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みんなを名前で呼ぶようになる
第22話 ポッキーゲームの相手は誰になる?
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俺の女装をきっかけに、みんなを名前で呼ぶ・呼ばれる関係になった。恥ずかしい思いはしたが結果オーライだな。次はポッキーゲームだ!
「う~ん、どうやって相手を選ぼう?」
紬さんが考え込んでいる。
「ジャンケンは…、厳しいよね。5人いるから」
「俺も満里奈さんと同意見だ。できなくもないが、あいこばっかりかもな」
「それはヤダ! ウチは早くやりたいし食べたいの!」
「母さん、何かない?」
「そうね…」
沙織さんはどんなアイディアを出すんだろう? みんなが彼女の言葉を待っている。
「――そうだ。紬ちゃんにあみだくじを書いてもらうのはどう?」
あみだか。良いアイディアだが、手書きじゃなくてもイケるよな? 詩織さんもそう思ったのか、スマホで調べている。
「母さん。あみだのテンプレがあるから、それを使わせてもらおうか」
確認すると、くじの上・下共に1~5の数字が書かれている。よくあるタイプだ。
「そんなのあるの? 便利ね~」
「でも詩織。そのまま使うのは無理よ?」
『〇番=誰誰』みたいな感じにしないとダメだな。
「じゃあわたしが適当に割り振るわね」
「そうすると母さんはくじに参加できないけど良い?」
「構わないわ。みんながどれを選ぶか楽しみだから」
そういう事ならお願いしよう。――沙織さんはメモに早速書き込んでいる。いよいよだな…。
「割り振り決まったわよ」
メモ用紙は裏になったから、こっそり確認する事はできない。
「次は順番だね。誰が最初にやる?」
「まこくんで良いんじゃない?女装頑張ったから」
「異議な~し」
「あたしも良いと思う。母さんもOKだよね?」
「ええ」
最初は俺か。すぐできて嬉しいような緊張するような…。
「真君。何番を選ぶ?」
「そうですね…」
最初(1番)だしここにいる男は俺1人だ。1繋がりで『1』にしよう。
「『1』にします」
さて、何番の元に着く? 目であみだを追っていく。そして…、『3』に辿り着く。
「3番は…、わたしね♪」
俺の相手は沙織さんか。それが吉と出るか凶と出るか…。
俺と沙織さんは1本の〇ッキーの両端を咥え、向かい合う。…こんなに顔が近い状況は今までなかったぞ。超緊張する。
「さっきに折った方が負けだからね~。それじゃあ――始め!」
詩織さんの合図と共に、俺達は少しずつ食べ進める。こういうのは平常心が大切だ。焦らなければ何とかなるはず!
そう思っていたが、体感で中盤に入ったあたりで沙織さんの食べ進めが止まる。一体どうしたんだ?
――彼女は咥えたまま俺を見つめている。これも作戦か?
「2人がにらめっこを始めたね~」
「何かさ~、真の顔がちょい赤くない?」
この状況なら仕方ないだろ!今は耐える事だけ考えよう。
俺の予想に反し、沙織さんは見つめ続けている。――ついに恥ずかしさの限界が来たので、俺は目を逸らす。
『ポキっ!』
少し首を動かしただけで折れるのか。耐久面は頭になかったぞ…。
「この勝負、母さんの勝ち!」
沙織さんは残りを全て食べた。
「真君が可愛すぎて、途中で勝負の事忘れてたわ♡」
そんな人に負ける俺。…ちょっと情けないかも。
「次は誰がや…?」
「ウチ!」
紬さんの我慢は限界みたいだ。詩織さんが言い切る前に答えるぐらいだし…。
「紬ちゃん、何番にする?」
「2番!」
2番を進めると…、5番に到着した。沙織さんがメモを確認する。
「5番は…、満里奈ちゃんね」
「よりによってあんたか…」
「そんな態度でいられるのも今の内だよ~」
紬さんには何か策があるのか? 気になるところだ。
満里奈さんと紬さんの準備が完了した。果たしてどんな流れになるんだろう?
「時間を気にせずゆっくりやってちょうだい。――始め」
沙織さんの合図と同時に、2人は食べ進める。…どう見ても紬さんのほうがペースが速い。彼女らしいな。
その調子で紬さんは半分はおろか、満里奈さんの分まで食べ進める。食べ過ぎだろ!
…満里奈さんも目でそう訴えてる気がする。問題はこの後だが…。
「おおっと! 紬ちゃんが満里奈ちゃんのおっぱいを揉みだした!」
実況しなくても見ればわかるよ、詩織さん…。
「満里奈ちゃんの動揺を狙ってるみたいね。〇ッキーを口から離しても負けになるから」
満里奈さんは真面目だから、自分から折る事はしないと思う。する時は負けを認める場合じゃないか?
