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第一章 魔法の剣
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魔女は使い魔をつかう。だが、その使い魔は悪魔であり、動物の姿をしている。だから、動物と話ができる魔女は悪魔と会話しており、それは邪悪なことである。
だが、ミアは知っている。動物の鳴き声にはパターンがあり、鳴き声が別れば人間程複雑でないにしても動物の鳴き声でなにを言っているのか分かること。
多分、魔女ガーディアンが言う魔女Xの使い魔との会話とは違うのだろう。
実際にミアに使い魔はいない。
「分からないことがまだある」とエドは言った。
「悪魔の塔や天使の塔はなんだ」
「あれは、魔女の呪いから避ける為に主が残したヒントだ。そして、その塔には魔法生物は近づけない。魔力あるものを遠ざけるんだ。結果、他のガーディアンまで近づけられなくなった。だが、それは良かった。主が創造した私以外のガーディアンは結局、魔女Xに操られている。しかし、魔女Xの攻撃は魔女X不在でも続いている。誰かが魔法の剣を手に出来ないよう邪魔をしている。そこのお前の主人がそうかもしれないな」
魔女ガーディアンは顔をそらしている魔女を見た。
枷がつけられた魔女。
「名前はなんて言うんだ」とミアは聞くと、魔女は「キルケ」と答えた。
「魔法薬の名人キルケか。それが人間の奴隷とはな」
「うっ……」
「その主人はどうしている? 言っとくが嘘は言わない方がいいぞ」
「三つ目の山を越えようとしているわ……」
「もうそんなとこに」
「なにをするつもり? あいつの周りには機械人間が護衛にいるのよ」
「機械人間……人間が不死の研究過程でできた産物か。だが、それは恐れるに値しない。お前が恐れるのは、服従の呪いだろう」
「確かにそうだけど、それだけじゃないわ。あいつ、魔法の剣を二本持っている」
「それは厄介だな。仕方ない。先にそちらを対処するか」
魔女ガーディアンはそう言うと、一瞬にして消えてしまった。
「え!? どこに行ったの」とエドが驚くと、ミアは「転移魔法よ」と答えた。
「でも……まさか、あの姿……」
「それより先にこれをどうにかしたら?」と魔女キルケが言う「これ」と言うのは、さっきまでおさえつけられていたキマイラが自由になってしまったことだ。
しかも、転移魔法する前にあの魔女はキマイラの鼻を削ぎ落としていた。それは、エドの獣を遠ざける効果をなくす為だった。
キマイラは唾液をたらしながら、怒りに満ち溢れている様子だった。
「ミア!」
「分かってる!」
◇◆◇◆◇
ローレンスは舌打ちした。目の前に見知らぬ人が魔法のように現れたからだ。
「あの魔女、しくじったな。本当に使えない奴だよ」
「そう言うな。あの魔女はそもそも戦闘向きじゃない」
「で、あんたは?」
「魔女ガーディアン」
「ガーディアン? 魔女? は??」
「両方だ」
「ああ、そう。どうでもいいわ」
「そうだな」
そう言って魔女ガーディアンは宙に浮くと、呪文を唱えた。
「いきなり魔法をぶっ放す気か!?」
魔女ガーディアンは赤い閃光を無数の矢の雨のごとくぶっ放した。
ドローンも、機械人間も全て貫かれ破壊され尽くした。
「驚いた。私の攻撃を跳ね返したとは」
ローレンスは魔法の剣を抜いていた。
「成る程。ただ機械人間や奴隷魔女を使って楽してたわけじゃないのか」
「魔法の剣二本持ってる俺が、そんなに戦えるのが驚きかよ」
「それもそうだな」
ローレンスは赤い剣を振るうと、炎が飛び出て空中にいる魔女ガーディアンに向かって飛んだ。
魔女ガーディアンはそれをゆうゆうと避けると、ふと、左が軽く感じた。
視線を向けると、左腕が肩から先なくなっていた。
それから視線をローレンスに向けると、もう一本の剣を既に抜かれていた。そのもう一本は黄色かった。
「魔法の剣を二本も使わせるなよ」
怒り気味にローレンスは言い放つと、黄色い方の剣を再び振るった。
「雷放!」
雷が刀から放たれ、斬撃のように飛んだ。厄介なのは雷の光の速さで放たれたことだった。
魔女ガーディアンがガーディアンのくせして魔法が使えようと、攻撃の速さでは敵うまい。それに、魔女は詠唱無しでは魔法は使えない。
……と、思っていたが!!
