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体育祭の準備は大詰め!
第251話 ついに決定! 野球拳の方針
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5限を受けている途中、俺は空き時間に野球拳の参加者の線引きについて考える。全員観戦出来たら良いが、ほぼ不可能なのが現状だ。
どうすれば、俺達実行委員と希望者の両方が納得できる区切りになる? ――やっぱり全然浮かばない。そんな方法はないのかな?
アイディアが出ない時は、昼休みに見せてもらった詩織さんと満里奈さんの下着を思い出そう。…気持ちがどんどん晴れていくのを感じる。やはりエロい事を考えると気分爽快だ!
そういえば、さっきの2人の下着は初めて見た気がする。みんなの下着を細部まで記憶してないから勘違いかもしれないが、それでもエロく感じたな~。
――先生が板書を始めた。考え事はこれぐらいにしよう。
6限も空いた時間に考えたが、良いアイディアは出なかった。ここまで来て野球拳は中止になってしまうのか…?
そんな焦った気持ちを抱えながら、帰りのホームルームになる。清水先生は連絡事項を数点話す。
「伊草さん、みんなに言っておきたい事はある? なければ終わるけど…」
「今はないから終わって良いよ~」
沙織さんからの返事があればそれを伝えるべきだが、なかったんだよな…。
「わかったわ。それじゃみんな、気を付けて帰るのよ」
――放課後になり、クラスメートの動きが落ち着くまで俺達は自席で待機する。
「沙織ママの返事なかったね~」
「母さん今日シフトだったかな? その辺は曖昧だけど、休みでも気付かない時はあるでしょ」
いつもスマホが手元にあるとは限らないし、着信音が聞こえにくい場所にいるかもしれない。
「まーちゃんを想って〇ナニーしてたら気付かないかも♡」
「その時は逆に気付きそうじゃない? 『気持ちが通じた♪』とかで」
「『相思相愛』ってやつだね」
夏休みが終わって沙織さんと過ごす時間は減っているが、大切に想ってる事は変わらない。そういう意味でも、早く『千玲』の空き部屋で一緒に住みたい…。
「ねぇ。もうそろそろ向かって良いんじゃない?」
満里奈さんがそう言うので教室内を確認したら、いるのは俺達入れて10人ぐらいだ。今なら問題ないな。
いつもの空き教室に入ると、南谷さんと北峰君に会う。“幽霊”でいる事を宣言した彼がいるとは驚きだ…。(193話参照)
「よぉ」
「5限が終わった後の休憩時間に、遊吾にあれこれ聞かれたのよ。だから…」
北峰君は一応実行委員だから、聞く事に正当性がある。
「そういう訳だ。お前らが不甲斐ないから、オレが何とかしてやるよ」
「きたちゃん凄い自信だね~。ホントに何とかできるの?」
「お前らが悩んでるのは『参加資格』だろ? そんなものは面接すれば済む話だ」
「面接?」
「ああ。面接して落ちたなら納得できるだろ? 少なくとも運任せよりマシだと思うぜ」
面接は互いにコミュニケーションを取る場だ。それで野球拳を観戦するのに相応しい人か判断するのか…。
「凛と古宮がいながら、こんな簡単な事に気付かないとはな。面接苦手だったろ?」
「アタシはそうね…」
「私も…」
というか、得意な人なんているのか? 俺は入学試験の時しか経験ないが、緊張した事しか覚えてないぞ。苦労した事は候補に挙がりにくいよな。
「面接は良いけどさ~、どうやって決めれば良いの? きたちゃん教えて!」
「そんなもんは『勘』で十分だ。堅苦しく考える必要はねー」
「遊吾。そんなアドバイスじゃ参考にならないわよ」
「そう言われてもな~。オレをバイトに採用した店長は『何となくここでうまくやってくれると思った』って言ったんだぜ? それが勘じゃないなら何なんだよ?」
その店長はおそらく感覚派なんだろう…。
「とにかくだ、希望者全員に会って判断しろ。話はそれからだ」
「ねぇ。きたちゃんは面接手伝ってくれるの?」
発案者だし、力を借りたいが…。
「手伝う訳ねーだろ。男が大半なのはわかってるんだから。女子の面接なら喜んでやるけどな」
「アンタって奴は…」
呆れる南谷さん。
「オレが手伝うのは『会場内の見回り』だけだ。それ以外は一切手伝わないから、そのつもりで頼むぜ」
「? 見回りって何よ?」
「見回らないとトラブルになるんじゃねーの? 盗撮とかさ~。オレはなっても構わないが」
これはおそらく、清水先生や校長も指摘すると思う。早めに気付けて良かった。
「中じゃなくて外の見回りも重要だぜ? 入場券がなくても廊下の窓から覗こうとする奴はごまんといるだろうよ」
「えっ? そこまでして見たいの? 諦め悪くない?」
南谷さんはピンとこないようだ。
「お前は『男の性欲』を甘く見過ぎだ。瀬川なら……と思ったが、ハーレム野郎に聞いても参考になる訳ねーか」
北峰君の言い方にイラっとしたが、詩織さん達が支えになってるのは事実だ。もしいなかったら…、少しは覗く事を考えたかもしれない。
「今まで遊吾が言った事をまとめると『面接で希望者を決める』そして『教室内と外に見回る人が必要』ってところね」
「ああ。オレと伊草は『内』で決まりで、瀬川と愛山は『外』確定だ。後は好きにすれば良い」
「ちょっと。何であたしと真が『外』確定な訳!?」
そう判断した理由があるだろうが、北峰君の言い方が悪いせいで詩織さんがキレかけている。やはり彼がいると穏便にならないな…。
どうすれば、俺達実行委員と希望者の両方が納得できる区切りになる? ――やっぱり全然浮かばない。そんな方法はないのかな?
