236 / 294
夏休み明け最初の『千玲』・“ソフィー”
第236話 思惑が交差するグループ分け
しおりを挟む
ウィルベルさんに体育祭の事を話した後に、歩いて来た紬さん・南谷さん・倉敷さんと合流する。さて、これからどうするべきか…。
「みんな集まったし、お風呂入ろっか~。さっきお姉さんから聞いたけど、貸し切りのほうも入れるって」
あそこは本来、泊まる人が入るところだ。にもかかわらず俺達のために準備してもらえるのはありがたい。
「伊草さん。ここって男湯と女湯以外に入れる所があるの?」
「そうなんだよみなちゃん。空いた部屋の隣に小さい浴室があって、ウチらはそこに入る事が多いね。常連だからさ~」
紬さんはドヤ顔で言っているが、常連かどうかを決めるのは千夏さんだろ…。
「小さい浴室となると、今のわたくし達は無理ですわよね…」
そのわたくし達に俺は入ってないと思うが、あそこに7人入るのは絶対無理だ。
「うん、どう頑張っても5人が限界だと思う。そこは元々3P用のスペースだから」
「さんぴ…」
南谷さんが顔を少し赤くして動揺する。彼女には刺激が強いかも?
「ウチらは8人いるから、女湯4人と貸し切り4人で分ければOKだね」
俺は貸し切りで決まりだ。男湯は物足りないし、詩織さん達も納得しないと思う。
「ツムギちょっと待って。ワタシはもう入ったからそこに入れなくて良いヨ」
「もう1回入れば良いじゃん。お姉さんならサービスしてくれるって」
相変わらず自分勝手な発言だな…。
「伊草さん。貸し切りのところの脱衣所はどうなってるの?」
南谷さん・倉敷さんの2人はここに来るのは初めてだから当然知らない。
「仕切りとかはないから丸見えになるよ。あそこはそういうのを気にしない人達が使うところだから」
「やっぱりそうなるわよね…」
「んじゃ、どっちが良いかアンケート取ろうか。合わなかったらジャンケンね」
――アンケートの結果、貸し切りを希望したのは『沙織さん・詩織さん・満里奈さん』の3人で、女湯を希望したのは『紬さん・南谷さん・倉敷さん・ウィルベルさん』の4人になる。
うまく分かれたのはありがたいが、紬さんが女湯を選ぶとは意外だ…。
「ウチは女湯で“何でも事務所”の何でもをウィルちゃんに確認したいし、他にも色々やりたいからさ~。沙織ママ・詩織ちゃん・満里奈、まーちゃんをよろしく!」
「任されたわ♪」
「2日ぶりだ~♡」
「いっぱい気持ち良くするからね、まこくん♡」
「――あの~、ちょっとよろしいですか?」
倉敷さんが申し訳なさそうに声をかける。
「どうかした? ひめちゃん?」
「古宮さんと愛山さんが瀬川君と『そういう関係』なのは今までの経緯で大体わかりますが、お母様はそちらでよろしくて?」
その疑問はもっともだ。普通はあり得ないよな。
「良いのよ。わたしもこっち側なの♪」
沙織さんは俺の頬に軽いキスをした。
「えっ? えっ? えっ?」
南谷さんは現状を理解するのに必死みたいだ。倉敷さんも驚いた様子を少し見せたものの、彼女ほど動揺していない。おそらく、漫画である程度耐性が付いてるからだと思う。
「ひめちゃんは何ともなさそうだね~。まーちゃんと沙織ママみたいな歳の差系を漫画で読んだ?」
「さすがに親子差は読んだ事ありませんわ…」
「漫画を超えるとか凄くない? 満里奈、こういうのなんて言うんだっけ?」
「“事実は小説より奇なり”よ」
「今回は小説じゃなくて漫画だけど、まぁ良いや」
普通の関係じゃなくても、俺達が満足してて他人に迷惑をかけてなければ良いはずだ。気にせず堂々と過ごそう!
受付にいる千夏さんに経緯を話した後、沙織さんがウィルベルさんを除いた7人分の銭湯代を支払う。彼女は南谷さんと倉敷さんのドライバーになる事を条件に無料となった。
――全員タオルなどの一式を受け取ったので、これでいつでも入れるな!
