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バイトを終えてから~夏休みが終わるまで
第167話 ウィルベルさんの“オッパイ占い”はどうなる?②
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ウィルベルさんが月夜さんの“オッパイ占い”をしてもらったところ『さりげないエロ』が探偵業を改善させるために必要らしい。
大々的に宣伝すると女性のニーズを失うようだ。彼女はそういう探偵を目指してないみたいで、その心配は不要になる。
占いはまだまだ終わりそうにない…。
「ツキヨ。『さりげないエロ』ってどれぐらいならセーフなノ?」
そこは重要なポイントだし、しっかり確認するべきだ。
「そうですね…。さっき伊草さんが言った“ノーブラ”あたりでしょうか。ミニスカートは微妙なラインですね」
短さが一目瞭然だからな。遠目であっても、間違いなくノーブラよりわかりやすい。
「ねぇねぇ月ちゃん。ノーブラがOKなら、ノーパンもOKなの?」
何を言い出すんだ、紬さんは…。
「えっ? ノーパンですか?」
「だって条件的に同じじゃない? 近くにいる人はわかるみたいな」
「ツムギ。マコトならともかく、ワタシがノーパンなのはキツイヨ…」
「俺だってキツイし嫌です!」
あの日がなくても無理だ。
「ノーブラとは全然重みが違うので、ノーパンは却下ですね」
「ウィルちゃん。これからずっとノーブラで過ごして!」
紬さんは練習のつもりで言ったんだろうが…。
「ロジーと2人きりならまだしも、それで外に出るのは恥ずかしいナ…」
「でしたら『ブラの肩紐を見せる』のはどうですか? 難易度は下がりますよ」
「その代わりエロさもめちゃ下がるけどね~。ウチはブラ紐にエロさは感じないよ」
正直なところ、俺も同感だ。エロに興味を持ち始める小学校低学年ぐらいなら、ちょうど良いかもな。
「ワタシもそれじゃダメな気がする。もうちょっと踏み込みたいけど、程々にしたいナ…」
実行するのはウィルベルさんだから、彼女が納得しないと意味がない。
「沙織ママ、何かない?」
「そうね……、『おへそを出す』のはどう? きっとセクシーだと思うわ♪」
ノーブラに比べたら楽だし、ウィルベルさんが求める条件に合っている。さすが沙織さん!
「それなら何とかなる気がする。今の時期暑いからピッタリだヨ」
「で、慣れたらノーブラだね。ウィルちゃんなら何とかなるよ」
他人事だから適当な事言ってるぞ…。
「やっぱりそうしたほうが良いかナ?」
「絶対そうしたほうが良いって! 最初は何とかなっても、そのうち『エロが足りない!』って言われると思うよ」
直接は言わないだろ。もし言ったら、その人はワガママ過ぎる。
「ツムギの言う通りかもネ」
「ウィルベルさん。『ニップレス』はどうですか? 透け・擦れ防止に加え、ほんの少し恥ずかしさを抑えられるかも…」
あれで恥ずかしさを減らせるか? とはいえ、ノーブラだとそこが問題になるな。
「ありがとうツキヨ。後でニップレスを買うヨ!」
「お役に立てて良かったです」
これでウィルベルさんの方針が決まった。最初はへそ出しから始め、慣れてきたらノーブラに変更する流れだ。それで一気に依頼が増える事は考えにくいが、良い変化が起こる事を祈ろう。
「月ちゃん。ウチも占って!」
「わかりました」
ウィルベルさんが着替えてる間に紬さんは服を脱いで上半身裸になり、席に座る。
「では、失礼します…」
もうそろそろ夏休みが終わって2学期になる。この結果は、2学期に向けてになりそうだ。
「――伊草さんは『言葉遣い』に気を付けた方が良さそうです」
「ウチ、偉い人と話す事になるの?」
「そういう意味もあるんですが、相手を説得したり納得してもらう場合でも言葉遣いは重要になります。その時お一人でなければ、誰かの力を借りたほうが良いかもしれません」
「沙織ママ・満里奈お願い!」
やっぱり頼りになるのは、この2人だよな~。俺だってそうすると思う。
「任せてちょうだい♪」
「私が近くにいたらね」
「言葉遣いはあたしも苦手だな~。母さんと満里奈ちゃんがいない時だったら、真頼むわ」
「なるべく頑張るよ…」
俺だって得意じゃないが、何とかするしかない。
こうして、ウィルベルさん・紬さんの“オッパイ占い”は終わった。紬さんが着替えてる最中、沙織さんが占いのお礼を兼ねて昼食をここで食べる事を月夜さんに伝える。ここの料理はおいしいので、反対する理由はないな。
みんなも同じ気持ちらしく、誰も反対しなかった。…紬さんが着替え終わったので、俺達は店に戻る。
店に戻ると、店を出るお客さんに朱里さんが挨拶しているところだった。
「――おかえりみんな。占いはどうだった?」
「ウィルちゃんは、これからニップレスを買う事になったよ!」
「ニップレス? 依頼を増やす話じゃなかったの?」
「増やすためにニップレスを買うんだって!」
「意味が分からないな~」
分かったほうが凄いよ…。
「朱里。みんな昼食をここで食べてくれるみたいだから、頑張って作ろう」
「わかった。6人分だから、気合入れないとね!」
「ウィルベルさん。レンタカーの運転のお礼をしたいので、みんなと一緒に注文して下さい」
「良いの!? アイヤマさん太っ腹だナ~」
