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みんなを名前で呼ぶようになる
第27話 エロ好きなら誰もが通る道?
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詩織さんの家で勉強会をした翌日。今日は月曜日なのでいつも通り登校する。
…満里奈さんと紬さんは自席にいて話しているが、詩織さんはいないな。
カバンがないからまだ来てないか。まぁ、その内来るだろ。
「おはよー、まーちゃん」
「まこくんおはよう」
「2人共おはよう」
「ねぇ聞いてよ。満里奈、昨日下の毛剃らなかったんだって」
「昨日剃るって約束してないけど? まこくんに見せる時に剃ってあれば良いんだから、今は気にする必要ないじゃない」
「毛は意外に伸びるの早いし、後回しにしたい気持ちはわかるよ。でもそうすると、肝心な時に忘れるんだよね~。これお約束じゃん」
「2度ツッコませるのもお約束なの…?」
道理で既視感がある訳だ。(24話参照)
ホールルームが始まる数分前になっても、詩織さんは登校してこない。さすがに気になるな…。
「詩織ちゃん、今日休み?」
「私は聞いてないけど、まこくんはどう?」
「俺も聞いてないな」
「今から連絡して聞いたほうが良い?」
「止めたほうが良いんじゃない? 急いで来てるかもしれないし、風邪とか引いて寝てるかもしれないから。とりあえず、昼休みまで待ったほうが良いわね」
「了解」
俺も満里奈さんと同意見だ。――それにしても、隣が空席だと寂しいな…。そんな風に思っていると教室の扉が勢いよく開いて、詩織さんが登校する。
「みんなごめん、遅刻しそうになっちゃった」
「何で遅れたの~?」
「それは後で話すわ。今だとホームルームまでに終わらないから」
見た限り元気そうだし、悪い原因ではなさそうだ。本当に一安心だよ。
ホームルームと1限が終わり、休憩時間を迎える。そろそろ紬さんが訊く頃だろう。
「詩織ちゃん、遅刻しそうになった理由教えて~」
「言いにくい事なら、無理して言わなくて良いからね」
「別に大層な理由じゃないから。――エロい夢が中途半端で終わったせいなの」
「はっ? どういう事だ?」
遅刻と夢がどう関係する?
「真はエロい夢見た事ないの?」
「もちろん何度もあるが、遅刻とは無関係だろ?」
「大アリだって! 続きを見ようとしてすぐ2度寝したんだもん」
それなら確かに関係大アリだ。…100%詩織さんの責任になるが。
「んで、遅刻ギリギリにおばさんに起こされた感じ?」
「そうそう。母さんには『テスト勉強で疲れた』って言っておいた。正直に言うより怒られにくいでしょ?」
沙織さんならわかってくれる気はするが、多少は何か言われるかも。
「でさ~、詩織ちゃんが見たエロい夢ってどういうの?」
やっぱりそれは気になるよな。
「今日は、強引な真が手を出す夢かな♡」
「何それ? めちゃ興味ある! ねぇ満里奈?」
「うん…」
彼女の夢の中で、俺は何をしたんだ?
「あたしと真は部屋で2人きりだったんだけど、真が突然『Hしようぜ!』って言ってきたんだよ」
「うんうん」
「あたしは乗り気じゃなくてね~、適当な理由を言って断ったの」
「適当な理由って何~?」
「何だったっけ? 忘れちゃった。でも断ったのは間違いないよ」
夢は、覚えてるところと忘れるところがハッキリ分かれやすい。となると、理由は重要ではないようだ。
――って、そんな事より詩織さんがエロに乗り気じゃない時なんてあるのか? にわかには信じられないが夢の話だし…。
「でも納得できない真にどんどん脱がされていって…。お互い裸になった時に目覚ましが鳴って起きたのよ」
「なるほど~。そんな良いところで終わったら、ウチも二度寝するよ。絶対!」
「だよね~。紬ちゃんならわかってくれると思った」
俺は幸か不幸かそうなった事はないが、その立場になったら自信ないかも…。
「エロい夢に振り回される。エロ好きなら誰もが通る道よね」
「詩織ちゃん良い事言う~♪ ウチも何回、夢の中の満里奈とエロい事したか♡」
「ねぇ。一応訊くけど、何したの?」
「学校で言わせる気? …H♡」
そこそこ激しい内容っぽいな。――学校じゃなければ教えてくれるのか?