紬さんの胸揉みはまだ続いている。我慢しているように見える満里奈さんだが、さっきと表情が違うような…。
なんて思ったのも束の間、紬さんは〇ッキーを一気に食べ進めて完食し、満里奈さんとキスをする。…結局、彼女が7~8割食べたと思う。
「母さん。キスしたら、お互い負けになるよね?」
「そうね。紬ちゃんは勝ち負けじゃなくて、キスにこだわったみたい」
「そういう事。普通にやったら満里奈に〇ッキーを折られて逃げられるから、おっぱい揉まれて気持ち良くなって油断してもらうのが狙いだったんだよ♪」
「まったく、あんたは…」
「また今度やろうね、満里奈♪」
「今度やる時は胸は揉まないで。…良いわね?」
圧が強いな…。彼女はそっちの気はないらしいし、俺達に見られながらは堪えたようだ。
「はい…」
「次はあたしだね。それからは総当たりでどんどんやるよ~!」
やっぱりそうなるのか。ポッキーゲームはまだまだ終わらない…。
「う~ん、どうやって相手を選ぼう?」
紬さんが考え込んでいる。
「ジャンケンは…、厳しいよね。5人いるから」
「俺も満里奈さんと同意見だ。できなくもないが、あいこばっかりかもな」
「それはヤダ! ウチは早くやりたいし食べたいの!」
「母さん、何かない?」
「そうね…」
沙織さんはどんなアイディアを出すんだろう? みんなが彼女の言葉を待っている。
「――そうだ。紬ちゃんにあみだくじを書いてもらうのはどう?」
あみだか。良いアイディアだが、手書きじゃなくてもイケるよな? 詩織さんもそう思ったのか、スマホで調べている。
「母さん。あみだのテンプレがあるから、それを使わせてもらおうか」
確認すると、くじの上・下共に1~5の数字が書かれている。よくあるタイプだ。
「そんなのあるの? 便利ね~」
「でも詩織。そのまま使うのは無理よ?」
『〇番=誰誰』みたいな感じにしないとダメだな。
「じゃあわたしが適当に割り振るわね」
「そうすると母さんはくじに参加できないけど良い?」
「構わないわ。みんながどれを選ぶか楽しみだから」
そういう事ならお願いしよう。――沙織さんはメモに早速書き込んでいる。いよいよだな…。
「割り振り決まったわよ」
メモ用紙は裏になったから、こっそり確認する事はできない。
「次は順番だね。誰が最初にやる?」
「まこくんで良いんじゃない?女装頑張ったから」
「異議な~し」
「あたしも良いと思う。母さんもOKだよね?」
「ええ」
最初は俺か。すぐできて嬉しいような緊張するような…。
「真君。何番を選ぶ?」
「そうですね…」
最初(1番)だしここにいる男は俺1人だ。1繋がりで『1』にしよう。
「『1』にします」
さて、何番の元に着く? 目であみだを追っていく。そして…、『3』に辿り着く。
「3番は…、わたしね♪」
俺の相手は沙織さんか。それが吉と出るか凶と出るか…。
俺と沙織さんは1本の〇ッキーの両端を咥え、向かい合う。…こんなに顔が近い状況は今までなかったぞ。超緊張する。
「さっきに折った方が負けだからね~。それじゃあ――始め!」
詩織さんの合図と共に、俺達は少しずつ食べ進める。こういうのは平常心が大切だ。焦らなければ何とかなるはず!
そう思っていたが、体感で中盤に入ったあたりで沙織さんの食べ進めが止まる。一体どうしたんだ?
――彼女は咥えたまま俺を見つめている。これも作戦か?
「2人がにらめっこを始めたね~」
「何かさ~、真の顔がちょい赤くない?」
この状況なら仕方ないだろ!今は耐える事だけ考えよう。
俺の予想に反し、沙織さんは見つめ続けている。――ついに恥ずかしさの限界が来たので、俺は目を逸らす。
『ポキっ!』
少し首を動かしただけで折れるのか。耐久面は頭になかったぞ…。
「この勝負、母さんの勝ち!」
沙織さんは残りを全て食べた。
「真君が可愛すぎて、途中で勝負の事忘れてたわ♡」
そんな人に負ける俺。…ちょっと情けないかも。
「次は誰がや…?」
「ウチ!」
紬さんの我慢は限界みたいだ。詩織さんが言い切る前に答えるぐらいだし…。
「紬ちゃん、何番にする?」
「2番!」
2番を進めると…、5番に到着した。沙織さんがメモを確認する。
「5番は…、満里奈ちゃんね」
「よりによってあんたか…」
「そんな態度でいられるのも今の内だよ~」
紬さんには何か策があるのか? 気になるところだ。
満里奈さんと紬さんの準備が完了した。果たしてどんな流れになるんだろう?
「時間を気にせずゆっくりやってちょうだい。――始め」
沙織さんの合図と同時に、2人は食べ進める。…どう見ても紬さんのほうがペースが速い。彼女らしいな。
その調子で紬さんは半分はおろか、満里奈さんの分まで食べ進める。食べ過ぎだろ!
…満里奈さんも目でそう訴えてる気がする。問題はこの後だが…。
「おおっと! 紬ちゃんが満里奈ちゃんのおっぱいを揉みだした!」
実況しなくても見ればわかるよ、詩織さん…。
「満里奈ちゃんの動揺を狙ってるみたいね。〇ッキーを口から離しても負けになるから」
満里奈さんは真面目だから、自分から折る事はしないと思う。する時は負けを認める場合じゃないか?
紬さんの胸揉みはまだ続いている。我慢しているように見える満里奈さんだが、さっきと表情が違うような…。
なんて思ったのも束の間、紬さんは〇ッキーを一気に食べ進めて完食し、満里奈さんとキスをする。…結局、彼女が7~8割食べたと思う。
「母さん。キスしたら、お互い負けになるよね?」
「そうね。紬ちゃんは勝ち負けじゃなくて、キスにこだわったみたい」
「そういう事。普通にやったら満里奈に〇ッキーを折られて逃げられるから、おっぱい揉まれて気持ち良くなって油断してもらうのが狙いだったんだよ♪」
「まったく、あんたは…」
「また今度やろうね、満里奈♪」
「今度やる時は胸は揉まないで。…良いわね?」
圧が強いな…。彼女はそっちの気はないらしいし、俺達に見られながらは堪えたようだ。
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