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バイトを終えてから~夏休みが終わるまで
第168話 早くも紬さんの企みが明らかに?
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ウィルベルさんと紬さんの“オッパイ占い”が終わったので、俺達は昼食をとるために朱里さんと月夜さんに食べたいメニューを注文する。
――全員注文し終えたから、後は待つだけだ。楽しみだな~。
「ねぇウィルちゃん。ニップレスはいつ買うの?」
「今日行くなら、みんなをアイヤマさんの家まで送った後かナ」
「え~、一緒に見ようよ。ウチも気になっててさ~」
何で紬さんがニップレスを気にするんだ? …心当たりがない。
「それは良いけど、理由を教えて。マリナもそう言いたそうだヨ?」
彼女の顔に『何を企んでる?』と書いてある。絶対何かしらの理由があるはず!
「どうせバレるから良いや。…ウィルちゃん、この前“エロい体育祭”の事教えてくれたの覚えてる?」(126話参照)
「もちろん覚えてるよ。それがどうかしたノ?」
「それをウチの高校でもやりたくてさ~。実行委員になるとやる競技を決められるから色々妄想するんだよ」
なるほど、体育祭絡みか。だがそれでも使い方がわからない。
「紬。訊くのがちょっと怖いけど、ニップレスをどう使う気なの?」
「上に白Tシャツだけ着て何かやるのはどう?」
やはり紬さんはとんでもないな。予想の斜め上を行く…。
「あんた、本気で言ってる?」
「当たり前じゃん。白Tが透けて、みんなのオッパイ見放題だよ♡」
言うまでもなく、男子と女子で意見が真っ二つに割れるな。どうやって女子を説得するんだ?
そう思った時、さっきの“オッパイ占い”を思い出す。『相手を説得したり納得してもらう場合でも言葉遣いは重要』って月夜さんが言ってたじゃないか!
その結果はこれに間違いない! 満里奈さんは気付いてるか?
「そんなの無理に決まってるじゃない…」
ダメだ、呆れてツッコむのに精一杯な様子だ。言うのは後にしよう。
「紬ちゃんは本当に面白い事考えるわね♪」
沙織さんはクスッと笑う。他人事だもんな…。
「そうだ! 保護者参加の競技を考えないと! 沙織ママもその恰好で何かやろうよ」
「えぇ!?」
まさかの巻き添え。沙織さんはどう答える?
「わたし、運動は苦手なのよね…」
「二人三脚とか玉入れなら良くない? ――玉か~♡」
あのにやけ顔、どうやら下ネタを思い付いたようだ。
「あそこに玉をぶつける競技…。良いかも♡」
「どこがだよ!」
玉入れの玉は柔らかめとはいえ、急所に当てるのはアウトだろ。
「でもさ~。ウチら女子が白Tとニップレスで頑張るんだから、男子も体張ってもらわないと」
あの案、自分もそうなる事をわかって言ったのか? やっぱり紬さんは只者じゃない…。
「男子は上半身裸によくなるし、エロい体育祭で体張るなら下半身しかないよね」
「詩織ちゃんもそう思うでしょ? それでみんながやれる体育祭らしい競技は、さっきの『タマタマ』しかない!」
もう競技名が決まったのか? 紬さんのお気に入りになったかもしれない…。
「みんな~! できたよ~!」
キッチンにいる朱里さんが俺達に声をかける。話は一旦中断して、昼食の時間だ!
朱里さんと月夜さんが作ったメニューを頂く俺達。――相変わらずおいしいな。
「余裕がある時にみんながしてた話を聞いてたんだけど、つむぎんヤバいって」
朱里さんじゃなくても、大抵の人はそう思うはず。
「月ちゃんもそう思った?」
「…はい。理解するのが大変なので、途中で聞くのを止めました」
ある意味、それが最善策かもな…。
「ヤバいと思うようなアイディアじゃないと、ご褒美もらえない気がするんだよね~」
「ご褒美?」
「それはワタシが説明するヨ」
ウィルベルさんは、あの時俺達にしてくれた話を朱里さんと月夜さんに伝える。
「 定員割れを防ぐために、エロい体育祭でアピールする訳か…。姉さん、アタシ達の高校もそうしたら結果変わったかな?」
「どうだろう? 時代の流れを考えると、定員に関係なく共学になったかも」
「朱ちゃんと月ちゃんって、女子校出身なの?」
「そうだよ。でもこの間来た同窓会の案内だったかな? それに共学の件が書いてある紙も一緒に入ってたんだよ」
「そっか~。2人の高校は変わっちゃったんだね」
それ言う必要ないだろ、紬さん。
「…はい。校名は変わらなくても女子校から共学になったので、私達が知るあの学校ではなくなりました…」
――満里奈さんが紬さんを睨んでいる。後で説教あるかも?
