胸が大きい女性を助けたら、エロいクラスメートのお母さんだった件

あかせ2

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夏休み明け エロい体育祭 準備編

第216話 ブラ貸してくれる人を募集だ~♡

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 朝のホームルームで清水先生が“Hな本”に触れた事で、紬さんがエロ本を奪い合う騎馬戦を思い付く。

本はブラより安く、予算をクリアしやすい。そしてハチマキ・帽子と違って跡やサイズを気にしなくて済む。『ブラみみ』とは差別化されているな。

1限が始まりそうになったので、話はまとまらずに一旦終わった。どっちが良いんだろう…?


 1限が終わり休憩時間になって早々、紬さんが満里奈さんに声をかける。

「あまり書けなかったからノート見せて!」

板書のスピードは早くなかったはずだが?

「はいはい。あんた、ぼーっとしてる時間が多かったからね」

「ありがと~!」

紬さんがぼーっとする理由なんて、騎馬戦の件以外あるか?

「さっき気付いたんだけど、エロ本を奪い合うって思ったより良くないかも」

彼女はノートに写しながら話す。ツバが飛ばないように気を付けてくれよ…。

「どういう事? 紬ちゃん?」

「片手で持てる本って小さいよね? それを奪い合っても、他の人には全然見えないじゃん」

観戦してる人が見えなければ盛り上がらない。言われてみたらそうだ…。

「騎馬戦が始める前に『これからエロ本を奪い合いま~す!』とかアナウンスされても“本当?”って思われそうじゃない?」

「それは実行委員のあたし達が同じサイズの本を観覧席にいる人に見せればマシになるかもよ?」

実物を見せれば説得力が増すな。

「詩織。体育祭当日は忙しいから、そんな事できないと思うわ」

雑用があるだろうし、当日を本当に水着で過ごす場合は盗撮対策のために見回る必要がある。手間はなるべく減らさないと…。

「そっか~、良いアイディアだと思ったんだけどな~」

「だからやっぱり『ブラみみ』しかないんだって!」

一番やる気がある紬さんがそう決めた以上、本は却下した方が良さそうだ。

「そうなるのは構わないけど、さっき先生に言われた事は覚えてる?」
満里奈さんが確認する。

「もちろん。予算で買うのは無理なんでしょ?」

「さすがに覚えてたみたいね。なら被るブラをどうするか決めないと」

「自分が持ってるブラを被ると、昨日真が言ったように大きさで差が出ちゃうよね」

当然大きいブラは不利だ。だが胸の大きさは人それぞれなので、サイズが異なるブラを持ってるとは考えにくい。

「じゃあさ~、大きいブラを被ったら有利になるのは? どういうハンデが良いかはウチにはサッパリだけど」

俺だってサッパリなんだが…。

「私が今思い付くのは『大きいブラを奪っても、獲得できるポイントは少ない』か『大きいブラを被った人は、獲得できるポイントが増える』の2つね」

「映える事を考えたら、みんな大きいブラを被ったほうが良いよね。でもみんな詩織ちゃんみたいにオッパイ大きくないし…」

詩織さんを基準にしたら、ほとんどの女子が可哀想だろ。

「――詩織ちゃん、ブラ貸して♡」

そうか! 借りれば同じ大きさのブラをたくさん用意できるぞ! 予算が使えなくても関係ない。

「知らない人に被られたくないからヤダ♡」

「だよね…」

やっぱりそうなるか。詩織さんじゃなくても“知らない人”はハードルを上げそうだ。

「こうなったら、みなちゃんとひめちゃんにも協力してもらうしかない!」

「あんた、あの2人にも言う気なの?」

「当たり前じゃん。秘密にしたら仲間外れになるよ」

「そうじゃなくて、私が言いたいのは『そういう事頼める間柄なのか』って事」

満里奈さんが躊躇するのもわかる。簡単に頼める内容じゃないし。

「何言ってるの? ウチら、もう友達でしょ」

紬さんは2人と仲良くやってるが、俺達はそこまでじゃないな…。

「もし2人もダメだったら…、だ~!」

「えっ?」(俺・詩織さん・満里奈さん)

紬さんに振り回される事には慣れたつもりだが、これは予想外だぞ。

「貸してくれた人にはポイントをあげよう! …でもよく考えると使い道とか全然決まってないから、別の方法にしたほうが良いかも」

「別の方法って何よ?」

「例えば…、『その人の恋を手伝う』とか?」

一見良さそうだが、ブラを貸す以上の成果を出せるのか? 不安しかない…。

「じゃあ、2限の後の休憩時間に2人をここに呼ぶの?」
詩織さんが確認する。

「そうしよっか」

「その前に、早く私のノートを写してくれる? 途中で手が止まってるんだけど」

話の中盤あたりからだな…。

「そうだった! でもみなちゃんとひめちゃんに伝えるのが先で良いよね?」

「はいはい。写すのはいつでもできるからね」

紬さんがスマホを操作している中、満里奈さんは自身のノートを回収する。時間的にもう間に合わない…。

「――よし送信っと。早く気付いてくれると良いな~」

2人なら気付くのに遅れても、無視はしないから安心できる。

「みんなには帰りのホームルームに聞いてみるよ」

A組の女子で貸してくれる人いるのか? 俺が気付いた限り、ほぼ全員引いてたんだが…。

「紬、2限は真面目に授業聞いてノートとってよ?」

「わかってるって」

もうそろそろチャイムが鳴って2限が始まるな。気持ちを切り替えよう!
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