胸が大きい女性を助けたら、エロいクラスメートのお母さんだった件

あかせ2

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体育祭の準備は大詰め!

第256話 女子が足りな~い♡

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 昼休みになってすぐ、担任の清水先生が教室に来た。用件は予想できるが…。

「伊草さん達、お昼食べ終わったら校長室に来てくれる?」

思った通りだ。紬さんが朝のホームルームで話した野球拳の結果を教えてくれるんだろう。

「了解!」

――用件を伝え終わった先生は教室を出る。

「校長なんて言うかな? 『伊草君の計画は完璧だ。本番も頑張ってくれ』とか?」

「だと良いんだけど…。私達が気付いてないかも」

「そういう意味の言葉って他にもあるのに、あえてそれを言うなんてね~。満里奈な~」

「……」

すぐ否定しないから間違いないようだ。今度のHは最初にお願いしようかな?

「みんな。校長を待たせると悪いから早く食べよう」

いつものエロ雑談に入る前に、俺が一言伝えておく。これで安心だ。


 昼食後。俺達は校長室前に着き、紬さんが扉をノックする。

「――入ってくれ」

室内から校長の声が聞こえたので、早速お邪魔する。…彼はソファーに座っているので、俺達もすぐ向かいのソファーに座る。

「体育祭当日にやる野球拳の詳細は、清水先生から聞いたよ」

「校長どう? ウチら良い計画立てたでしょ?」

「ああ。室内だけでなく、外にまで気を配っていて驚いた。それは伊草君の発案なのか?」

「ううん、きたちゃんのアイディアだよ」

「紬、あだ名でわからないでしょ。…北峰君の事です」

「補足ありがとう、古宮君。彼がアイディアを出したとは予想外だ…」

「そうなの?」

紬さんじゃなくても、誰もが同じ事を思うだろう。

「彼は田中先生の悩みの種なんだよ。何度言っても、言葉遣いや態度の悪さが改善しないみたいでな…」

田中先生には俺達実行委員が誓約書について説明した時に会ったが、確かに素行の悪さをわかってる感じだった。(209話参照)

「彼が実行委員になった経緯も知ってる。他クラスの君達と接すれば変わると思って容認したんだが…」

俺達がその経緯を知ったのは、実行委員になって間もない頃だ。(180話参照)

「きたちゃん、全然変わってないと思うよ?」

「だろうな。田中先生の苦労は絶えないようだ」

普段のB組というか、北峰君の様子はどんな感じなんだろう?

「じゃあきたちゃんをクビにするの?」

「君達実行委員に迷惑をかけてるならそうするが、今回みたいにアイディアを出したとなると、クビにするのは悩むところだ」

「教室内を見回るやつ、きたちゃんもやるんだよ」

「ならクビにはできんな。彼が暴走するリスクはあるが、それは伊草君と幼馴染の南谷君に賭けよう。頑張ってくれ」

「任せて!」

当日のキーパーソンは、紬さんと南谷さんになりそうだ…。


 「校長。話が逸れたけど、野球拳は問題なくできるんだよね?」

北峰君の話があんなに長引くとは…。

「できると思うが、1つ気になる事があるから君達に来てもらったんだ」

「今更気になる事なんてある?」

俺達は時間をかけて少しずつ問題点を解決してきた。だから校長が何を言っても大丈夫…なはず。

「――女子の参加者は集まってるか?」

「えっ?」

男子の希望者はクラスメートにある程度いるが、女子の目星はまったくない…。それはおそらく、B組とC組も同じだと思う。

「野球拳は早朝にやるから、集めるのに苦労すると思うぞ」

「そんなので何とかなるでしょ」

「そのパワーが強そうな伊草君は何とかなっても、他の人はわからない。それを抜きに考えても、朝が苦手な子は意外に多いものだ」

俺だって以前は夜更かし派だったし、そういう人に早朝は辛いか…。

「なるほどね~。アドバイスありがとう校長!」

。これは社会人の常識だから覚えておくと良い」

野球拳に参加してもらう女子を増やすには、その女子がエロに興味あるかを知る必要がある。手当たり次第声をかけるとセクハラになるから、線引きしないとな。

その線引きは『パイパイ(PAYPAY)を貯める気があるかないか』で判断すれば良い。

あれに興味ある人は、必ずエロに関心がある事を意味する。線引きする材料になるはずだ。

――多分これで問題ないから、後で詩織さん達に伝えよう。


 「最後に言っておきたい事がある。『千玲』という銭湯で勤務している古賀 千春さんとの面談についてだ」

その面談をしないと、千春さんは体育祭当日に『千玲』の割引券を配れない。

「いつになるの?」

「明後日の木曜日の午前中だ。そのように古賀さんに伝えてもらえるか?」

「了解!」

実際にそれを伝えるのは沙織さんになるが…。

「えーと、他に言う事はあったかな?」

これ以上、問題点が出ませんように。心の中で祈っておく。

「…思い出した。当日野球拳が問題なくできているか、ぼくがチェックするからそのつもりでいてくれ」

計画通りにやっているか確認するのは当然だな。

「そんな事言って~、校長も女子が脱ぐところ見たいんでしょ?」

紬さん、いくらなんでもその発言はヤバいだろ…。

「――何度も言うが、君は本当に面白いな。何を言い出すかまったく予想できない」

「で、どうなの? 見たいの?」

「君と違って、大人には『本音と建前』というのがある。本音を言う事が正しいとは限らないんだ」

「このタイミングでそれを言うって事は、やっぱり見たいんだね~」

「……」

校長の建前は、紬さんには通じなかった…。

「ぼくの話はこれで終わりだ。君達、何か質問あるかな?」

「――特にないですね」
ある程度沈黙の時間が続いたので、俺が締める。

「わかった。準備は大詰めだが、最後まで油断せずに頑張ってくれ」

俺達は校長に挨拶してから校長室を出る。
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