胸が大きい女性を助けたら、エロいクラスメートのお母さんだった件

あかせ2

文字の大きさ
181 / 294
夏休み明け エロい体育祭 準備編

第181話 レズ友計画進行中!②

しおりを挟む
 B組前の渡り廊下で、紬さんと南谷さんが連絡先を交換した。次はC組の倉敷さんと交換するため、俺達は早速向かう。

…教室の扉は開いているので、紬さんがB組の時と同じように様子を窺う。

「――ひめちゃんいないな~」

「まだ登校してないか、トイレに行ってるかもな。伝言かメモのどちらを選んでも、誰かを呼ばないと…」

暇そうで優しそうな人はいないか? そう思いながら俺も教室内を見渡す。

「誰を探してるの?」

女子2人組が俺達の元に来てから声をかける。気を遣ってくれてありがたい。

「ひめちゃん来てる?」

いきなりあだ名で言ってもわからないだろ。すぐ補足しないと。

「倉敷さんの事です」

「まだ来てないね~」

「ひめちゃんって呼ぶ人は結構いるからわかるよ」

ひねりがないあだ名のおかげで助かったみたいだ。

「そっか~。まーちゃんどうする?」

「いつ来るかわからないし、メモのほうが確実だな」
形が残ったほうが良い。

「じゃあ私のメモをあげるよ」

女子の1人が自席に戻ってる間に、俺は自分のカバンを開けて筆記用具の準備をする。――彼女が戻って来て、紬さんに1枚のメモを渡す。

「ありがと~。まーちゃん、なんて書けば良いかな?」

「正直に『連絡先を交換したいので、放課後に昨日の空き教室まで来て下さい』で良いんじゃないか?」

嘘を付いたら今後警戒されるし、そもそも嘘を付く理由がない。

「何か固くない?」

「俺達昨日初めて会ったんだし、それぐらいで良いだろ」
互いを全然知らないから、距離感を意識するべきだ。

「わかった」

俺からペンを受け取った紬さんが、立ちながらメモを書こうとしたら…。

「立ちながらは書きにくいでしょ? 私の机使って良いよ」

「ホント? 助かる~」

俺達はC組の教室にお邪魔し、先導する彼女に付いて行く。

「ここが私の机」

「じゃあ借りるね」

席に着いた紬さんがメモを書く。書く事は少ないからすぐ終わるな。

「――書けた! じゃあこれお願い!」

「わかった。ひめちゃんの机の上に置いておくね」

後は2人に任せれば良いし、教室に戻るか。紬さんにそう声をかけようとしたら…。

「ねぇねぇ。普段のひめちゃんがどんな風か教えてよ~」

2人が感じいいタイプだと思ったのか、紬さんが話しかける。チャイムが鳴る少し前に切り上げれば問題なさそうだ。

「真面目だけど、あの言葉遣い面白いよね~」

「わかる! 最初はふざけてると思ったのに、今はあれが当たり前って感じ」

2人の評価は上々みたいだ。真面目でなければ、実行委員に立候補しても却下されるよな…。

「ひめちゃんって、本当にお嬢様なの?」

それは別に確認しなくて良い気がする…。

「違うみたいだよ」

予想外の答えが返って来た。どういう事だ?

「このクラスにひめちゃんと同じ中学の人がいるから、あたしも気になって訊いてみたの。そうしたら『普通の家に住んでる』だって」

「それって、その人がお金持ちだったりしない?」

「どうかな? あたし的には普通の人だと思うけど…。――あれ? さっきまで教室にいたのに今はいないや」

「私も同じ考えかな」

倉敷さんの謎は深まるばかりだ…。何気なく教室にある掛け時計を見ると、もうそろそろチャイムが鳴りそうだ!

「紬さん、そろそろ時間だから教室に戻ろう」

「OK! メモお願いね!」

「任せて」

俺達は急ぎ足でC組を出る。


 俺と紬さんは、自分の教室であるA組に入る。――自席にいる詩織さんと満里奈さんが、入って来た俺達を心配そうに見つめる。

「真、紬ちゃんと一緒だったんだね。全然来ないから休むかと思った」

「今日はテストだから無理してでも行くよ。それに休む時は絶対連絡するから」

「紬、B組とC組で変な事しなかった?」

「してないよね? まーちゃん?」

「ああ」
エロい話はしてないし、見知らぬ女子の胸を揉んだりしていない。

「まこくんがそう言うなら大丈夫そうだね」

「満里奈・詩織ちゃん。さっき面白い話聞いたから後で話すね」

それは南谷さんの事か? それとも倉敷さんの事か? どっちかわからん。

なんて思って間もなく、チャイムが鳴る。ホームルームの後にテストだから頑張らないと!


 ようやくテストが終わった。今まで学んだ内容だったから何とかなったものの、次の中間テストからは新しい内容を含んでより難しくなる…。

今は最後のテストが終わった後の休憩時間で、その後にやるホームルームが終われば放課後になる。

「やっと、さっき聞いた面白い話ができるよ~」

「紬ちゃん、早く教えて!」
詩織さんは待ち切れない様子だ。

「ひめちゃんに『偽お嬢様疑惑』が浮上したの!」

そっちを最初にしたか。北峰君の件もタイミングを見て言わないと。

「…紬、それのどこが面白い話な訳?」

「だってお嬢様じゃないのに『ですわ~』とか言ったら面白くない?」

そのセンスは人それぞれだ…。

「疑惑ってどういう事? 本当にお嬢様かもしれないの?」

「ひめちゃんと同じ中学の人は『普通の家に住んでる』って言ったらしいんだけど、その人には会えなかったし本当の事言ってるかわからないじゃん?」

「だから疑惑なのか。納得」

「その辺はひめちゃん本人から聞かないとね。レズ友になれば言ってくれるでしょ」

倉敷さんの心を開いて、本当にお嬢様か聞くようだ。レズ友にする理由がまた1つ増えたな。

「そうそう、さっき行った時ひめちゃんに会えなくてさ~。“放課後に昨日の空き教室に来て”ってメモ残しておいた」

満里奈さんが俺を見つめる。確認を求めてるようだ。

「俺もそれは確認したから間違いないよ」

「やっぱりまこくんも一緒で良かった」

もうそろそろ休憩時間が終わってホームルームが始まる。大した話はないと思うが、しっかり聴くとしよう。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)

MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。 カレンと晴人はその後、どうなる?

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様を書いたストーリーです。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

処理中です...