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バイトを終えてから~夏休みが終わるまで
第166話 ウィルベルさんの“オッパイ占い”はどうなる?①
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“ソフィー”に向かう車内で、沙織さんの初体験について聴いた俺達。シチュエーションは独特だが、全員納得してたみたいだし良いか…。
その話が終わった後に駐車場に着き、俺達はすぐ車を降りる。
先導する紬さんが“ソフィー”入口の扉を開ける。
「いらっしゃいませ~!」
相変わらず赤いエプロンを着けた朱里さんが元気に挨拶する。…月夜さんも特に変わりなさそうだ。
「つむぎん。そこにいる外国人の人が…」
「そう、ウィルちゃんだよ」
「ウィルベル=エスリート。よろしくネ!」
「ご丁寧にどうも。アタシは新垣 朱里」
「私は新垣 月夜です。よろしくお願いします」
3人の自己紹介が終わったようだ。
「アカリとツキヨか~。ちゃんと覚えたヨ!」
「日本語ペラペラだね~。外国人ってちなっさんから聞いた時はビビったよ…」
「生まれも育ちも日本だもん。お父さんが外国人なノ」
「そうなんだ」
それは俺達も今初めて知った。
「朱ちゃん・月ちゃん。今日来た理由はお姉さんから聞いてる?」
「はい。ウィルベルさんの探偵業について占うんですよね?」
「全然依頼がなくて困ってるんだよ~。ツキヨ、“オッパイ占い”お願いネ!」
「ここに来る前、『千玲』の貸し切り温泉に入ったの。そこで予行練習したから、遠慮なくやってね月ちゃん」
予行練習に見えたのは序盤だけだったが…。
「…まことん、女の人と混浴し過ぎじゃない?」
朱里さんにジト目で見られたが、どう考えてもその通りだ。
「その時にわかったんだけど、まーちゃんのあそこは“ローちゃん”と同じぐらいなんだって。凄くない?」
「ローちゃんって誰?」
「ワタシの双子の弟のロジーの事だヨ」
「高校生で大人に負けない大きさか…。姉さん、アタシ達『初めて』でとんでもないのを見ちゃったね」
「そうだね…」
「? アカリとツキヨも、マコトのあそこ見た事あるノ?」
「うん。1回だけ混浴した事あってさ~」
「そんなにみんなと混浴してるなら、チナツがああ言うのも納得だヨ」
男1人で暇そうだった、ってやつか…。(161話参照)
「ウィルベルさん。占う準備はいつでもできてますが、いつやりますか?」
「今すぐやル!」
「わかりました。では、こちらの別室で行うので付いて来て下さい」
その間、俺達は何か注文して待つ流れになりそうだ。
「ウィルちゃん。ウチらも一緒に行って良い?」
「そのウチらって、マコト入ってるノ?」
「当たり前じゃん。やっぱ無理っぽい?」
「……さっき見られたから良いや。一緒でも良いヨ」
もしかして、千夏さんはここまで計算して『透ける湯浴み着』をウィルベルさんに渡したのか? あり得るような、考え過ぎのような…。
紬さんがいきなり同席を求めても、詩織さん達は何も言わない。どうやら付いて行く気があるようだ。
俺達はウィルベルさんと共に別室に入る。
別室の雰囲気は変わらず『占いの部屋』って感じだ。俺達は“オッパイ占い”しかやってもらってないが、手相占いはどうなんだろう?
「ウィルベルさん。そこの椅子に座って下さい」
「わかっタ」
月夜さんもすぐ彼女の向かいの席に座る。
「では、よろしければ脱いで下さい」
――ウィルベルさんは服を脱ぎ、上半身裸になる。
「これから始めますが、気になる事があったらすぐ教えて下さい」
月夜さんはウィルベルさんの胸にゆっくり触れ、それから優しく揉み始める。
「…ツムギの予行練習に比べたらゆっくりだネ」
「ウチもそうしたかったんだけど、ウィルちゃんのオッパイが最高過ぎてつい揉む手が早くなるんだよ♡」
早揉みも良いが、あえてゆっくり揉むのも味があると思う。好みは人それぞれだ。
「ねぇ月ちゃん。やっぱりウィルちゃんは『ノーブラ探偵』になったほうが良いよね?」
「……」
「あんた、今声かける? 空気読みなさいよ…」
満里奈さんが呆れて小声でツッコむ。月夜さんは集中してるし、声をかけるタイミングじゃないな。
「だって早く結果知りたいんだもん!」
「…伊草さんが言った事は半分正しいですね」
半分も当たってるのか? 信じられないんだが…。
「ウィルベルさんの探偵業を改善させるには『さりげないエロ』が必要になると思います。さっきの“ノーブラ探偵”は可能性の1つですね」
「さりげなくやらないとダメなの? それだと気付いてもらえないヨ?」
ノーブラならほとんどの人が気付くんじゃないか…?
