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第5章 アカシア
01 大統領
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四大国のトップ全員が同じ日に襲撃を受け殺害された。これは全世界を震撼させた。
最初はスパイを疑ったが、4カ国同時に狙われたとなると、その疑いは別の方へと向けられた。
長い戦争による不満の爆発、それによって結成された秘密組織による犯行……その他様々な憶測が飛び交うが、真相はまだ判明していない。
マスコミは、4カ国のトップが殺害されておきながら、首謀者が特定出来ないのはおかしいとし、実は政府がその首謀者を隠しているのではないのかと噂された。
ともあれ、4カ国にとっては政治に空白が出来てしまう為、すぐさま代理がたてられた。
それから二週間の4カ国の交渉により、世界はようやく停戦へと向かった。
実はこの流れも不可解である。
あるジャーナリストは事件から停戦までの流れはまるで裏で仕組まれたようで、実は4カ国とも長期間の戦争による国内の不満と、戦争反対の声があがっていたことにより、むしろ敵よりも自分達内側の問題の方に警戒心を向けていたと語る。特に、専制主義の3ヶ国では現政権打倒の動きが国民の中から出る可能性は充分にあったのは事実だった。
ともあれ、停戦ということで国民は歓喜にわいた。
「どうせならこのまま終戦してしまえばいいんだわ」
マスコミのインタビューにそう答える国民や、首謀者を英雄視する声があがった。
一方で、暴力によって事態が急変したことにシェフェールはあまり納得していなかった。何故なら、暴力は彼女の嫌うものであり、どんな理由であれこれは立派な犯罪であり、首謀者を英雄として見ることは絶対になかった。
暴力によって社会が変わるなら、次も同じことが許されることになるからだ。特に民主主義は暴力を絶対に認めてはならない。
停戦中、選挙が行われることになった。
野党からはシェフェールを強く推薦し、シェフェールも選挙に出馬する予定であった為にその推薦を受けることとなる。
出馬に伴い、イリゼ市長を辞め、市長選も同時に行われることとなった。
与党は候補者をたてたが、既に始まる前からシェフェールとは大きな差がつけられていた。
そして、選挙は行われ、予想通りシェフェールの勝利が確定された。
シェフェール政権の誕生である。
シェフェールは早速終戦に向けた動きを活発化させた。が、想定していたわけではないが、相手の方から先に終戦を持ちかけられた。
まるで、世界が急に終戦へと何かにおされるように向かっていった。
さっぱり分からないまま、終戦を4カ国のトップが宣言し、戦争はいきなり終わった。
因みに、イリゼの新市長はイリゼを支えてきた秘書が立候補し、そして当選していた。
新たな秘書、三十代後半で高身長の黒縁メガネの男性からお祝いの言葉をもらった。
「まさか、大統領になって最初の仕事が終戦とは、目的が早くも達成ですね。いえ、まだこれからでしょうが」
そうだ。戦争によって傷つけられた人々の救済が残っている。
「わけがわからないわ。私、何もしていないのよ?」
もっと苦労する道のりだと思っていた。まるでこれでは、誰かによってつくられたルートを歩かされているようで気味が悪かった。
しかし、不思議なことにこの秘書はそれに対し何ら疑問をいだいていなかった。
まるで、自分だけ知らない世界があり、自分は単に表舞台で操られた人形のようだ。
シェフェールは秘書に質問する。
「私に隠し事はない?」
「ありません。ああ、そう言えば、大統領に会いたいという刑事が来ていますがどうしますか?」
「警察が? 私に何の用?」
「実は前大統領の殺害された事件について説明をしたいとのことで」
「いいわ、通してちょうだい。私も興味があるわ」
「分かりました」
そう言ってだいたい十分後に二人組の刑事がやってきた。
二人とも中年男性でスーツ姿だ。一人は黒い髪と髭が、もう一人は茶髪で髭はない。髭がない方が身長は上だった。
