転生したら乙女ゲームのモブキャラだったのでモブハーレム作ろうとしたら…BLな方向になるのだが

松林 松茸

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第六十九話 後夜祭イベント~ライディース

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(思わずゴックンまでしてしまった…だけど…何のフラグですか!私のハーレムは男だけですか!!そう言えば最近は女子より男子に色目を使われていたけど…何故、ジュドーまで?それに男相手だったら何も彼女と別れる必要ないじゃないか!!まあ…勝てませんと言うモブ令嬢の気持ちは解るわ。私も前世で彼氏に「こいつと付き合うから別れてくれ」と言われて男を紹介されたら勝てる気がしないから…。しかし解せぬ!)

そう心の中で叫びながらも頬は赤らめている。

「僕はレナンジェス一筋だ」

ジュドーの言葉がリピートする。

「令嬢達とよりを戻してください…」

レナンジェスはそう言ってトイレから逃げたが説得力に欠ける。

「レナンジェス、我と踊らないか?」

不意にライディースが手を差し伸べてくる。

「…はい」

レナンジェスは拒むことが出来ずライディースの手を取る。そして再び踊る。

「レナンジェス、何処に行っていた?」

「ジュドー様と少し話を」

「それにしてはジュドーの香水の香りがするのだが…」

「踊った後ですから」

「本当に踊っただけか?」

「…はい」

レナンジェスは呟くように言う。先程のジュドーの事を思い出してしまったのだ。

「レナンジェス?」

「何でしょうか」

「何処で話していたんだ?」

「それは…人気が無い場所で…」

「話しただけか?」

「…」

「何故、無言になる?」

ライディースは野獣の様な眼差しでレナンジェスを見つめる。

「恋の話でしたので…」

「それは…ジュドーが恋人と別れた話が関係するのか?」

「そうですね」

「しかし仲直りしていたぞ?」

ライディースは意地の悪い笑みを浮かべる。

(ジュドーよ、お前はケダモノだ!!私にゴックンさせておきながらもう寄りを戻しただと!!!流されてゴックンした私がただのビッチではないか!!!!)

「何故、怒る?」

「別に怒ってはいませんよ。仲直りしたなら良い事ですよ」

「そうか?レナンジェスの瞳はジェラシーに塗れているが…」

「気のせいでしょう」

「本当にか?」

そう言いながらレナンジェスの口元を見つめるライディース。

「あの…」

「何でもない」

ライディースはそう呟きながらレナンジェスのお尻を撫でまわす。

「何をするんですか!」

レナンジェスは小声で抗議する。

「確かめたのだ。レナンジェスが純潔かどうか」

「何を言って…」

「シケの花の香りが微かにするから」

「え?」

「レナンジェスよ、ジュドーにゴックンしたな?」

「何故そんな事を言うのですか?」

「質問に質問で返すな!我は興奮しているのだ」

「え?」

「ジュドーにまで其方を寝取られたのだ。この興奮は解るまい」

「…解りたくないです」

「そうか」

ライディースの言葉と共にダンスは終わる。するとライディースはレナンジェスの手を取りその場を後にする。レナンジェスはどうすることも出来なかった。



「これがジュドーの味なのだな」

トイレでレナンジェスに唇を重ねたライディースは妖淫な笑みを浮かべる。

「お戯れを…」

「そう思うか?我は其方の味も覚えているのだ」

そう言うとレナンジェスのスカートを捲り上げるライディース。そのままパンツを降ろすと…自らゴックンした。

「何時もより濃厚な味わいだったよ」

ライディースは淫らな笑みを浮かべながら言う。

「戯れが過ぎます」

「そうだな。だがこれで終わらせない」

そう呟くと懐から首輪と鎖を取り出すライディース。

「少し散歩させてくれないか?」

ライディースは瞳を潤ませながら言う。

「こんな所でダメですよ」

「頼む…」

「お預けです」

「…え?」

「悪い犬にはお仕置きですよ」

そう言いながらその場を後にするレナンジェス。

「放置されるなんて…」

ライディースは嬉しそうに呟いた。
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