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第19話 下着屋再び
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ショッピングモールに着いた俺は、沙織さん達女子4人に付いて行く。そして…、あの場所の前に到着する。
「ここに来ると、瀬川君と初めて会った日を思い出すわ♪」
下着屋“マコール”。店名は今初めて知った…。あの時はそれどころじゃなかったからな。(1話参照)
「俺もです。あれから色々ありましたね」
詩織さんと初めて話し、それをきっかけに古宮さん・伊草さんと親睦を深める事になるんだから。
「下着屋の前で懐かしむなんて前代未聞じゃない?」
「紬ちゃん。今は少しだけ静かにしようか」
「そうだね」
詩織さん達に気を遣わせてしまった。ちょっと申し訳ないな。
「あの時みたいに、わたし達の買い物が終わるまで店の前で待ってる?」
「いえ、本屋とかで時間を潰してきます。買い物が済んだら連絡して下さい」
あの時は下着の取り置きで離れられなかったからだ。どう考えてもここは、男が長居するところじゃない。
「了解。あたしは気にしないけど、他のお客さんの事もあるからね~」
「この店を貸し切りにできたら、瀬川くんも一緒に買い物できるのに」
「そんな事できる訳ないでしょ、紬」
「じゃ、俺はこれで」
俺達は下着屋の前で別れ、別行動を始める。
本屋に寄った俺は、表紙が良い感じの漫画数冊を購入した。こういう発見があるから、本屋に寄るのを止められない。
さて、休憩スペースで買った漫画を読もうかな。スマホは充電の事もあるから使い過ぎは厳禁だし。
――漫画を読み始めてどれぐらい経っただろうか? スマホの着信音が鳴る。〇インの相手は…、古宮さんか。
『買い物終わったわ』
確認してから『了解。すぐそっちに行くよ』と返信する。結局、あの4人は買い物にどれだけ時間かけたんだ? 気になるから向かう前にチェックしよう。
……大体1時間ぐらいか? 長過ぎじゃね? 1時間も下着屋の前にいたら、間違いなく不審者扱いされてるぞ。
別行動して良かった。俺は胸をなでおろしてから、再度向かう。
下着屋に向かったところ、沙織さん達が店の近くにいるので急いで合流する。彼女達といれば怪しまれないだろ。
「瀬川君、待たせてごめんね」
「気にしないで下さい」
「あの店にマイクロビキニはなかったから、代わりにマイクロ下着にしたよ」
その報告はいるの? 詩織さん…。
「ウチらの下着姿を見たかったら、今度のテストでウチらに勝ってね」
「私達も負けないよ、せっくん」
そういえば、詩織さん達の成績ってどうなんだ? 1回も聞いた事ないな…。
「瀬川君、ブーメランパンツも買っておいたわよ」
「あの店、男物も売ってるんですか? 女性の下着屋ですよね?」
「そうだけど、プレゼント用に男性のも少し売ってるの。サイズはわたしの勘で選んだわ」
「小さかったら、その分あそこがモッコリするから問題なし♡」
詩織さんの発言に頷く、古宮さんと伊草さん。欲望に正直だな。
「満里奈ちゃんの下着を見た“プチ罰ゲーム”は、部屋にあるわたしの服を着てもらうわ。好きなのを選んでちょうだい」
「わかりました」
なるべく地味なワンピースやスカートを選ぶとしよう。
「おばさ~ん、ウチお腹すいた~」
「…お昼にはちょっと早い時間だけど、わたしもすいたわ。瀬川君達はどう?」
「俺もすきましたね」
「私も少し…」
「あたしも~。買い物って意外に体力使うよね~」
1時間もしてればそうかもな。俺は経験ないからサッパリだ。
「お昼はわたしが作るわ。良いかしら?」
「うん。おばさんの手作り、きっとおいしいだろうな~♪」
「紬。よだれ出ないように注意してよ」
「さすがに出さないって。…じゅるり」
もう出てない? 人目があるんだから気を付けて欲しい。
「――あっ、5人分の食材がないわね。買い足さないと」
「じゃあ今からみんなで買おうよ。荷物持ちぐらいはやるからさ」
そういうのは男の俺がメインだ。
「もちろん俺も手伝います」
