胸が大きい女性を助けたら、エロいクラスメートのお母さんだった件

あかせ2

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夏休み明け エロい体育祭 準備編

第184話 レズレッスンの成果はどうなる?

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 『BLの前にレズを知るのが先!』という紬さんの説明を信じた? 倉敷さんは彼女とキスする事になった。

空き教室の内部は廊下から丸見えなので、俺・詩織さん・満里奈さんが2人に背を向けつつ壁になる。見られながらのキスは抵抗あるので配慮した流れだ。

それからあまり時間が経たない内に紬さんから振り向いて良い許可をもらったので、早速振り返る…。


 「ひめちゃんは本当に初めてだから、を数秒やったよ」

そばにいても音が聞こえなかったぐらいだし、本気じゃないのは間違いない。

「ひめちゃんどうだった? 初めてのレズキスは?」

「――わたくし、さっきのが人生初のキスでした…」

モジモジしながら答える倉敷さん。顔も少し赤い。

「そうなんだ。ファーストキスもらえてラッキー♪」

「今なら、あのキャラの気持ちがわかる気がします…」

中2の時に友達の家で読んだBL漫画の事か。

「それはどういう話だったの?」

「確か…、『彼女ができた時のためにキスの練習をしたい』と男子中学生の1人が言ったので、クラスメートの友達を家に誘ってやる話でしたわ」

「それを何度もやってる内に『お前とするキスが最高だから彼女なんていらない!』とかなってイチャイチャし始めるんだね?」

「よくわかりましたわね。最初は乗り気じゃなかったが、だんだんノリノリになる様子に興奮しましたわ♡」

俺には付いていけない世界なのでレズに変換しよう。――良いシチュエーションじゃないか!

が『キスされると相手が誰だろうと意識するようになるらしいぞ』と何度も言ってました。それは…正しいですわね♡」

倉敷さんが紬さんを見つめる。まさか…。

「伊草さん、もう1度お願いしますわ♡」

「任せてよ♡」

2人は再びキスし始めたので、俺達は背を向けて壁を作る。

「堕ちるの早過ぎじゃない?」
詩織さんがヒソヒソ声で言う。

「『Hな事全般に興味ある』って言ったのは嘘じゃないみたいだな…」
どう考えてもチョロすぎる。

「私達、このままで良いのかな?」
少し不安そうな表情の満里奈さん。

「良いんじゃない? 下手に止めたら怒りそうじゃん?」

「…もうこっち向いて良いですわよ」

今度は倉敷さんが許可を出したので振り向く。

「やはり『BLの前にレズを先に知っておくべき!』と言った伊草さんは正しいですわ。同性だからこそ思う気持ちを意識するきっかけになりました」

コメントが真面目だな~。もし俺が倉敷さんの立場だったら、こんな事は絶対言えない。

「ひめちゃん、レズはまだまだこれからだよ? ウチらまだキスしかしてないじゃん?」

「キスの後は何をするんですの?」

「順番とかは特に決まってないけど、服脱いでオッパイをペロペロするとか? ひめちゃんの恥ずかしさに合わせて、好きな風に変えてOKだから♡」

「伊草さん、ずいぶん手慣れてるみたいですわね?」

「まぁね。詩織ちゃん・満里奈ともそれなりにやるもん♡」

そこで沙織さんに触れなかったのは驚きだ。紬さんにとって彼女は特別かもしれない。

「2人もBLに興味があるんですの!?」

「あたしは全然ない」

「私もないかな…」

「BLのためじゃなくても、女子同士も悪くないよ♡ 気になる人いる? ひめちゃん?」

「一応いますわ。その人に特別な気持ちがあるというより、わたくしがさっき感じた気持ちをその人にも感じてもらいたいです」

気持ちの共有か。倉敷さんの友達、もしくは友達にしたい人が候補みたいだ。

「ひめちゃんのその気持ち、きっと伝わるよ!」

「ありがとうございます伊草さん。凛さん同様、わたくしも1人でC組の実行委員を頑張りますわ!」

北峰君が今後来ないのは確定じゃないぞ。それより、このタイミングで南谷さんに触れる必要あったか? もしかして倉敷さんが気にしてる人って…。

「やっぱりひめちゃん1人だったのか~。気になってたけど聞きにくくてさ~」

「先生は『なるべく2人以上が良い』と言っていましたが『やる気がない方と一緒より1人のほうが楽ですわ』と伝えたら納得してもらえました」

そんな正論を言われたら、先生だって反論できないだろ。

「ひめちゃん良い事言うね~。ウチも使わせてもらお」

紬さんの場合は『やる気がないウチと一緒より1人のほうが楽だよ?』って言うに違いない…。


 「皆さん。今後の話し合いはどうされます?」
倉敷さんが話を切り出す。

「明日から6限授業だし、毎日放課後に集まる事にしようか。みなちゃんにはウチから伝えておくね」

「凛さんと連絡先を交換されましたか。わたくしも済んでいます」

多分昨日、俺達が来る前に済ませたんだろう。

「そうなんだ~。それで、野球拳の男子同士だけど…」

紬さんが聞いてくれて助かる。頼む! 心変わりしてくれ!

「そっちもやって欲しいですわ」

やっぱりやる気か。そう簡単にはいかないよな…。

「理由を聞いて良い?」

「『BLを知る前にレズ』を逆にした場合『レズを知る前にBL』になります。BLに興味を持っている男子の背中も押す必要があるはずです」

筋が通っているので、反論の余地はない。

「ですが多くの人の前でやるのは避けたほうが良いでしょう。相手が同性でも緊張する事がわかりましたから」

それに見たくないと思う人もいるよな。その点も考えないといけない。

「なので…、“裏メニュー”とでも言うのでしょうか? こっそりやるのが合う気がしますわ」

「面白そうじゃん。裏だったらもっとHにできる♡」
乗り気の紬さん。

「とはいえ今のはわたくし個人の意見ですから、実際に出来るかどうかは…」

「そういうのも考えて話し合うの。ひめちゃんの意見は参考にさせてもらうよ」

もしかして、藤岡高校もそういうのがあるかもしれない。表向きは『水鉄砲合戦』と『ポールダンス』の軽めのエロで、裏はもっとエロいやつとか…。

あり得そうだし、競技のエロの幅が広がるぞ!考えるのが楽しくなりそうだ!

――全員帰る準備をしてから、一緒に空き教室を出るのだった。
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