胸が大きい女性を助けたら、エロいクラスメートのお母さんだった件

あかせ2

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夏休み明け エロい体育祭 準備編

第178話 エロは先手必勝!

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 明日は夏休み明けのテストなので、俺達は沙織さんの家のリビングで勉強中だ。

「ふわぁ~」
紬さんが大あくびする。

「紬。に休憩にするから、それまで頑張って」

満里奈さんは5分が限界だと判断したか。

「5分だね。もし破ったらオッパイ揉みまくるから♡」

「はいはい」

俺も食後の眠さがあるから、それぐらいが限界だ。ラストスパートするか!


 「――4分50…、4分51…」

紬さんのカウントダウンは、4分45ぐらいから始まっている。十数秒を惜しむ必要はないが、声に出さなくて良いだろ…。

「4分58…、4分59…、5分だ~!」

約束の時間になり、全員の手が止まる。

「明日テストで、明後日から普通に授業だっけ? ウチ無理かも」

同感だ。みんながいるから頑張る気になるが、1人だったら厳しすぎる。

「あたしも~。…満里奈ちゃんは全然平気そうだね?」

「そんな事ないよ。私も疲れちゃった」

「満里奈ちゃんが疲れるなら、あたしが先にバテるのは当然じゃん」

「ね~」

その“達”に俺も入ってるのは言うまでもない…。


 「そういえば満里奈。ウチらの高校の体育祭っていつやるか覚えてる?」

「さすがに覚えてないけど、それがどうかした?」

「“藤なんとか高校”の体育祭を下見したいって思ってさ~。エロさの参考になるよね?」

できれば同じぐらいのレベルに合わせたほうが、今後のためになるはずだが…。

「“藤岡高校”って何回言えば覚えてくれる訳?」

「行った事ない高校の名前なんて覚えられないって!」

誰もが知る超有名校って訳ではないしな。

「紬ちゃん、今から調べてみようよ。あたしは藤岡のほうを調べるから」

「OK。満里奈はウチらの高校ね」

「私も気になってたから良いけど…」

2人はスマホを使って調べ始める。そういうのは多分、学校の公式サイトですぐ見つかるはずだ。そして…。

「藤岡高校は『10月20日』にやるんだって」

「…私達の高校も同じみたい」

「ちょっと待って! 同じ日だったら下見できないじゃん!」

これで紬さんの思惑が外れる。

「よく考えたら、あそこって父さんが単身赴任してる所の近くだからここから遠いよね? 下見なんて大変じゃない?」

詩織さんに言われて俺達はハッとする。確かにその通りだ…。

「それは何とかなるとして、下見が無理なら予行練習を見れないかな~?」

「絶対無理。部外者の私達がどうやって校内に入るの?」

不審者扱いされるのがオチだ。どうすれば良いんだろう…?

「――そうだ! ウィルちゃんに頼もう!」

「ウィルベルさんに? 何で彼女が出てくるんだ?」
意味が分からない。

「探偵といえば『変装』でしょ! 誰かに成りすますなんて朝飯前じゃない?」

「それは探偵じゃなくて怪盗だと思うけど…」

俺も満里奈さんと同じ印象だ。探偵が誰かに成りすます必要あるか?

「そう? 知り合いに変装して話を聞き出すとかあるんじゃないの?」

可能性は0じゃない気がするが、滅多にないだろ。

「依頼するならあんた1人でやって。私はやりたくない」

正直なところ俺もだ。わざわざ金を使う程じゃないな…。

「何で~? 向こうが何やるか気にならないの?」

「気になるけど、お金はまこくんと自分のために使いたいの」

「あたしも。母さんが教えてくれたちょっと高めの化粧品買いたいんだよね~」

「詩織ちゃんまで…。仕方ないから依頼は諦めるよ」

ウィルベルさんがまた向こうに行けば、ロジーさんと数日離れる事になると思う。それは俺達も望まないから、依頼するなら近場で済む事にしたい。


 「今気付いたんだけど、向こうとあたし達の高校が同じ日に体育祭やるのって、意外に好都合じゃない?」

突然詩織さんがよくわからない事を言い出した。

「好都合? 詩織どういう事?」

「エロい体育祭をやれば絶対注目してもらえるし、SNSで拡散してくれるでしょ」

「そっか! それでどっちが注目されてるかがわかるね!」

「紬ちゃんの言う通り。注目されれば、それだけ来年の志望者は増えると思う。うなぎ上りになって、は達成できるかも」

「ご褒美が増えるチャンス♪」

だが、注目されるのはメリットだけでなくデメリットもある。程々のエロさにしないと炎上しかねない。

「だとしたら、なるべく早くエロい種目をやったほうが良いね。向こうが注目される前にさ」

「先にアイディアを出して実行するのは向こうでも、勝つのはあたし達かも」

「『既に勝負は始まってる』ってやつだね」

「体育祭ってクラスとか紅組・白組に分かれて勝負するしピッタリじゃん」

詩織さんの何気ない一言で、藤岡高校と勝負する流れになってるぞ。それ自体は良いんだが、過激になりかけたら止めないといけないな。

「今度、みなちゃん達にも言わないと!」

「…この休憩で、体育祭の事をこんなに決められるなんて驚きよ」

これは満里奈さんじゃなくても驚くと思う。

「ウチと詩織ちゃんは、やればできるんだよ!」

「はいはい。じゃあやればできる2人、そろそろ勉強を再開しようか」

「え~」(詩織・紬)

あまり役に立ってない俺は、文句を言わずに再開するのだった。
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