「なにっ!?」
雷放を同じ技で素手から出現させ、それを相殺して見せたのだ。
「そんな筈は……いくら反応しきれたとしても、無詠唱だったぞ今のは」
「ええ、そうですね。まさか切り札としてとっておくつもりが簡単に使わされるとは思ってもみませんでしたが」
そう言うと、魔法植物を地面から生やし、ニョキニョキと太い根を出してきやがった。
「雷斬!」
素早い斬撃で、根を次々と切り落とすが、懲りずにどんどん根を生やしていった。
「そうか」
なにかを理解したローレンス。
「そうです。魔力の宿る土であれば、いくらでも魔法植物は育ってくれます」
「お前、本当に面倒だな」
「では、降参ですか?」
「まさか。最後だから少しは楽しんでるさ」
ローレンスは赤い剣を地面に突き刺した。
「そんなに深く刺したら抜けなくなるのでは」
「そんな心配無用。魔法植物がこの地の魔力を栄養源にしてるなら、こっちもそうするだけだ」
そう言うと、赤い剣が光った。
直後、地面に亀裂が走り、そこからブワッと炎が上がった。
まるで、地獄絵図。
魔法植物は次々と燃えていった。
「哀れな。魔法植物は火に弱いが、むしろ火にさらされると魔法植物は毒を大気に発生させる」
魔女ガーディアンが言ってるそばから既に目に分かるような紫色をした霧が辺りを充満していた。
「魔女ガーディアンだっけ? ケチだな。そう言うのは早めに言わなきゃ言う意味ないだろ」
毒霧から現れたのはガスマスクを付けたローレンスだった。
「毒対策ぐらいは考えてるよ。なにせ、この土地はなんでもありだからな」
気づけば、魔女ガーディアンは右足がなくなっていた。
あの霧の間にローレンスは既に剣を振るっていたのだ。霧がかえって反応出来なかった。
「失敗だったな」
「人形ごときが、魔法の剣を何度も使わせるなよ。この雷の剣はやたら魔力を消費するんだ。これ以上使いたくはねぇ」
「魔女の天敵と言われるローレンスが弱音ですか」
「馬鹿だなぁ、弱いくせにいつまでも俺の前に立ってるなよ人形がよ!」
すると、魔女ガーディアンの真下の地面から炎が吹き出た。
魔女ガーディアンはそれを避けたが、その間に残っていた足が持っていかれた。
「おかしいな……さっきら首を狙って最初から斬ってるのに」
「あなたの攻撃こそ、おかしいです。私はずっとあなたの視覚を曲げて、私に直接当たらないようにしているのに」
「ああ、どうりで。見えているものと実際がズレるわけだ」
「しかし、問題はありません。早い話がこうすれば良かったのです」
すると、ローレンスが見えていた視界が真っ暗になった。
「成る程。俺の目に光を感じさせないよう遮断したか」
「そう……でしたが」
「まぁ、関係なかったが」
魔女ガーディアンの首に深い切り傷が出来ていた。
また、あの剣だ。
魔女ガーディアンは黄色の剣を見た。
ダメだ。あの剣から目をそらしては。
だが、そうするともう一本の剣から炎が放たれ、それは広範囲に広がるとまた視界から防がれ、気づいたら、また、斬られていた。
「今度はうまくいったようだ。やれやれ……楽しめたが、かなり無駄に消費させられたよ」
目が元に戻るのを確認するとローレンスは剣をしまった。
魔女ガーディアンは首を完全に斬られ、倒れていた。
「最悪だ。せっかくの魔法の剣の魔力が半分も消費してしまったぞ。赤い方はまだ余裕はあるが。全く、大損だ」
ローレンスはイライラしながら魔女ガーディアンの頭を蹴り飛ばすと、先を急いだ。
だが、ミアは知っている。動物の鳴き声にはパターンがあり、鳴き声が別れば人間程複雑でないにしても動物の鳴き声でなにを言っているのか分かること。
多分、魔女ガーディアンが言う魔女Xの使い魔との会話とは違うのだろう。
実際にミアに使い魔はいない。
