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体育祭の準備は大詰め!
第252話 メンバー分けで、まさかの死亡フラグ?
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放課後の話し合いで、北峰君が実行委員と観戦希望者の両方が納得する方法として『面接』を挙げた。
決め方は勘で十分らしいが、それだと全然わからないから彼抜きで話し合ったほうが良いかも…。
その後に北峰君は“教室内と外の見回り”を提案したが、何故か彼と紬さんは『内』・俺と詩織さんを『外』に指定する。
それに対し、詩織さんは納得できないようで…。
「ちょっと。何であたしと真が『外』確定な訳!?」
「今から話すからギャーギャー騒ぐな。――瀬川は『ハーレムで良い思いをしてるから』で、愛山はそのオッパイのデカさのせいだ」
「はぁ?」
「お前が教室内にいたら、野球拳する女子より目立つだろ。んな事になったら、そいつのプライドがズタズタになるんじゃねーか?」
紬さんが前言ってた気がするが、女子のエロさは胸の大きさに限らないぞ。とはいえ、そういう考えの男子がいるのは事実…。
それより、俺の理由はただの私怨だよな?
「…じゃあ、紬ちゃんと北峰が教室内なのは何で?」
「それは簡単だ。オレは野球拳のアイディアを出したから、女子の脱ぐところを間近で見る権利がある。――伊草はド変態だから『外』に割り振っても役に立たないと思ってな。オレがいちいち言わなくても、お前達ならわかるだろ?」
本来は否定しないといけないが、紬さんの今までの行動を考えると否定しにくい…。
「変態はともかく、きたちゃんウチの事わかってるね~」
「本人が認めたぞ。これで納得したか、愛山?」
「まぁ…」
このやり取りで、詩織さんは北峰君の事を『嫌い』から『大嫌い』に変えたに違いない。顔にそう書いてある。
「次は凛・古宮・倉敷をどう割り振るかだが…って、倉敷まだ来てねーな。サボりか?」
「姫華ちゃんがサボる訳ないでしょ。でも確かに遅いわね…」
帰りのホームルームが長引いてるのか?
「ウチ、C組まで様子見てくる!」
「アタシも行く!」
「みなちゃんはここにいて。すぐ戻ってくるから!」
紬さんはそう言って教室を出て行った。北峰君を唯一止められる南谷さんを待機させてくれたのはありがたい。
「オレ達実行委員は7人だから、3:4に分けるしかないな…。凛、どっちを4人にするべきかわかるか?」
「そりゃ教室内でしょ。興奮したり変な事をする男子を止める人手がいるから」
「わかってるじゃねーか。瀬川、お前が残りの3人を割り振れ。『外』固定にした詫びで、それぐらいはさせてやるよ」
そう言われても、考えるまでもないんだが…。
「わかった。――満里奈さんに『外』メンバーに入ってもらうよ」
こうしないと、良い雰囲気? になっている南谷さんと倉敷さんを引き離す事になる。それに満里奈さんを放っておく事は絶対できない!
「まこくん、本当にありがとう♪」
俺に指名された満里奈さんは、ここに来て最初の笑顔を見せる。北峰君がいると空気が悪いんだよ…。
「決まりだな。教室内を見回るのはオレ・凛・伊草・倉敷の4人。外を見回るのは瀬川・愛山・古宮の3人だ。サボるんじゃねーぞ」
「アンタが言っても説得力ないから」
教室内外をチェックするから、清水先生や校長は納得してくれるはず。北峰君のおかげで色々決まったが、それなりの代償も払ったな…。
――教室の扉が開き、紬さんが戻って来た。
「ひめちゃん、帰りのホームルームあたりでお腹が痛くなったらしいよ。C組に残ってる人に聞いた」
「そうなんだ。姫華ちゃん、大丈夫かな…?」
「話は済んだからオレは帰るぜ」
北峰君は言葉通り、教室を出て行った。
「愛山さん。さっきは遊吾が生意気な事言ってゴメンね」
彼に代わって謝る南谷さん。本当に大変だな…。
「南谷さんが謝る事じゃないって。というか、あいつが言わないと意味ないし」
やはり好感度は下がったか。これ以上関係がこじれないと良いんだが…。
「だよね…。――伊草さん、さっきメンバーの割り振りが決まったの」
南谷さんが早速説明する。
「その組み合わせしかないよね~。まーちゃんが満里奈を放っておく訳ないもん」
「もし真が満里奈ちゃんを選ばなかったら、あたしマジで引いたかも」
改めて俺達4人の繋がりの強さを感じた!
「…姫華ちゃん大丈夫かな? まだ連絡ないけど」
南谷さんに連絡できないぐらい辛いって事か?
「みなちゃん、今からトイレに行ってみたら? みなちゃんの声を聞いたら元気出るかもしれないよ?」
紬さんの言いたい事はわからなくもないが…。
「そうかな? 恥ずかしいところを見られて、逆に元気なくなるんじゃない?」
「紬、デリカシーない事言わないの」
「え~。ウチはどんな状態でも、まーちゃんの声を聞いたら元気になる自信あるのに」
俺もみんなの声を聞いたら、どんな状態でも元気になるぞ!
