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思わぬ歓迎
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ルシアンに会っても良いかと伝えてもらってから、すでに三日。待てども返事は届かない。
胸の奥に重たい気持ちが広がっていく。
「メリンダ、まだアラン様からお返事は来てないのかしら」
私は窓辺で手を組み、そっとため息をついた。
「はい……申し訳ございません、奥様」
メリンダがうつむき加減に答える。
「はぁ……仕方ないわね。ルーが寂しがってなければいいけれど」
唇を噛みしめつつ、クラリスは胸に手を当てた。アランの意向を無視することはできない。
それでも、新しくできた弟のことが気がかりでならない。
そんな時、廊下からざわついた声が耳に届く。
「何かあったのかしら……?」
「確認してまいります」
メリンダは軽く一礼し、足早に出ていった。
ほどなくして戻ってきた彼女の表情は、はっきりとした焦りが浮かんでいた。
「大旦那様と大奥様がいらっしゃってます」
「なんですって!?ご旅行から戻るのはもう数日後になるって……」
私は思わず声をあげた。
「どうやら予定を変更されたようです。すぐに支度をしましょう」
「分かったわ。完璧な淑女に見えるようお願いね!」
緊張のあまり早口になってしまう。
大慌てで準備が進められていく。その間も私の胸は不安でいっぱいだった。
できることならアランのご両親と仲良くなりたい。
だが、社交界に広がっている評判の悪さは自覚している。二人から歓迎されるはずがない――その恐怖が心を締めつける。
「奥様、終わりました。いかがでしょうか」
メリンダの声ではっと我に返る。
「ありがとう。ばっちりだわ」
自分に言い聞かせるように微笑む。
二人が待つ部屋へと向かう足取りは、緊張で重くなる。
心臓が破裂しそうだった。
――扉が開く。
ソファに腰掛ける男女がこちらを振り向いた。
私は震えそうになる声を必死に抑え、渾身のカーテシーを披露する。
「お初にお目にかかります。この度、アレクサンダー様の元へ嫁いで参りました、ヴァレンティーナ家長女、クラリスと申します。至らぬ点も多々あるかと――」
「あなたが、クラリスちゃんね……!」
女性がぱっと立ち上がり、弾かれたように駆け寄ってきた。
「私はカーラ、あなたの義母よ」
驚く私を抱きしめ、その胸にぎゅっと押し付ける。
「お、お義母さま……」
「カーラ、よさないか。戸惑っているだろう」
男性が咳払いをし、カーラを引き戻した。
「私はロバート。この度はようこそ、我が家へ」
落ち着いた声に、緊張がわずかにほどけていく。
「もう、あの子ったら。私たちがいないうちに式をあげちゃうなんてどうかしてるわ。全く、誰に似たのかしらね!」
カーラは少しむくれたように言いながらも、目元は笑っていた。
どうやら本気で怒っているわけではなく、息子への可愛らしい小言のようだ。
きまりが悪いのか、ロバートは無言でそっぽを向いた。
耳の先がほんのり赤くなっているのを、私は見逃さなかった。
「あの……どうして、私を歓迎してくださるのですか」
思いきって問いかける。私の声は少し震えてしまった。
「魔性の女、でしたっけ?」
カーラはくすくすと笑いながら、首をかしげた。
「貴族の女性には情報網があるのよ。あなたに誑かされたという男性の名前を、誰一人として知らなかったの。そんなこと、あり得るかしら? すぐに分かったわ。きっと別の理由で姿を現すことができない状況なのだと。……うちも似たようなものだったから」
