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夏休み明け エロい体育祭 準備編
第210話 女から誘わないとな
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何とかB組の担任にエロい体育祭と誓約書について納得してもらえた俺達は、空き教室に戻って来た。
「遊吾。覚悟はできてるでしょうね?」
南谷さん、笑顔でキレてるぞ…。経緯はどうあれ、胸を揉まれたら文句を言いたくなるか。
「ちょっと待て! あれは田中を納得させるために仕方なくだ!」
あの担任、田中っていうのか。なんて事より…。
「仕方なくですって~!! 男子に揉まれたのは初めてだったのに…」
「男子は? じゃあ女子ならあるのかよ?」
「この間、伊草さんにね…」
そういえば、撮影会の練習の時に揉んだと言っていたな。(204話参照)
「女同士は良いよな~。好きなだけ揉めるから羨ましいぜ」
「あのねぇ、同性でもセクハラは成立するのよ?」
「そういうのは形だけだろ? お前はそれを誰かにチクったか?」
「ううん、言ってない」
「つまりセクハラと思ってなかった訳だ。伊草のテクは大したもんだぜ」
「な…」
その時を思い出したのか、南谷さんの顔が徐々に赤くなる。
「きたちゃん、ちょっと良い?」
紬さんはいつもと違って不機嫌に見える。どうしたんだ?
「何だよ?」
「みなちゃんのオッパイを揉んだのに『仕方なく』はあり得ないでしょ。オッパイを揉ませてくれた事に感謝しないと」
彼女はそれが気に入らなかったのか。胸に対するこだわりが強いからな…。
「感謝か…。愛山のオッパイだったらすると思うぜ。大きさが半端ないからな」
「オッパイは大きさだけで判断しちゃダメなの! まったく、きたちゃんは全然わかってない…」
「お前、マジでそっち系なのか」
「まぁね。どっちもイケるなんて最高でしょ?」
「そうか? オレは男の体になんて興味ないから、片方で十分だ」
2人の性癖が交わる事はないな…。
「とにかく、きたちゃんはみなちゃんにお礼を言わないと! 『さっきはオッパイ揉ませてくれてありがとう』って♡」
「伊草さん、それは恥ずかしいから止めて…」
「だったらオレのあそこを触るのはどうだ? これなら条件は同じになるだろ?」
「あ…あああんたは何を言ってるの!?」
南谷さんと付き合いが浅い俺達ですら、彼女の動揺が手に取るようにわかる。
「心配しなくても、誰かに言ったりしねーよ」
「そういう問題じゃなくて…」
「みなちゃん、チャンスは逃しちゃダメだって♡」
そこで背中を押すのは紬さんらしいな…。
「凛。男が誘うのを待ってたら、いつまでも処女だぞ?」
「うるさい!」
「――今の凛は乗り気じゃなさそうだし、オレはそろそろ帰るわ。これからもこまめに報告してくれよな~」
そう言った北峰君は本当に出て行った。彼といると疲れる…。
「アイツは何なのよ…」
「でも、きたちゃんが言った事はちょっと正しいよ。ウチらからHに誘わないと♡」
「えっ? 伊草さん達が誘うの? だって普通は…」
「普通なんて気にしちゃダメ! まーちゃんはウチらのあの日がわからないんだから、ウチらから誘ったほうが良くない?」
「そう…なのかな? 姫華ちゃんはどう思う?」
「わたくしに振られても困りますわ…」
もしかして、今まで誘ってこなかった時は“あの日”だったのか? ――いや、考え過ぎか。俺だってHに乗り気じゃない場合はあるし…。
「みんな、アタシと遊吾が迷惑かけてごめんね。とりあえず、今後決めたい事をまとめて今日は終わろうか」
これから本格的に話し合うと遅くなるし、まとめるぐらいで十分だ。
「やっぱりもう1つの競技だよ。ウチは『触れる系』が良いな~」
「触れる系って何?」
「それの説明は、最初(204話参照)に言った詩織ちゃんに交代!」
そこでわざわざハイタッチする必要あるか?
