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体育祭の準備は大詰め!
第257話 女子更衣室にある物を回収だ~♡
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校長室での話が終わり、俺達は教室に戻ってきた。それからすぐに5限を知らせるチャイムが鳴ったので、話は一旦お預けだ。
――5限後の休憩時間になった。これで落ち着いて話せるぞ。
「エロパワーがあれば、みんな朝早くても来ると思ったのに~。ウチの考えは甘かったかな?」
「そんな事ないよ。あたしもそう思ってたから」
「だよね~。詩織ちゃんはわかってる~♪」
「それはともかく、どうやって女子の参加者を集めるか考えないと」
満里奈さんが良い流れを作ってくれたから、あのアイディアを言うチャンス!
「さっき思い付いたんだが、女子全員に『パイパイ(PAYPAY)を貯める気があるか』をアンケートするのはどうだ? あれを貯める気がある女子はエロい事に興味あるから、野球拳とマッチすると思うんだ」
もちろんパイパイ(PAYPAY)を貯める気がある女子全員が野球拳に参加する訳ないが、ターゲットはある程度絞らないと俺達実行委員が大変な思いをする。
「それ良くない? ねぇ満里奈?」
「そうだね。まこくん凄いよ♪」
「ありがとう」
意外に好感触だ。他の意見はなさそうだし、これで決定かも。
「ちょっと待って。そのアンケートってどうやってやるの? 内容が内容だから、教室でやったらダメじゃない?」
詩織さんの言う通りだ。教室でやると、男子が回答を覗き見する可能性がある。どうすれば良いんだろう?
「――そうだ、女子更衣室にアンケートの回収ボックスを置くのはどうかな? 回答は家でやればバレる心配はないよ」
回収ボックスはどこにあっても良いはずだが、わざわざ女子更衣室にしたのは野球拳やパイパイ(PAYPAY)を話題にしやすくするためだな。ナイスアイディアだ、満里奈さん!
「満里奈も冴えてるね~。詩織ちゃんはどう思う?」
「あたしもそれで良いと思う。あらかじめ事情を話せば、みんなわかってくれるでしょ」
女子更衣室の作りは知らないが、詩織さんの言い方からして置き場所には困らないみたいだ。
「で、適当な時に回収するんだね。女子更衣室にあるから、まーちゃんは回収できないけど♡」
「放課後とか誰もいない時なら、真でも回収できるでしょ」
「そこまでして回収したくないから、みんなに任せるよ…」
誰もいないと思って入ったら誰かいる、なんてお約束は漫画だけで十分だ。現実で起こったらヤバすぎる…。
「だとしても、アンケートのチェックは真もやってもらわないと。実行委員だしね」
「ああ。それはしっかりやるよ」
「そういえば詩織ちゃん。さっき校長が言ってたやつ、沙織ママに伝えたほうが良くない?」
千春さんと校長は、明後日の木曜日の午前中に面談する予定だ。
「忘れるところだった! 教えてくれてありがとね、紬ちゃん」
詩織さんがスマホを操作中に、休憩時間の終わりを知らせるチャイムが鳴る。
「――何とかギリで間に合った~!」
さて、気持ちを切り替えて6限を受けよう!
帰りのホームルームになり、担任の清水先生が教室に入って来た。
「せんせ~、ちょっとお願いしたい事があるの!」
「何かしら? 伊草さん?」
「アンケート作ってくれない? 1年の女子全員にだからいっぱい!」
枚数が多いから、先生の協力は欠かせない。
「アンケートを作るのは良いけど、それで何を確認したいの?」
「“パイパイ(PAYPAY)を貯める気があるかどうか”だよ。実は校長に『女子の参加者集まってるか?』って言われてさ~。女子は少なそうだから確認したいの」
「確認したい事はそれだけで良い?」
「うん。後は名前を書くスペースがあれば良いや」
「了解よ。明日の朝に渡すようにするわ」
対応が早くて助かる。アンケート用紙をもらったら、南谷さんと倉敷さんに渡せば完了だ。
「先生お願い」
「じゃあ連絡事項を話すわね」
――先生は数点話してから、他にない事を伝える。
「伊草さん。最後に言っておきたい事ある?」
「うん。みんな~、どんどん野球拳に参加して! 待ってるよ~!」
この呼びかけに応えてくれる女子は、果たして何人いるやら…。そんな事を思いながら、帰りのホームルームは終わる。
俺達はいつものように、C組の隣にある空き教室に入る。――南谷さんと倉敷さんは既にいるな。
「ひめちゃん、2日目だけど大丈夫?」
『あの日』は1日で終わらないからな…。今更ながら、女子は本当に大変だ。
「わたくしの事はお構いなく」
「そう? 今日も色々あってさ~」
紬さんは、朝・帰りのホームルームで話した事や校長に呼び出された件を話す。
「なるほど。本当に色々あったみたいですわね」
「校長が野球拳をそこまで気にかけてるとは驚きだわ…」
「『本音と建前』とか言ってたけど、普通に“見たい”って言えば良いのにさ~。本当に大人って素直じゃないよね~」
紬さんの言いたい事はわかるが、本音100%はそれはそれで問題あるよな…。
こんな風に雑談を交えながら、俺達の話し合いは始める。
――5限後の休憩時間になった。これで落ち着いて話せるぞ。
「エロパワーがあれば、みんな朝早くても来ると思ったのに~。ウチの考えは甘かったかな?」
「そんな事ないよ。あたしもそう思ってたから」
「だよね~。詩織ちゃんはわかってる~♪」
「それはともかく、どうやって女子の参加者を集めるか考えないと」
満里奈さんが良い流れを作ってくれたから、あのアイディアを言うチャンス!
