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夏休み明け エロい体育祭 準備編
第197話 逆転の発想の落とし穴
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いつものように空き教室で話し合いをする俺達だが、“盗撮対策”に頭を悩ます。
そんな中、倉敷さんが逆転というワードを聞いた後に考え込む。それからすぐ『盗撮の件は、逆転の発想をすれば解決できるかもしれませんわ!』と言い出した…。
「ひめちゃん、逆転の発想ってどういう事?」
「わたくし達は考え過ぎだったんですわ! 撮られないようにするのではなく、撮る機会を与えれば良いんですの!」
本当に逆の事を言ってるぞ。
「待ってよ姫華ちゃん。そんな事したら…」
「どれだけ対策しても、盗撮する人は必ず抜け穴を探そうとするはずです。そうなるぐらいなら撮影会を開いたほうがお互い得になりません?」
俺達実行委員は対策を考える手間が減り、撮影者はこそこそしないで堂々と撮れる。確かにどっちも得するじゃないか!
「あくまでわたくしの勘ですが、禁止されるとやりたくなるタイプは意外に多い気がしますわ。凛さんの幼馴染のあの方はどうです?」
「遊吾は本当にそういうタイプね。小さい頃『立ち入り禁止』のところに入って、何度怒られたか…」
南谷さんは苦労してるな。本当にお疲れ様。
「ですので、わたくしは『希望者限定の撮影会』を提案しますわ! それに参加した人は“パイパイ”(PAIPAI)を多くもらえるようにすれば、納得してもらえるはずです!」
ポイントの名称はまだ確定してないぞ…。それはともかく、参加者もメリットがあるからこれで決まりだろ!
「あのさ~、ちょっと良いかな?」
詩織さんが申し訳なさそうに口を開く。
「愛山さん、どうかなさいまして?」
「撮影会をしても、盗撮がなくなるとは限らないよ?」
「えっ? どうしてですの?」
「嫌味じゃないけど、あたしはおっぱいが大きいからタイミング関係なくジロジロ見られるんだよ。だから撮影会があろうとなかろうと、撮る人は撮るって訳」
我慢できない人は当然いるし、参加希望者と撮影者がうまくマッチングしないと起こりやすいよな…。
「でもさ~、それだったらどうしようもないって事だよね? ウチ、アイディアないよ?」
「詩織の話を踏まえて考えると『競技の直前まで体操服で過ごす』しかないかも。水着にならなければ、盗撮されない…と思う」
「それはダメだって満里奈! 競技に参加しない人がパイパイ(PAIPAI)もらえなくなるじゃん!」
そういう方針転換はアリだが、どう考えても改悪になるな。
「いっその事、外部の人全員NGにする? それなら心配はほぼなくなると思うけど…」
「凛さん、それはわたくし達だけで決められる事ですの?」
「ゴメン、多分無理」
保護者だけでなく、他校の先生が来る事は十分考えられる。ましてや俺達は『エロい体育祭』をやるんだ。良い意味でも悪い意味でも注目されるだろう…。
「アタシ的に、撮影会をやった方が盗撮の可能性は減ると思う。後はその人のモラルに賭けるしかないわね。それは体育祭に限らず何でもだけど」
そもそも、盗撮はどこで起こってもおかしくない。こんな規模が大きい事を俺達6人で解決できる訳ないので、俺は南谷さんに賛成だ。
「わたくしは凛さんに賛成ですわ」
――詩織さん達も賛成したので、俺も続けて言う。
「撮影会をする時は、みんなで見守ったほうが良いわね。一部の人がエスカレートするかもしれないし」
…南谷さんがそう言ってる間に、満里奈さんが小さい紙に何か書いている。担任の清水先生が『メモを残して』と言っていたし、それを守るようだ。
「今日はこれぐらいにしない? ウチ疲れた~」
みんなもすぐ賛成する。キリが良くてちょうど良いので、俺達は帰る準備を始める…。
全員帰る準備を終えた。とりあえず撮影会をやる事が決まっただけでも前進だ。さっき満里奈さんが書いたメモを見て、清水先生はどう思うかな?
