。
色々頭の中で渦巻くけど言葉にならなくて。
俺はただいつまでも、指の上で輝くそれを見つめていた。
-------------
伊佐島さん:実は闇金屋さん。なので堅気風だけど怖い。受けの前で猫を被りすぎて別れ話をされた人。今後は本性をあらわして束縛はするし嫉妬は隠さないしで大変だけど、受けが鈍いので丁度いい感じに。指輪は石も付いてないから高価なものじゃないし、虫よけのために着けさせたいと思ってる。
受け:やや軽薄そうに見える外見なのに実は真面目で損するタイプ。今後は気が付かないうちに攻めに生活すべてを絡めとられていくけど本人は同棲って楽しいなぁ程度にしか思っていない。指輪は失くしたり傷付けるのが怖いから家で大事に仕舞っていたいと思ってる。
次話から攻め視点です。
それから粘つく水音に、俺の呻く声。
広い寝室にそれが響いて、でも追い詰められた俺はただはーはーと荒い息を吐いた。
「ほら、気持ちいいだろ?」
伊佐島さんの声は穏やかなのにどこか温度が感じられない。
それが怖くて、でもひっきりなしに与えられる快感にがくがくと体を震わせた。
俺はベッドの上で胡坐をかいた伊佐島さんの前で裸のまま膝立ちにさせられていた。
何も身に着けないままだから勃起した性器が彼の顔のすぐ前に晒されて恥ずかしい、なんてことを思っていられるのも最初だけだった。
俺の性器はたっぷりとローションを入れたオナホールで包まれてぐちぐちといやらしい音を立てて彼の手で弄ばれている。
さっき一度達してしまったから、いやらしい水音には俺の精液が混じってるかもしれない。
それだけでも気持ちよくて堪らないのに、それだけじゃなくて後ろの窄まりにはうねったような形をした玩具がずぷりと差し込まれていた。
ひっきりなしに鈍く響いている羽音のような音は、尻に突き入れられた玩具のモーター音だ。
「は、凄えな、どろどろでローションいらねぇんじゃないか?」
「や、あ、ぁ……あ、ぁあ、あっ、」
そう言いながら伊佐島さんは片手で強くオナホールを扱き上げる。
強すぎる快感に腰をぶるぶると震わせて彼の肩に縋りつくと。
「こら、膝落とすなよ。もっと奥まで入っちまうぞ」
「ひっ……い、ぁ!」
ぐり、と後孔に入れられた玩具を指で押し込まれる。
それに背中を仰け反らせて体を跳ねさせた。
さっきよりも深くまで押し込められた玩具。
限界を超えている俺のことを無視して震え続けるそれは、奇妙な形をしていて内側から前立腺を抉るだけじゃなくて、挟むように外側からも会陰を押し上げている。
会陰に当たるイボのような突起が擦れて、それがどうしようもなく気持ちが良くて情けない喘ぎ声をひっきりなしに上げた。
「これ、なんだか分かるだろ?気持ちいいの好きだもんな」
涙と涎を垂らして叫ぶ俺に彼が囁きながら、会陰に当たっている部分をとんとんと指で叩いた。
それすら刺激になって俺は体を震わせるけど、彼は許してくれる気はないみたいだ。
応えられずに喘いでいると今度は仰け反ったせいで彼の手に押し付けられたオナホールを動かされる。
……確かにこの玩具を俺は知ってる。
だって最初に彼とどうしても繋がりたくて色々ネットで調べたから。
だけど使ったことはない。
俺の快感なんていらないから、ただ穴を拡げられればいいと思ってバイブとかを買ったから、こんなの使ったことない。
こんな、こんな気が狂いそうになる快感、知らない。
「い、あ、ぁあ、あ゛っ!」
「何が気持ちいいんだ? ん? 言ってみろ」
俺を追い詰めるように伊佐島さんは言葉を重ね、手の動きを速める。
ついでとばかりに後孔の玩具も揺さぶられて。
やばい。
目の前が白くチカチカする。
気持ちがいい。
気持ちが良すぎて辛い。
体の奥から湧き上がるような快感に理性が飲み込まれてしまう。
「エ、エネ、マグラ……気持ち、ぃ、いい、です……っあ、あ゛、イく!あ゛、ああ゛、イ、く!」
叫びながら俺は白濁をオナホールの中に吐き出した。
快感にきゅうきゅうと後孔が玩具を締め付ける。
それが一層の刺激となって再び快感が襲ってくる。
「ひっ……! あ、ぁ、あ゛あ……、!」
「もしかしてイきっぱってやつか? ……やばいな、エロい」
震える俺の耳元で伊佐島さんが笑う気配がした。
だけど俺は終わりの見えない悦楽の渦にただただ翻弄されて、口の端から涎を垂らしたまま情けない喘ぎ声を上げた。
目を覚ました時に感じたのは違和感だった。
ここは……俺のアパートの固いベッドじゃない。
天井もなんだか違う。
あれ。
俺、ここで何してるんだっけ?
