胸が大きい女性を助けたら、エロいクラスメートのお母さんだった件

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体育祭の準備は大詰め!

第248話 野球拳は開催できるのか?

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 9月第三週の月曜日になった。おそらく今日で体育祭の準備は大きく進展すると思う。体育祭が終わるその時まで、油断しないようにしよう。


 登校して教室に入ると、紬さんが笹原さん含む女子数人と話しているのを見かける。…詩織さんと満里奈さんは自席にいるな。

彼女が何を話してるか気になるが、ひとまず席に向かう。

「真おはよ。紬ちゃんが割引券を笹原さんにたくさんあげたいんだって」

「ブラでお世話になったから良いと思ったんだけど、まこくんが来るまで待たせるべきだったかな?」

「いや、その必要はないよ。話すのは早いほうが良いからな」

俺達が笹原さんのお姉さんのブラを取りに行ったのは、話を聞いた日の放課後だ。(226話参照)

その段階でお礼の品を用意できる訳ないから、なるべく早くその意思を伝えたほうが良い。

「だよね。まこくんならそう言ってくれると思った♪」

――話が終わったのか、紬さんが席に戻って来た。

「まーちゃん来てたんだね。愛ちゃんに割引券をたくさんあげる話をしてたの。あんな良いブラをたくさんもらったのに、お礼しないのはちょっとね~」

「その話は詩織さんと満里奈さんから聞いたよ。俺もたくさんあげて良いと思う」

「だよね~。割引券の種類を簡単に話したら、月ちゃんの占いが一番気になるって言ってた」

銭湯は人前で脱ぎたくない人には向かないし、何でも事務所はイメージしにくい。喫茶店兼占いができる“ソフィー”が一番人気になるかも?

「紬。は話してないわよね?」

「もちろん。“オッパイ占い”を話す相手は選ぶって」

普通の人が聞いたらドン引き間違いなしだから、エロにかなり興味がある人に限られる。笹原さんは俺達に『生』について聞いてきたから該当しそうだが、周りの女子はどうだろう…。

「…ちょっと待って。教えたら誰でも大人の階段を上る事になるのかな?」

「ならないでしょ」

そんな事してどうするんだ…。南谷さんみたいに恥ずかしがる事に期待してるのか?

「――いよいよ今日、野球拳ができるかが決まるんだね!」

イベントとしてやりたい事は、既に先生に話してある。(231話参照)

「多分だから期待し過ぎないでよ?」

「わかってるって」


 朝のホームルームの時間になり、担任の清水先生が教室に入って来た。

「先生! 体育祭の事で色々聞きたいから、ホームルーム早く終わらせて!」
紬さんがいきなり注文する。

「わかってるわ」

――先生は数点の連絡事項を話し終えた。

「話はこれで終わりよ。伊草さん、聞きたい事って何かしら?」

「結局、イベントとしての野球拳はできる感じなの?」

「それの事ね。校長と長い間話し合った結果…」

そこでためるのか。紬さんとエロ好きの男子達が固唾を呑む。

って流れになったわ」

「やった~!!」(紬さん)

「よっしゃ~~~!!!」(エロ好きの男子達)

朝から大声出すなよ…。一部の女子が引いてるぞ。

「伊草さん、条件を聞く前に安心するのは早いわよ?」

先生の言う通りだ。とんでもない無茶振りされるかもしれない…。

「そんな事言って、実はめちゃ簡単な条件なんでしょ? 先生と校長はツンデレだな~」

「…まぁ、ある意味簡単かもしれないわね。条件は『トラブルや混乱がないようにする事』よ。できるかしら?」

トラブルや混乱をなくすには、細かい事までしっかり決める必要がある。それがスムーズに決まれば簡単だが、そうでなければ激ムズになるな。

「何とかする。みんながいれば絶対大丈夫!」

「すごい自信ね。詳しく決まったら、先生と校長に報告してちょうだい。厳しくチェックさせてもらうわ」

「了解! 完璧すぎる内容で先生と校長をギャフンと言わせるよ~」

何でハードル上げるんだ…。とはいえ、それぐらいの意気込みがないと厳しい気がする。

「それは楽しみね」

これは北峰君も入れた実行委員全員で話し合わないとダメかも…。


 「伊草さん、他に言いたい事はある?」

「あるよ! 割引券についてね。――割引券はPAYPAY(パイパイ)を貯めた人全員と、誓約書を何度も書いた人用の2種類あるの。誓約書のほうが割引率は高いから安心して良いよ」

「伊草さん。その割引券はどこで使えるんだ?」(男子A)

「ウチの知り合いの銭湯・喫茶店・何でも事務所だよ。みんながどこに住んでるかわからないけど、良いところだから行って欲しいな~」

「おいおい。銭湯って年寄りが行く所じゃないか。おれ興味ないって」

そういうイメージがあるのは理解できる…。

「その考えは甘いね。その銭湯にいるオバさんは、超オッパイ大きいよ? 行かないと絶対損するって!」

確かに千春さんの胸の大きさは、沙織さんに勝るとも劣らない…。

「それは『歳の割』にだろ? 伊草さんは大袈裟なんだよ」

「大袈裟じゃないって! だって詩織ちゃんより大きいもん!」

「愛山さんより大きいだと?」
「嘘だろ? 信じられね~」
「それはぜひチェックしないとな…」

エロ好きの男子達が盛り上がる。ここにきて『千玲』が巻き返すか?

「喫茶店と何でも事務所の割引券はウチが渡すけど、銭湯はオバさんが体育祭の日に来て直接手渡しするらしいよ? その時にじっくり見てね」

「直接手渡し…?」

ここで先生が考え込む。もしかしてダメなのか? そんな事を思いながら次の言葉を待つ。
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