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夏休み明け エロい体育祭 準備編
第173話 エロい体育祭の行方
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体育祭の実行委員が決まった後、担任の清水先生から2学期の予定を簡単に聞かされる。
テスト以外の目玉は、体育祭・文化祭の2つだ。体育祭が先に開催されるから、まずはそっちに集中しないと!
今日の予定は始業式とホームルームだけなので、これで放課後になる…。
「伊草さん達、話は先生が職員室から戻って来てからね」
俺達にそう言ってから、清水先生は教室を出る。
そういう事ならここで待機だ。
「先生の話って何だろう?」
「どう考えても、あんたのあれでしょ」
紬さんが教壇で『今回の体育祭、エロくするからよろしく!』と宣言したからな…。問題発言になるかもしれない。
「でもさ~、それだったらすぐに『ダメ!』とか『無理!』って言えば良くない?」
詩織さんの言う通りだ。それに先生のとても驚いた表情がずっと気になっている。俺の考え過ぎだと良いんだが…。
「紬。最悪、却下される可能性を考えておいてよ」
「そうなったら本当に最悪だ~!!」
本当にそうなったら、Hで慰めるか。今の俺に出来るのはそれぐらいだ。
先生は10分後ぐらいに教室に戻って来た。今いるのは俺達だけになる。
「みんな。今から校長室に来てくれる?」
何で校長室? もしかして俺達ヤバいのでは? 悪い事しか頭に浮かばない。
「先生、ウチらどうなっちゃうの?」
さすがの紬さんも危機感を覚えたか。
「心配しないで伊草さん、悪い話じゃないから。みんなにちょっと訊きたい事があるんだって」
それでも意味が分からない。先生なりの励ましか?
――俺達は先生に付いて行き、校長室前に着いた。…緊張してきたぞ。
「先生は同席しないから、後は頑張ってね」
それだけ伝え、隣の職員室に入って行く。
「紬。本当に覚悟しておいて」
「わかった…」
紬さんがノックすると応答があったので、俺達は恐る恐る校長室に入る。
校長室に入って最初に目に入ったのは、机を挟んだ大きいソファーだ。…校長は既にソファーに座っている。
「そんなに緊張しなくて良いんだが…。ぼくの向かいに座ってくれ」
やはり顔に出ていたか…。そう思いながら、俺達は向かいのソファーに座る。
「緊張している君達のために早めに終わらせるとしよう。――君達の知り合いに『藤岡高校』の生徒がいるのかな?」
藤岡高校? どこだそこ? 訳が分からないので、俺達は顔を見合わせる。
「いないのか? このタイミングで君達があんな事を言い出したのは偶然なんだろうか…」
校長の何気ない独り言が、俺の記憶を呼び覚ます。――そういう事だったのか! それなら清水先生が驚くのも納得だし、校長が俺達を呼ぶ理由もわかる!
「みんな。ウィルベルさんの調査結果の後の話を思い出してくれ」(126話参照)
校長の前だから『浮気調査』のワードは使いにくい。……満里奈さんは気付いたみたいだが、詩織さん・紬さんはピンと来てないか。
「君達、あの高校に何かの調査を依頼したのか?」
「いえ、別の件です。ですがその際に、調査した人が小耳に挟んだらしくて…」
「なるほどな。厳しい情報規制をした訳ではないらしいし、遅かれ早かれ漏れるものか…」
「真、どういう事? 意味不明なんだけど」
「そうだよまーちゃん。ちゃんと教えて!」
それなら2人に説明しないと。
「あの体育祭の話は『その高校の人達と全国の高校の先生だけ』しか知らないはずなんだ。校長はそこに疑問を抱いたんだよ」
「その通り。説明ありがとう瀬川君。本校は藤岡高校と距離があるから、簡単に伝わるはずないんだ」
これにより、校長のあの疑問は解決する…。
「君達は調査した人から聞いてた訳だから、偶然ではないようだな。それがわかってスッキリした」
「校長。ここでもやろうよ!」
校長が怒ってないのが分かったからか、紬さんがお願いする。大丈夫か?
「それについては、そろそろ言うつもりだった。――本校もやろうと思う」
「やった~!!」
紬さんが大声を出しながら、ソファーから立ち上がる。
…満里奈さんが睨んでる事に途中で気付いたらしく、静かになって再び着席した。
「君がそんなに喜ぶとは思わなかった。ぼくは瀬川君の発案だと思っていたが…」
普通に考えればそうなるか。ハーレムって誤解されやすいかも?
「藤岡高校では、リレーや綱引きなどの定番種目がほぼ全てを占めていて、少しだけそういう種目を入れるようだ。当然本校もその流れに従う」
紬さんが一瞬つまらなさそうな顔をしたが、全部エロい種目にするつもりだったのか? そんなの無理に決まってるだろ…。
「校長。向こうでは何やるか知ってる?」
誰であろうとタメ口か。紬さんらしいが、満里奈さんはどう見ても良く思ってないぞ。
「確か…、『水鉄砲合戦』と『ポールダンス』だったはずだ。参考にすると良い」
――紬さんの顔を見ればすぐわかる。『ポールダンスのどこがエロいの?』だな。
「えーと、他に話す事はあったかな? 思い出すからちょっと待ってくれよ…」
校長が思い出してる間に、俺達も質問したい事を考えよう!