ちょっとシリアスな空気で困っていたが、お客さん3人が来店したおかげで何とか切り替わった印象だ。
「ウチらの高校はずっと残って欲しいよね」
あの高校に進学したから、詩織さん・満里奈さん・紬さんと会う事ができた。その気持ちは俺も一緒だ。
「だから…、超エロい体育祭にして志望者を増やさないと♡」
さっきの話で紬さんのスイッチが入った以上、これは夏休み明け大変だな。先が思いやられる俺と満里奈さんだった…。
――全員注文し終えたから、後は待つだけだ。楽しみだな~。
「ねぇウィルちゃん。ニップレスはいつ買うの?」
「今日行くなら、みんなをアイヤマさんの家まで送った後かナ」
「え~、一緒に見ようよ。ウチも気になっててさ~」
何で紬さんがニップレスを気にするんだ? …心当たりがない。
「それは良いけど、理由を教えて。マリナもそう言いたそうだヨ?」
彼女の顔に『何を企んでる?』と書いてある。絶対何かしらの理由があるはず!
「どうせバレるから良いや。…ウィルちゃん、この前“エロい体育祭”の事教えてくれたの覚えてる?」(126話参照)
「もちろん覚えてるよ。それがどうかしたノ?」
「それをウチの高校でもやりたくてさ~。実行委員になるとやる競技を決められるから色々妄想するんだよ」
なるほど、体育祭絡みか。だがそれでも使い方がわからない。
「紬。訊くのがちょっと怖いけど、ニップレスをどう使う気なの?」
「上に白Tシャツだけ着て何かやるのはどう?」
やはり紬さんはとんでもないな。予想の斜め上を行く…。
「あんた、本気で言ってる?」
「当たり前じゃん。白Tが透けて、みんなのオッパイ見放題だよ♡」
言うまでもなく、男子と女子で意見が真っ二つに割れるな。どうやって女子を説得するんだ?
そう思った時、さっきの“オッパイ占い”を思い出す。『相手を説得したり納得してもらう場合でも言葉遣いは重要』って月夜さんが言ってたじゃないか!
その結果はこれに間違いない! 満里奈さんは気付いてるか?
「そんなの無理に決まってるじゃない…」
ダメだ、呆れてツッコむのに精一杯な様子だ。言うのは後にしよう。
「紬ちゃんは本当に面白い事考えるわね♪」
沙織さんはクスッと笑う。他人事だもんな…。
「そうだ! 保護者参加の競技を考えないと! 沙織ママもその恰好で何かやろうよ」
「えぇ!?」
まさかの巻き添え。沙織さんはどう答える?
「わたし、運動は苦手なのよね…」
「二人三脚とか玉入れなら良くない? ――玉か~♡」
あのにやけ顔、どうやら下ネタを思い付いたようだ。
「あそこに玉をぶつける競技…。良いかも♡」
「どこがだよ!」
玉入れの玉は柔らかめとはいえ、急所に当てるのはアウトだろ。
「でもさ~。ウチら女子が白Tとニップレスで頑張るんだから、男子も体張ってもらわないと」
あの案、自分もそうなる事をわかって言ったのか? やっぱり紬さんは只者じゃない…。
「男子は上半身裸によくなるし、エロい体育祭で体張るなら下半身しかないよね」
「詩織ちゃんもそう思うでしょ? それでみんながやれる体育祭らしい競技は、さっきの『タマタマ』しかない!」
もう競技名が決まったのか? 紬さんのお気に入りになったかもしれない…。
「みんな~! できたよ~!」
キッチンにいる朱里さんが俺達に声をかける。話は一旦中断して、昼食の時間だ!
朱里さんと月夜さんが作ったメニューを頂く俺達。――相変わらずおいしいな。
「余裕がある時にみんながしてた話を聞いてたんだけど、つむぎんヤバいって」
朱里さんじゃなくても、大抵の人はそう思うはず。
「月ちゃんもそう思った?」
「…はい。理解するのが大変なので、途中で聞くのを止めました」
ある意味、それが最善策かもな…。
「ヤバいと思うようなアイディアじゃないと、ご褒美もらえない気がするんだよね~」
「ご褒美?」
「それはワタシが説明するヨ」
ウィルベルさんは、あの時俺達にしてくれた話を朱里さんと月夜さんに伝える。
「 定員割れを防ぐために、エロい体育祭でアピールする訳か…。姉さん、アタシ達の高校もそうしたら結果変わったかな?」
「どうだろう? 時代の流れを考えると、定員に関係なく共学になったかも」
「朱ちゃんと月ちゃんって、女子校出身なの?」
「そうだよ。でもこの間来た同窓会の案内だったかな? それに共学の件が書いてある紙も一緒に入ってたんだよ」
「そっか~。2人の高校は変わっちゃったんだね」
それ言う必要ないだろ、紬さん。
「…はい。校名は変わらなくても女子校から共学になったので、私達が知るあの学校ではなくなりました…」
――満里奈さんが紬さんを睨んでいる。後で説教あるかも?
ちょっとシリアスな空気で困っていたが、お客さん3人が来店したおかげで何とか切り替わった印象だ。
「ウチらの高校はずっと残って欲しいよね」
あの高校に進学したから、詩織さん・満里奈さん・紬さんと会う事ができた。その気持ちは俺も一緒だ。
「だから…、超エロい体育祭にして志望者を増やさないと♡」
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