アイディアが出ない時は、昼休みに見せてもらった詩織さんと満里奈さんの下着を思い出そう。…気持ちがどんどん晴れていくのを感じる。やはりエロい事を考えると気分爽快だ!
そういえば、さっきの2人の下着は初めて見た気がする。みんなの下着を細部まで記憶してないから勘違いかもしれないが、それでもエロく感じたな~。
――先生が板書を始めた。考え事はこれぐらいにしよう。
6限も空いた時間に考えたが、良いアイディアは出なかった。ここまで来て野球拳は中止になってしまうのか…?
そんな焦った気持ちを抱えながら、帰りのホームルームになる。清水先生は連絡事項を数点話す。
「伊草さん、みんなに言っておきたい事はある? なければ終わるけど…」
「今はないから終わって良いよ~」
沙織さんからの返事があればそれを伝えるべきだが、なかったんだよな…。
「わかったわ。それじゃみんな、気を付けて帰るのよ」
――放課後になり、クラスメートの動きが落ち着くまで俺達は自席で待機する。
「沙織ママの返事なかったね~」
「母さん今日シフトだったかな? その辺は曖昧だけど、休みでも気付かない時はあるでしょ」
いつもスマホが手元にあるとは限らないし、着信音が聞こえにくい場所にいるかもしれない。
「まーちゃんを想って〇ナニーしてたら気付かないかも♡」
「その時は逆に気付きそうじゃない? 『気持ちが通じた♪』とかで」
「『相思相愛』ってやつだね」
夏休みが終わって沙織さんと過ごす時間は減っているが、大切に想ってる事は変わらない。そういう意味でも、早く『千玲』の空き部屋で一緒に住みたい…。
「ねぇ。もうそろそろ向かって良いんじゃない?」
満里奈さんがそう言うので教室内を確認したら、いるのは俺達入れて10人ぐらいだ。今なら問題ないな。
いつもの空き教室に入ると、南谷さんと北峰君に会う。“幽霊”でいる事を宣言した彼がいるとは驚きだ…。(193話参照)
「よぉ」
「5限が終わった後の休憩時間に、遊吾にあれこれ聞かれたのよ。だから…」
北峰君は一応実行委員だから、聞く事に正当性がある。
「そういう訳だ。お前らが不甲斐ないから、オレが何とかしてやるよ」
「きたちゃん凄い自信だね~。ホントに何とかできるの?」
「お前らが悩んでるのは『参加資格』だろ? そんなものは面接すれば済む話だ」
「面接?」
「ああ。面接して落ちたなら納得できるだろ? 少なくとも運任せよりマシだと思うぜ」
面接は互いにコミュニケーションを取る場だ。それで野球拳を観戦するのに相応しい人か判断するのか…。
「凛と古宮がいながら、こんな簡単な事に気付かないとはな。面接苦手だったろ?」
「アタシはそうね…」
「私も…」
というか、得意な人なんているのか? 俺は入学試験の時しか経験ないが、緊張した事しか覚えてないぞ。苦労した事は候補に挙がりにくいよな。
「面接は良いけどさ~、どうやって決めれば良いの? きたちゃん教えて!」
「そんなもんは『勘』で十分だ。堅苦しく考える必要はねー」
「遊吾。そんなアドバイスじゃ参考にならないわよ」
「そう言われてもな~。オレをバイトに採用した店長は『何となくここでうまくやってくれると思った』って言ったんだぜ? それが勘じゃないなら何なんだよ?」
その店長はおそらく感覚派なんだろう…。
「とにかくだ、希望者全員に会って判断しろ。話はそれからだ」
「ねぇ。きたちゃんは面接手伝ってくれるの?」
発案者だし、力を借りたいが…。
「手伝う訳ねーだろ。男が大半なのはわかってるんだから。女子の面接なら喜んでやるけどな」
「アンタって奴は…」
呆れる南谷さん。
「オレが手伝うのは『会場内の見回り』だけだ。それ以外は一切手伝わないから、そのつもりで頼むぜ」
「? 見回りって何よ?」
「見回らないとトラブルになるんじゃねーの? 盗撮とかさ~。オレはなっても構わないが」
これはおそらく、清水先生や校長も指摘すると思う。早めに気付けて良かった。
「中じゃなくて外の見回りも重要だぜ? 入場券がなくても廊下の窓から覗こうとする奴はごまんといるだろうよ」
「えっ? そこまでして見たいの? 諦め悪くない?」
南谷さんはピンとこないようだ。
「お前は『男の性欲』を甘く見過ぎだ。瀬川なら……と思ったが、ハーレム野郎に聞いても参考になる訳ねーか」
北峰君の言い方にイラっとしたが、詩織さん達が支えになってるのは事実だ。もしいなかったら…、少しは覗く事を考えたかもしれない。
「今まで遊吾が言った事をまとめると『面接で希望者を決める』そして『教室内と外に見回る人が必要』ってところね」
「ああ。オレと伊草は『内』で決まりで、瀬川と愛山は『外』確定だ。後は好きにすれば良い」
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