カーラの目が何かを思い出すかのように一瞬だけ遠くを見つめる。
「あぁそういえば留学って――」
思わず口を挟むと、カーラはぱちりと目を瞬かせた。
「あら?気づいてらしたの」
「気づいたと言うか……なんと言うか」
私は曖昧に微笑んだ。
アランが留学していたのではなく、本当は傭兵をしていたことは知っている。同じ傭兵団に自分もいたから、とはさすがに言えない。
「まぁいいわ。とにかくそういうわけで、クラリスちゃんが世間で言われてるような悪女でないことは分かっていたわ。……まだあの子は知らないみたいだけどね」
カーラが意味ありげに笑う。
「ふん、これくらい少し調べれば分かることだ」
ロバートが口を開いた。低く落ち着いた声だが、どこか苦々しさを含んでいる。
「それくらい、言われずともできないのであれば、貴族としてはやっていけん。あいつにはあえて話していない」
「ごめんなさいね……」
カーラが私の手を握ってくる。その手は温かく、緊張で冷たくなっていた指先が解れていく。
「あの子も早く気づいてくれるといいのだけど」
「いえ、そういうことでしたら構いません」
私は首を横に振った。胸の奥に、じんわりと安堵が広がっていく。
義両親には理解されているとわかり、救われた気持ちになった。
「ありがとう。ところで……姿が現さない間、本当は何をしていたか聞いてもいいかしら?」
カーラが柔らかく問いかけてきた。
「……お恥ずかしながら、ヴァレンティーナ家の家計は火の車で。お金を稼ぐために、外で体を動かす仕事をしていたのです」
下手な嘘は通用しないだろう。私は言ってもいいと思う範囲で正直に打ち明けた。
「それは大変だったわね……でも、そのおかげで普通の貴族のお嬢さんよりも逞しくなったのね!」
貴族にあるまじき行いを聞いても、カーラの笑顔は崩れなかった。
私を気遣ってくれたのか、おどけるようにいった。
「他の子達はあの子を見るなり、みんな逃げ出しちゃったのよ」
「他の方たちが見る目がなかったおかげで、私は素敵な旦那様と結婚できました」
私はそっと言葉を添える。
「まぁ、あなた聞いた? あの子のこと素敵ですって!」
カーラが隣のロバートへ嬉しそうに声をかける。
「まさに暁光だな」
ロバートは短く答えた。その声音には、息子への誇りと安堵がにじんでいた。
会話の中に温もりが満ちていく。義両親に迎え入れられたのだと、実感できたひと時だった。
その時――
和やかな雰囲気を壊すかのように、アランが勢いよく部屋に入ってきた。
「父上、母上!お戻りになるなら、事前に連絡を……」
私の姿を認めると、わずかに目を泳がせる。
「クラリス……君もいたのか」
その気まずげな声音に、カーラは眉をひそめた。
「ふぅん、アランったら。せっかく結婚してくれた女性に、そんな態度をとるのね」
カーラの小言に、アランは顔を赤らめ、口ごもる。
「母上……これはその……」
カーラは溜息をつきながら隣のロバートを見やった。
「あなた、アランの教育が足りてないのじゃないかしら?」
「う、うむ。そうだな」
ロバートは大袈裟に頷き、アランはさらに居心地悪そうにうつむいた。
カーラはくるりとクラリスに向き直り、優しく手を取る。
「それじゃあクラリスちゃん、男同士じっくり話し合う必要があるみたいだから、私たちは邪魔にならないよう席を外しましょうか」
「はい、お義母さま」
ちらりとアランの方を見ると、助けを求めるようにこちらをみていた。
拒絶の意味を込めて、アランに微笑みながら静かに首をふった。
(団長、義父様に怒られてちょっとは反省してくださいね!)
カーラに連れられて歩いていくと、やがて離れへと着いた。
「ルー、ただいま帰ったわよ」
「母上!……それに姉上も!」
ルシアンが小走りに駆けてくる。その顔を見た瞬間、クラリスは心から安堵した。
「ルー、元気そうでよかったわ」
「兄上、僕に会っても良いって!?」
希望に輝く瞳で問いかけてくる。
「ごめんなさい、まだアラン様から返事がもらえてないの。今日はお義母さまが一緒だから特別なのよ」
「そっか……」
しゅんと肩を落とす姿に、胸が締めつけられる。
「クラリスちゃんと仲良くなったのね」
カーラが微笑ましげに私たちを見ていた。
「へへ、まぁね!」
ルシアンは少し照れたように頭をかく。
「そうだ姉上、俺頑張ってるよ!見てて!」
小ぶりの木剣を持ち出し、真剣な表情で素振りを始める。
「すごいわ、もう様になってるじゃない。その調子で毎日続けるのよ!」
「はい!」
ルシアンは誇らしげに胸を張った。
カーラと並んで腰を下ろし、木剣を振るうルシアンの姿を静かに見守った。
夢中で剣を振るうその背中は、傭兵団に入ったばかりの頃の自分と重なって見える。
懐かしい思い出とともに、新しい家族との絆が芽生えていくのを感じ、胸の奥がじんわりと熱を帯びていった。
胸の奥に重たい気持ちが広がっていく。
「メリンダ、まだアラン様からお返事は来てないのかしら」
私は窓辺で手を組み、そっとため息をついた。
「はい……申し訳ございません、奥様」
メリンダがうつむき加減に答える。
「はぁ……仕方ないわね。ルーが寂しがってなければいいけれど」
唇を噛みしめつつ、クラリスは胸に手を当てた。アランの意向を無視することはできない。
それでも、新しくできた弟のことが気がかりでならない。
そんな時、廊下からざわついた声が耳に届く。
「何かあったのかしら……?」
「確認してまいります」
メリンダは軽く一礼し、足早に出ていった。
ほどなくして戻ってきた彼女の表情は、はっきりとした焦りが浮かんでいた。
「大旦那様と大奥様がいらっしゃってます」
「なんですって!?ご旅行から戻るのはもう数日後になるって……」
私は思わず声をあげた。
「どうやら予定を変更されたようです。すぐに支度をしましょう」
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できることならアランのご両親と仲良くなりたい。
だが、社交界に広がっている評判の悪さは自覚している。二人から歓迎されるはずがない――その恐怖が心を締めつける。
「奥様、終わりました。いかがでしょうか」
メリンダの声ではっと我に返る。
「ありがとう。ばっちりだわ」
自分に言い聞かせるように微笑む。
二人が待つ部屋へと向かう足取りは、緊張で重くなる。
心臓が破裂しそうだった。
――扉が開く。
ソファに腰掛ける男女がこちらを振り向いた。
私は震えそうになる声を必死に抑え、渾身のカーテシーを披露する。
「お初にお目にかかります。この度、アレクサンダー様の元へ嫁いで参りました、ヴァレンティーナ家長女、クラリスと申します。至らぬ点も多々あるかと――」
「あなたが、クラリスちゃんね……!」
女性がぱっと立ち上がり、弾かれたように駆け寄ってきた。
「私はカーラ、あなたの義母よ」
驚く私を抱きしめ、その胸にぎゅっと押し付ける。
「お、お義母さま……」
「カーラ、よさないか。戸惑っているだろう」
男性が咳払いをし、カーラを引き戻した。
「私はロバート。この度はようこそ、我が家へ」
落ち着いた声に、緊張がわずかにほどけていく。
「もう、あの子ったら。私たちがいないうちに式をあげちゃうなんてどうかしてるわ。全く、誰に似たのかしらね!」
カーラは少しむくれたように言いながらも、目元は笑っていた。
どうやら本気で怒っているわけではなく、息子への可愛らしい小言のようだ。
きまりが悪いのか、ロバートは無言でそっぽを向いた。
耳の先がほんのり赤くなっているのを、私は見逃さなかった。
「あの……どうして、私を歓迎してくださるのですか」
思いきって問いかける。私の声は少し震えてしまった。
「魔性の女、でしたっけ?」
カーラはくすくすと笑いながら、首をかしげた。
「貴族の女性には情報網があるのよ。あなたに誑かされたという男性の名前を、誰一人として知らなかったの。そんなこと、あり得るかしら? すぐに分かったわ。きっと別の理由で姿を現すことができない状況なのだと。……うちも似たようなものだったから」
カーラの目が何かを思い出すかのように一瞬だけ遠くを見つめる。
「あぁそういえば留学って――」
思わず口を挟むと、カーラはぱちりと目を瞬かせた。
「あら?気づいてらしたの」
「気づいたと言うか……なんと言うか」
私は曖昧に微笑んだ。
アランが留学していたのではなく、本当は傭兵をしていたことは知っている。同じ傭兵団に自分もいたから、とはさすがに言えない。
「まぁいいわ。とにかくそういうわけで、クラリスちゃんが世間で言われてるような悪女でないことは分かっていたわ。……まだあの子は知らないみたいだけどね」
カーラが意味ありげに笑う。
「ふん、これくらい少し調べれば分かることだ」
ロバートが口を開いた。低く落ち着いた声だが、どこか苦々しさを含んでいる。
「それくらい、言われずともできないのであれば、貴族としてはやっていけん。あいつにはあえて話していない」
「ごめんなさいね……」
カーラが私の手を握ってくる。その手は温かく、緊張で冷たくなっていた指先が解れていく。
「あの子も早く気づいてくれるといいのだけど」
「いえ、そういうことでしたら構いません」
私は首を横に振った。胸の奥に、じんわりと安堵が広がっていく。
義両親には理解されているとわかり、救われた気持ちになった。
「ありがとう。ところで……姿が現さない間、本当は何をしていたか聞いてもいいかしら?」
カーラが柔らかく問いかけてきた。
「……お恥ずかしながら、ヴァレンティーナ家の家計は火の車で。お金を稼ぐために、外で体を動かす仕事をしていたのです」
下手な嘘は通用しないだろう。私は言ってもいいと思う範囲で正直に打ち明けた。
「それは大変だったわね……でも、そのおかげで普通の貴族のお嬢さんよりも逞しくなったのね!」
貴族にあるまじき行いを聞いても、カーラの笑顔は崩れなかった。
私を気遣ってくれたのか、おどけるようにいった。
「他の子達はあの子を見るなり、みんな逃げ出しちゃったのよ」
「他の方たちが見る目がなかったおかげで、私は素敵な旦那様と結婚できました」
私はそっと言葉を添える。
「まぁ、あなた聞いた? あの子のこと素敵ですって!」
カーラが隣のロバートへ嬉しそうに声をかける。
「まさに暁光だな」
ロバートは短く答えた。その声音には、息子への誇りと安堵がにじんでいた。
会話の中に温もりが満ちていく。義両親に迎え入れられたのだと、実感できたひと時だった。
その時――
和やかな雰囲気を壊すかのように、アランが勢いよく部屋に入ってきた。
「父上、母上!お戻りになるなら、事前に連絡を……」
私の姿を認めると、わずかに目を泳がせる。
「クラリス……君もいたのか」
その気まずげな声音に、カーラは眉をひそめた。
「ふぅん、アランったら。せっかく結婚してくれた女性に、そんな態度をとるのね」
カーラの小言に、アランは顔を赤らめ、口ごもる。
「母上……これはその……」
カーラは溜息をつきながら隣のロバートを見やった。
「あなた、アランの教育が足りてないのじゃないかしら?」
「う、うむ。そうだな」
ロバートは大袈裟に頷き、アランはさらに居心地悪そうにうつむいた。
カーラはくるりとクラリスに向き直り、優しく手を取る。
「それじゃあクラリスちゃん、男同士じっくり話し合う必要があるみたいだから、私たちは邪魔にならないよう席を外しましょうか」
「はい、お義母さま」
ちらりとアランの方を見ると、助けを求めるようにこちらをみていた。
拒絶の意味を込めて、アランに微笑みながら静かに首をふった。
(団長、義父様に怒られてちょっとは反省してくださいね!)
カーラに連れられて歩いていくと、やがて離れへと着いた。
「ルー、ただいま帰ったわよ」
「母上!……それに姉上も!」
ルシアンが小走りに駆けてくる。その顔を見た瞬間、クラリスは心から安堵した。
「ルー、元気そうでよかったわ」
「兄上、僕に会っても良いって!?」
希望に輝く瞳で問いかけてくる。
「ごめんなさい、まだアラン様から返事がもらえてないの。今日はお義母さまが一緒だから特別なのよ」
「そっか……」
しゅんと肩を落とす姿に、胸が締めつけられる。
「クラリスちゃんと仲良くなったのね」
カーラが微笑ましげに私たちを見ていた。
「へへ、まぁね!」
ルシアンは少し照れたように頭をかく。
「そうだ姉上、俺頑張ってるよ!見てて!」
小ぶりの木剣を持ち出し、真剣な表情で素振りを始める。
「すごいわ、もう様になってるじゃない。その調子で毎日続けるのよ!」
「はい!」
ルシアンは誇らしげに胸を張った。
カーラと並んで腰を下ろし、木剣を振るうルシアンの姿を静かに見守った。
夢中で剣を振るうその背中は、傭兵団に入ったばかりの頃の自分と重なって見える。
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