「大々的に宣伝すると、女性のニーズを失う流れになりそうです。ウィルベルさんは胸が大きいですから尚更です」
詩織さんに次ぐ4位だからな。紬さんが言った“オッパイランキング”は頭に入っている。
「ワタシは男の人専用の探偵になる気はないし、女の人のニーズがなくなるのは嫌だナ…」
「でしたら“ノーブラ探偵”とか“巨乳の名探偵”みたいなキャッチコピーは使わないほうが良いでしょう。お客さんが勝手に言う分は問題なさそうなので、そこは気にしなくて大丈夫かと」
自分で宣伝すると『あざとさ』が出るからか? 少しの差に思えるが、それは俺だけかもしれないな。
月夜さんはまだ言いたげだし、占いはまだ終わりそうにない…。
その話が終わった後に駐車場に着き、俺達はすぐ車を降りる。
先導する紬さんが“ソフィー”入口の扉を開ける。
「いらっしゃいませ~!」
相変わらず赤いエプロンを着けた朱里さんが元気に挨拶する。…月夜さんも特に変わりなさそうだ。
「つむぎん。そこにいる外国人の人が…」
「そう、ウィルちゃんだよ」
「ウィルベル=エスリート。よろしくネ!」
「ご丁寧にどうも。アタシは新垣 朱里」
「私は新垣 月夜です。よろしくお願いします」
3人の自己紹介が終わったようだ。
「アカリとツキヨか~。ちゃんと覚えたヨ!」
「日本語ペラペラだね~。外国人ってちなっさんから聞いた時はビビったよ…」
「生まれも育ちも日本だもん。お父さんが外国人なノ」
「そうなんだ」
それは俺達も今初めて知った。
「朱ちゃん・月ちゃん。今日来た理由はお姉さんから聞いてる?」
「はい。ウィルベルさんの探偵業について占うんですよね?」
「全然依頼がなくて困ってるんだよ~。ツキヨ、“オッパイ占い”お願いネ!」
「ここに来る前、『千玲』の貸し切り温泉に入ったの。そこで予行練習したから、遠慮なくやってね月ちゃん」
予行練習に見えたのは序盤だけだったが…。
「…まことん、女の人と混浴し過ぎじゃない?」
朱里さんにジト目で見られたが、どう考えてもその通りだ。
「その時にわかったんだけど、まーちゃんのあそこは“ローちゃん”と同じぐらいなんだって。凄くない?」
「ローちゃんって誰?」
「ワタシの双子の弟のロジーの事だヨ」
「高校生で大人に負けない大きさか…。姉さん、アタシ達『初めて』でとんでもないのを見ちゃったね」
「そうだね…」
「? アカリとツキヨも、マコトのあそこ見た事あるノ?」
「うん。1回だけ混浴した事あってさ~」
「そんなにみんなと混浴してるなら、チナツがああ言うのも納得だヨ」
男1人で暇そうだった、ってやつか…。(161話参照)
「ウィルベルさん。占う準備はいつでもできてますが、いつやりますか?」
「今すぐやル!」
「わかりました。では、こちらの別室で行うので付いて来て下さい」
その間、俺達は何か注文して待つ流れになりそうだ。
「ウィルちゃん。ウチらも一緒に行って良い?」
「そのウチらって、マコト入ってるノ?」
「当たり前じゃん。やっぱ無理っぽい?」
「……さっき見られたから良いや。一緒でも良いヨ」
もしかして、千夏さんはここまで計算して『透ける湯浴み着』をウィルベルさんに渡したのか? あり得るような、考え過ぎのような…。
紬さんがいきなり同席を求めても、詩織さん達は何も言わない。どうやら付いて行く気があるようだ。
俺達はウィルベルさんと共に別室に入る。
別室の雰囲気は変わらず『占いの部屋』って感じだ。俺達は“オッパイ占い”しかやってもらってないが、手相占いはどうなんだろう?
「ウィルベルさん。そこの椅子に座って下さい」
「わかっタ」
月夜さんもすぐ彼女の向かいの席に座る。
「では、よろしければ脱いで下さい」
――ウィルベルさんは服を脱ぎ、上半身裸になる。
「これから始めますが、気になる事があったらすぐ教えて下さい」
月夜さんはウィルベルさんの胸にゆっくり触れ、それから優しく揉み始める。
「…ツムギの予行練習に比べたらゆっくりだネ」
「ウチもそうしたかったんだけど、ウィルちゃんのオッパイが最高過ぎてつい揉む手が早くなるんだよ♡」
早揉みも良いが、あえてゆっくり揉むのも味があると思う。好みは人それぞれだ。
「ねぇ月ちゃん。やっぱりウィルちゃんは『ノーブラ探偵』になったほうが良いよね?」
「……」
「あんた、今声かける? 空気読みなさいよ…」
満里奈さんが呆れて小声でツッコむ。月夜さんは集中してるし、声をかけるタイミングじゃないな。
「だって早く結果知りたいんだもん!」
「…伊草さんが言った事は半分正しいですね」
半分も当たってるのか? 信じられないんだが…。
「ウィルベルさんの探偵業を改善させるには『さりげないエロ』が必要になると思います。さっきの“ノーブラ探偵”は可能性の1つですね」
「さりげなくやらないとダメなの? それだと気付いてもらえないヨ?」
ノーブラならほとんどの人が気付くんじゃないか…?
「大々的に宣伝すると、女性のニーズを失う流れになりそうです。ウィルベルさんは胸が大きいですから尚更です」
詩織さんに次ぐ4位だからな。紬さんが言った“オッパイランキング”は頭に入っている。
「ワタシは男の人専用の探偵になる気はないし、女の人のニーズがなくなるのは嫌だナ…」
「でしたら“ノーブラ探偵”とか“巨乳の名探偵”みたいなキャッチコピーは使わないほうが良いでしょう。お客さんが勝手に言う分は問題なさそうなので、そこは気にしなくて大丈夫かと」
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