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夏休み明け エロい体育祭 準備編
第192話 エロ候補はたくさん浮かぶ…
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エロ種目に参加しない人も楽しめるように、紬さんが『体育祭当日をスクール水着で過ごせばポイントがもらえる』仕組みを考えた。
水着だけなら“3ポイント”、水着+羽織で“2ポイント”、体操服をまくったりして露出を増やせば“1ポイント”に仮決定されたが、今後も調整は必要だな。
次に話し合って決めるのはポイントの名称だ。何が良いんだろう?
「体育祭で使うポイントだから『体育祭ポイント』で良いんじゃない?」
最初に意見を言ったのは満里奈さんだ。
「長いし固いって! 略して『Tポイント』で良いじゃん!」
「伊草さん、それは色々な意味でダメだから…」
ツッコむ南谷さん。
アルファベット1文字のポイントは結構あるし有名だから、被ると面倒だ。
「じゃあ『Hポイント』は?」
「それもちょっと…」
「文句ばかりだな~。みなちゃんは何かないの?」
否定されてばかりなので、紬さんがちょっと不機嫌になっている。
「えーと『五月ポイント』はどう? こことポイントの組み合わせなら自然でしょ?」
俺達は五月高校に在籍している。その高校名になった理由はシンプルで、創立者が5月生まれだかららしい。それは入学式で説明されたし、学校案内のパンフレットにも書いてあったっけ…。
「一番無難だけど、全然エロくないよね~。単純に『えろポイント』で良い気がする」
「紬、いくらなんでもそれは単純すぎる…」
「みんながみんな、満里奈みたいに頭良くないんだから単純なほうがわかりやすいじゃん!」
エロい体育祭で貯まるえろポイント…。確かにわかりやすい。
「――ちょっと待って。ポイントだからといって、最後に“ポイント”つけなくても良くない? 『パイパイ』とかどう? 『PAIPAI』でも良いよ」
「何で急に英語が出てくる訳?」
「オシャレな感じになると思って」
「ならないから…」
俺の予想に反して候補が多いぞ。どうやって決めよう?
「伊草さん、水着の件は明日話すつもりですの?」
倉敷さんが尋ねる。
「そのつもりだよ。“善は急げ”って言うからね」
それ、使い方合ってるのか? 自信を持てない時点で文句を言う資格ないかも…。
「でしたら、ポイントの名称についても聞いてみては? 今のわたくし達が浮かばないユニークな候補が出るかもしれませんわ」
「確かに。みなちゃんもそれで良い?」
「良いよ。3クラスで一番支持された名前が正式に採用されるんだよね?」
「それが一番でしょ。多数決なんだから」
体育祭ポイント・五月ポイント・パイパイ(PAIPAI)・えろポイント・その他から選ばれるのか。どれになるか本当に予想できないな…。
「遅い時間になったし、今日の話し合いはこれぐらいにした方が良さそうね。みんなお疲れ様」
南谷さんが労ってくれたので、俺達も続く。それから解散するのだった…。
翌日。俺はいつもより少し早く登校し、みんなが待ってる教室に向かう。普段なら早く登校なんてしないんだが、昨日の夜に紬さんから『さっき満里奈に言われたんだけど、急に話す前に先生に伝えないとね』という連絡があれば早く行くよな。
――教室に入ると、3人は既にいた。他のクラスメートもいるがやはり少ないな…。
「まーちゃんおはよ。満里奈があの時教えてくれなかったら、ホームルームに割り込むつもりだったんだよね~」
タイミング的にそこしか話せる時はないだろう…。
「あの話はどう考えても長くなるし、事前に伝えないと先生に迷惑かけちゃうから…」
「あたし、そんな事これっぽっちも浮かばなかったよ。真はどうだった?」
「俺も全然。満里奈さんは気が利くよな」
「ありがとう、まこくん♪」
「それじゃ、行きたくないけど職員室に行こっか」
俺も紬さんと同じ気持ちだ。移動の手間に加え、先生しかいない空気が苦手なんだよ…。
俺が職員室の扉をノックしてから入る。――担任の清水先生の机はどこだ? 来た事ないからわからん…。
「あっ、先生いた!」
紬さんが見つけたみたいなので、俺達は彼女に付いて行く。
「あら、みんなどうかしたの?」
「体育祭の事をみんなに話したいから、今日のホームルーム時間ちょうだい!」
「もちろん良いわよ。話し合いは順調?」
「何とかね~。でもウチらでは決められない事があってさ~」
「アンケートも兼ねるのね。体育祭に限らず、実行委員だけでやれる事は限界があるから、みんなの力をどんどん借りると良いわ」
「そうする!」
――なんか、他の先生達がバタバタしてる気がする。何でなんだ?