テスト以外の目玉は、体育祭・文化祭の2つだ。体育祭が先に開催されるから、まずはそっちに集中しないと!
今日の予定は始業式とホームルームだけなので、これで放課後になる…。
「伊草さん達、話は先生が職員室から戻って来てからね」
俺達にそう言ってから、清水先生は教室を出る。
そういう事ならここで待機だ。
「先生の話って何だろう?」
「どう考えても、あんたのあれでしょ」
紬さんが教壇で『今回の体育祭、エロくするからよろしく!』と宣言したからな…。問題発言になるかもしれない。
「でもさ~、それだったらすぐに『ダメ!』とか『無理!』って言えば良くない?」
詩織さんの言う通りだ。それに先生のとても驚いた表情がずっと気になっている。俺の考え過ぎだと良いんだが…。
「紬。最悪、却下される可能性を考えておいてよ」
「そうなったら本当に最悪だ~!!」
本当にそうなったら、Hで慰めるか。今の俺に出来るのはそれぐらいだ。
先生は10分後ぐらいに教室に戻って来た。今いるのは俺達だけになる。
「みんな。今から校長室に来てくれる?」
何で校長室? もしかして俺達ヤバいのでは? 悪い事しか頭に浮かばない。
「先生、ウチらどうなっちゃうの?」
さすがの紬さんも危機感を覚えたか。
「心配しないで伊草さん、悪い話じゃないから。みんなにちょっと訊きたい事があるんだって」
それでも意味が分からない。先生なりの励ましか?
――俺達は先生に付いて行き、校長室前に着いた。…緊張してきたぞ。
「先生は同席しないから、後は頑張ってね」
それだけ伝え、隣の職員室に入って行く。
「紬。本当に覚悟しておいて」
「わかった…」
紬さんがノックすると応答があったので、俺達は恐る恐る校長室に入る。
校長室に入って最初に目に入ったのは、机を挟んだ大きいソファーだ。…校長は既にソファーに座っている。
「そんなに緊張しなくて良いんだが…。ぼくの向かいに座ってくれ」
やはり顔に出ていたか…。そう思いながら、俺達は向かいのソファーに座る。
「緊張している君達のために早めに終わらせるとしよう。――君達の知り合いに『藤岡高校』の生徒がいるのかな?」
藤岡高校? どこだそこ? 訳が分からないので、俺達は顔を見合わせる。
「いないのか? このタイミングで君達があんな事を言い出したのは偶然なんだろうか…」
校長の何気ない独り言が、俺の記憶を呼び覚ます。――そういう事だったのか! それなら清水先生が驚くのも納得だし、校長が俺達を呼ぶ理由もわかる!
「みんな。ウィルベルさんの調査結果の後の話を思い出してくれ」(126話参照)
校長の前だから『浮気調査』のワードは使いにくい。……満里奈さんは気付いたみたいだが、詩織さん・紬さんはピンと来てないか。
「君達、あの高校に何かの調査を依頼したのか?」
「いえ、別の件です。ですがその際に、調査した人が小耳に挟んだらしくて…」
「なるほどな。厳しい情報規制をした訳ではないらしいし、遅かれ早かれ漏れるものか…」
「真、どういう事? 意味不明なんだけど」
「そうだよまーちゃん。ちゃんと教えて!」
それなら2人に説明しないと。
「あの体育祭の話は『その高校の人達と全国の高校の先生だけ』しか知らないはずなんだ。校長はそこに疑問を抱いたんだよ」
「その通り。説明ありがとう瀬川君。本校は藤岡高校と距離があるから、簡単に伝わるはずないんだ」
これにより、校長のあの疑問は解決する…。
「君達は調査した人から聞いてた訳だから、偶然ではないようだな。それがわかってスッキリした」
「校長。ここでもやろうよ!」
校長が怒ってないのが分かったからか、紬さんがお願いする。大丈夫か?
「それについては、そろそろ言うつもりだった。――本校もやろうと思う」
「やった~!!」
紬さんが大声を出しながら、ソファーから立ち上がる。
…満里奈さんが睨んでる事に途中で気付いたらしく、静かになって再び着席した。
「君がそんなに喜ぶとは思わなかった。ぼくは瀬川君の発案だと思っていたが…」
普通に考えればそうなるか。ハーレムって誤解されやすいかも?
「藤岡高校では、リレーや綱引きなどの定番種目がほぼ全てを占めていて、少しだけそういう種目を入れるようだ。当然本校もその流れに従う」
紬さんが一瞬つまらなさそうな顔をしたが、全部エロい種目にするつもりだったのか? そんなの無理に決まってるだろ…。
「校長。向こうでは何やるか知ってる?」
誰であろうとタメ口か。紬さんらしいが、満里奈さんはどう見ても良く思ってないぞ。
「確か…、『水鉄砲合戦』と『ポールダンス』だったはずだ。参考にすると良い」
――紬さんの顔を見ればすぐわかる。『ポールダンスのどこがエロいの?』だな。
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