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バイトを終えてから~夏休みが終わるまで
第170話 普通の感覚が今後のカギになる?
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“ソフィー”を出た俺達は、ウィルベルさんが借りたレンタカーに戻る。“オッパイ占い”が終わったので、今日の用件は全て完了した。
「アイヤマさん。帰りに寄りたいところあるかナ?」
「特にないので、自宅までお願いします」
「わかったヨ」
「ちょっと待って沙織ママ。ウィルちゃんと一緒にニップレス探さないと!」
そういえば、そんな話あったっけ…。
「ツムギがニップレスを欲しがる理由は、体育祭で使うからなんだよネ?」
「そうだよ。ウチらみたいなH大好きな人が使ってくれるかもしれないじゃん♡」
ちゃんと『任意』を覚えているか。その点は安心だ。
「いくらなんでも、それは無理だと思うよ。ねぇアイヤマさん?」
「ええ。その人がOKしてもみんなはまだ“未成年”だから、先生が止めるはずよ」
俺みたいな経験済みの男子ならともかく、そうでない男子には過激かもな。
「でもウィルちゃんはニップレス使う気でしょ?」
「それはまだ先。しばらくはアイヤマさんが言った『へそ出し』で頑張るつもリ」
「ウィルベルさんは紬ちゃんと違って成人した大人だから、責任を持ってやるの」
「先生、責任持って~!」
ワガママだな…。隣の席の満里奈さんもそう思ってるようで、わかりやすく顔に出ている。
「ウィルベルさんがいる今の内に、問題なくやれそうな目安を話し合ったほうが良いかもしれないわね。土台ができると楽になると思うわ♪」
「さすが沙織ママ! 早速決めようよ!」
話し合いの方針が決まったので、車は発進する。
「下着姿で何かやるのはどう?」
早速提案する紬さん。
「それは無理だヨ」
「じゃあビキニは?」
「う~ん、ギリOKかダメかな。アイヤマさんはどう思ウ?」
「難しいですね。露出を考えると厳しいですが、ビキニは下着と違って人目を意識した作りになってますから…」
「ツムギは高校生だから、スクール水着で良いんじゃない? 着慣れてるよネ?」
「確かに体育で何度も着たけど、あれはHじゃないって!」
俺も紬さんに同意だが、俺達はたくさんHしたしゴムを使っている。一般とはズレている可能性があるぞ…。
「それは人によりけりかも。アイヤマさんはどうかナ?」
「わたしも同じ考えですが、あまり自信はないですね…」
「いっぱいHすると、どうしても思考が偏るよね。普通の人は『スクール水着はHなもの』って思うかもしれないシ」
俺達の周りはHが好きな人ばかりだ。比較的しっかりしている沙織さんがそう思うなら、満里奈さんはどうかな?
「満里奈さんはどっち派なんだ?」
「そうだね…。好きな人だけに見せるならHじゃないけど、そうじゃないならHかも…」
体育祭は全校生徒が参加する行事だ。つまり満里奈さん的には『H』になる。
「あたしはお尻を隠したらHじゃないと思う。普通の人はそこ気にするんじゃない?」
胸への視線を流せるようになった詩織さんならではの意見だ。
「じゃあ男子代表として、まーちゃんに質問! ウチら以外にお尻見せられる?」
「いや、無理だな」
この答えは多数派になるだろ。
「なら男子も女子も『お尻NG』にしたほうが良いね」
「お尻を隠すなら、男の子も女の子も上半身の露出次第になるから平等だわ♪」
「自信ありそうな男子は脱ぐはずだし、ウチ楽しみ♡」
それを見ても男の俺は面白くないが、女子のニーズはある程度満たせそうだ。男女のニーズを満たさないと、エロい体育祭は絶対実現しないだろう…。
色々話し合ってる内に、レンタカーは沙織さんの家の前に着いた。あっという間だったな。
「ウィルベルさん。今日は運転していただき、ありがとうございました」
「お礼を言うのはワタシのほうだよ。道案内ありがとネ」
「ウィルちゃん、『千玲』と“ソフィー”の場所は覚えた?」
「覚えたよ。気が向いた時に遊びに行くかモ」
「良いな~。ウチらはそろそろ夏休み終わるから、土日ぐらいしか遊びに行けないよ」
放課後に寄るのは距離的にキツイ…。
「体育祭、うまくいくと良いね。応援してるヨ」
「ウィルちゃんも依頼増えると良いね!」
「そうだネ…」
こればっかりは、やる気でどうにかなる問題じゃない。彼女の努力が報われると良いな。
「ねぇウィルちゃん。もしウチが何か依頼したら受けてくれる?」
「内容次第だね。ツムギは高校生だし知り合いだから、なるべくサービスするヨ」
「ありがとう! 困ったらすぐ頼るね!」
紬さんが困るような事って何だ? ――パッと思い付かない。
「ツムギ、一応言っておくけど『宿題やって』とかはナシだからネ?」
「わかってるよ。そういうのは満里奈に手伝ってもらうから」
彼女だけでなく、俺と詩織さんも勉強を教えてもらう時がある。本当にありがたいよ。
「ウィルちゃん。良かったら31日に沙織ママの家で依頼の事聞かせてよ! 沙織ママ良いよね?」
「もちろん。あの話を聞いたわたし達も無関係じゃないし、できる限り協力したいわ♪」
今日は25日だから、約1週間の進捗を訊く訳か。間隔が短い気がするが、俺達のタイミングを考えるとそこがベストかも。
