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第17話 沙織さんはお尻が大きい?
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今日は土曜日、みんなで買い物に行く日だ。午前中に詩織さんの家の前に集合してから、沙織さんの運転する車でショッピングモールに行く予定になっている。
祝日だから本来は詩織さんのお父さんが気になるけど、今は単身赴任しているみたいだから会う心配はない。一安心だよ。
約束の時間10分前に着いたものの、みんなもういるな…。
「瀬川遅~い」
「詩織。瀬川君は遅刻してないから、そんな事言っちゃダメよ」
沙織さんのフォローがありがたい。
「せっくん。みんなの服見て」
古宮さんにそう言われたのでチェックする。――まさか同じになるとは。
「ウチら、みんなスカートだよ。凄くない?」
「ついさっき紬ちゃんから聞いたけど、スカートとズボンの話で盛り上がった時があったらしいじゃん」(16話参照)
「まぁね」
盛り上がったっけ? 普通に話したつもりだったが…。
「今からでも、あたしだけズボンに変えようか?」
「気を遣わなくて良いよ」
「何で詩織ちゃんだけなの? おばさんはスカート派だから?」
「わたしは特にこだわりはないけど、ちょっとお尻が…」
「スカートの方が余裕できますよね。わかります」
古宮さんがすかさず気遣う。
「母さんが小さいズボンばかり選んでるからでしょ。見る度にお尻がキツそうに見えるんだよね」
「小さいのなんて選んでないわ。買う前にサイズをちゃんと確認してるのに、穿くと…」
「って事は、おばさんのお尻はお…」
「それ以上はダメ、紬」
伊草さんの口を塞ぐのが早い。さすがだ。
「みんな、座る場所はどうする?」
沙織さんが俺達に声をかける。
助手席に1人・後部座席に3人だな。普通に考えたら…。
「じゃあ俺が助手席に…」
「ダメ!×3」
何故か詩織さん達に強く止められた。
「あたし達がジャンケンで決めるから。負けた人が助手席ってことで」
「せっくんは、後部座席の真ん中で決まりね♪」
「ウチ負けないよ~」
女子3人の勢いが強すぎる。俺は黙って見守ろう…。
ジャンケンを見守る俺と沙織さん。そして…。
「負けちゃったか~。ウチは助手席だね」
「やったね満里奈ちゃん♪」
「そうだね詩織♪」
ハイタッチするほどか? なんて言ったら空気を悪くするから黙っておこう。
「みんな乗ってちょうだい」
沙織さんの指示を聞き、俺達は車に乗り込む。
「後ろの3人もシートベルトを忘れずにね」
うっかり忘れる事があるから、そういう声掛けはありがたい。
――よし、ちゃんとシートベルトをしたぞ。
「瀬川。またパイスラになっちゃった♡」
彼女のその状態はあの時以来だ。(2話参照)
「詩織ほどじゃないけど、私もなってるよ♡」
「…本当だ」
俺基準で普通サイズの古宮さんでもなるとは。巨乳じゃなくてもイケるのか?
「ウチは全然だよ~。瀬川くんとほとんど同じかな」
「そ…そうか」
コメントしにくいぞ。
「それじゃあ、出発するわよ。目的地はショッピングモールね」
集合の段階でこんな風になるなら、着いたらもっと色々起こりそうだ。楽しみなような不安なような…。なんて事を考えるのだった。
祝日だから本来は詩織さんのお父さんが気になるけど、今は単身赴任しているみたいだから会う心配はない。一安心だよ。
約束の時間10分前に着いたものの、みんなもういるな…。
「瀬川遅~い」
「詩織。瀬川君は遅刻してないから、そんな事言っちゃダメよ」
沙織さんのフォローがありがたい。
「せっくん。みんなの服見て」
古宮さんにそう言われたのでチェックする。――まさか同じになるとは。
「ウチら、みんなスカートだよ。凄くない?」
「ついさっき紬ちゃんから聞いたけど、スカートとズボンの話で盛り上がった時があったらしいじゃん」(16話参照)
「まぁね」
盛り上がったっけ? 普通に話したつもりだったが…。
「今からでも、あたしだけズボンに変えようか?」
「気を遣わなくて良いよ」
「何で詩織ちゃんだけなの? おばさんはスカート派だから?」
「わたしは特にこだわりはないけど、ちょっとお尻が…」
「スカートの方が余裕できますよね。わかります」
古宮さんがすかさず気遣う。
「母さんが小さいズボンばかり選んでるからでしょ。見る度にお尻がキツそうに見えるんだよね」
「小さいのなんて選んでないわ。買う前にサイズをちゃんと確認してるのに、穿くと…」
「って事は、おばさんのお尻はお…」
「それ以上はダメ、紬」
伊草さんの口を塞ぐのが早い。さすがだ。
「みんな、座る場所はどうする?」
沙織さんが俺達に声をかける。
助手席に1人・後部座席に3人だな。普通に考えたら…。
「じゃあ俺が助手席に…」
「ダメ!×3」
何故か詩織さん達に強く止められた。
「あたし達がジャンケンで決めるから。負けた人が助手席ってことで」
「せっくんは、後部座席の真ん中で決まりね♪」
「ウチ負けないよ~」
女子3人の勢いが強すぎる。俺は黙って見守ろう…。
ジャンケンを見守る俺と沙織さん。そして…。
「負けちゃったか~。ウチは助手席だね」
「やったね満里奈ちゃん♪」
「そうだね詩織♪」
ハイタッチするほどか? なんて言ったら空気を悪くするから黙っておこう。
「みんな乗ってちょうだい」
沙織さんの指示を聞き、俺達は車に乗り込む。
「後ろの3人もシートベルトを忘れずにね」
うっかり忘れる事があるから、そういう声掛けはありがたい。
――よし、ちゃんとシートベルトをしたぞ。
「瀬川。またパイスラになっちゃった♡」
彼女のその状態はあの時以来だ。(2話参照)
「詩織ほどじゃないけど、私もなってるよ♡」
「…本当だ」
俺基準で普通サイズの古宮さんでもなるとは。巨乳じゃなくてもイケるのか?
「ウチは全然だよ~。瀬川くんとほとんど同じかな」
「そ…そうか」
コメントしにくいぞ。
「それじゃあ、出発するわよ。目的地はショッピングモールね」
集合の段階でこんな風になるなら、着いたらもっと色々起こりそうだ。楽しみなような不安なような…。なんて事を考えるのだった。
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