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「悪魔が憐れむ歌」
第152話「黒き共鳴」
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-コルドバ軍-
コルドバ軍はカルバハルの縦横無尽な動きに
呼応しながら、前進や後退を繰り返していた。
また、コルドバの軍にはネイラの姿も見られた。
コルドバ兵
「コルドバ様、
兵数400ほどの黒い旗をたなびかせた軍が
こちらへ向かってくる様です。」
ネイラ「頃合いですな。
丁度カルバハル殿が前線に移動しています。」
コルドバ「承知した。
者ども、旗を掲げよ!!」
-カルバハル軍-
「カルバハル様!!
コルドバ軍が何故か前方の政府軍と同じ
黒い旗を掲げています!!」
カルバハル「ヒョッボゥン!
あちらについたか。
政府の番犬だった者には、我が軍は刺激が強すぎたかのぅ。
皆の者、ワシに続け!この場から引くぞぉ。」
ドンドンドン!
「ぎゃー。」
「カ、カルバハル様!!
背後の軍までが黒い旗を掲げ、
こちらに発砲してきております!!」
カルバハル軍に銃を向けているのは、
ゴンサロ軍に潜ませていた、ベルガラ親子たちの軍であった。
カルバハル「ブラら~ぼぅ!何という正確な射撃。
あやつらワシの前では猫を被っておったな。
こんな素敵な劇を観たのは、数十年ぶり・・いや、
ついこの前も味わったか、最近ツイてるなワシ。」
ベルガラ親子達は、基本的にゴンサロ軍に配属されていたが、
カルバハルの目の届く範囲では、
並の銃兵の様な戦いぶりをし気取られぬ様にしていた。
「その槍、お借り致そう。」
カルバハルはそう言うと、配下の槍をもぎ取った。
「へっ?どうぞ、かしら」
妙な言葉遣いに呆気に取られている配下をよそに、
カルバハルは物凄い速さで槍を投げた。
ビョオン!
ゴシャッ!
槍はセバスチャン・ベルガラの頬をかすると、すぐ側の兵の頭蓋を貫き、一瞬で絶命させた。
カルバハル「※1)でぃすぱぁ~ろ・アラカ・べっさ!
感動のお返しはせんとな。」
「怪物が・・」
遠目で見ていたアルデレテは呟いた。
カルバハル
「さて、きみたちぃー!
あの銃兵たちはかなりヤバいぞぉ。
他は気にする事ないが、あやつらからは早々に距離を取れ。」
「カルバハル様!!
右翼から別の軍が迫っております!!」
カルバハル
「おっ、またワシを驚かせてくれるのかの?
なんじゃ・・あやつか。
まあ、あの暑苦しさは、
肌寒さを凌ぐ足しぐらいにはなるかの。」
パカラパカラ!
「カルバハル!!覚悟ー!!」
怒声と共に恰幅の良い騎士が
カルバハル目掛けて猛烈に突進してきた。
その騎士は、
ロレンツォ・ベルナル・デル・メルカドであった。
エルナンド・デ・トーレス
「ヌニェス同様、
このメイスで葬り去ってくれるわー!!」
メルカド「何だと?!
貴様がヌニェス様を!!」
トーレスはメルカドの前に立ち塞がり
メイスを振るった。
トーレスはメイスを巧みに使い連撃を繰り出すが
悉くメルカドの鋼の剣でいなされた。
メルカド「フン!」
メルカドは炎の剣で首を突き
トーレスを絶命させた。
メルカドは天を仰いだ。
「ヌニェス様、仇を討ちましたぞ。」
「メルカド様ー!カルバハルがもうあんな所へ。」
メルカド「しまった!
皆の者追うぞ!!」
カルバハル
「エルシッド様、頑張っておるのぅ。」
パン!
カセレスが馬上から銃を撃った。
※1) でぃすぱぁ~ろ・アラカ・べっさ!
disparo a la cabeza(ディスパロ・ア・ラ・カベサ):ヘッドショット
コルドバ軍はカルバハルの縦横無尽な動きに
呼応しながら、前進や後退を繰り返していた。
また、コルドバの軍にはネイラの姿も見られた。
コルドバ兵
「コルドバ様、
兵数400ほどの黒い旗をたなびかせた軍が
こちらへ向かってくる様です。」
ネイラ「頃合いですな。
丁度カルバハル殿が前線に移動しています。」
コルドバ「承知した。
者ども、旗を掲げよ!!」
-カルバハル軍-
「カルバハル様!!
コルドバ軍が何故か前方の政府軍と同じ
黒い旗を掲げています!!」
カルバハル「ヒョッボゥン!
あちらについたか。
政府の番犬だった者には、我が軍は刺激が強すぎたかのぅ。
皆の者、ワシに続け!この場から引くぞぉ。」
ドンドンドン!
「ぎゃー。」
「カ、カルバハル様!!
背後の軍までが黒い旗を掲げ、
こちらに発砲してきております!!」
カルバハル軍に銃を向けているのは、
ゴンサロ軍に潜ませていた、ベルガラ親子たちの軍であった。
カルバハル「ブラら~ぼぅ!何という正確な射撃。
あやつらワシの前では猫を被っておったな。
こんな素敵な劇を観たのは、数十年ぶり・・いや、
ついこの前も味わったか、最近ツイてるなワシ。」
ベルガラ親子達は、基本的にゴンサロ軍に配属されていたが、
カルバハルの目の届く範囲では、
並の銃兵の様な戦いぶりをし気取られぬ様にしていた。
「その槍、お借り致そう。」
カルバハルはそう言うと、配下の槍をもぎ取った。
「へっ?どうぞ、かしら」
妙な言葉遣いに呆気に取られている配下をよそに、
カルバハルは物凄い速さで槍を投げた。
ビョオン!
ゴシャッ!
槍はセバスチャン・ベルガラの頬をかすると、すぐ側の兵の頭蓋を貫き、一瞬で絶命させた。
カルバハル「※1)でぃすぱぁ~ろ・アラカ・べっさ!
感動のお返しはせんとな。」
「怪物が・・」
遠目で見ていたアルデレテは呟いた。
カルバハル
「さて、きみたちぃー!
あの銃兵たちはかなりヤバいぞぉ。
他は気にする事ないが、あやつらからは早々に距離を取れ。」
「カルバハル様!!
右翼から別の軍が迫っております!!」
カルバハル
「おっ、またワシを驚かせてくれるのかの?
なんじゃ・・あやつか。
まあ、あの暑苦しさは、
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パン!
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