「男女ペアになって二人三脚したり色々やる感じかな。とりあえず、相手の体に触るのが前提って事で」
「それが触れる系なのね…」
「当然それだとエロくないから、どんどんレベルアップさせるよ~。ウチはおんぶとお姫様抱っこが浮かんだけど他にある?」
おんぶは胸の感触を楽しめるが、お姫様抱っこはエロくないよな…?
「ないですけど、わたくしお姫様抱っこされた事ないので気になりますわ~」
「普通なくない? 伊草さん達はあるの?」
「ないよ」
競技としてやる以上、多くの人に見られる事になる。なので胸を揉むなどのわかりやすい行為はNGだな。
――それからみんなで考えるものの、誰もアイディアが出ない。やはり難しいな…。
「最初は手を繋ぎながら走って、その後に二人三脚でオッパイあたりを触りながら走って、それからおんぶして走って…」
紬さんがブツブツ言っている。次の段階は、胸やお尻を触るぐらいしかないのでは?
「伊草さん。アタシ思ったんだけど、それって明らかに男子が得よね? 女子の体を何度も触れるし、あとオッパイの感触も…」
最後あたりで南谷さんは顔をやや赤くする。
「そう? おんぶとかお姫様抱っこは男子大変でしょ。力いるし」
「わたくし気になったんですが、男子が小柄な方だったらどちらも無理ですわよね?」
その時に彼が重そうというか辛そうにしたら、相手の女子が傷付くな…。
「確かにそうかも。エロ好きに体格とかは関係ないからね」
「紬。触れる系の競技は諦めたほうが良いかも」
満里奈さんの言う通りだ。野球拳はジャンケンして脱ぐだけだから楽だが、この競技は別の意味で問題が多い上に、解決できる見込みはない…。
「え~、何とかしたいのに~」
「今日は解散しましょうか。まとめるつもりが、いつものように話しちゃったわね」
「みなちゃんにさんせ~い」
紬さんに続き、俺達も賛成する。
「一応、明日のホームルームでみんなにアイディアを募集しておくわ」
困った時はクラスメートの力を借りよう!
「凛さんがそうなさるなら、当然わたくしもやりますわ!」
「当然ウチらもね!」
その方針を決めた後、俺達は解散するのだった。
「遊吾。覚悟はできてるでしょうね?」
南谷さん、笑顔でキレてるぞ…。経緯はどうあれ、胸を揉まれたら文句を言いたくなるか。
「ちょっと待て! あれは田中を納得させるために仕方なくだ!」
あの担任、田中っていうのか。なんて事より…。
「仕方なくですって~!! 男子に揉まれたのは初めてだったのに…」
「男子は? じゃあ女子ならあるのかよ?」
「この間、伊草さんにね…」
そういえば、撮影会の練習の時に揉んだと言っていたな。(204話参照)
「女同士は良いよな~。好きなだけ揉めるから羨ましいぜ」
「あのねぇ、同性でもセクハラは成立するのよ?」
「そういうのは形だけだろ? お前はそれを誰かにチクったか?」
「ううん、言ってない」
「つまりセクハラと思ってなかった訳だ。伊草のテクは大したもんだぜ」
「な…」
その時を思い出したのか、南谷さんの顔が徐々に赤くなる。
「きたちゃん、ちょっと良い?」
紬さんはいつもと違って不機嫌に見える。どうしたんだ?