二人は自己紹介を始め、シェフェールと3人は軽い挨拶を終えると椅子に座った。
二人は長椅子に揃って座り、シェフェールは一人用の椅子だ。
「大統領室に刑事のお客さんなんて、まるでドラマのようね」
「ドラマでもありえませんね」と黒髪の刑事は言った。
「では、どうして私に会えたんでしょう?」
「実は私ともう一人が大統領に会っていることは事前に上司には説明しておりません」
「だとしたらこの後怒られませんか?」
そう言いながら、秘書は何故この二人の刑事を通すことを許したのだろうかと疑問がわいた。私に話しをするまでもなく門前払いされ、彼らの上司に連絡するだろう。彼らは怒られ、処分される。
「処分は覚悟の上であなたに見てもらいたいものがあります。実は、これは極秘で外部には話さないようお願いしたいところなんですが」
「ええ、分かりました」
「それと、これはあなたの秘書にも見せました」
「秘書に?」
「説得する為に」
「なるほど」
これで一つ疑問が解けた。だが、まだ疑問は残っている。
「これです」
そう言って見せたのは一枚の写真だった。
高級そうなスーツに胸辺りに赤い血があり、穴も見える。撃たれたあとだ。問題は、その人物に顔がないことだ。
「顔がないですね」
「ええ、そうです。しかし、この写真はCGではありません」
「え? でも……」
「この写真の人物は大統領室にいました」
シェフェールは思わず自分が今いる部屋を見渡した。
立派な絵画に高級感ある家具と絨毯、暖炉がある。机には自分の家族写真が飾ってある。
「はい、この場所です。大統領室に大統領は一人でいました。一人にして欲しいと大統領本人から言われたのです。護衛は従いました。この建物にいる限り大統領の安全は絶対です。30分ぐらい後、定期的に大統領に報告に官僚が現れました。そして、大統領室に入ると、この写真の人物がいたんです。直ぐに警報が鳴り、警備員は射殺しました。この胸はその時のです。あとで、大統領が行方不明であることに気づきます。しかし、大統領がこの建物から気づかれずに出ることは不可能です。そして、護衛は気づきました。そう言えば、この顔無しは大統領の今日の格好だと。直ぐにDNA鑑定が行われ、その結果大統領だったことが判明したんです」
「ちょっと待って!? 大統領は殺害されたって」
「殺害されました。これが、大統領です」
シェフェールは写真の顔なしを見た。
「なら、大統領の顔はどうなってしまったの?」
「分かりません。この事態に答えられるものはいません。なので、大統領を撃った警備員も逮捕されていません。分かることは、大統領の顔が盗まれたことです」
「顔が盗まれた……」
馬鹿な話しが……いや、魔女の仕業なのか? 確かに、自分はアウレリアと平和を求める話しで一時は協力的だったが、あれはルルーから逃げ出して姿を消した筈だ。
また、戻って来たというのか?
だとしたら……これは私があの魔女にさせたことに…… 。
「大統領、大丈夫ですか?」
「ええ。急な話しでちょっとついていけなくて」
「無理もありません」
「それで、何故私にこの話しを?」
「犯人の目的が分からない以上、あなたの身が安全とは限らないからです。上司はこれを極秘扱いで大統領でも話すなと箝口令を出しています」
「つまり、私も危ないのね」
「分かりません。ですが、伝えておこうと思いまして。秘書もこの話しをしたらすんなり通してくれたというわけです。ただし、説明は我々がするという条件を付けさせていただきました。なにせ、極秘なものですから」
「あの……こんなことが出来る犯人がいると思いますか、人の顔を盗むなんて」
「なんとも言えませんが、私どもはそもそも変わった事件を扱う部署にいまして。といってもほとんどデマなんですが」
「そんな部署があるんですか?」
「部署のせいで周りからは変わり者扱いされますが、ええ、あります。捜査についてはもう少しだけお時間をいただけますか?」
「それは構いませんが」
「それと大統領、大統領は魔女をご存知だったりしますか?」
シェフェールは心臓がビクッとした。気づかれたか?