「声をかける事が問題じゃなくて、お見舞いとしてトイレに行く事が問題なの。ニオイが気になるでしょ?」
「まぁ…そうだね」
ようやく紬さんは諦めたようだ。正直、もっと早く納得して欲しかった…。
「今のアタシ達にできるのは、このまま話し合いを続ける事よ。もちろん姫華ちゃんから連絡があったらすぐ対応するわ」
「みなちゃんの言う通りだね。とりあえず…、さっききたちゃんが言った『決め方』でも話しとく?」
こうして、俺達は話し合いをしながら倉敷さんの連絡を待つ事にした。
決め方は勘で十分らしいが、それだと全然わからないから彼抜きで話し合ったほうが良いかも…。
その後に北峰君は“教室内と外の見回り”を提案したが、何故か彼と紬さんは『内』・俺と詩織さんを『外』に指定する。
それに対し、詩織さんは納得できないようで…。
「ちょっと。何であたしと真が『外』確定な訳!?」
「今から話すからギャーギャー騒ぐな。――瀬川は『ハーレムで良い思いをしてるから』で、愛山はそのオッパイのデカさのせいだ」
「はぁ?」
「お前が教室内にいたら、野球拳する女子より目立つだろ。んな事になったら、そいつのプライドがズタズタになるんじゃねーか?」
紬さんが前言ってた気がするが、女子のエロさは胸の大きさに限らないぞ。とはいえ、そういう考えの男子がいるのは事実…。
それより、俺の理由はただの私怨だよな?
「…じゃあ、紬ちゃんと北峰が教室内なのは何で?」
「それは簡単だ。オレは野球拳のアイディアを出したから、女子の脱ぐところを間近で見る権利がある。――伊草はド変態だから『外』に割り振っても役に立たないと思ってな。オレがいちいち言わなくても、お前達ならわかるだろ?」
本来は否定しないといけないが、紬さんの今までの行動を考えると否定しにくい…。
「変態はともかく、きたちゃんウチの事わかってるね~」
「本人が認めたぞ。これで納得したか、愛山?」
「まぁ…」
このやり取りで、詩織さんは北峰君の事を『嫌い』から『大嫌い』に変えたに違いない。顔にそう書いてある。
「次は凛・古宮・倉敷をどう割り振るかだが…って、倉敷まだ来てねーな。サボりか?」
「姫華ちゃんがサボる訳ないでしょ。でも確かに遅いわね…」
帰りのホームルームが長引いてるのか?
「ウチ、C組まで様子見てくる!」
「アタシも行く!」
「みなちゃんはここにいて。すぐ戻ってくるから!」
紬さんはそう言って教室を出て行った。北峰君を唯一止められる南谷さんを待機させてくれたのはありがたい。
「オレ達実行委員は7人だから、3:4に分けるしかないな…。凛、どっちを4人にするべきかわかるか?」
「そりゃ教室内でしょ。興奮したり変な事をする男子を止める人手がいるから」
「わかってるじゃねーか。瀬川、お前が残りの3人を割り振れ。『外』固定にした詫びで、それぐらいはさせてやるよ」
そう言われても、考えるまでもないんだが…。
「わかった。――満里奈さんに『外』メンバーに入ってもらうよ」
こうしないと、良い雰囲気? になっている南谷さんと倉敷さんを引き離す事になる。それに満里奈さんを放っておく事は絶対できない!
「まこくん、本当にありがとう♪」
俺に指名された満里奈さんは、ここに来て最初の笑顔を見せる。北峰君がいると空気が悪いんだよ…。
「決まりだな。教室内を見回るのはオレ・凛・伊草・倉敷の4人。外を見回るのは瀬川・愛山・古宮の3人だ。サボるんじゃねーぞ」
「アンタが言っても説得力ないから」
教室内外をチェックするから、清水先生や校長は納得してくれるはず。北峰君のおかげで色々決まったが、それなりの代償も払ったな…。
――教室の扉が開き、紬さんが戻って来た。
「ひめちゃん、帰りのホームルームあたりでお腹が痛くなったらしいよ。C組に残ってる人に聞いた」
「そうなんだ。姫華ちゃん、大丈夫かな…?」
「話は済んだからオレは帰るぜ」
北峰君は言葉通り、教室を出て行った。
「愛山さん。さっきは遊吾が生意気な事言ってゴメンね」
彼に代わって謝る南谷さん。本当に大変だな…。
「南谷さんが謝る事じゃないって。というか、あいつが言わないと意味ないし」
やはり好感度は下がったか。これ以上関係がこじれないと良いんだが…。
「だよね…。――伊草さん、さっきメンバーの割り振りが決まったの」
南谷さんが早速説明する。
「その組み合わせしかないよね~。まーちゃんが満里奈を放っておく訳ないもん」
「もし真が満里奈ちゃんを選ばなかったら、あたしマジで引いたかも」
改めて俺達4人の繋がりの強さを感じた!
「…姫華ちゃん大丈夫かな? まだ連絡ないけど」
南谷さんに連絡できないぐらい辛いって事か?
「みなちゃん、今からトイレに行ってみたら? みなちゃんの声を聞いたら元気出るかもしれないよ?」
紬さんの言いたい事はわからなくもないが…。
「そうかな? 恥ずかしいところを見られて、逆に元気なくなるんじゃない?」
「紬、デリカシーない事言わないの」
「え~。ウチはどんな状態でも、まーちゃんの声を聞いたら元気になる自信あるのに」
俺もみんなの声を聞いたら、どんな状態でも元気になるぞ!
「声をかける事が問題じゃなくて、お見舞いとしてトイレに行く事が問題なの。ニオイが気になるでしょ?」
「まぁ…そうだね」
ようやく紬さんは諦めたようだ。正直、もっと早く納得して欲しかった…。
「今のアタシ達にできるのは、このまま話し合いを続ける事よ。もちろん姫華ちゃんから連絡があったらすぐ対応するわ」
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