胸が大きい女性を助けたら、エロいクラスメートのお母さんだった件

あかせ2

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夏休み明け エロい体育祭 準備編

第176話 早くもあの人が暴走寸前?

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 空き教室で、B組の実行委員の南谷みなみや 凛りんさん・北峰きたみね 遊吾ゆうご君、そしてC組の実行委員 倉敷くらしき 姫華ひめかさんと顔合わせした。

3人の簡単な印象だが、南谷さんは満里奈さんのようなしっかり者。北峰君は見た目はチャラくて口が悪いものの、怖いタイプではなさそう。とはいえ、気軽に話せるようになるのはまだ先かな…。

倉敷さんはお嬢様を連想させる言葉遣いが気になったぐらいで、それ以外は普通に見える。

俺達は少し雑談してから、本題の体育祭の種目について話し合う…。


 「さっきA組の仲良い奴から聞いたんだが、お前ら『エロい体育祭をやる』って言ったらしいな」

早くも広まってるのか。藤岡高校が外部に広がらないように情報規制する訳だ。

「遊吾。アンタ何言ってるの?」

「オレも最初に聞いた時は冗談だと思ったがマジだとよ。それを言い出したのは伊草らしい」

「伊草さん、それ本当なの?」
南谷さんが尋ねる。

「本当だよ。最初にエロい体育祭の事を言い出したのってどこだっけ? 満里奈?」

「藤岡高校よ」

「そう、そこ! それを知ったから、ウチの高校でもやりたいって思ってさ~」

「オレは大賛成だ。止める理由がねー」

「アタシは反対。女子が損するだけじゃない」

「ですが藤岡高校は開催するんですから、女子だけが損するのはあり得ないと思いますわ」

「ひめちゃんの言う通り! 向こうはどうなのかわかんないけど、ウチの高校はエロい種目に参加した人に『何かのポイント』を与えて、そのポイントで良い事と交換できるようにしたら、参加者増えると思わない?」

紬さん発案みたいな流れだが、最初に言ったのはウィルベルさんだぞ…。

「思いますわ! そのポイントがあれば、わたくしの『夢』が叶うかもしれません!」

倉敷さんの夢って何だ? 気になるな…。

「良いアイディアだぜ伊草。それを使ってどうするか悩むな」
ニヤニヤする北峰君。

「…遊吾みたいなバカが出ないように、内容によっては制限したほうが良いんじゃない?」

「何言ってるんだ凛! エロい種目に参加した見返りはエロじゃないとダメだろ?」

「そうですわ! 話を聞いた後に制限すると参加者が不信感を抱きます。“後出しジャンケン”みたいなものですわ!」

倉敷さんが北峰君の肩を持つとは意外だ。そうなると、彼女の夢はエロ関連でほぼ間違いないだろう…。

「ねぇ。みんなはそれをいつどうやって知ったの?」

南谷さんの疑問はもっともだ。どう答えるべきか…。

「ウチらの知り合いに情報通がいて、夏休みに会った時に教えてもらったんだよ」

余計な一言が多い紬さんにしては良い返しだ。これなら文句は出ないだろう。

「なるほどね」

「その情報通、オレにも教えてくれよ。スリーサイズとか余裕だよな?」

「遊吾キモすぎるって…」

――倉敷さんは何やら考え込んでいる。情報通に訊きたい事があるのかな?

「真、忘れない内に校長が言ってた事をみんなに伝えたほうが良くない?」

「それもそうだな」
教えてくれた詩織さんに感謝だ。

「さっきの呼び出しの件ね。メモの準備するから待ってて」

…南谷さんの準備が終わったみたいなので、早速言うか。

「藤岡高校では『水鉄砲合戦』と『ポールダンス』をやるらしい。あと予算の関係で、何かを買うのは控えて欲しいって言ってた」

「家から何かを持って来るのはアリで、向こうもここもエロい体育祭は今年初めてだから、1年限定にするんだって」

俺が言った後に紬さんが補足する。

「って事は、ポイント使ってなんかしてもらうのも1年限定だよな? 仕方ねーが我慢するか」

「何が仕方ないよ? 無関係な先輩達を巻き込んじゃダメでしょ」

「本当に無関係かどうかは体育祭が終わればわかる。オレの予想では『来年は対象学年増やせ!』ってなるはずだ」

「わたくしもそう思いますわ。わたくしと同じ気持ちを持った先輩達はいらっしゃるはずですから」

相変わらず倉敷さんの発言が意味深だ。何でそんな事言い切れる?

「瀬川君・伊草さん、教えてくれてありがとう。条件に合う種目をこれからみんなで考えましょ」

南谷さんの言葉を受け、全員で考える。

「――金を使わなくてエロくて盛り上がる…。『野球拳』なんてどうだ?」

「それって確か、ジャンケンに負けた方が服を脱ぐんですわよね?」

「そうだ。体育祭は運動が苦手な奴も参加しないといけないから、ハードなのは合わない。野球拳はダンス要素が少しあるし、体育祭にピッタリだろ」

「どこが? 多くの人が見てる前で脱ぐなんて無理よ!」

「強制ならお前の言う通りだが、そいつらはポイントに釣られて参加するんだから良いだろ」

任意なら問題ないって、沙織さんも言ってたな。

「でも…」

「わたくしは野球拳に賛成ですわ。男子も女子も参加できますし、組み合わせが自由なのも魅力的です」

「自由? 男同士は除外だろ」

そんな勝負、俺は見たくない。

「何言ってますの? それがないのは困ります!!」

「はぁ? 倉敷、お前こそ何言ってるんだ?」

倉敷さんが見せる『男同士』に対するこだわり。何となくわかったような…。

「認めてもらえないなら、わたくしのポイントを使ってやってもらうまでです!! それなら問題ないですわよね!?」

「ひめちゃんがガチギレしてる。きたちゃん、認めないとヤバいって!」

「…勝手にしてくれ」

「わかりました。野球拳には『男子同士』も入れますわ!」

「だったら『女同士』も絶対入れろよ。良いな?」

「もちろんです。そうしないとフェアじゃないので」

話がトントン拍子で進んでいて、付いて行くのがやっとだ。

「ちょっと待って。野球拳はまだ確定じゃないんだけど…」

「凛さん。どこに反対するところがありますの?」

「それは…」

野球拳が話に出たあたりから倉敷さんの圧が強くて止められそうにない。さっきの北峰君の説明は筋が通ってたし、反対しにくいのは事実だ。

「どこまで脱ぐかはこれから決めるとしましょう。――そういえば、種目はいつまでに決めれば良いんですの?」

それ言ってなかったな。うっかりしてた…。

「9月中だって!」
紬さんが答える。

「まだ1か月ぐらいあるじゃねーか。今日話し合う必要あったのかよ?」

「早く決めるのに越した事はないでしょ」

「今日はもう解散しようぜ。疲れたし、寝坊したせいで朝食ってねーんだよ」

普通に食べた俺が減ってるぐらいだから、彼は尚更だろう。

「アンタの事はともかく、根を詰めるのも良くないわね。みんなもそれで良い?」

南谷さんが確認したところ全員賛成したので、今日は解散する事にした。この後はいつも通り沙織さんの家に寄って、今日の事を報告しよう!
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