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夏休み明け最初の『千玲』・“ソフィー”
第243話 揉まれるのが先か、吸われるのが先か
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南谷さん・倉敷さんが、お試しで料理の勉強をする事になった。朱里さん・月夜さんは2人のそばにいて、俺達はカウンター席で見守っている状況だ。
倉敷さんが卵を割ったから、今度は南谷さんが卵焼きを作る番になる。彼女の腕前はどれぐらいなんだろう?
「ねぇねぇ。卵焼きの前に“席替え”したいんだけど良い?」
紬さんが全員に対して声をかける。
俺と紬さんは後から合流したので、空いた席に適当に座っている。なのでこの流れは予想の範囲内だ。
「良いよ。つむぎん達が決め終わるまで待つから」
「ありがと~。じゃあジャンケンで決めようか」
「ワタシは端っこで良いからネ」
どうやらウィルベルさんはジャンケンに参加しないようだ。
「わかった。いくよ、ジャーンケーン…」
――ジャンケンの結果、俺の両隣に満里奈さんと沙織さんが座る事になった。
「まこくん、隣よろしくね♪」
「こちらこそ」
「カウンター席で隣同士は、新鮮な気持ちになるわ♪」
テーブル席の隣同士より近く感じるのは、気のせいじゃない…かも?
両隣が決まった後は自由になり、詩織さんは沙織さんの隣を選ぶ。紬さんは満里奈さんの隣で、ウィルベルさんは紬さんの隣だ。
「待たせてゴメンね。月ちゃん、始めて良いよ~」
「わかりました。南谷さん、まずは私がお手本を見せます」
「はい、お願いします」
「姉さん。できた卵焼きは、アタシ達が食べれば良いよね?」
余程の失敗作でない限り、料理は食べないともったいないよな…。
「その事が抜けてたよ。そうしようか」
「ちょっと待って! その卵焼き、ウチらが食べたい!」
ウチら? 何故か俺達も巻き込まれてるぞ。満腹じゃないから問題ないけどさ…。
「何でみんなポカンとしてるの? 卵焼き嫌いな人っている?」
「そういう問題じゃないでしょ…」
呆れてツッコむ満里奈さん。
「紬ちゃんが良いタイミングで言ってくれたからビックリしちゃった。小腹を満たしたいって思ってたんだよね~」
「わたしも詩織と一緒♪」
弁当のおかずの定番だから、ボリューム感はそこそこある。俺も便乗しよう。
「俺も食べたいな」
「ワタシもこの流れに乗るヨ」
ウィルベルさんはノリで合わせたか。
「じゃあ満里奈だけナシか~」
「…別に食べないなんて言ってないけど」
さすがに1人だけ食べないのは浮くよな。紬さんならともかく、満里奈さんは周りを気にするタイプだ。
「素直じゃないね~。やっぱりウチが言った通りになったじゃん」
こうなったのは偶然なんだから、ドヤ顔で言う事じゃない…。
「皆さんが食べるなら確認したい事があるんです。卵焼きは甘い感じで良いですか?」
「えっ? 卵焼きって甘いものじゃないの?」
紬さんのあの顔、本気で言ってそうだ。
「わたしはほとんど食べないけど、しょっぱいタイプもあるわよ♪」
「卵焼きがしょっぱい? 全然イメージできないよ~」
「では、しょっぱい味付けにしますか? 私はどちらでも構いません」
「甘いのにして! 甘いほうが好きだから!」
