胸が大きい女性を助けたら、エロいクラスメートのお母さんだった件

あかせ2

文字の大きさ
160 / 294
バイトを終えてから~夏休みが終わるまで

第160話 一番後ろの席でHするのは王道?

しおりを挟む
 8月25日の月曜日になり、俺達は9時少し前に沙織さんの家の前で待機し、レンタカーに乗って来るウィルベルさんを待つ。

今回の目的は、彼女に“オッパイ占い”してもらう事だ。その占いで全然依頼がない探偵業に活路を見い出せると良いんだが…。

――何やら大きい車が停まったぞ。あれがそうか?

「皆、お待たセ~!」
運転席の窓が開いた後、顔を出したウィルベルさんが言う。

「ウチ助手席ね!」

紬さんが立候補してくれて助かった。彼女はウィルベルさんと一番話してるから適任だな。

沙織さんが後部座席のドアを開けたので、中を確認する。――2列目だけじゃなくて3列目もあるぞ! そこに2人ずつ座れるようだ。

「わたしは2列目に座るわね。ウィルベルさんに声かけるかもしれないから」

助手席の紬さんに道案内を任せるのは不安だよな…。サポートしやすいのは2列目だろう。

「じゃあ、あたしは母さんの隣にするよ」

これにより俺と満里奈さんは3列目に座る事になる。

「隣よろしくね、まこくん♪」

「ああ」

沙織さんの車でも隣同士になる事が多いが、普段はこんな上機嫌になったりしない。やはり“2人きり”の効果は絶大だ!

…全員座った後に沙織さんがドアを閉めたので、いつでも出発できる。

「ツムギ。最初に『千玲』ってところに寄るんだっケ?」

「ここからだとそっちの方がちょっと近いんだよ。お姉さんとオバさんは占いできないけど、良い人だからウィルちゃんに会って欲しくて」

「そうなんだ~、ツムギがそう言うなら会わないとね! それで…、そこはどこなの? ツムギ、カーナビに設定しテ」

「えーと、どこだっけ? 地図わかんないよ~!」

「紬ちゃん、わたしが設定するわ」

沙織さんが身を乗り出し、ハンドルのそばにあるカーナビの設定をする。…無事にできたっぽいぞ。

「沙織ママありがとう! 近くの景色なら覚えてるから、ウィルちゃん安心して!」

「わたしもサポートしますので、気になる事があったら言って下さい」

「助かるよ、ツムギ・アイヤマさん」

これ、沙織さんが助手席のほうが良いのでは? だが話し相手は紬さんのほうが向いてそうだし、一長一短か?

色々あったものの、車はようやく発進する。


 「そういえばウィルちゃん、お金は何とかなった?」
『千玲』に向かう道中、紬さんが声をかける。

「何とかね。ロジーを説得するのに苦労したヨ…」

収入源の大半は彼のバイト代なのに、ウィルベルさんが大金? を使おうとすれば良い気分にならないよな。

「そっか~」

――ここで会話が途切れる。いくら紬さんでも話を膨らませるのは難しいようだ。

「ねぇウィルちゃん。もし月ちゃんが『ノーブラ探偵になったほうが良い』って言ったらどうする?」

紬さんがなって欲しいだけだろ…。

「悩むね~。その人の占いは絶対当たるんだから、聞いておきたいけド…」

迷ってるみたいだが、それを決めるのはウィルベルさんだ。

――隣にいる満里奈さんが俺の手に触れてきたので優しく握ると、彼女は嬉しそうな顔をする。どうせなら他のところも触りたいな…。

「満里奈のその顔、今まーちゃんの触ってるでしょ?」

俺達の様子をバックミラーで確認したようだ。

「えっ? そうなの!?」
詩織さんが後ろを振り向く。

「詩織よく見て。私が触ってるのは、まこくんの手だけだよ」

「な~んだ」

何故か詩織さんにガッカリされた。外から丸見えなんだからやる訳ないだろ。

「一番後ろの席でこっそりHするのって王道だよね~♡ そう思わない? ウィルちゃん?」

「そうだね。小さい頃、ワタシとロジーも両親の目を盗んでこっそり家でHしたナ…」

2人の両親がその事実を知ったら、どんな反応するか気になるぞ…。


 『千玲』に近付くにつれ、沙織さんの道案内が増えてきた。彼女が言うには、近さより交通量や道路幅を重視するとか。いわゆる“急がば回れ”だな。

ウィルベルさんが運転する車は『千玲』の前にある駐車スペースに停まる。

「ここか~。ツムギ達はどれぐらい来てるノ?」

「いっぱい来てるから回数は忘れちゃった」

確かに何度も来てるな。俺も正確な回数は覚えていない。

「受付にお姉さんかオバさんがいるはずだから、ちゃんと声かけないとね」

「わかった。ワタシはツムギのそばから離れないようにするヨ」

「そんな事言われると、ウィルちゃんが妹になった気分!」

「紬が調子に乗らないと良いけど…」
満里奈さんが俺にだけ聞こえる声量でつぶやく。

「俺達で見守れば良いだろ」

「そうだね」

「まーちゃんと満里奈、Hの相談かな~?」

今度は全員が後ろを振り返って俺達を見る。…少し恥ずかしい。

「紬ちゃん・ウィルベルさん。いつまでも車内でおしゃべりしないで行きましょうか」

「そうだね沙織ママ」

「了解だよアイヤマさん」

ウィルベルさんが千夏さん・千春さんに会ったら、どうなるかが楽しみだ!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)

MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。 カレンと晴人はその後、どうなる?

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様を書いたストーリーです。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

処理中です...