「魔女とは?」
「いえ、ご存知なかったら今のは忘れて下さい」
「そう言われましても余計気になりますわ。それにあなた達の部署も気になるわ」
「いえ、忘れて下さい」
二人は立ち上がった。
「お時間をとらせました。ご協力ありがとうございます。それでは失礼します」
質問させる暇を与えず二人は部屋を出て行った。
大統領室を出た二人は顔を見合わせた。
「あの大統領は何かを知っている」
一人になったシェフェールは考え込んだ。
あの二人の話しが事実だとして、幾つかの疑問がある。
一つ目、犯人は何の狙いがあって大統領の顔を奪ったのか?
二つ目、どうやって顔を盗んだのか?
三つ目、警察は魔女の仕業と考えているのか? だとしたら、それはアウレリアか?
四つ目、魔女じゃなかったとしたら誰の仕業になる?
五つ目、刑事は何故自分にあの話しをし、最後のあの質問に何の意味があるのか?
六つ目、この急速展開は顔無し事件に関係しているのか?
七つ目、大統領の顔はどこへ?
おそらくだが、七つ目の疑問は一つ目が分かれば七つ目も分かりそうだ。
二つ目は三つ目が魔女だとしたら、二つ目の疑問は魔法だろう。しかし、魔女でなかったとしたら、疑問のままだ。
最大の疑問は五つ目だ。
シェフェールは困ったことになった。ルルーに話しをしたのは私達にとって四つの敵がいることだ。その四つ目は世界の中心にある。だが、その正体まではつかめていない。イリゼの地下の図書に記されてある記録で唯一一番少ない記述がその四つ目の敵なのだ。
もしかすると、ルルーは中心に向かったのかもしれない。
そのタイミングで世界に異変が起きたなら辻褄が合う……いや、何故それで辻褄が合うんだ?
シェフェールは頭を抱えた。
最初はスパイを疑ったが、4カ国同時に狙われたとなると、その疑いは別の方へと向けられた。
長い戦争による不満の爆発、それによって結成された秘密組織による犯行……その他様々な憶測が飛び交うが、真相はまだ判明していない。
マスコミは、4カ国のトップが殺害されておきながら、首謀者が特定出来ないのはおかしいとし、実は政府がその首謀者を隠しているのではないのかと噂された。
ともあれ、4カ国にとっては政治に空白が出来てしまう為、すぐさま代理がたてられた。
それから二週間の4カ国の交渉により、世界はようやく停戦へと向かった。
実はこの流れも不可解である。
あるジャーナリストは事件から停戦までの流れはまるで裏で仕組まれたようで、実は4カ国とも長期間の戦争による国内の不満と、戦争反対の声があがっていたことにより、むしろ敵よりも自分達内側の問題の方に警戒心を向けていたと語る。特に、専制主義の3ヶ国では現政権打倒の動きが国民の中から出る可能性は充分にあったのは事実だった。
ともあれ、停戦ということで国民は歓喜にわいた。
「どうせならこのまま終戦してしまえばいいんだわ」
マスコミのインタビューにそう答える国民や、首謀者を英雄視する声があがった。
一方で、暴力によって事態が急変したことにシェフェールはあまり納得していなかった。何故なら、暴力は彼女の嫌うものであり、どんな理由であれこれは立派な犯罪であり、首謀者を英雄として見ることは絶対になかった。
暴力によって社会が変わるなら、次も同じことが許されることになるからだ。特に民主主義は暴力を絶対に認めてはならない。
停戦中、選挙が行われることになった。
野党からはシェフェールを強く推薦し、シェフェールも選挙に出馬する予定であった為にその推薦を受けることとなる。
出馬に伴い、イリゼ市長を辞め、市長選も同時に行われることとなった。
与党は候補者をたてたが、既に始まる前からシェフェールとは大きな差がつけられていた。
そして、選挙は行われ、予想通りシェフェールの勝利が確定された。
シェフェール政権の誕生である。
シェフェールは早速終戦に向けた動きを活発化させた。が、想定していたわけではないが、相手の方から先に終戦を持ちかけられた。
まるで、世界が急に終戦へと何かにおされるように向かっていった。
さっぱり分からないまま、終戦を4カ国のトップが宣言し、戦争はいきなり終わった。
