胸が大きい女性を助けたら、エロいクラスメートのお母さんだった件

あかせ2

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夏休み明け エロい体育祭 準備編

第219話 今後の行方を左右する話し合いかも?

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 帰りのホームルームになり、教室に入ってきた清水先生が教壇に立つ。

「先生。みんなに言いたい事があるからよろしく!」
自席で宣言する紬さん。

「了解よ。連絡事項は1つだけだからすぐ終わるわ」

――本当に1つ伝えた後、先生は終わりを告げた。それを聞いた紬さんはすぐ席を立ち、教壇に向かう。

今回確認したい事は2つあり、1つ目はブラを貸してくれる女子を募集する事。そして2つ目は、文化祭で何をやりたいかを確認する事だ。

どっちも一筋縄ではいかないと思うから、長期戦を覚悟しよう。

「みんな。朝のホームルームの内容覚えてる?」(215話参照)
教壇に立っている紬さんが言う。

「忘れるはずないだろ」(男子A)

あれだけ衝撃的な内容だし、彼の言う通りかもしれない。一部のクラスメートは頷いて反応してくれた。

「あの時エロ本を奪い合う話が出たけど、ウチはやっぱりブラみみが良い!」

「何でそっちになるのよ…」
先生が呆れた様子でツッコむ。

「あの時は良いかも? って思ったけど、よく考えたら全然ダメでさ~。話にならないんだよ」

「そう思った理由を教えてくれる?」

「本は小さすぎて全然映えないの! 観覧席にいる人が見えなかったら盛り上がらないでしょ?」

「それはそうね…」

「ブラを頭に被れば目立つし、何より帽子より可愛いデザインがいっぱいある! 見てる人はきっと楽しくなるよ」

「肝心の被ってる人が楽しくなるとは思えないんだけど…」

「慣れればイケるって。満里奈だってそんな風になったんだから」

話が蒸し返されたので、一部のクラスメートが彼女を見る。

「古宮さん、やっぱり自分から進んでやったように聞こえるぜ」(男子B)

「真面目で大人しく見えるのに、やる時はやる…。こういうのが『ギャップ萌え』なんだな」(男子C)

俺の聞こえる限り、満里奈さんを悪く言ってる人はいない。やはり日頃の行いがものを言うようだ。

「伊草さん。それでみんなに言いたい事って何かしら?」

「そうだった! みんな、良かったら騎馬戦で使うブラ貸して!」

「もう訳が分からないわ…」
頭を抱える先生。

「ウチ変な事言ってないよね?」

「言ってるわよ。何で借りる必要があるの?」

「だって予算で買ってもらえそうにないんだもん。同じ大きさのブラがたくさんいるんだから、借りないとダメじゃん」

「伊草さんのブラで良いじゃない」

「ウチのブラだと小さくてダメなの! 本当は詩織ちゃんのブラが良かったけどダメって言われたからさ~」

「愛山さんの判断は当然よ…」

「貸してくれた人にはポイントをあげるつもりだし、それとは別に色々協力するつもりだよ。ウチのを使ってね」

紬さんのコネ? 千夏さん達・朱里さん達・ウィルベルさんの誰かに頼む流れになりそうだ。

「伊草さんのコネって何なんだろう?」(女子A)

「もしかして凄い人と知り合いなのかな?」(女子B)

一部の女子達がヒソヒソ話している。もしかして脈ありか?

「今は言いにくいかもしれないから、興味ある人はウチの机に手紙を入れるか女子更衣室で教えてね。待ってるよ~!」

言われてみたら、この件は匿名のほうが良いな。紬さんなりに考えたようだ。


 「伊草さん、話は終わったかしら?」
先生が確認する。

「もう1つあるよ。みんな、文化祭何やりたい?」

この件は初めて話すので、先生・クラスメート共に驚いている。これを予想するのは無理な話だ。

「ちょっと、何で伊草さんが文化祭の事を聞くの?」

「それは校長に予算について聞いたからだよ。何か買ったら、壊れるまで使い続けるらしいね?」

「基本的にそうよ。予算に余裕がある訳じゃないから」

「それを聞いてウチは閃いたんだよ! 体育祭と文化祭の両方でブラを使えば予算で買えるかも? てね!」

「無理に決まってるじゃない…」

先生は満里奈さんと同じ考えみたいだ。

「決めるのは校長でしょ? どっちもブラをいっぱい使えば校長も納得してくれるって!」

「そこまで言うなら、文化祭での使い道は考えてあるのよね?」

「もちろん。『ブラみみ喫茶』と『ブラみみおばけ』だよ」

「そう…」

先生は紬さんに何度も振り回されて疲れたように見える。

「伊草さん。そのブラみみ喫茶は、メイド喫茶みたいな感じなのか?」(男子A)

「そのつもり。カチューシャの代わりに被ったら良くない?」

「ああ。普通のメイド喫茶だとつまらないから面白くなりそうだ」

「ちょっと待ってよ! そんなのやりたくないんだけど!」(女子C)

彼女の言葉をきっかけに、数人の女子も反対する。それが当たり前だよな…。

「別にやりたくない人はやらなくて良くない? やった人は体育祭のポイントみたいに、ご褒美がもらえる感じにすれば良いんだし」

その流れで文化祭もやって良いのか? 校長とはまた話すだろうし、その時に確認しないと…。

「強制じゃないなら良いや。好きにして」

「という訳で、文化祭もブラ使う系にしたいんだけど良い?」

「もちろんだぜ~~!!」(エロ好きの一部の男子達)

このままだと、文化祭の実行委員も俺達がやる事になるのでは? そんな気がしてならない。

「先生。ウチの話はこれで終わりだから戻るね」

「わかったわ…」

先生からしたら、悩みの種がどんどん増えてるはずだ。原因はほぼ俺達だから申し訳ない…。

――紬さんが席に戻って来た。

「今日はHするから、早めに終わらせてきたよ」
彼女は俺達だけに聞こえる小声で言う。

伝えたい事は伝えたし、目的は達したな。

「ちゃんと覚えてたみたいね。少し心配してたんだけど…」

満里奈さんのその気持ちはよくわかる。

「ウチが忘れる訳ないでしょ? うっかり言わないように気を付けてたぐらいなんだから」

もし言ったら、先生がまたフリーズしたかも。

「伊草さんの話が終わったみたいだから、帰りのホームルームも終わりよ。みんな気を付けて帰ってね…」

疲れた様子の先生が終わりを告げた事で、ようやく放課後になる。
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