目を擦ろうと腕を持ち上げかけて、嫌に体が重いことに気が付いた。
股関節がに鈍い違和感があるし、息を吸うだけで喉が痛い。
それに何より尻の穴が痛い。
腰も痛い。
そうか、俺は昨日伊佐島さんに散々苛められたんだとそこでようやく思い出した。
何が気に入らなかったのか昨日の伊佐島さんは怒ってたし怖かった。
痛いことも乱暴なこともされなかったけど代わりに齎された快感は今までないくらいのもので。
もう無理だと泣いても許してくれなかったことなんてなかったのに。
出なくなるまで玩具で何度も俺一人でイかされた。
そして出ないのに体が震えてずっと射精してるみたいに気持ちよくなって、そうしたら今度は伊佐島さんのを深くまで挿れられて。
本当に凄すぎる快感に狂ってしまうかと思った。
どれだけ俺が乱れたかを思い出して一人で恥ずかしさに悶えていると、足音と共に寝室の扉が開いた。
「起きたのか」
しかめっ面で入ってきたのは当然伊佐島さんだ。
ベッドの上で毛布にくるまったままの俺を見て彼は渋い顔をさらに苦く歪めた。
その渋面に俺は少し焦って起き上がりがらがらの声で尋ねた。
「すみません……俺、寝すぎちゃいました?今って何時ですか?」
伊佐島さんはとっくに起きていたというのに、俺はベッドを占領していつまでも寝ていたのだろうか。
いつもはそんなに寝起きの悪い方じゃないだけど……昨日の夜に体力を使い果たしてしまったせいか。
一人で慌てる俺を見て、なぜかほっとしたようなため息をつくと伊佐島さんはカーテンに手を伸ばして。
勢いよくカーテンを引かれた窓の外はオレンジ色に染まっていた。
「もう夕方だ」
「え、ええ!?」
嘘だろう。
そんなに眠ってしまっていたなんて。
青くなってベッドから降りようとすると、なぜかベッドサイドに立った彼に肩を押されて座っているよう促された。
その大きな手に縋りついて謝る。
「嘘……ごめんなさい伊佐島さん……仕事は大丈夫なんですか」
まさか起きてこない俺のせいで休んでしまったんだろうか。
そうだったら申し訳ない。
どうしようどうしようと混乱する俺を見て、彼は俺を宥めるように頭を撫でて横に座った。
「そんなのどうでもいい。それよりお前の方こそ体、平気か?」
まるで弱った野良猫でも撫でるかのようにそっと指先が俺の髪の毛を撫でていく。
その優しい手つきに俺はもちろん平気だと頷いた。
確かに昨日の伊佐島さんは怒っていて少し怖かったけど、別に痛いことをされたわけじゃない。
怒鳴られすらしなくて……むしろ気持ちよすぎて困ってしまった。
あんな快感を知ったら、この先俺は一人でオナニーしても満足できなくなってしまう。
もし彼から捨てられることがあったら、他に誰とも付き合う気はないけれど、そうしたら俺は一生彼の掌を想って泣くんだろう。
昨日教えられた快感と体の熱を求めて、一人で慰めることもできず。
彼の柔らかな手つきに目を閉じると、低く唸るような声が彼から漏れた。
「……八つ当たりして悪かった」
大きなため息。
そして優しく俺を撫でていた手が離れる。
その熱が去ってしまうのが寂しくて瞳を開くと、ベッドに腰掛けた俺の膝の上にぽんと紙袋が置かれた。
「お前が寝てる間に買ってきた。要らねぇかもしれないけど、贈らせろ。後で捨てるなり売るなり好きにすればいい。別に気にしねぇ」
「へ……?」
高級そうな、少し光沢を放つ固い紙袋。
その表面に印字されているのは伊佐島さんがたまに使っているブランドだ。
海外のそのブランドは俺には高級過ぎて店に立ち入ることすら怖いくらいのところ。
「あんま重いもんとか引くだろうから、キーケースだけにしようと思ったんだけどな……」
そう言いながら伊佐島さんは、呆けたように固まっている俺の膝の上の紙袋を開けて中身を取り出して。
乱雑な手つきで綺麗にかけられたリボンを取って箱を開けて床に放っていく。
そうして固まったまま目を見開いている俺の目の前には、キラキラと夕日を受けて光る輪っか。
「サイズも分かんねえし、趣味じゃないかも知れないけど……今日だけは付けとけ」
手を取られてゆっくりと指にそれが嵌められる。
シンプルだけど洗練された形。
薬指には少しだけ大きいそれは、それでも俺の指に収まると鈍く輝いた。
それをただぽかんと口を開けて見つめる。
俺の間抜け面を見て、伊佐島さんは苦く笑った。
それから俺の指先に口づけると、真っすぐ俺の目を見て囁いた。
「誕生日、おめでとう」
ありがとうとか。
こんなの受け取れないとか。
誕生日プレゼントなんて俺にはもったいないとか。
色々頭の中で渦巻くけど言葉にならなくて。
俺はただいつまでも、指の上で輝くそれを見つめていた。
-------------
伊佐島さん:実は闇金屋さん。なので堅気風だけど怖い。受けの前で猫を被りすぎて別れ話をされた人。今後は本性をあらわして束縛はするし嫉妬は隠さないしで大変だけど、受けが鈍いので丁度いい感じに。指輪は石も付いてないから高価なものじゃないし、虫よけのために着けさせたいと思ってる。
受け:やや軽薄そうに見える外見なのに実は真面目で損するタイプ。今後は気が付かないうちに攻めに生活すべてを絡めとられていくけど本人は同棲って楽しいなぁ程度にしか思っていない。指輪は失くしたり傷付けるのが怖いから家で大事に仕舞っていたいと思ってる。
次話から攻め視点です。
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