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第六十三話 文化祭準備―2
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(どうしたものか…)
レナンジェスは自室で色々考える。特に女子の衣装はシックでありながらお洒落でなければならない。
更に考えなくてはならないのが女子だけの演劇の演目。
(どんな話にするか…)
既にレナンジェスは生前の有名な話は小説として発表している。故に新たに考えなければならない。
(そうだなぁ…戦時中に出会った2人の男子。その2人が王都の門の前で半年後に会おう。もし行けなければ更に半年後に会おうという設定で…)
そしてあらすじを書いていくが中身がドロドロになってくる。
(結局、会えたのは1年半後で1人の男子は結婚が決まっている。しかし2人は会えない間に互いを意識し相思相愛になっていた。そして2人は禁断の関係に…しかし結婚した男は嫁の兄に言い寄られて…)
完全に三角関係を通り越した。
(そうこうしている内にもう1人の男も結婚するがそこでは嫁の父親に激しく求められて…寝取られる感じで…)
すでに801BL小説だ。
(結末は2人の男が愛の為に心中?それだとブーイングが飛びそうだ。そうだ!駆け落ちしたけど1人の男が追っ手に頭を強く打たれる。そして記憶喪失になった男が鬼畜になり…もう1人の男に「戦争の時に出会わなければ良かった!」と叫ぶと同時に記憶が蘇りハッピーエンドになる感じで)
そんな設定メモを取りながらセリフも書いていく。
(タイトルはどうするか?「戦争の夜に」「君の棒は」「禁断の扉」「肉欲の門」…どれもいまいちだな)
そう考えながら紅茶を一口飲む。
(そうだなぁ…)
不意に小悪魔2人を思い浮かべる。
(「王城の薔薇」で良いかな?それにしても何処かで読んだイメージが…)
そんな事を考えながら書いていく。
(この内容だと…平民の話だな。貴族設定を足しておくか。それで男爵同士の恋愛にすれば良いかな?)
そう考えながら軍服とシックな感じのスーツをデザインする。
(胸が目立たないようにデザインすると…あら、マッチョ風になるわ…)
更に試行錯誤する。流石に下着のデザインまでは勘弁だ。
(モッコリも取り入れるのは…止めよう。完全にR18になりそうだ)
そしてズボンを細身にしてスレンダーな感じにデザインする。
(あとは男子の服か…メイド、チアリーダー、ビキニアーマーで良いだろうか?)
レナンジェスは再び服のデザインを始める。そして数種類の服をデザインするとその日は床に就いた。
翌日、学園祭用の衣装と演劇のストーリーを発表するレナンジェス。
『なんてドロドロした内容なの!』
『なんか…無いモノが立ちそう…』
『素敵!これは是非とも成功させなければ!!』
女子は燃え上がる。
(燃えすぎでしょ…そのまま灰にならないでくださいよ)
そんな事を考えながら男子の案を出すレナンジェス。
『オレ…チアリーダー服が…』
『ここはピンク色のメイド服だろ!』
『何を言う!水色のメイド服にニーソックスだ!!』
『ビキニアーマーにニーソックスも有りじゃないか?』
『それは…“ゴクリ”』
『それだったら…ビキニアーマーにメイドのスカート&ニーソックスと言うのは…』
『それは…奇才現る!』
『そうか?その組み合わせでチアリーダー用スカートも有りじゃね?』
『これ以上は…妄想が膨らんでヤバイ…』
そう叫びながら男達は鼻血を吹き出し倒れていく。
『殿方の男の娘…妄想しただけで…』
『ベーコンレタスはありますの?』
『それは大事ですわ!』
「だったらズボンにモッコリを付けた方が良いと思いますわよ。男の娘を襲う男装女子とか」
アリスがニヤリと笑いながら呟く。
『アリス様…一生付いて行きますわ!!』
(おいおい、何故、衣装選びだけでこうなる?この後はメニューも考えて調理もあるだろうに…まあ、それは従者にさせても良いけど…)
「それから料理はママが全部作って!オープンキッチンで」
「え?私がですか?」
「ママのお菓子が食べたい!!」
「いえ、私達が接客ですので…」
「ダメ!ママのお菓子は絶対に食べたい!!」
アリスはそう言いながら子犬の様な視線をレナンジェスに向ける。
「…解りました」
『という事は…』
『レナンジェス殿には一番エロい服装で…』
『裸エプロンなんて…“ゴクリ”』
『でしたらビキニアーマーのTバックなんて…“ゴクリ”』
『ダメですわ!メイド服の超ミニスカートですわ!!』
『上半身裸エプロンは譲れません!!』
女子達が白熱した論議をしだす。男子は完全に空気だ。
「あえて未亡人風の方が良いかもしれませんよ」
アリスが不意に呟く。
『喫茶店で働く未亡人…そしてお客と…』
そう叫びながら頬を赤く染める女子達。
「それではママは未亡人風ね」
アリスがニンマリしながら言うと女子は一斉に賛成した。
「結局、私の意見は反映されないみたいだ。まあ、モブキャラだから仕方が無いけど…」
レナンジェスは自室で苦笑いを浮べる。
『でしたら僕らが隣の家に住む悪ガキ設定で参加しましょうか?それで…』
小悪魔~ズはそう言いながらニンマリする。