「31日って夏休み最後の日だね。そんな大切な日にお邪魔しても良いノ?」
「ウィルちゃんなら全然OK」
「ありがとう、そういう事ならお邪魔しようかな。吉報を伝えられると良いんだけド…」
31日にウィルベルさんと会う約束をしてから、俺達はお礼を言った後に車を降りる。
「アイヤマさん。帰りに寄りたいところあるかナ?」
「特にないので、自宅までお願いします」
「わかったヨ」
「ちょっと待って沙織ママ。ウィルちゃんと一緒にニップレス探さないと!」
そういえば、そんな話あったっけ…。
「ツムギがニップレスを欲しがる理由は、体育祭で使うからなんだよネ?」
「そうだよ。ウチらみたいなH大好きな人が使ってくれるかもしれないじゃん♡」
ちゃんと『任意』を覚えているか。その点は安心だ。
「いくらなんでも、それは無理だと思うよ。ねぇアイヤマさん?」
「ええ。その人がOKしてもみんなはまだ“未成年”だから、先生が止めるはずよ」
俺みたいな経験済みの男子ならともかく、そうでない男子には過激かもな。
「でもウィルちゃんはニップレス使う気でしょ?」
「それはまだ先。しばらくはアイヤマさんが言った『へそ出し』で頑張るつもリ」
「ウィルベルさんは紬ちゃんと違って成人した大人だから、責任を持ってやるの」
「先生、責任持って~!」
ワガママだな…。隣の席の満里奈さんもそう思ってるようで、わかりやすく顔に出ている。
「ウィルベルさんがいる今の内に、問題なくやれそうな目安を話し合ったほうが良いかもしれないわね。土台ができると楽になると思うわ♪」
「さすが沙織ママ! 早速決めようよ!」
話し合いの方針が決まったので、車は発進する。
「下着姿で何かやるのはどう?」
早速提案する紬さん。
「それは無理だヨ」
「じゃあビキニは?」
「う~ん、ギリOKかダメかな。アイヤマさんはどう思ウ?」
「難しいですね。露出を考えると厳しいですが、ビキニは下着と違って人目を意識した作りになってますから…」
「ツムギは高校生だから、スクール水着で良いんじゃない? 着慣れてるよネ?」
「確かに体育で何度も着たけど、あれはHじゃないって!」
俺も紬さんに同意だが、俺達はたくさんHしたしゴムを使っている。一般とはズレている可能性があるぞ…。
「それは人によりけりかも。アイヤマさんはどうかナ?」
「わたしも同じ考えですが、あまり自信はないですね…」
「いっぱいHすると、どうしても思考が偏るよね。普通の人は『スクール水着はHなもの』って思うかもしれないシ」
俺達の周りはHが好きな人ばかりだ。比較的しっかりしている沙織さんがそう思うなら、満里奈さんはどうかな?
「満里奈さんはどっち派なんだ?」
「そうだね…。好きな人だけに見せるならHじゃないけど、そうじゃないならHかも…」
体育祭は全校生徒が参加する行事だ。つまり満里奈さん的には『H』になる。
「あたしはお尻を隠したらHじゃないと思う。普通の人はそこ気にするんじゃない?」
胸への視線を流せるようになった詩織さんならではの意見だ。
「じゃあ男子代表として、まーちゃんに質問! ウチら以外にお尻見せられる?」
「いや、無理だな」
この答えは多数派になるだろ。
「なら男子も女子も『お尻NG』にしたほうが良いね」
「お尻を隠すなら、男の子も女の子も上半身の露出次第になるから平等だわ♪」
「自信ありそうな男子は脱ぐはずだし、ウチ楽しみ♡」
それを見ても男の俺は面白くないが、女子のニーズはある程度満たせそうだ。男女のニーズを満たさないと、エロい体育祭は絶対実現しないだろう…。
色々話し合ってる内に、レンタカーは沙織さんの家の前に着いた。あっという間だったな。
「ウィルベルさん。今日は運転していただき、ありがとうございました」
「お礼を言うのはワタシのほうだよ。道案内ありがとネ」
「ウィルちゃん、『千玲』と“ソフィー”の場所は覚えた?」
「覚えたよ。気が向いた時に遊びに行くかモ」
「良いな~。ウチらはそろそろ夏休み終わるから、土日ぐらいしか遊びに行けないよ」
放課後に寄るのは距離的にキツイ…。
「体育祭、うまくいくと良いね。応援してるヨ」
「ウィルちゃんも依頼増えると良いね!」
「そうだネ…」
こればっかりは、やる気でどうにかなる問題じゃない。彼女の努力が報われると良いな。
「ねぇウィルちゃん。もしウチが何か依頼したら受けてくれる?」
「内容次第だね。ツムギは高校生だし知り合いだから、なるべくサービスするヨ」
「ありがとう! 困ったらすぐ頼るね!」
紬さんが困るような事って何だ? ――パッと思い付かない。
「ツムギ、一応言っておくけど『宿題やって』とかはナシだからネ?」
「わかってるよ。そういうのは満里奈に手伝ってもらうから」
彼女だけでなく、俺と詩織さんも勉強を教えてもらう時がある。本当にありがたいよ。
「ウィルちゃん。良かったら31日に沙織ママの家で依頼の事聞かせてよ! 沙織ママ良いよね?」
「もちろん。あの話を聞いたわたし達も無関係じゃないし、できる限り協力したいわ♪」
今日は25日だから、約1週間の進捗を訊く訳か。間隔が短い気がするが、俺達のタイミングを考えるとそこがベストかも。
「31日って夏休み最後の日だね。そんな大切な日にお邪魔しても良いノ?」
「ウィルちゃんなら全然OK」
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