胸が大きい女性を助けたら、エロいクラスメートのお母さんだった件

あかせ2

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夏休み明け エロい体育祭 準備編

第191話 あの経験が活きるとは…

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 南谷さんがエロ種目に参加しないでポイントを手に入れる事を検討する。そうする理由は、倉敷さんのキスの真相を知るためだ。個人的にあのキスは大した話じゃないと思うが、南谷さんは疑問を放置できないタイプかも…。

1度脱線した話が軌道修正されたので、話し合いを再開しよう!


 「みなちゃんみたいに、エロ種目に参加しないのにポイント欲しい人は結構いそうだよね~」

良い事と交換できるからな。興味を持つ人はこれから増えると思う。

「前から思ってましたけど、種目に参加できる人数は限られますから、ポイントをもらえる人も限られますわよね?」

大人数で参加できるのは“大縄跳び”ぐらいか? それ以外は数人で十分だろう。

「それだとその人達しか『エロい体育祭』を楽しめないね。もっとたくさんの人にポイントがもらえるようにしないと…」

紬さんはそう言うが、ポイントは恥ずかしい思いと引き換えにもらうものだ。種目に参加しないで恥ずかしい思いをする事ってあるか?

「う~ん、何かないかな~?」

全員で考えるものの、誰も意見を言わない。やっぱダメかと思ったその時…。

「――そうだ! ここでもスクール水着を着よう!」

紬さんの謎発言に俺含む全員がポカンとする。急に何を言い出すんだ?

「みなちゃんとひめちゃんはともかく、まーちゃん達のその反応はおかしくない? 夏休みに『千玲』でウチと詩織ちゃんが着たじゃん!」

それを聞いて、ようやく彼女の言葉の真意がわかった。あれが体育祭で活かされるとは…。

「伊草さん、詳しく教えてもらえる?」
南谷さんが尋ねる。

「ウチら、夏休みに『千玲』って銭湯でバイトしたんだよ。その時にウチと詩織ちゃんがスクール水着を着たって訳」

「『千玲』? 姫華ちゃん、そこ知ってる?」

「知りませんわ」

「この辺にはないからね。2人が知らないのは当然だよ」

「銭湯で水着を着たのは、お風呂掃除のためよね? それ以外の理由が思い付かないけど…」

「ううん、接客のため。ウチらの水着を目当てにお客さんがいっぱい来たの!」

いっぱい来たのは事実だが、主に高齢男性だったな…。

「…伊草さん。その銭湯、絶対いかがわしいところよ。2度とバイトしないほうが良いわ」

南谷さんがそう判断する気持ちはよくわかる。普通の銭湯はそんな格好にさせない。

「ウチと詩織ちゃんは、話を聞いてから自分で着たんだよ? それにお姉さんとオバさんは良い人だから、絶対悪いところじゃない!!」

紬さんにしては語気が強い。千夏さん・千春さんを悪く言われたせいだろうが、こんな彼女初めて見たぞ。

「余計な事言っちゃったわね…。ごめんなさい、伊草さん」

「わかってくれれば良いんだよ」

もう元に戻った…。態度が豹変するのって怖いな。俺が当事者じゃなくて本当に良かった。

「“接客”と聞いてピンときましたわ。つまり種目に参加しなくても、と考えてよろしくて?」

「そういう事。さすがひめちゃん!」

希望者だけ水着を着れば良いから、文句が出る事はないはずだ。これは確定して良いと思う。

「スクール水着を着て人前に出るだけでも結構恥ずかしいんだけど…。もっと軽めのない?」

体育は男女別だから、水着姿を男子に見られる事は本来ない。南谷さんが恥ずかしがるのは当然か。

「軽めか~。詩織ちゃん、何があるかな?」

「単純に考えれば体操服より露出しないと恥ずかしくならないから、体操服の袖を限界までまくったり、へそ出しするとか?」

「ハーパンをまくるのもアリだね!」

脚の露出は意外に恥ずかしいし、紬さんの言う通りかも。

「ちょっとおへそを出すだけなら…」

「ちょっとじゃダメだよ? ブラが見えるギリギリまでまくらないと♡」

「…やっぱり自信なくなってきた」

「みなちゃんは恥ずかしがり屋だな~。そんなんじゃポイントもらえないよ?」

「凛さん、頑張って!」

意地を張る倉敷さんからキスの件を聞き出すにはポイントが必要だ。後は南谷さんの覚悟次第になる。

「――わかったわよ! 見えるギリギリまでおへそ出すから! それでポイントくれるよね?」

「1ポイントあげようか? ひめちゃん?」

「そうですわね。凛さんがポイントを手に入れたら、約束通りわたくしはキスの事を話しますわ」

あの話が南谷さんの恥ずかしさに釣り合うかは置いておこう。

「ついでに他のも決めちゃおうか。水着だけなら『3ポイント』、水着と羽織なら『2ポイント』、みなちゃんぐらいの露出なら『1ポイント』とか良くない?」

「良いですわね。その人に合う恥ずかしさを選べますわ」

「まーちゃん達はどう思う?」

「俺は良いと思う」
選択の幅が広がるのは、誰であってもありがたい事だ。

「あたしも」

「私もよ。紬にしては気が利くというか、色んな事を考えてるわね」

「夏休みの時から『エロい体育祭をやる』って何度も言ってきたんだよ? 暇な時はずっと考えてた感じ」

紬さんの熱の入れようが半端ない。それだけ校長のご褒美に期待してるのか?

「ウチ思ったんだけど、明日あたりにこれをみんなに言うのはどうかな? みんなの反応が気になるじゃん?」

確かに気になるが、まだ(仮)だぞ。早くないか?

「わたくしは賛成ですわ。クラスメートにはこまめに進捗を伝えたほうが良いと思いますわ」

「アタシも同感。参考になる意見を言ってくれるかもしれないし」

その可能性があるのは事実なので、伝えたほうが良いかもしれないな…。

「その後に決めたいのは…、『ポイントの名前』かな。名前ないと呼びにくいし愛着湧かないよね~」

ポイント名か。紬さんの事だからとんでもない名称にしそうだな…。そんな事を思うのだった。
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