因みに、イリゼの新市長はイリゼを支えてきた秘書が立候補し、そして当選していた。
新たな秘書、三十代後半で高身長の黒縁メガネの男性からお祝いの言葉をもらった。
「まさか、大統領になって最初の仕事が終戦とは、目的が早くも達成ですね。いえ、まだこれからでしょうが」
そうだ。戦争によって傷つけられた人々の救済が残っている。
「わけがわからないわ。私、何もしていないのよ?」
もっと苦労する道のりだと思っていた。まるでこれでは、誰かによってつくられたルートを歩かされているようで気味が悪かった。
しかし、不思議なことにこの秘書はそれに対し何ら疑問をいだいていなかった。
まるで、自分だけ知らない世界があり、自分は単に表舞台で操られた人形のようだ。
シェフェールは秘書に質問する。
「私に隠し事はない?」
「ありません。ああ、そう言えば、大統領に会いたいという刑事が来ていますがどうしますか?」
「警察が? 私に何の用?」
「実は前大統領の殺害された事件について説明をしたいとのことで」
「いいわ、通してちょうだい。私も興味があるわ」
「分かりました」
そう言ってだいたい十分後に二人組の刑事がやってきた。
二人とも中年男性でスーツ姿だ。一人は黒い髪と髭が、もう一人は茶髪で髭はない。髭がない方が身長は上だった。
二人は自己紹介を始め、シェフェールと3人は軽い挨拶を終えると椅子に座った。
二人は長椅子に揃って座り、シェフェールは一人用の椅子だ。
「大統領室に刑事のお客さんなんて、まるでドラマのようね」
「ドラマでもありえませんね」と黒髪の刑事は言った。
「では、どうして私に会えたんでしょう?」
「実は私ともう一人が大統領に会っていることは事前に上司には説明しておりません」
「だとしたらこの後怒られませんか?」
そう言いながら、秘書は何故この二人の刑事を通すことを許したのだろうかと疑問がわいた。私に話しをするまでもなく門前払いされ、彼らの上司に連絡するだろう。彼らは怒られ、処分される。
「処分は覚悟の上であなたに見てもらいたいものがあります。実は、これは極秘で外部には話さないようお願いしたいところなんですが」
「ええ、分かりました」
「それと、これはあなたの秘書にも見せました」
「秘書に?」
「説得する為に」
「なるほど」
これで一つ疑問が解けた。だが、まだ疑問は残っている。
「これです」
そう言って見せたのは一枚の写真だった。
高級そうなスーツに胸辺りに赤い血があり、穴も見える。撃たれたあとだ。問題は、その人物に顔がないことだ。
「顔がないですね」
「ええ、そうです。しかし、この写真はCGではありません」
「え? でも……」
「この写真の人物は大統領室にいました」
シェフェールは思わず自分が今いる部屋を見渡した。
立派な絵画に高級感ある家具と絨毯、暖炉がある。机には自分の家族写真が飾ってある。
「はい、この場所です。大統領室に大統領は一人でいました。一人にして欲しいと大統領本人から言われたのです。護衛は従いました。この建物にいる限り大統領の安全は絶対です。30分ぐらい後、定期的に大統領に報告に官僚が現れました。そして、大統領室に入ると、この写真の人物がいたんです。直ぐに警報が鳴り、警備員は射殺しました。この胸はその時のです。あとで、大統領が行方不明であることに気づきます。しかし、大統領がこの建物から気づかれずに出ることは不可能です。そして、護衛は気づきました。そう言えば、この顔無しは大統領の今日の格好だと。直ぐにDNA鑑定が行われ、その結果大統領だったことが判明したんです」
「ちょっと待って!? 大統領は殺害されたって」
「殺害されました。これが、大統領です」
シェフェールは写真の顔なしを見た。
「なら、大統領の顔はどうなってしまったの?」
「分かりません。この事態に答えられるものはいません。なので、大統領を撃った警備員も逮捕されていません。分かることは、大統領の顔が盗まれたことです」
「顔が盗まれた……」
馬鹿な話しが……いや、魔女の仕業なのか? 確かに、自分はアウレリアと平和を求める話しで一時は協力的だったが、あれはルルーから逃げ出して姿を消した筈だ。
また、戻って来たというのか?