「18禁になるからダメだ」
レナンジェスはそう言いながら苦笑いを浮べた。
レナンジェスは自室で色々考える。特に女子の衣装はシックでありながらお洒落でなければならない。
更に考えなくてはならないのが女子だけの演劇の演目。
(どんな話にするか…)
既にレナンジェスは生前の有名な話は小説として発表している。故に新たに考えなければならない。
(そうだなぁ…戦時中に出会った2人の男子。その2人が王都の門の前で半年後に会おう。もし行けなければ更に半年後に会おうという設定で…)
そしてあらすじを書いていくが中身がドロドロになってくる。
(結局、会えたのは1年半後で1人の男子は結婚が決まっている。しかし2人は会えない間に互いを意識し相思相愛になっていた。そして2人は禁断の関係に…しかし結婚した男は嫁の兄に言い寄られて…)
完全に三角関係を通り越した。
(そうこうしている内にもう1人の男も結婚するがそこでは嫁の父親に激しく求められて…寝取られる感じで…)
すでに801BL小説だ。
(結末は2人の男が愛の為に心中?それだとブーイングが飛びそうだ。そうだ!駆け落ちしたけど1人の男が追っ手に頭を強く打たれる。そして記憶喪失になった男が鬼畜になり…もう1人の男に「戦争の時に出会わなければ良かった!」と叫ぶと同時に記憶が蘇りハッピーエンドになる感じで)
そんな設定メモを取りながらセリフも書いていく。
(タイトルはどうするか?「戦争の夜に」「君の棒は」「禁断の扉」「肉欲の門」…どれもいまいちだな)
そう考えながら紅茶を一口飲む。
(そうだなぁ…)
不意に小悪魔2人を思い浮かべる。
(「王城の薔薇」で良いかな?それにしても何処かで読んだイメージが…)
そんな事を考えながら書いていく。
(この内容だと…平民の話だな。貴族設定を足しておくか。それで男爵同士の恋愛にすれば良いかな?)
そう考えながら軍服とシックな感じのスーツをデザインする。
(胸が目立たないようにデザインすると…あら、マッチョ風になるわ…)
更に試行錯誤する。流石に下着のデザインまでは勘弁だ。
(モッコリも取り入れるのは…止めよう。完全にR18になりそうだ)
そしてズボンを細身にしてスレンダーな感じにデザインする。
(あとは男子の服か…メイド、チアリーダー、ビキニアーマーで良いだろうか?)
レナンジェスは再び服のデザインを始める。そして数種類の服をデザインするとその日は床に就いた。
翌日、学園祭用の衣装と演劇のストーリーを発表するレナンジェス。
『なんてドロドロした内容なの!』
『なんか…無いモノが立ちそう…』
『素敵!これは是非とも成功させなければ!!』
女子は燃え上がる。
(燃えすぎでしょ…そのまま灰にならないでくださいよ)
そんな事を考えながら男子の案を出すレナンジェス。
『オレ…チアリーダー服が…』
『ここはピンク色のメイド服だろ!』
『何を言う!水色のメイド服にニーソックスだ!!』
『ビキニアーマーにニーソックスも有りじゃないか?』
『それは…“ゴクリ”』
『それだったら…ビキニアーマーにメイドのスカート&ニーソックスと言うのは…』
『それは…奇才現る!』
『そうか?その組み合わせでチアリーダー用スカートも有りじゃね?』
『これ以上は…妄想が膨らんでヤバイ…』
そう叫びながら男達は鼻血を吹き出し倒れていく。
『殿方の男の娘…妄想しただけで…』
『ベーコンレタスはありますの?』
『それは大事ですわ!』
「だったらズボンにモッコリを付けた方が良いと思いますわよ。男の娘を襲う男装女子とか」
アリスがニヤリと笑いながら呟く。
『アリス様…一生付いて行きますわ!!』
(おいおい、何故、衣装選びだけでこうなる?この後はメニューも考えて調理もあるだろうに…まあ、それは従者にさせても良いけど…)
「それから料理はママが全部作って!オープンキッチンで」
「え?私がですか?」
「ママのお菓子が食べたい!!」
「いえ、私達が接客ですので…」
「ダメ!ママのお菓子は絶対に食べたい!!」
アリスはそう言いながら子犬の様な視線をレナンジェスに向ける。
「…解りました」
『という事は…』
『レナンジェス殿には一番エロい服装で…』
『裸エプロンなんて…“ゴクリ”』
『でしたらビキニアーマーのTバックなんて…“ゴクリ”』
『ダメですわ!メイド服の超ミニスカートですわ!!』
『上半身裸エプロンは譲れません!!』
女子達が白熱した論議をしだす。男子は完全に空気だ。
「あえて未亡人風の方が良いかもしれませんよ」
アリスが不意に呟く。
『喫茶店で働く未亡人…そしてお客と…』
そう叫びながら頬を赤く染める女子達。
「それではママは未亡人風ね」
アリスがニンマリしながら言うと女子は一斉に賛成した。
「結局、私の意見は反映されないみたいだ。まあ、モブキャラだから仕方が無いけど…」
レナンジェスは自室で苦笑いを浮べる。
『でしたら僕らが隣の家に住む悪ガキ設定で参加しましょうか?それで…』
小悪魔~ズはそう言いながらニンマリする。
「18禁になるからダメだ」
レナンジェスはそう言いながら苦笑いを浮べた。
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