「ウチも」
「私も微力ながら…」
「みんなありがとう。早速行きましょうか」
俺達は食品コーナーに向かう事にした。
「ここに来ると、瀬川君と初めて会った日を思い出すわ♪」
下着屋“マコール”。店名は今初めて知った…。あの時はそれどころじゃなかったからな。(1話参照)
「俺もです。あれから色々ありましたね」
詩織さんと初めて話し、それをきっかけに古宮さん・伊草さんと親睦を深める事になるんだから。
「下着屋の前で懐かしむなんて前代未聞じゃない?」
「紬ちゃん。今は少しだけ静かにしようか」
「そうだね」
詩織さん達に気を遣わせてしまった。ちょっと申し訳ないな。
「あの時みたいに、わたし達の買い物が終わるまで店の前で待ってる?」
「いえ、本屋とかで時間を潰してきます。買い物が済んだら連絡して下さい」
あの時は下着の取り置きで離れられなかったからだ。どう考えてもここは、男が長居するところじゃない。
「了解。あたしは気にしないけど、他のお客さんの事もあるからね~」
「この店を貸し切りにできたら、瀬川くんも一緒に買い物できるのに」
「そんな事できる訳ないでしょ、紬」
「じゃ、俺はこれで」
俺達は下着屋の前で別れ、別行動を始める。
本屋に寄った俺は、表紙が良い感じの漫画数冊を購入した。こういう発見があるから、本屋に寄るのを止められない。
さて、休憩スペースで買った漫画を読もうかな。スマホは充電の事もあるから使い過ぎは厳禁だし。
――漫画を読み始めてどれぐらい経っただろうか? スマホの着信音が鳴る。〇インの相手は…、古宮さんか。
『買い物終わったわ』
確認してから『了解。すぐそっちに行くよ』と返信する。結局、あの4人は買い物にどれだけ時間かけたんだ? 気になるから向かう前にチェックしよう。
……大体1時間ぐらいか? 長過ぎじゃね? 1時間も下着屋の前にいたら、間違いなく不審者扱いされてるぞ。
別行動して良かった。俺は胸をなでおろしてから、再度向かう。
下着屋に向かったところ、沙織さん達が店の近くにいるので急いで合流する。彼女達といれば怪しまれないだろ。
「瀬川君、待たせてごめんね」
「気にしないで下さい」
「あの店にマイクロビキニはなかったから、代わりにマイクロ下着にしたよ」
その報告はいるの? 詩織さん…。
「ウチらの下着姿を見たかったら、今度のテストでウチらに勝ってね」
「私達も負けないよ、せっくん」
そういえば、詩織さん達の成績ってどうなんだ? 1回も聞いた事ないな…。
「瀬川君、ブーメランパンツも買っておいたわよ」
「あの店、男物も売ってるんですか? 女性の下着屋ですよね?」
「そうだけど、プレゼント用に男性のも少し売ってるの。サイズはわたしの勘で選んだわ」
「小さかったら、その分あそこがモッコリするから問題なし♡」
詩織さんの発言に頷く、古宮さんと伊草さん。欲望に正直だな。
「満里奈ちゃんの下着を見た“プチ罰ゲーム”は、部屋にあるわたしの服を着てもらうわ。好きなのを選んでちょうだい」
「わかりました」
なるべく地味なワンピースやスカートを選ぶとしよう。
「おばさ~ん、ウチお腹すいた~」
「…お昼にはちょっと早い時間だけど、わたしもすいたわ。瀬川君達はどう?」
「俺もすきましたね」
「私も少し…」
「あたしも~。買い物って意外に体力使うよね~」
1時間もしてればそうかもな。俺は経験ないからサッパリだ。
「お昼はわたしが作るわ。良いかしら?」
「うん。おばさんの手作り、きっとおいしいだろうな~♪」
「紬。よだれ出ないように注意してよ」
「さすがに出さないって。…じゅるり」
もう出てない? 人目があるんだから気を付けて欲しい。
「――あっ、5人分の食材がないわね。買い足さないと」
「じゃあ今からみんなで買おうよ。荷物持ちぐらいはやるからさ」
そういうのは男の俺がメインだ。
「もちろん俺も手伝います」
「ウチも」
「私も微力ながら…」
「みんなありがとう。早速行きましょうか」
俺達は食品コーナーに向かう事にした。
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