「沙織ママはお腹よりオッパイが凄いから『太っパイ』のほうが良いよね!」
また造語が生まれた…。満里奈さんも戸惑ってる中、俺達は席に着いて食べたいメニューを決める。
大々的に宣伝すると女性のニーズを失うようだ。彼女はそういう探偵を目指してないみたいで、その心配は不要になる。
占いはまだまだ終わりそうにない…。
「ツキヨ。『さりげないエロ』ってどれぐらいならセーフなノ?」
そこは重要なポイントだし、しっかり確認するべきだ。
「そうですね…。さっき伊草さんが言った“ノーブラ”あたりでしょうか。ミニスカートは微妙なラインですね」
短さが一目瞭然だからな。遠目であっても、間違いなくノーブラよりわかりやすい。
「ねぇねぇ月ちゃん。ノーブラがOKなら、ノーパンもOKなの?」
何を言い出すんだ、紬さんは…。
「えっ? ノーパンですか?」
「だって条件的に同じじゃない? 近くにいる人はわかるみたいな」
「ツムギ。マコトならともかく、ワタシがノーパンなのはキツイヨ…」
「俺だってキツイし嫌です!」
あの日がなくても無理だ。
「ノーブラとは全然重みが違うので、ノーパンは却下ですね」
「ウィルちゃん。これからずっとノーブラで過ごして!」
紬さんは練習のつもりで言ったんだろうが…。
「ロジーと2人きりならまだしも、それで外に出るのは恥ずかしいナ…」
「でしたら『ブラの肩紐を見せる』のはどうですか? 難易度は下がりますよ」
「その代わりエロさもめちゃ下がるけどね~。ウチはブラ紐にエロさは感じないよ」
正直なところ、俺も同感だ。エロに興味を持ち始める小学校低学年ぐらいなら、ちょうど良いかもな。
「ワタシもそれじゃダメな気がする。もうちょっと踏み込みたいけど、程々にしたいナ…」
実行するのはウィルベルさんだから、彼女が納得しないと意味がない。
「沙織ママ、何かない?」
「そうね……、『おへそを出す』のはどう? きっとセクシーだと思うわ♪」
ノーブラに比べたら楽だし、ウィルベルさんが求める条件に合っている。さすが沙織さん!
「それなら何とかなる気がする。今の時期暑いからピッタリだヨ」
「で、慣れたらノーブラだね。ウィルちゃんなら何とかなるよ」
他人事だから適当な事言ってるぞ…。
「やっぱりそうしたほうが良いかナ?」
「絶対そうしたほうが良いって! 最初は何とかなっても、そのうち『エロが足りない!』って言われると思うよ」
直接は言わないだろ。もし言ったら、その人はワガママ過ぎる。
「ツムギの言う通りかもネ」
「ウィルベルさん。『ニップレス』はどうですか? 透け・擦れ防止に加え、ほんの少し恥ずかしさを抑えられるかも…」
あれで恥ずかしさを減らせるか? とはいえ、ノーブラだとそこが問題になるな。
「ありがとうツキヨ。後でニップレスを買うヨ!」
「お役に立てて良かったです」
これでウィルベルさんの方針が決まった。最初はへそ出しから始め、慣れてきたらノーブラに変更する流れだ。それで一気に依頼が増える事は考えにくいが、良い変化が起こる事を祈ろう。
「月ちゃん。ウチも占って!」
「わかりました」
ウィルベルさんが着替えてる間に紬さんは服を脱いで上半身裸になり、席に座る。
「では、失礼します…」
もうそろそろ夏休みが終わって2学期になる。この結果は、2学期に向けてになりそうだ。
「――伊草さんは『言葉遣い』に気を付けた方が良さそうです」
「ウチ、偉い人と話す事になるの?」
「そういう意味もあるんですが、相手を説得したり納得してもらう場合でも言葉遣いは重要になります。その時お一人でなければ、誰かの力を借りたほうが良いかもしれません」
「沙織ママ・満里奈お願い!」
やっぱり頼りになるのは、この2人だよな~。俺だってそうすると思う。
「任せてちょうだい♪」
「私が近くにいたらね」
「言葉遣いはあたしも苦手だな~。母さんと満里奈ちゃんがいない時だったら、真頼むわ」
「なるべく頑張るよ…」
俺だって得意じゃないが、何とかするしかない。
こうして、ウィルベルさん・紬さんの“オッパイ占い”は終わった。紬さんが着替えてる最中、沙織さんが占いのお礼を兼ねて昼食をここで食べる事を月夜さんに伝える。ここの料理はおいしいので、反対する理由はないな。
みんなも同じ気持ちらしく、誰も反対しなかった。…紬さんが着替え終わったので、俺達は店に戻る。
店に戻ると、店を出るお客さんに朱里さんが挨拶しているところだった。
「――おかえりみんな。占いはどうだった?」
「ウィルちゃんは、これからニップレスを買う事になったよ!」
「ニップレス? 依頼を増やす話じゃなかったの?」
「増やすためにニップレスを買うんだって!」
「意味が分からないな~」
分かったほうが凄いよ…。
「朱里。みんな昼食をここで食べてくれるみたいだから、頑張って作ろう」
「わかった。6人分だから、気合入れないとね!」
「ウィルベルさん。レンタカーの運転のお礼をしたいので、みんなと一緒に注文して下さい」
「良いの!? アイヤマさん太っ腹だナ~」
「沙織ママはお腹よりオッパイが凄いから『太っパイ』のほうが良いよね!」
また造語が生まれた…。満里奈さんも戸惑ってる中、俺達は席に着いて食べたいメニューを決める。
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