「沙織ママ。みなちゃんとひめちゃんのために、貸し切りの方を案内しようよ!」
「良いわよ。そこから別行動しましょう♪」
紬さんとウィルベルさんがいるから心配ないな。
「伊草さん。貸し切りの部屋はどこにあるの? フリースペースや受付にそれらしいところはなかったし、ここは『男湯』・『女湯』の暖簾があるだけよ?」
「――凛さん。もしかしてこの通路の角じゃありません?」
「ひめちゃんの言う通り! あそこを曲がった先にあるんだよ!」
「『関係者以外立ち入り禁止』なんて看板があるから、倉庫とか物置に続くと思ったわ」
「変わったところにあると、秘密基地みたいでカッコ良くない?」
人目に付かないという意味では間違ってないかも…。
「そう? 姫華ちゃんはどう思う?」
「わたくしもよくわかりませんわ…」
「そっか~」
紬さんは残念そうだが、こればっかりは仕方ない。――通路の角を曲がると、すぐ2枚の扉が見える。それぞれ部屋と浴室に繋がっているのは言うまでもない。
「ここまで案内すれば十分だね。ウチらは超ゆっくりするから、まーちゃん達もゆっくりして良いよ~」
俺達のHのために気を遣ってくれるようだ。紬さんも“女子同士”で楽しむ気だろう。
「紬。私達がいないからといって、羽目を外し過ぎないでよ?」
「わかってるって」
「? 銭湯で羽目を外すってどういう事?」
「きっと長湯の事だと思いますわ。わたくしも経験あるからわかります」
そうじゃないんだ倉敷さん、なんて言えるはずもなく…。
「じゃあみんな、また後でね~」
紬さん・南谷さん・倉敷さん・ウィルベルさんの4人は、女湯のほうに戻って行く。
「真、早く早く!」
詩織さんに背中を押される形で脱衣所に入る。
「真、早く脱がして♡」
脱衣所に入って早々、詩織さんにリクエストされる。
「わかった」
「わたしも脱がして欲しいから待ってるわね♪」
「私も♪」
2人を待たせたくないが、手早く済ませるのも惜しい。難しいところだ…。
「南谷さんは、ちょっとした事で顔を赤くして可愛いわよね♪」
「あたしは動揺し過ぎだと思うけど。あの程度であんな反応してたら、真のあそこを見た時に倒れるんじゃない?」
いくら何でもそれはないだろ…。
「真君、本当に見せようとしたらダメよ? 見せるのはわたし達だけにしてね♡」
「わかってますよ」
俺達はこんな調子で雑談をしながら彼女達の服を脱がしていく。それが終わった後、今度は俺が3人に脱がしてもらった。
全員準備を済ませたので、浴室に入る…。
「みんな集まったし、お風呂入ろっか~。さっきお姉さんから聞いたけど、貸し切りのほうも入れるって」
あそこは本来、泊まる人が入るところだ。にもかかわらず俺達のために準備してもらえるのはありがたい。
「伊草さん。ここって男湯と女湯以外に入れる所があるの?」
「そうなんだよみなちゃん。空いた部屋の隣に小さい浴室があって、ウチらはそこに入る事が多いね。常連だからさ~」
紬さんはドヤ顔で言っているが、常連かどうかを決めるのは千夏さんだろ…。
「小さい浴室となると、今のわたくし達は無理ですわよね…」
そのわたくし達に俺は入ってないと思うが、あそこに7人入るのは絶対無理だ。
「うん、どう頑張っても5人が限界だと思う。そこは元々3P用のスペースだから」
「さんぴ…」
南谷さんが顔を少し赤くして動揺する。彼女には刺激が強いかも?
