胸が大きい女性を助けたら、エロいクラスメートのお母さんだった件

あかせ2

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夏休み明け エロい体育祭 準備編

第196話 こういう時は逆転の発想ですわ!

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 校長の話が終わってから教室に戻ると、すぐにエロ好きの男子達数人が近くに来た。用件は大体予想できるが…。

「なぁ、エロい体育祭は何とかなりそうか?」(男子A)

やはりそれか。あの話の後に担任の清水先生が実行委員を呼べば不安になるよな。

「何とかなるから安心して」
紬さんが答える。

「そうか。エロい体育祭は唯一の心の拠り所なんだよ。夏休み明けで辛い時にあれを聞けたおかげで、おれは頑張れる!」

夏休み明けは辛いよな。休み中は次の日なんて考えずにHばかりしてた…。

「楽しみにしてくれてありがと。ウチらも頑張るよ~!」

「ああ、頼むぜ伊草さん達!」

彼らはそれを言ってから去ったので、俺達は自席に向かった後に座る。

「あんなに期待されるなんて思わなかった。やっぱりエロの力は凄いね♡」

「凄いからこそ、問題は山積みなのよ…」

満里奈さんが言う問題は、多分『盗撮』の事だな。これを何とかしないといけないがどうすれば良い?

「あたしと紬ちゃんが『千玲』でスクール水着になっても、撮る人はいなかったな~。ここでも案外何とかなるんじゃない?」

詩織さんの言いたい事はわからなくもないが…。

「状況が全然違うわ。あの時は2人を見ていたのは少人数だったし…」

「それに『撮るな!』って代表の千夏さんが言ったんだ。お客さんが逆らう訳ないだろ?」

加えて彼女がお客さんを監視してたから、こっそり撮るのも難しかったはずだ。

「ちょっと待って。それだったら校長がそう言えば良いんじゃないの? 学校で一番偉いのは校長でしょ?」

「そうだけど、きっと言っても何とかならないと思ったのよ」

先生の言う事を聞かない人は、小・中・高の全てで見た事ある。校長がそう判断してもおかしくない。

「みんな、校長の言う事聞いてよね!」

一番聞かさそうな紬さんが言っても説得力ないぞ…。

「この件は私達だけで話し合っても意味ないわ。B組とC組の力も借りないと…」

仮に今何とかなっても、南谷さんと倉敷さんに伝える必要があるから手間になる。一緒の時に話し合ったほうが効率的だ。

俺達は話し合いを中断し、昼休みが終わるまでいつものエロ雑談をする。


 帰りのホームルームの時間になり、担任の清水先生が教壇で数点の連絡事項を話し終えた。そろそろ終わるかも?

「最後に、実行委員の伊草さん達に言っておきたい事があるの」
先生が席に座っている俺達を見ながら言う。

「どうしたの? 先生?」

「できれば、何か決まる度に先生の机にメモとかを置いて欲しいわ。朝聞いた時は本当にビックリしたから…」

そういえば、水着の話が出た時にフリーズしてたな。相当衝撃的だったようだ…。

「わかった。なるべくそうする!」

「頼むわね」

この話の後に帰りのホームルームは終わった。さて、C組の隣にある空き教室に向かおう!


 空き教室に入ると、南谷さん・倉敷さんは既にいた。待たせたかな?

「今来たばかりだから気にしないでね」

「わたくしもですわ」

「そっか。校長に聞いたけど、みなちゃんとひめちゃんも朝話したみたいだね。帰りに話したら遅くなるはずだし」

「? どうしてそこで校長が出てくるんですの?」

「そうだった。まずはそっちを話さないと」

紬さんが昼休みに校長が話した内容に触れる。彼女だけではわかりにくい点は満里奈さんがフォローした。

「なるほど…。盗撮はB組でも出てきた話題よ」

「C組もですわ。それを何とかしないといけませんわね…」

やはりこれが一番の問題になる。避けて通れそうにない。

「みなちゃん・ひめちゃん。何か良いアイディアある?」

「話を聞いてからパッと思い付いたのは『見回りの強化』ね。でもアタシ達6人で見回るのは大変だから諦めたわ」

「わたくしは『持ち物検査』ですが、そちらも現実的ではありませんわね…」

カバンのチェックやボディーチェックなんてできる訳がない。むしろそっちの方が問題になるかも?

「よ~し、今からみんなで考えようか!」

……紬さんが言った後にアイディアを出そうとするが全然出てこない。エロい体育祭を止めれば盗撮はなくなるかもしれないが、あれを心の拠り所にしてる話を聞いた以上、簡単に諦める訳にはいかない!

「――全然出てこないな~。こういう時はおしゃべりしたほうが良いかも。黙ってると、眠くなるしお腹減るからさ~」

どこかで“漫画家がネタ出しに苦労したら散歩する”って話を聞いた気がする。このままでは埒が明かないし、紬さんの言う通りかも。

「ねぇみなちゃん・ひめちゃん。ポイントの名前の事は言ってくれた? ウチらは『明日聞くから考えといてね~!』って言っといた」

「アタシもそう言ったら、遊吾に『えろポイントで良くね?』と言われたわ。他の人は何も言ってないから、明日ハッキリするわね」

「わたくしはお二人と違って、話してすぐアンケートを取りましたの。結果は『パイパイ(PAIPAI)』が多数になりましたわ」

おそらく『有名キャッシュレス決済のあれ』と名前が似てるから親近感が湧いたんだろう。

「すぐ聞いたんだ? ひめちゃんは早いね」

「こういうのは“直感”で決めるものですわ。時間を置いても意味がないと思いまして」

「アタシも姫華ちゃんみたいに考えられたらな~。いつも悩むんだよね、『あっちも良いな・こっちも良いな』って。コロコロ変わって逆転する事も珍しくないよ」

「逆転ですか…」

それを聞いた倉敷さんは考え込む。そして…。

「――盗撮の件は、をすれば解決できるかもしれませんわ!」

「えっ?」(倉敷さん以外の全員)

彼女は一体何を言い出すのか…。詳しく聞いてみないと!
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