胸が大きい女性を助けたら、エロいクラスメートのお母さんだった件

あかせ2

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体育祭の準備は大詰め!

第277話 物好きな人がいるものだ…

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 パイパイ(PAYPAY)を貯める予定の女子1人に、北峰君について根掘り葉掘り聞かれた南谷さん。そんな事があったら疲れた顔になってもおかしくない。

そんな中、紬さんが南谷さんに2人の間を取り持つ“恋のキューピット”になるかどうかを聞くのだった…。


 「2人を応援したいような『アイツは止めたほうが良い』って言ったほうが良いような…。難しいところだわ」

「応援する気あるんだ? 適当なきたちゃんと真面目なみなちゃん、意外に良い組み合わせだと思うけど?」

紬さんと満里奈さんの関係に近いかも。彼女達は性格面でフォローし合ってるが…。

「それ、アタシの負担が大きすぎない?」

「そうですわ! 凛さんと苦労をかけるが良い組み合わせとは思えません!」

倉敷さんは納得しないか。まぁ、当然と言えば当然だが。

「あたしも同感。北峰とその人がくっ付けば南谷さんは楽できるんだから、気にせず応援すれば良いんだよ」

「愛山さんがわたくしの味方になってくれるとは思いませんでしたわ」

「味方というか、面倒な奴は受け入れてくれる人にパスしたほうが良いと思っただけ。適材適所だよ」

面倒な奴か…。詩織さんは彼の事が嫌いだから辛口コメントだ。

「だとしても嬉しいですわ」

南谷さんがフリーで一番喜ぶのは倉敷さんだ。色々なチャンスができるからな。

「ねぇみなちゃん。その人は、きたちゃんのどこを好きになったの?」

それは俺も気になっている。彼と同じクラスなら、どういう人か大体わかるだろうに…。

「『ちょいワルなところ』って言ってたわね。『他の男子は似たり寄ったりでつまんな~い』とか言われた時は、本当に返答に困ったわ…」

俺の予想とは逆で、同じクラスだから北峰君を意識するようになったのか。彼の個性を考えれば、退屈する事はないと思う。

「ちょっと待って。きたちゃんが好きなら、何で実行委員にならなかったの? 話すチャンス出来るのに」

紬さんの言う通りだな。せっかくのチャンスをふいにする理由は何だ?

「伊草さんもそれ気になった? アタシもそう思ったから聞いたんだけど、『実行委員として何かをやるのは嫌だ』って言ってたわ」

「そっか~。実行委員って楽しいけどめんどくさいよね~」

代表の辛さを知った感じだ。今までそういう系をやった人達全員に感謝したい。


 「みなちゃん。結局、その人は野球拳に参加するの? きたちゃんの事ばかりで気になってさ~」

「今は参加する気みたい。目的は…、言う必要ないわよね?」

北峰君の前で脱いで、彼の気を引くためか。

「もちろん。ニヤニヤするきたちゃんの顔が目に浮かぶよ~」

「それだけなら良いけど、アイツの事だし何をするかわからないわ…」

実行委員として見回るどころか、ギャラリーと一緒に楽しみそうだ。

「そうなったらウチらが力を合わせれば良いんだよ。ね? ひめちゃん?」

「伊草さんの言う通りですわ。わたくし達の力で、あの方をぎゃふんと言わせましょう」

「そうね」

紬さん達は心配いらないな。俺・詩織さん・満里奈さんは、安心して廊下で待機できそうだ。

「そういえば、ひめちゃんはどんな感じになった? 」

南谷さんの件で盛り上がってるが、倉敷さんの成果も気になるところだ。

「C組もA組同様2人いましたが、1人は参加してもらえる事になりましたわ」

「そっか。ウチらと同じだね」

これでA・B・C組それぞれ1人ずつ女子が参加するのか。3人だと…少し足りないか?

「みんなを待たせたくないから、来週の月曜日に2人に声かけて白黒付けるわ」

「焦らなくても大丈夫ですわ凛さん。わたくし達は他にやる事がありますから」

「ウチら、他にやる事あったっけ?」

「野球拳を観戦する人を決めないといけませんわ。確かクジ15人・面接5人でしたわね」

「それがあった! クジ作らないといけないじゃん!」

クジってどうやって作るんだ? パッと浮かばないぞ。

「クジに関してはわたくしにお任せを。3種類のあみだクジで大丈夫ですわよね?」

あみだ? 定番だが、三角クジのほうが良くないか?

「3種類? ――各クラス5人選ぶって事ね。クラスの偏りはなるべく避けたいから、姫華ちゃんに任せるわ」

「はい!」

今気付いたが、三角クジだと箱に加えて多くのハズレくじが必要だ。あみだは大きい紙に描くだけで良いから手間が省ける。倉敷さんはそこまで気付いた上での発言だったのか?

「面接は『敗者復活』みたいなものだし、あみだの後で良いよね? 満里奈?」

「そのほうが良いんじゃない? 面接と重複すると面倒だから」

「ひめちゃん。月曜の朝のホームルームにやりたいから、それより前にウチが取りに行くね」

「わかりました」

野球拳のギャラリーについて話し合ったし、ゴールは目前だ! …あれ? 何か忘れてる気がする。何だっけ?

「ねぇねぇ。あたしが持ってきたアンケート回収ボックスはいつ確認するの? 中、少し入ってるっぽいよ?」

忘れてたのはそれか! 全員の意識が回収ボックスに向いたので、早速確認する事にした。
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