「悪いけど、そろそろ朝の職員会議があるから…」
それが理由か。朝はみんな忙しいよな。
「そうなんだ。ウチらの話は済んだから帰るね」
「わかったわ。教えてくれてありがとう、伊草さん」
俺達は急ぎ足で職員室を出る。
職員室からA組に戻る途中、廊下で立ち話をしている北峰君と友人らしき男子1人を見かける。話す事ないし、気にせず近くを通ろう。そう思っていたが…。
「お前ら、ちょっと待て」
何故か北峰君に声をかけられた。外見がチャラそうだから警戒してしまう…。
「そんなにビビる事ねーだろ。お前らに言いたい事があるんだよ」
「ウチらに言いたい事?」
「昨日の事は凛から大体聞いた。今のオレは一応実行委員だし、意見を言っても良いよな?」
彼がサボったのは今のところ昨日1日だけだし、実行委員を名乗る資格はまだある。
「伊草が言った体育祭を水着で過ごすやつ、あれは賛成だ。絶対やってくれよ」
女子の水着姿を見たいのが理由だろうが、どれだけの参加者になるのか…。
「おい遊吾。お前は何を言ってるんだ?」
友人らしき男子が尋ねる。
「それについては、今日のホームルームに凛が説明するらしい。昨日の放課後に、担任の机にそういうメモを残したって言ってたぜ」
彼女は満里奈さんより早く気付いたのか、さすがだな。
「で、ここからが本題なんだが…」
北峰君の言う本題って何だ? 俺だけでなく詩織さん達も気にしてる様子だ。注意して聞くとしよう。
水着だけなら“3ポイント”、水着+羽織で“2ポイント”、体操服をまくったりして露出を増やせば“1ポイント”に仮決定されたが、今後も調整は必要だな。
次に話し合って決めるのはポイントの名称だ。何が良いんだろう?
「体育祭で使うポイントだから『体育祭ポイント』で良いんじゃない?」
最初に意見を言ったのは満里奈さんだ。
「長いし固いって! 略して『Tポイント』で良いじゃん!」
「伊草さん、それは色々な意味でダメだから…」
ツッコむ南谷さん。
アルファベット1文字のポイントは結構あるし有名だから、被ると面倒だ。
「じゃあ『Hポイント』は?」
「それもちょっと…」
「文句ばかりだな~。みなちゃんは何かないの?」
否定されてばかりなので、紬さんがちょっと不機嫌になっている。
「えーと『五月ポイント』はどう? こことポイントの組み合わせなら自然でしょ?」
俺達は五月高校に在籍している。その高校名になった理由はシンプルで、創立者が5月生まれだかららしい。それは入学式で説明されたし、学校案内のパンフレットにも書いてあったっけ…。
「一番無難だけど、全然エロくないよね~。単純に『えろポイント』で良い気がする」
「紬、いくらなんでもそれは単純すぎる…」
「みんながみんな、満里奈みたいに頭良くないんだから単純なほうがわかりやすいじゃん!」
エロい体育祭で貯まるえろポイント…。確かにわかりやすい。
「――ちょっと待って。ポイントだからといって、最後に“ポイント”つけなくても良くない? 『パイパイ』とかどう? 『PAIPAI』でも良いよ」
「何で急に英語が出てくる訳?」
「オシャレな感じになると思って」
「ならないから…」
俺の予想に反して候補が多いぞ。どうやって決めよう?