「分からないことがまだある」とエドは言った。
「悪魔の塔や天使の塔はなんだ」
「あれは、魔女の呪いから避ける為に主が残したヒントだ。そして、その塔には魔法生物は近づけない。魔力あるものを遠ざけるんだ。結果、他のガーディアンまで近づけられなくなった。だが、それは良かった。主が創造した私以外のガーディアンは結局、魔女Xに操られている。しかし、魔女Xの攻撃は魔女X不在でも続いている。誰かが魔法の剣を手に出来ないよう邪魔をしている。そこのお前の主人がそうかもしれないな」
魔女ガーディアンは顔をそらしている魔女を見た。
枷がつけられた魔女。
「名前はなんて言うんだ」とミアは聞くと、魔女は「キルケ」と答えた。
「魔法薬の名人キルケか。それが人間の奴隷とはな」
「うっ……」
「その主人はどうしている? 言っとくが嘘は言わない方がいいぞ」
「三つ目の山を越えようとしているわ……」
「もうそんなとこに」
「なにをするつもり? あいつの周りには機械人間が護衛にいるのよ」
「機械人間……人間が不死の研究過程でできた産物か。だが、それは恐れるに値しない。お前が恐れるのは、服従の呪いだろう」
「確かにそうだけど、それだけじゃないわ。あいつ、魔法の剣を二本持っている」
「それは厄介だな。仕方ない。先にそちらを対処するか」
魔女ガーディアンはそう言うと、一瞬にして消えてしまった。
「え!? どこに行ったの」とエドが驚くと、ミアは「転移魔法よ」と答えた。
「でも……まさか、あの姿……」
「それより先にこれをどうにかしたら?」と魔女キルケが言う「これ」と言うのは、さっきまでおさえつけられていたキマイラが自由になってしまったことだ。
しかも、転移魔法する前にあの魔女はキマイラの鼻を削ぎ落としていた。それは、エドの獣を遠ざける効果をなくす為だった。
キマイラは唾液をたらしながら、怒りに満ち溢れている様子だった。
「ミア!」
「分かってる!」
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ローレンスは舌打ちした。目の前に見知らぬ人が魔法のように現れたからだ。
「あの魔女、しくじったな。本当に使えない奴だよ」
「そう言うな。あの魔女はそもそも戦闘向きじゃない」
「で、あんたは?」
「魔女ガーディアン」
「ガーディアン? 魔女? は??」
「両方だ」
「ああ、そう。どうでもいいわ」
「そうだな」
そう言って魔女ガーディアンは宙に浮くと、呪文を唱えた。
「いきなり魔法をぶっ放す気か!?」
魔女ガーディアンは赤い閃光を無数の矢の雨のごとくぶっ放した。
ドローンも、機械人間も全て貫かれ破壊され尽くした。
「驚いた。私の攻撃を跳ね返したとは」
ローレンスは魔法の剣を抜いていた。
「成る程。ただ機械人間や奴隷魔女を使って楽してたわけじゃないのか」
「魔法の剣二本持ってる俺が、そんなに戦えるのが驚きかよ」
「それもそうだな」
ローレンスは赤い剣を振るうと、炎が飛び出て空中にいる魔女ガーディアンに向かって飛んだ。
魔女ガーディアンはそれをゆうゆうと避けると、ふと、左が軽く感じた。
視線を向けると、左腕が肩から先なくなっていた。
それから視線をローレンスに向けると、もう一本の剣を既に抜かれていた。そのもう一本は黄色かった。
「魔法の剣を二本も使わせるなよ」
怒り気味にローレンスは言い放つと、黄色い方の剣を再び振るった。
「雷放!」
雷が刀から放たれ、斬撃のように飛んだ。厄介なのは雷の光の速さで放たれたことだった。
魔女ガーディアンがガーディアンのくせして魔法が使えようと、攻撃の速さでは敵うまい。それに、魔女は詠唱無しでは魔法は使えない。
……と、思っていたが!!