――誰も反論しないので、みんな同じ気持ちのようだ。
「わかりました。では始めますね」
月夜さんは卵焼き器に溶き卵を入れた後、慣れた様子で広げてから巻き始める。いつもおいしく食べてる卵焼きだが、こういう風に作るのか…。
「真君は作るのを見るの初めて?」
俺が興味津々に見てるからか、沙織さんが声をかけてきた。
「はい。卵を入れて巻くを何回も繰り返すなんて思いませんでした」
油を何度もひいてるし、思ったより面倒というか大変だ…。
「それわかる! あたし、母さんが作ってるのを見るまで1回で全部終わると思ってたよ」
俺も詩織さんと同じ考えだった。料理をしないと、こういう的外れな意見になりがちだ。
「ウチもそう。巻きずしみたいに適当にクルクルして終わりって思うよね~」
作り方を知ると、卵焼きに対する印象が変わるな…。
「できました。皆さんが食べやすいように一口サイズに切りますね」
月夜さんは皿の上に乗っている卵焼きをキレイに切る。
「おいしそ~! いただきま~す!」
紬さんが早速1つ食べる。
「――おいし~!」
「ありがとうございます」
「みんなも早く食べなよ」
彼女に続いて、俺達も頂く。――本当においしい。弁当で食べる時と出来立てがこんなに違うとは…。
「ねぇねぇ。卵焼き見て思い出したんだけど、卵で有名なネタあったよね? 満里奈分かる?」
「ネタ? ――『卵が先か、鶏が先か』の事?」
俺もそれしかわからない。どっちが先と考えるかは、その人次第だ。
「多分それ。それのオッパイバージョン考えたから聞いてくれる?」
胸とどう結びつけるんだ? 全員そう思ったのか、紬さんに視線が集中する。
「女の人のオッパイは『揉まれるのが先か、吸われるのが先か』なんだけど、どう思う?」
紬さんの爆弾発言により、店内は静まり返る。この内容、南谷さんと倉敷さんも聞いて良かったのか…?
「……あんた、そんなくだらない事考えてた訳?」
「固い事言わないでよ~。で、満里奈はどっち派?」
「そんなの…」
どう考えても揉まれる方が先だろ。と思ったが、 揉む前に吸う派の人とHしたら吸われる方が先になる。それに昔の事情も考えないと…。
これ、意外に結果は偏らないかも? 満里奈さんもそう思ったのか、沈黙し続けている。呆れて答えない線もあるが…。
「じゃあこれから指名するから、どっち派か答えてね~」
紬さんの無茶振りはいつも通りだから、誰も文句を言わない。これから貸し切りの店内でエロ雑談が始まる…。
倉敷さんが卵を割ったから、今度は南谷さんが卵焼きを作る番になる。彼女の腕前はどれぐらいなんだろう?
「ねぇねぇ。卵焼きの前に“席替え”したいんだけど良い?」
紬さんが全員に対して声をかける。
俺と紬さんは後から合流したので、空いた席に適当に座っている。なのでこの流れは予想の範囲内だ。
「良いよ。つむぎん達が決め終わるまで待つから」
「ありがと~。じゃあジャンケンで決めようか」
「ワタシは端っこで良いからネ」
どうやらウィルベルさんはジャンケンに参加しないようだ。
「わかった。いくよ、ジャーンケーン…」
――ジャンケンの結果、俺の両隣に満里奈さんと沙織さんが座る事になった。
「まこくん、隣よろしくね♪」
「こちらこそ」
「カウンター席で隣同士は、新鮮な気持ちになるわ♪」
テーブル席の隣同士より近く感じるのは、気のせいじゃない…かも?
