胸が大きい女性を助けたら、エロいクラスメートのお母さんだった件

あかせ2

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バイトを終えてから~夏休みが終わるまで

第169話 沙織さんのアドバイスが明暗を分ける!

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 ウィルベルさんのニップレスをきっかけに、エロい体育祭にしたい紬さんの気持ちが暴走した。いくらご褒美のためとはいえ限度があるだろ…。


 今の俺達は昼食中だが、他に3人のお客さんがいるから小声で話す事を心掛けよう。

「紬ちゃん。さっきの体育祭なんだけど、ちょっと言いたい事があるの」

「何? 沙織ママ?」

「どんな事でも『強制』はダメよ。そんな事したら志望者は増えるどころか減っちゃうわね。当然ご褒美の話もなくなるわ」

しっかりしたアドバイスで良かった。沙織さん、本当にありがとうございます。

「じゃあどうすれば良いの?」

「『任意』。つまりやりたい人だけやるようにすれば良いのよ。それなら問題ないと思うわ」

「でもさ~、それでエロい体育祭になる?」

「人数は少なくても、熱意である程度補えるんじゃない? 紬ちゃんの熱い気持ちはさっき伝わったから♪」

あれを褒めるのか。簡単に真似出来る事じゃないぞ…。

「ツムギ、あの体育祭はまだなのを忘れないで。いきなり無茶しちゃダメだヨ」

段階を踏まないと、2度とできなくなるよな…。

「…そうだね。これからはともかく、今年は軽いやつにしたほうが良いか」

紬さんが納得してくれた。沙織さんにお礼したいが、俺に出来るのはHだけかも…。

「わかってもらって良かったわ。世の中いろんな人がいるから、きっと力を貸してくれる人がいるはずよ♪」

いるのかな? 水を差したくないから言わないが、そんな事を考える。

「力を貸してくれた人にをあげて、ある程度たまったら良い事と交換できるのはどう? それなら参加者増えるかもネ」

恥ずかしい思いが報われるシステムか…。ニップレスして依頼者を増やそうとするウィルベルさんだから浮かぶアイディアだな。

「良い事? ウィルちゃん、例えば何がある?」

「今思い付くのは…『指名した人とデート』とカ?」

「最近の子は大人びてるから『高い化粧品』と交換できるのも面白そう♪」

「母さん、さすがにそれは無理だって」

詩織さんの言う通りだと思う。学校の予算で体育祭に関係ない物を買うのは厳しいはずだ。

「そうね。うっかりしたわ♪」

「さっきシオリが言ってたけど、男子より女子のほうがが多いから、女子のほうがポイント稼ぎやすいよネ」

男子だって上半身裸を嫌がる人はいるが、女子に比べたら少ない。稼ぎやすさに差が出るぞ…。

「ウチは女子限定にしてもOKだよ♡」

「学校で限定はマズいでしょ」

俺も満里奈さんと同じ事を考えた。今の時代、性で分けるのは良くない。

「でも男子は恥ずかしい事しないで女子のエロいところを見放題じゃん。それにどっちも納得するなんて無理だって」

男女共に恥ずかしい思いをする競技を同数用意すれば良いのか? …男子の方はすぐネタ切れになりそうだ。

「――結構難しいネ~」

「ウィルちゃんが協力してくれて嬉しいよ」

さっきのポイント制のアイディアはすごく良かった。俺はまったく浮かばなかったからな。

「あの話をした責任があるからね。これからもできる限り協力するヨ」

「ありがとうウィルちゃん!」


 全員注文したメニューを完食した。話し合いが盛り上がったから、結構時間がかかったな…。

「みんな長く話してたね~。あの時来た3人のお客さんはもう帰ったよ」

朱里さんがそう言った後、テーブル席にいる6人全員が店内を見渡す。――本当にいない。長時間もそうだが、予想に反して集中してたのか…。

「つむぎんがああ言った時はどうなるかと思ったけど、さおりんが止めて一安心だよ」

沙織さんがアドバイスしなかったら、もっと過激になってたかも。

「わたしは大した事言ってません。ウィルベルさんのおかげです」

「ワタシだって全然だよ。大変になるのはこれかラ」

エロい体育祭にしようがしまいが、実行委員はやる事が多い。何にせよ苦労しそうだ。

「ねぇねぇ朱ちゃん。体育祭でやれそうなって何があると思う?」

意見は多いほうが今後の参考になる。

「“ブルマ”じゃない? さおりんは昔、学校で穿いてたよね?」

「いえ、わたしも穿いた事ないです…」

今いるメンバーで最年長の沙織さんでも縁がない事だったか。

「朱里が失礼な事を言って申し訳ございません!」

月夜さんが慌てて謝罪してから頭を下げたので、彼女も続く。

「いえ、全然気にしてませんよ」

「オバさんは穿いてたかな?」

千春さんは沙織さんより年上だし、ワンチャンありそうだが…。

「どうかしら? もし穿いてても、思い出したくない事かもしれないわ」

「思い出したくない? 何で?」

「多分だけど、千春さんが穿いてた時って小学生か中学生の時だと思うの。その頃は男の子の視線が気になってたかもしれないから…」

脚だけでなく、胸に対する視線もありそうだ。彼女がその時から巨乳だったらの話だが…。

「ウチはそんな風に見られた事ないからわかんないな~。詩織ちゃんはどうだった?」

「小学校高学年ぐらいの時はおっぱいをジロジロ見てくる男子がウザかったけど、中学からは慣れたね。『男子は本当におっぱい好きだな~』って感じで流せるようになったよ」

詩織さんはこうなっても、他の人もそうなるとは限らない…。

「詩織ちゃんみたいなタイプがエロい体育祭にどんどん参加してくれれば良いのに」

「そこは紬ちゃん次第だと思うわ。頑張って♪」

「沙織ママ、ウチ頑張るよ!」

話がまとまったので、沙織さんが会計してから俺達は“ソフィー”を出る。
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