「なにっ!?」
雷放を同じ技で素手から出現させ、それを相殺して見せたのだ。
「そんな筈は……いくら反応しきれたとしても、無詠唱だったぞ今のは」
「ええ、そうですね。まさか切り札としてとっておくつもりが簡単に使わされるとは思ってもみませんでしたが」
そう言うと、魔法植物を地面から生やし、ニョキニョキと太い根を出してきやがった。
「雷斬!」
素早い斬撃で、根を次々と切り落とすが、懲りずにどんどん根を生やしていった。
「そうか」
なにかを理解したローレンス。
「そうです。魔力の宿る土であれば、いくらでも魔法植物は育ってくれます」
「お前、本当に面倒だな」
「では、降参ですか?」
「まさか。最後だから少しは楽しんでるさ」
ローレンスは赤い剣を地面に突き刺した。
「そんなに深く刺したら抜けなくなるのでは」
「そんな心配無用。魔法植物がこの地の魔力を栄養源にしてるなら、こっちもそうするだけだ」
そう言うと、赤い剣が光った。
直後、地面に亀裂が走り、そこからブワッと炎が上がった。
まるで、地獄絵図。
魔法植物は次々と燃えていった。
「哀れな。魔法植物は火に弱いが、むしろ火にさらされると魔法植物は毒を大気に発生させる」
魔女ガーディアンが言ってるそばから既に目に分かるような紫色をした霧が辺りを充満していた。
「魔女ガーディアンだっけ? ケチだな。そう言うのは早めに言わなきゃ言う意味ないだろ」
毒霧から現れたのはガスマスクを付けたローレンスだった。
「毒対策ぐらいは考えてるよ。なにせ、この土地はなんでもありだからな」
気づけば、魔女ガーディアンは右足がなくなっていた。
あの霧の間にローレンスは既に剣を振るっていたのだ。霧がかえって反応出来なかった。
「失敗だったな」
「人形ごときが、魔法の剣を何度も使わせるなよ。この雷の剣はやたら魔力を消費するんだ。これ以上使いたくはねぇ」
「魔女の天敵と言われるローレンスが弱音ですか」
「馬鹿だなぁ、弱いくせにいつまでも俺の前に立ってるなよ人形がよ!」
すると、魔女ガーディアンの真下の地面から炎が吹き出た。
魔女ガーディアンはそれを避けたが、その間に残っていた足が持っていかれた。
「おかしいな……さっきら首を狙って最初から斬ってるのに」
「あなたの攻撃こそ、おかしいです。私はずっとあなたの視覚を曲げて、私に直接当たらないようにしているのに」
「ああ、どうりで。見えているものと実際がズレるわけだ」
「しかし、問題はありません。早い話がこうすれば良かったのです」
すると、ローレンスが見えていた視界が真っ暗になった。
「成る程。俺の目に光を感じさせないよう遮断したか」
「そう……でしたが」
「まぁ、関係なかったが」
魔女ガーディアンの首に深い切り傷が出来ていた。
また、あの剣だ。
魔女ガーディアンは黄色の剣を見た。
ダメだ。あの剣から目をそらしては。
だが、そうするともう一本の剣から炎が放たれ、それは広範囲に広がるとまた視界から防がれ、気づいたら、また、斬られていた。
「今度はうまくいったようだ。やれやれ……楽しめたが、かなり無駄に消費させられたよ」
目が元に戻るのを確認するとローレンスは剣をしまった。
魔女ガーディアンは首を完全に斬られ、倒れていた。
「最悪だ。せっかくの魔法の剣の魔力が半分も消費してしまったぞ。赤い方はまだ余裕はあるが。全く、大損だ」
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