両隣が決まった後は自由になり、詩織さんは沙織さんの隣を選ぶ。紬さんは満里奈さんの隣で、ウィルベルさんは紬さんの隣だ。
「待たせてゴメンね。月ちゃん、始めて良いよ~」
「わかりました。南谷さん、まずは私がお手本を見せます」
「はい、お願いします」
「姉さん。できた卵焼きは、アタシ達が食べれば良いよね?」
余程の失敗作でない限り、料理は食べないともったいないよな…。
「その事が抜けてたよ。そうしようか」
「ちょっと待って! その卵焼き、ウチらが食べたい!」
ウチら? 何故か俺達も巻き込まれてるぞ。満腹じゃないから問題ないけどさ…。
「何でみんなポカンとしてるの? 卵焼き嫌いな人っている?」
「そういう問題じゃないでしょ…」
呆れてツッコむ満里奈さん。
「紬ちゃんが良いタイミングで言ってくれたからビックリしちゃった。小腹を満たしたいって思ってたんだよね~」
「わたしも詩織と一緒♪」
弁当のおかずの定番だから、ボリューム感はそこそこある。俺も便乗しよう。
「俺も食べたいな」
「ワタシもこの流れに乗るヨ」
ウィルベルさんはノリで合わせたか。
「じゃあ満里奈だけナシか~」
「…別に食べないなんて言ってないけど」
さすがに1人だけ食べないのは浮くよな。紬さんならともかく、満里奈さんは周りを気にするタイプだ。
「素直じゃないね~。やっぱりウチが言った通りになったじゃん」
こうなったのは偶然なんだから、ドヤ顔で言う事じゃない…。
「皆さんが食べるなら確認したい事があるんです。卵焼きは甘い感じで良いですか?」
「えっ? 卵焼きって甘いものじゃないの?」
紬さんのあの顔、本気で言ってそうだ。
「わたしはほとんど食べないけど、しょっぱいタイプもあるわよ♪」
「卵焼きがしょっぱい? 全然イメージできないよ~」
「では、しょっぱい味付けにしますか? 私はどちらでも構いません」
「甘いのにして! 甘いほうが好きだから!」
――誰も反論しないので、みんな同じ気持ちのようだ。
「わかりました。では始めますね」
月夜さんは卵焼き器に溶き卵を入れた後、慣れた様子で広げてから巻き始める。いつもおいしく食べてる卵焼きだが、こういう風に作るのか…。
「真君は作るのを見るの初めて?」
俺が興味津々に見てるからか、沙織さんが声をかけてきた。
「はい。卵を入れて巻くを何回も繰り返すなんて思いませんでした」
油を何度もひいてるし、思ったより面倒というか大変だ…。
「それわかる! あたし、母さんが作ってるのを見るまで1回で全部終わると思ってたよ」
俺も詩織さんと同じ考えだった。料理をしないと、こういう的外れな意見になりがちだ。
「ウチもそう。巻きずしみたいに適当にクルクルして終わりって思うよね~」
作り方を知ると、卵焼きに対する印象が変わるな…。
「できました。皆さんが食べやすいように一口サイズに切りますね」
月夜さんは皿の上に乗っている卵焼きをキレイに切る。
「おいしそ~! いただきま~す!」
紬さんが早速1つ食べる。
「――おいし~!」
「ありがとうございます」
「みんなも早く食べなよ」
彼女に続いて、俺達も頂く。――本当においしい。弁当で食べる時と出来立てがこんなに違うとは…。
「ねぇねぇ。卵焼き見て思い出したんだけど、卵で有名なネタあったよね? 満里奈分かる?」
「ネタ? ――『卵が先か、鶏が先か』の事?」
俺もそれしかわからない。どっちが先と考えるかは、その人次第だ。
「多分それ。それのオッパイバージョン考えたから聞いてくれる?」
胸とどう結びつけるんだ? 全員そう思ったのか、紬さんに視線が集中する。
「女の人のオッパイは『揉まれるのが先か、吸われるのが先か』なんだけど、どう思う?」
紬さんの爆弾発言により、店内は静まり返る。この内容、南谷さんと倉敷さんも聞いて良かったのか…?
「……あんた、そんなくだらない事考えてた訳?」
「固い事言わないでよ~。で、満里奈はどっち派?」
「そんなの…」
どう考えても揉まれる方が先だろ。と思ったが、 揉む前に吸う派の人とHしたら吸われる方が先になる。それに昔の事情も考えないと…。
これ、意外に結果は偏らないかも? 満里奈さんもそう思ったのか、沈黙し続けている。呆れて答えない線もあるが…。
「じゃあこれから指名するから、どっち派か答えてね~」
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