明日また校長に呼び出されるのも覚悟しないと…。
「ねぇひめちゃん。明日撮影会の練習をしたいから、スクール水着を持ってきてね」
突然意味不明な事を言い出す紬さん。
「練習…するんですの?」
「当たり前じゃん。ひめちゃんは言い出しっぺなんだから試してみないと! 先生も感想を聞いてくると思うよ!」
「ですが…」
俺を見てくる倉敷さん。やはり抵抗あるか…。
「本番はほとんど男の人になるんじゃない? まーちゃんに見られるぐらいで恥ずかしがってちゃダメだって!」
「そもそも、わたくしパイパイ(PAIPAI)を貯める気はないので…」
南谷さんはキスの真相を聞き出すために貯める意志があるのは確認済みだが、倉敷さんは何も言ってなかった気がする…。
「しょうがないな~、ウチも一緒に着てあげるよ。一緒なら恥ずかしくないでしょ?」
「それならまぁ…。――せっかくなので凛さんも一緒に着ません? パイパイ(PAIPAI)を貯めるつもりですわよね?」
上手い事言って巻き込もうとしてるぞ。
「そこでアタシに振るの!? そのつもりだけど、心の準備ができてないって…」
「だったら最初はウチら3人で練習しよっか。それから男子のまーちゃんを入れて色々やるのはどう?」
早くも2人が紬さんの餌食になるみたいだ。さすがにいきなり無茶はしないよな…?
「わたくしは構いませんわ。凛さんはどうされますの?」
「アタシもそれで良いよ。今日の内に色々準備しないと」
こうして、明日紬さん達3人は撮影会の予行練習をする事になった。俺・詩織さん・満里奈さんは参加しないので、教室で時間を潰したほうが良いな。
――よく考えたら、放課後の教室には誰もいない。2学期になってから1回もHしてないし、少しだけなら…。いやいや、さすがに学校はヤバいだろ! でもなぁ…。
そんな甘い誘惑は、学校を出るまで続くのだった。
そんな中、倉敷さんが逆転というワードを聞いた後に考え込む。それからすぐ『盗撮の件は、逆転の発想をすれば解決できるかもしれませんわ!』と言い出した…。
「ひめちゃん、逆転の発想ってどういう事?」
「わたくし達は考え過ぎだったんですわ! 撮られないようにするのではなく、撮る機会を与えれば良いんですの!」
本当に逆の事を言ってるぞ。
「待ってよ姫華ちゃん。そんな事したら…」
「どれだけ対策しても、盗撮する人は必ず抜け穴を探そうとするはずです。そうなるぐらいなら撮影会を開いたほうがお互い得になりません?」
俺達実行委員は対策を考える手間が減り、撮影者はこそこそしないで堂々と撮れる。確かにどっちも得するじゃないか!
「あくまでわたくしの勘ですが、禁止されるとやりたくなるタイプは意外に多い気がしますわ。凛さんの幼馴染のあの方はどうです?」
「遊吾は本当にそういうタイプね。小さい頃『立ち入り禁止』のところに入って、何度怒られたか…」
南谷さんは苦労してるな。本当にお疲れ様。
「ですので、わたくしは『希望者限定の撮影会』を提案しますわ! それに参加した人は“パイパイ”(PAIPAI)を多くもらえるようにすれば、納得してもらえるはずです!」
ポイントの名称はまだ確定してないぞ…。それはともかく、参加者もメリットがあるからこれで決まりだろ!