「このネタは、母さん込みでじっくり話し合うのが良くない?」
「今日も詩織ちゃんの家で勉強して良いんだ?」
「もちろん。母さんも『大歓迎』って言ってたから」
それは嬉しいな。
「まーちゃんと満里奈も行くよね?」
「ああ、お邪魔させてもらうよ」
「私も行くわ」
何となくだが、沙織さんはエロい夢をたくさん見てる気がする。どんな話が出るか楽しみだ。
…満里奈さんと紬さんは自席にいて話しているが、詩織さんはいないな。
カバンがないからまだ来てないか。まぁ、その内来るだろ。
「おはよー、まーちゃん」
「まこくんおはよう」
「2人共おはよう」
「ねぇ聞いてよ。満里奈、昨日下の毛剃らなかったんだって」
「昨日剃るって約束してないけど? まこくんに見せる時に剃ってあれば良いんだから、今は気にする必要ないじゃない」
「毛は意外に伸びるの早いし、後回しにしたい気持ちはわかるよ。でもそうすると、肝心な時に忘れるんだよね~。これお約束じゃん」
「2度ツッコませるのもお約束なの…?」
道理で既視感がある訳だ。(24話参照)
ホールルームが始まる数分前になっても、詩織さんは登校してこない。さすがに気になるな…。
「詩織ちゃん、今日休み?」
「私は聞いてないけど、まこくんはどう?」
「俺も聞いてないな」
「今から連絡して聞いたほうが良い?」
「止めたほうが良いんじゃない? 急いで来てるかもしれないし、風邪とか引いて寝てるかもしれないから。とりあえず、昼休みまで待ったほうが良いわね」
「了解」
俺も満里奈さんと同意見だ。――それにしても、隣が空席だと寂しいな…。そんな風に思っていると教室の扉が勢いよく開いて、詩織さんが登校する。
「みんなごめん、遅刻しそうになっちゃった」
「何で遅れたの~?」
「それは後で話すわ。今だとホームルームまでに終わらないから」
見た限り元気そうだし、悪い原因ではなさそうだ。本当に一安心だよ。
ホームルームと1限が終わり、休憩時間を迎える。そろそろ紬さんが訊く頃だろう。
「詩織ちゃん、遅刻しそうになった理由教えて~」
「言いにくい事なら、無理して言わなくて良いからね」
「別に大層な理由じゃないから。――エロい夢が中途半端で終わったせいなの」
「はっ? どういう事だ?」
遅刻と夢がどう関係する?
「真はエロい夢見た事ないの?」
「もちろん何度もあるが、遅刻とは無関係だろ?」
「大アリだって! 続きを見ようとしてすぐ2度寝したんだもん」
それなら確かに関係大アリだ。…100%詩織さんの責任になるが。
「んで、遅刻ギリギリにおばさんに起こされた感じ?」
「そうそう。母さんには『テスト勉強で疲れた』って言っておいた。正直に言うより怒られにくいでしょ?」
沙織さんならわかってくれる気はするが、多少は何か言われるかも。
「でさ~、詩織ちゃんが見たエロい夢ってどういうの?」
やっぱりそれは気になるよな。
「今日は、強引な真が手を出す夢かな♡」
「何それ? めちゃ興味ある! ねぇ満里奈?」
「うん…」
彼女の夢の中で、俺は何をしたんだ?
「あたしと真は部屋で2人きりだったんだけど、真が突然『Hしようぜ!』って言ってきたんだよ」
「うんうん」
「あたしは乗り気じゃなくてね~、適当な理由を言って断ったの」
「適当な理由って何~?」
「何だったっけ? 忘れちゃった。でも断ったのは間違いないよ」
夢は、覚えてるところと忘れるところがハッキリ分かれやすい。となると、理由は重要ではないようだ。
――って、そんな事より詩織さんがエロに乗り気じゃない時なんてあるのか? にわかには信じられないが夢の話だし…。
「でも納得できない真にどんどん脱がされていって…。お互い裸になった時に目覚ましが鳴って起きたのよ」
「なるほど~。そんな良いところで終わったら、ウチも二度寝するよ。絶対!」
「だよね~。紬ちゃんならわかってくれると思った」
俺は幸か不幸かそうなった事はないが、その立場になったら自信ないかも…。
「エロい夢に振り回される。エロ好きなら誰もが通る道よね」
「詩織ちゃん良い事言う~♪ ウチも何回、夢の中の満里奈とエロい事したか♡」
「ねぇ。一応訊くけど、何したの?」
「学校で言わせる気? …H♡」
そこそこ激しい内容っぽいな。――学校じゃなければ教えてくれるのか?
「このネタは、母さん込みでじっくり話し合うのが良くない?」
「今日も詩織ちゃんの家で勉強して良いんだ?」
「もちろん。母さんも『大歓迎』って言ってたから」
それは嬉しいな。
「まーちゃんと満里奈も行くよね?」
「ああ、お邪魔させてもらうよ」
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何となくだが、沙織さんはエロい夢をたくさん見てる気がする。どんな話が出るか楽しみだ。
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