「何だよ?」
「みなちゃんのオッパイを揉んだのに『仕方なく』はあり得ないでしょ。オッパイを揉ませてくれた事に感謝しないと」
彼女はそれが気に入らなかったのか。胸に対するこだわりが強いからな…。
「感謝か…。愛山のオッパイだったらすると思うぜ。大きさが半端ないからな」
「オッパイは大きさだけで判断しちゃダメなの! まったく、きたちゃんは全然わかってない…」
「お前、マジでそっち系なのか」
「まぁね。どっちもイケるなんて最高でしょ?」
「そうか? オレは男の体になんて興味ないから、片方で十分だ」
2人の性癖が交わる事はないな…。
「とにかく、きたちゃんはみなちゃんにお礼を言わないと! 『さっきはオッパイ揉ませてくれてありがとう』って♡」
「伊草さん、それは恥ずかしいから止めて…」
「だったらオレのあそこを触るのはどうだ? これなら条件は同じになるだろ?」
「あ…あああんたは何を言ってるの!?」
南谷さんと付き合いが浅い俺達ですら、彼女の動揺が手に取るようにわかる。
「心配しなくても、誰かに言ったりしねーよ」
「そういう問題じゃなくて…」
「みなちゃん、チャンスは逃しちゃダメだって♡」
そこで背中を押すのは紬さんらしいな…。
「凛。男が誘うのを待ってたら、いつまでも処女だぞ?」
「うるさい!」
「――今の凛は乗り気じゃなさそうだし、オレはそろそろ帰るわ。これからもこまめに報告してくれよな~」
そう言った北峰君は本当に出て行った。彼といると疲れる…。
「アイツは何なのよ…」
「でも、きたちゃんが言った事はちょっと正しいよ。ウチらからHに誘わないと♡」
「えっ? 伊草さん達が誘うの? だって普通は…」
「普通なんて気にしちゃダメ! まーちゃんはウチらのあの日がわからないんだから、ウチらから誘ったほうが良くない?」
「そう…なのかな? 姫華ちゃんはどう思う?」
「わたくしに振られても困りますわ…」
もしかして、今まで誘ってこなかった時は“あの日”だったのか? ――いや、考え過ぎか。俺だってHに乗り気じゃない場合はあるし…。
「みんな、アタシと遊吾が迷惑かけてごめんね。とりあえず、今後決めたい事をまとめて今日は終わろうか」
これから本格的に話し合うと遅くなるし、まとめるぐらいで十分だ。
「やっぱりもう1つの競技だよ。ウチは『触れる系』が良いな~」
「触れる系って何?」
「それの説明は、最初(204話参照)に言った詩織ちゃんに交代!」
そこでわざわざハイタッチする必要あるか?
「男女ペアになって二人三脚したり色々やる感じかな。とりあえず、相手の体に触るのが前提って事で」
「それが触れる系なのね…」
「当然それだとエロくないから、どんどんレベルアップさせるよ~。ウチはおんぶとお姫様抱っこが浮かんだけど他にある?」
おんぶは胸の感触を楽しめるが、お姫様抱っこはエロくないよな…?
「ないですけど、わたくしお姫様抱っこされた事ないので気になりますわ~」
「普通なくない? 伊草さん達はあるの?」
「ないよ」
競技としてやる以上、多くの人に見られる事になる。なので胸を揉むなどのわかりやすい行為はNGだな。
――それからみんなで考えるものの、誰もアイディアが出ない。やはり難しいな…。
「最初は手を繋ぎながら走って、その後に二人三脚でオッパイあたりを触りながら走って、それからおんぶして走って…」
紬さんがブツブツ言っている。次の段階は、胸やお尻を触るぐらいしかないのでは?
「伊草さん。アタシ思ったんだけど、それって明らかに男子が得よね? 女子の体を何度も触れるし、あとオッパイの感触も…」
最後あたりで南谷さんは顔をやや赤くする。
「そう? おんぶとかお姫様抱っこは男子大変でしょ。力いるし」
「わたくし気になったんですが、男子が小柄な方だったらどちらも無理ですわよね?」
その時に彼が重そうというか辛そうにしたら、相手の女子が傷付くな…。
「確かにそうかも。エロ好きに体格とかは関係ないからね」
「紬。触れる系の競技は諦めたほうが良いかも」
満里奈さんの言う通りだ。野球拳はジャンケンして脱ぐだけだから楽だが、この競技は別の意味で問題が多い上に、解決できる見込みはない…。
「え~、何とかしたいのに~」
「今日は解散しましょうか。まとめるつもりが、いつものように話しちゃったわね」
「みなちゃんにさんせ~い」
紬さんに続き、俺達も賛成する。
「一応、明日のホームルームでみんなにアイディアを募集しておくわ」
困った時はクラスメートの力を借りよう!
「凛さんがそうなさるなら、当然わたくしもやりますわ!」
「当然ウチらもね!」
その方針を決めた後、俺達は解散するのだった。
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