「あのさ~、ちょっと良いかな?」
詩織さんが申し訳なさそうに口を開く。
「愛山さん、どうかなさいまして?」
「撮影会をしても、盗撮がなくなるとは限らないよ?」
「えっ? どうしてですの?」
「嫌味じゃないけど、あたしはおっぱいが大きいからタイミング関係なくジロジロ見られるんだよ。だから撮影会があろうとなかろうと、撮る人は撮るって訳」
我慢できない人は当然いるし、参加希望者と撮影者がうまくマッチングしないと起こりやすいよな…。
「でもさ~、それだったらどうしようもないって事だよね? ウチ、アイディアないよ?」
「詩織の話を踏まえて考えると『競技の直前まで体操服で過ごす』しかないかも。水着にならなければ、盗撮されない…と思う」
「それはダメだって満里奈! 競技に参加しない人がパイパイ(PAIPAI)もらえなくなるじゃん!」
そういう方針転換はアリだが、どう考えても改悪になるな。
「いっその事、外部の人全員NGにする? それなら心配はほぼなくなると思うけど…」
「凛さん、それはわたくし達だけで決められる事ですの?」
「ゴメン、多分無理」
保護者だけでなく、他校の先生が来る事は十分考えられる。ましてや俺達は『エロい体育祭』をやるんだ。良い意味でも悪い意味でも注目されるだろう…。
「アタシ的に、撮影会をやった方が盗撮の可能性は減ると思う。後はその人のモラルに賭けるしかないわね。それは体育祭に限らず何でもだけど」
そもそも、盗撮はどこで起こってもおかしくない。こんな規模が大きい事を俺達6人で解決できる訳ないので、俺は南谷さんに賛成だ。
「わたくしは凛さんに賛成ですわ」
――詩織さん達も賛成したので、俺も続けて言う。
「撮影会をする時は、みんなで見守ったほうが良いわね。一部の人がエスカレートするかもしれないし」
…南谷さんがそう言ってる間に、満里奈さんが小さい紙に何か書いている。担任の清水先生が『メモを残して』と言っていたし、それを守るようだ。
「今日はこれぐらいにしない? ウチ疲れた~」
みんなもすぐ賛成する。キリが良くてちょうど良いので、俺達は帰る準備を始める…。
全員帰る準備を終えた。とりあえず撮影会をやる事が決まっただけでも前進だ。さっき満里奈さんが書いたメモを見て、清水先生はどう思うかな?
明日また校長に呼び出されるのも覚悟しないと…。
「ねぇひめちゃん。明日撮影会の練習をしたいから、スクール水着を持ってきてね」
突然意味不明な事を言い出す紬さん。
「練習…するんですの?」
「当たり前じゃん。ひめちゃんは言い出しっぺなんだから試してみないと! 先生も感想を聞いてくると思うよ!」
「ですが…」
俺を見てくる倉敷さん。やはり抵抗あるか…。
「本番はほとんど男の人になるんじゃない? まーちゃんに見られるぐらいで恥ずかしがってちゃダメだって!」
「そもそも、わたくしパイパイ(PAIPAI)を貯める気はないので…」
南谷さんはキスの真相を聞き出すために貯める意志があるのは確認済みだが、倉敷さんは何も言ってなかった気がする…。
「しょうがないな~、ウチも一緒に着てあげるよ。一緒なら恥ずかしくないでしょ?」
「それならまぁ…。――せっかくなので凛さんも一緒に着ません? パイパイ(PAIPAI)を貯めるつもりですわよね?」
上手い事言って巻き込もうとしてるぞ。
「そこでアタシに振るの!? そのつもりだけど、心の準備ができてないって…」
「だったら最初はウチら3人で練習しよっか。それから男子のまーちゃんを入れて色々やるのはどう?」
早くも2人が紬さんの餌食になるみたいだ。さすがにいきなり無茶はしないよな…?
「わたくしは構いませんわ。凛さんはどうされますの?」
「アタシもそれで良いよ。今日の内に色々準備しないと」
こうして、明日紬さん達3人は撮影会の予行練習をする事になった。俺・詩織さん・満里奈さんは参加しないので、教室で時間を潰したほうが良いな。
――よく考えたら、放課後の教室には誰もいない。2学期になってから1回もHしてないし、少しだけなら…。いやいや、さすがに学校はヤバいだろ! でもなぁ…。
そんな甘い誘惑は、学校を出るまで続くのだった。
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