「さっき思い付いたんだが、女子全員に『パイパイ(PAYPAY)を貯める気があるか』をアンケートするのはどうだ? あれを貯める気がある女子はエロい事に興味あるから、野球拳とマッチすると思うんだ」
もちろんパイパイ(PAYPAY)を貯める気がある女子全員が野球拳に参加する訳ないが、ターゲットはある程度絞らないと俺達実行委員が大変な思いをする。
「それ良くない? ねぇ満里奈?」
「そうだね。まこくん凄いよ♪」
「ありがとう」
意外に好感触だ。他の意見はなさそうだし、これで決定かも。
「ちょっと待って。そのアンケートってどうやってやるの? 内容が内容だから、教室でやったらダメじゃない?」
詩織さんの言う通りだ。教室でやると、男子が回答を覗き見する可能性がある。どうすれば良いんだろう?
「――そうだ、女子更衣室にアンケートの回収ボックスを置くのはどうかな? 回答は家でやればバレる心配はないよ」
回収ボックスはどこにあっても良いはずだが、わざわざ女子更衣室にしたのは野球拳やパイパイ(PAYPAY)を話題にしやすくするためだな。ナイスアイディアだ、満里奈さん!
「満里奈も冴えてるね~。詩織ちゃんはどう思う?」
「あたしもそれで良いと思う。あらかじめ事情を話せば、みんなわかってくれるでしょ」
女子更衣室の作りは知らないが、詩織さんの言い方からして置き場所には困らないみたいだ。
「で、適当な時に回収するんだね。女子更衣室にあるから、まーちゃんは回収できないけど♡」
「放課後とか誰もいない時なら、真でも回収できるでしょ」
「そこまでして回収したくないから、みんなに任せるよ…」
誰もいないと思って入ったら誰かいる、なんてお約束は漫画だけで十分だ。現実で起こったらヤバすぎる…。
「だとしても、アンケートのチェックは真もやってもらわないと。実行委員だしね」
「ああ。それはしっかりやるよ」
「そういえば詩織ちゃん。さっき校長が言ってたやつ、沙織ママに伝えたほうが良くない?」
千春さんと校長は、明後日の木曜日の午前中に面談する予定だ。
「忘れるところだった! 教えてくれてありがとね、紬ちゃん」
詩織さんがスマホを操作中に、休憩時間の終わりを知らせるチャイムが鳴る。
「――何とかギリで間に合った~!」
さて、気持ちを切り替えて6限を受けよう!
帰りのホームルームになり、担任の清水先生が教室に入って来た。
「せんせ~、ちょっとお願いしたい事があるの!」
「何かしら? 伊草さん?」
「アンケート作ってくれない? 1年の女子全員にだからいっぱい!」
枚数が多いから、先生の協力は欠かせない。
「アンケートを作るのは良いけど、それで何を確認したいの?」
「“パイパイ(PAYPAY)を貯める気があるかどうか”だよ。実は校長に『女子の参加者集まってるか?』って言われてさ~。女子は少なそうだから確認したいの」
「確認したい事はそれだけで良い?」
「うん。後は名前を書くスペースがあれば良いや」
「了解よ。明日の朝に渡すようにするわ」
対応が早くて助かる。アンケート用紙をもらったら、南谷さんと倉敷さんに渡せば完了だ。
「先生お願い」
「じゃあ連絡事項を話すわね」
――先生は数点話してから、他にない事を伝える。
「伊草さん。最後に言っておきたい事ある?」
「うん。みんな~、どんどん野球拳に参加して! 待ってるよ~!」
この呼びかけに応えてくれる女子は、果たして何人いるやら…。そんな事を思いながら、帰りのホームルームは終わる。
俺達はいつものように、C組の隣にある空き教室に入る。――南谷さんと倉敷さんは既にいるな。
「ひめちゃん、2日目だけど大丈夫?」
『あの日』は1日で終わらないからな…。今更ながら、女子は本当に大変だ。
「わたくしの事はお構いなく」
「そう? 今日も色々あってさ~」
紬さんは、朝・帰りのホームルームで話した事や校長に呼び出された件を話す。
「なるほど。本当に色々あったみたいですわね」
「校長が野球拳をそこまで気にかけてるとは驚きだわ…」
「『本音と建前』とか言ってたけど、普通に“見たい”って言えば良いのにさ~。本当に大人って素直じゃないよね~」
紬さんの言いたい事はわかるが、本音100%はそれはそれで問題あるよな…。
こんな風に雑談を交えながら、俺達の話し合いは始める。
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