だとしたら……これは私があの魔女にさせたことに…… 。
「大統領、大丈夫ですか?」
「ええ。急な話しでちょっとついていけなくて」
「無理もありません」
「それで、何故私にこの話しを?」
「犯人の目的が分からない以上、あなたの身が安全とは限らないからです。上司はこれを極秘扱いで大統領でも話すなと箝口令を出しています」
「つまり、私も危ないのね」
「分かりません。ですが、伝えておこうと思いまして。秘書もこの話しをしたらすんなり通してくれたというわけです。ただし、説明は我々がするという条件を付けさせていただきました。なにせ、極秘なものですから」
「あの……こんなことが出来る犯人がいると思いますか、人の顔を盗むなんて」
「なんとも言えませんが、私どもはそもそも変わった事件を扱う部署にいまして。といってもほとんどデマなんですが」
「そんな部署があるんですか?」
「部署のせいで周りからは変わり者扱いされますが、ええ、あります。捜査についてはもう少しだけお時間をいただけますか?」
「それは構いませんが」
「それと大統領、大統領は魔女をご存知だったりしますか?」
シェフェールは心臓がビクッとした。気づかれたか?
「魔女とは?」
「いえ、ご存知なかったら今のは忘れて下さい」
「そう言われましても余計気になりますわ。それにあなた達の部署も気になるわ」
「いえ、忘れて下さい」
二人は立ち上がった。
「お時間をとらせました。ご協力ありがとうございます。それでは失礼します」
質問させる暇を与えず二人は部屋を出て行った。
大統領室を出た二人は顔を見合わせた。
「あの大統領は何かを知っている」
一人になったシェフェールは考え込んだ。
あの二人の話しが事実だとして、幾つかの疑問がある。
一つ目、犯人は何の狙いがあって大統領の顔を奪ったのか?
二つ目、どうやって顔を盗んだのか?
三つ目、警察は魔女の仕業と考えているのか? だとしたら、それはアウレリアか?
四つ目、魔女じゃなかったとしたら誰の仕業になる?
五つ目、刑事は何故自分にあの話しをし、最後のあの質問に何の意味があるのか?
六つ目、この急速展開は顔無し事件に関係しているのか?
七つ目、大統領の顔はどこへ?
おそらくだが、七つ目の疑問は一つ目が分かれば七つ目も分かりそうだ。
二つ目は三つ目が魔女だとしたら、二つ目の疑問は魔法だろう。しかし、魔女でなかったとしたら、疑問のままだ。
最大の疑問は五つ目だ。
シェフェールは困ったことになった。ルルーに話しをしたのは私達にとって四つの敵がいることだ。その四つ目は世界の中心にある。だが、その正体まではつかめていない。イリゼの地下の図書に記されてある記録で唯一一番少ない記述がその四つ目の敵なのだ。
もしかすると、ルルーは中心に向かったのかもしれない。
そのタイミングで世界に異変が起きたなら辻褄が合う……いや、何故それで辻褄が合うんだ?
シェフェールは頭を抱えた。
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