「ウチらは8人いるから、女湯4人と貸し切り4人で分ければOKだね」
俺は貸し切りで決まりだ。男湯は物足りないし、詩織さん達も納得しないと思う。
「ツムギちょっと待って。ワタシはもう入ったからそこに入れなくて良いヨ」
「もう1回入れば良いじゃん。お姉さんならサービスしてくれるって」
相変わらず自分勝手な発言だな…。
「伊草さん。貸し切りのところの脱衣所はどうなってるの?」
南谷さん・倉敷さんの2人はここに来るのは初めてだから当然知らない。
「仕切りとかはないから丸見えになるよ。あそこはそういうのを気にしない人達が使うところだから」
「やっぱりそうなるわよね…」
「んじゃ、どっちが良いかアンケート取ろうか。合わなかったらジャンケンね」
――アンケートの結果、貸し切りを希望したのは『沙織さん・詩織さん・満里奈さん』の3人で、女湯を希望したのは『紬さん・南谷さん・倉敷さん・ウィルベルさん』の4人になる。
うまく分かれたのはありがたいが、紬さんが女湯を選ぶとは意外だ…。
「ウチは女湯で“何でも事務所”の何でもをウィルちゃんに確認したいし、他にも色々やりたいからさ~。沙織ママ・詩織ちゃん・満里奈、まーちゃんをよろしく!」
「任されたわ♪」
「2日ぶりだ~♡」
「いっぱい気持ち良くするからね、まこくん♡」
「――あの~、ちょっとよろしいですか?」
倉敷さんが申し訳なさそうに声をかける。
「どうかした? ひめちゃん?」
「古宮さんと愛山さんが瀬川君と『そういう関係』なのは今までの経緯で大体わかりますが、お母様はそちらでよろしくて?」
その疑問はもっともだ。普通はあり得ないよな。
「良いのよ。わたしもこっち側なの♪」
沙織さんは俺の頬に軽いキスをした。
「えっ? えっ? えっ?」
南谷さんは現状を理解するのに必死みたいだ。倉敷さんも驚いた様子を少し見せたものの、彼女ほど動揺していない。おそらく、漫画である程度耐性が付いてるからだと思う。
「ひめちゃんは何ともなさそうだね~。まーちゃんと沙織ママみたいな歳の差系を漫画で読んだ?」
「さすがに親子差は読んだ事ありませんわ…」
「漫画を超えるとか凄くない? 満里奈、こういうのなんて言うんだっけ?」
「“事実は小説より奇なり”よ」
「今回は小説じゃなくて漫画だけど、まぁ良いや」
普通の関係じゃなくても、俺達が満足してて他人に迷惑をかけてなければ良いはずだ。気にせず堂々と過ごそう!
受付にいる千夏さんに経緯を話した後、沙織さんがウィルベルさんを除いた7人分の銭湯代を支払う。彼女は南谷さんと倉敷さんのドライバーになる事を条件に無料となった。
――全員タオルなどの一式を受け取ったので、これでいつでも入れるな!
「沙織ママ。みなちゃんとひめちゃんのために、貸し切りの方を案内しようよ!」
「良いわよ。そこから別行動しましょう♪」
紬さんとウィルベルさんがいるから心配ないな。
「伊草さん。貸し切りの部屋はどこにあるの? フリースペースや受付にそれらしいところはなかったし、ここは『男湯』・『女湯』の暖簾があるだけよ?」
「――凛さん。もしかしてこの通路の角じゃありません?」
「ひめちゃんの言う通り! あそこを曲がった先にあるんだよ!」
「『関係者以外立ち入り禁止』なんて看板があるから、倉庫とか物置に続くと思ったわ」
「変わったところにあると、秘密基地みたいでカッコ良くない?」
人目に付かないという意味では間違ってないかも…。
「そう? 姫華ちゃんはどう思う?」
「わたくしもよくわかりませんわ…」
「そっか~」
紬さんは残念そうだが、こればっかりは仕方ない。――通路の角を曲がると、すぐ2枚の扉が見える。それぞれ部屋と浴室に繋がっているのは言うまでもない。
「ここまで案内すれば十分だね。ウチらは超ゆっくりするから、まーちゃん達もゆっくりして良いよ~」
俺達のHのために気を遣ってくれるようだ。紬さんも“女子同士”で楽しむ気だろう。
「紬。私達がいないからといって、羽目を外し過ぎないでよ?」
「わかってるって」
「? 銭湯で羽目を外すってどういう事?」
「きっと長湯の事だと思いますわ。わたくしも経験あるからわかります」
そうじゃないんだ倉敷さん、なんて言えるはずもなく…。
「じゃあみんな、また後でね~」
紬さん・南谷さん・倉敷さん・ウィルベルさんの4人は、女湯のほうに戻って行く。
「真、早く早く!」
詩織さんに背中を押される形で脱衣所に入る。
「真、早く脱がして♡」
脱衣所に入って早々、詩織さんにリクエストされる。
「わかった」
「わたしも脱がして欲しいから待ってるわね♪」
「私も♪」
2人を待たせたくないが、手早く済ませるのも惜しい。難しいところだ…。
「南谷さんは、ちょっとした事で顔を赤くして可愛いわよね♪」
「あたしは動揺し過ぎだと思うけど。あの程度であんな反応してたら、真のあそこを見た時に倒れるんじゃない?」
いくら何でもそれはないだろ…。
「真君、本当に見せようとしたらダメよ? 見せるのはわたし達だけにしてね♡」
「わかってますよ」
俺達はこんな調子で雑談をしながら彼女達の服を脱がしていく。それが終わった後、今度は俺が3人に脱がしてもらった。
全員準備を済ませたので、浴室に入る…。
0
あなたにおすすめの小説
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様を書いたストーリーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる