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「悪魔が憐れむ歌」
第149話「怪力のニーニョ」
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レモン
「ここにリマとその周辺の見取り図をお持ちしました。」
レモンはガスカに兵糧状況、
将や兵数などを詳細に説明した。
ガスカ「その話によれば、やはりゴンサロ達は
ハキハワナには全軍できておるようだな。
情報が確かなら、
残存兵数的に伏兵も潜ませるのもままならんであろう。」
アルデレテ「お待ちを!!
この方の言、果たして本当でしょうか?
あのカルバハルなら、
この様な毒を送り込ませる可能性もあります。」
アルデレテはレモンをジロリと見た。
アルデレテ「失礼だが、両手を挙げてみて下さらぬか?」
レモンは両手を挙げた。
アルデレテはレモンの周りを一周し、まじまじと眺めた。
「貴女の衣服が破れているのは何故だ?」
レモンはカルバハルとの一件を説明した。
バルディビア「凄い女性であるな・・
年老いているとはいえ、
あのカルバハルを失神させたのか?」
アルデレテ「随分奇想天外な話に感じますが・・
時に嘘とは大胆につくのが効果的。
これは用心した方が良いかと。」
カセレス「発言して宜しいでしょうか?」
バルディビア「ガスカ様、紹介が遅れました。
この者はディエゴ・ガルシア・デ・カセレスと言います。
文武に長け、商才もあり、信仰の関係で
独自のネットワークを持っております。
頼りになる部下の1人です。」
ガスカ「ほう、面白い者を囲っておるのぅ。
話を聞こうか。」
カセレス「失礼します。
おそらく、この方の話は本当である可能性が高いです。」
アルデレテ「何だと?
何を庇っておる?
貴様はこういうオナゴが好みなのか?
・・いや、失礼。」
レモンはこういった発言に慣れているのか、
アルデレテの言葉に動じる事なく
変わらず直立している。
カセレス「我が同胞に聞いた事があります。
ブロンドの髪に豊満な胸、組み技に長けた女性が
北の地におるという噂を。」
バルディビア「ほう、面白い噂じゃのう。」
カセレス「この方の言、証明するのは簡単な話だと思われます。
そうですねぇ、ニーニョと戦わせてみてはいかがでしょう?」
バルディビア「名案だな。
ガスカ様、今回私の配下随一の怪力の者を
使用人として同行させております。
言葉は辿々しい所がありますが、実力は確かです。
カセレスの案、如何でしょうか?」
ガスカ「ふむ、一理ありだな。」
バルディビア「ニーニョを連れて参れ。」
カセレス「ハッ!」
ペロ・ニーニョ「お、お呼び、で、でしょうか?」
レモンより2回りも大きい男がやって来た。
ニーニョはたどたどしく話すため
過小評価されがちであったが、
身体能力の高さを買われネイラの推薦で、
バカ・デ・カストロの元で仕えることになった。
チリのサンティアゴが苦境に陥った時、
モンロイが率いる輸送隊と共にバルディビアの元に派遣された。
バルディビア「そうじゃのぅ、こやつが見掛け倒しでない事をお見せしないとな。
ここまでに来る間、衛兵たちの話を耳に挟みましたが、
この居間にある先住民たちの崇めていた柱を他の場所に移動するとか。
ガスカ殿、おそらくこの柱の事ですよね?
余興と言ってはなんですが、これをあそこの扉まで
ニーニョに運ばせても構わないでしょうか?」
バルディビアの目線の先には、
インカ帝国の勇壮な戦士を形どった巨大な柱があった。
高さは成人男性3人ほどある。
ガスカ「それは助かるが・・
この柱は5人がかりでやっと運べる代物ですぞ。」
バルディビア「それなら問題なさそうですな。
ニーニョやってみよ。」
「ここにリマとその周辺の見取り図をお持ちしました。」
レモンはガスカに兵糧状況、
将や兵数などを詳細に説明した。
ガスカ「その話によれば、やはりゴンサロ達は
ハキハワナには全軍できておるようだな。
情報が確かなら、
残存兵数的に伏兵も潜ませるのもままならんであろう。」
アルデレテ「お待ちを!!
この方の言、果たして本当でしょうか?
あのカルバハルなら、
この様な毒を送り込ませる可能性もあります。」
アルデレテはレモンをジロリと見た。
アルデレテ「失礼だが、両手を挙げてみて下さらぬか?」
レモンは両手を挙げた。
アルデレテはレモンの周りを一周し、まじまじと眺めた。
「貴女の衣服が破れているのは何故だ?」
レモンはカルバハルとの一件を説明した。
バルディビア「凄い女性であるな・・
年老いているとはいえ、
あのカルバハルを失神させたのか?」
アルデレテ「随分奇想天外な話に感じますが・・
時に嘘とは大胆につくのが効果的。
これは用心した方が良いかと。」
カセレス「発言して宜しいでしょうか?」
バルディビア「ガスカ様、紹介が遅れました。
この者はディエゴ・ガルシア・デ・カセレスと言います。
文武に長け、商才もあり、信仰の関係で
独自のネットワークを持っております。
頼りになる部下の1人です。」
ガスカ「ほう、面白い者を囲っておるのぅ。
話を聞こうか。」
カセレス「失礼します。
おそらく、この方の話は本当である可能性が高いです。」
アルデレテ「何だと?
何を庇っておる?
貴様はこういうオナゴが好みなのか?
・・いや、失礼。」
レモンはこういった発言に慣れているのか、
アルデレテの言葉に動じる事なく
変わらず直立している。
カセレス「我が同胞に聞いた事があります。
ブロンドの髪に豊満な胸、組み技に長けた女性が
北の地におるという噂を。」
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そうですねぇ、ニーニョと戦わせてみてはいかがでしょう?」
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言葉は辿々しい所がありますが、実力は確かです。
カセレスの案、如何でしょうか?」
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