「伊草さん、水着の件は明日話すつもりですの?」
倉敷さんが尋ねる。
「そのつもりだよ。“善は急げ”って言うからね」
それ、使い方合ってるのか? 自信を持てない時点で文句を言う資格ないかも…。
「でしたら、ポイントの名称についても聞いてみては? 今のわたくし達が浮かばないユニークな候補が出るかもしれませんわ」
「確かに。みなちゃんもそれで良い?」
「良いよ。3クラスで一番支持された名前が正式に採用されるんだよね?」
「それが一番でしょ。多数決なんだから」
体育祭ポイント・五月ポイント・パイパイ(PAIPAI)・えろポイント・その他から選ばれるのか。どれになるか本当に予想できないな…。
「遅い時間になったし、今日の話し合いはこれぐらいにした方が良さそうね。みんなお疲れ様」
南谷さんが労ってくれたので、俺達も続く。それから解散するのだった…。
翌日。俺はいつもより少し早く登校し、みんなが待ってる教室に向かう。普段なら早く登校なんてしないんだが、昨日の夜に紬さんから『さっき満里奈に言われたんだけど、急に話す前に先生に伝えないとね』という連絡があれば早く行くよな。
――教室に入ると、3人は既にいた。他のクラスメートもいるがやはり少ないな…。
「まーちゃんおはよ。満里奈があの時教えてくれなかったら、ホームルームに割り込むつもりだったんだよね~」
タイミング的にそこしか話せる時はないだろう…。
「あの話はどう考えても長くなるし、事前に伝えないと先生に迷惑かけちゃうから…」
「あたし、そんな事これっぽっちも浮かばなかったよ。真はどうだった?」
「俺も全然。満里奈さんは気が利くよな」
「ありがとう、まこくん♪」
「それじゃ、行きたくないけど職員室に行こっか」
俺も紬さんと同じ気持ちだ。移動の手間に加え、先生しかいない空気が苦手なんだよ…。
俺が職員室の扉をノックしてから入る。――担任の清水先生の机はどこだ? 来た事ないからわからん…。
「あっ、先生いた!」
紬さんが見つけたみたいなので、俺達は彼女に付いて行く。
「あら、みんなどうかしたの?」
「体育祭の事をみんなに話したいから、今日のホームルーム時間ちょうだい!」
「もちろん良いわよ。話し合いは順調?」
「何とかね~。でもウチらでは決められない事があってさ~」
「アンケートも兼ねるのね。体育祭に限らず、実行委員だけでやれる事は限界があるから、みんなの力をどんどん借りると良いわ」
「そうする!」
――なんか、他の先生達がバタバタしてる気がする。何でなんだ?
「悪いけど、そろそろ朝の職員会議があるから…」
それが理由か。朝はみんな忙しいよな。
「そうなんだ。ウチらの話は済んだから帰るね」
「わかったわ。教えてくれてありがとう、伊草さん」
俺達は急ぎ足で職員室を出る。
職員室からA組に戻る途中、廊下で立ち話をしている北峰君と友人らしき男子1人を見かける。話す事ないし、気にせず近くを通ろう。そう思っていたが…。
「お前ら、ちょっと待て」
何故か北峰君に声をかけられた。外見がチャラそうだから警戒してしまう…。
「そんなにビビる事ねーだろ。お前らに言いたい事があるんだよ」
「ウチらに言いたい事?」
「昨日の事は凛から大体聞いた。今のオレは一応実行委員だし、意見を言っても良いよな?」
彼がサボったのは今のところ昨日1日だけだし、実行委員を名乗る資格はまだある。
「伊草が言った体育祭を水着で過ごすやつ、あれは賛成だ。絶対やってくれよ」
女子の水着姿を見たいのが理由だろうが、どれだけの参加者になるのか…。
「おい遊吾。お前は何を言ってるんだ?」
友人らしき男子が尋ねる。
「それについては、今日のホームルームに凛が説明するらしい。昨日の放課後に、担任の机にそういうメモを残したって言ってたぜ」
彼女は満里奈さんより早く気付いたのか、さすがだな。
「で、ここからが本題なんだが…」
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