胸が大きい女性を助けたら、エロいクラスメートのお母さんだった件

あかせ2

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みんなを名前で呼ぶようになる

第31話 1等を取るプラン

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 帰宅して落ち着いた後、俺は自室にある中学の卒業アルバムを探す。詩織さん・紬さんが白石さんの外見を気にしていたからだ。その話をしている途中で、俺も久しぶりに見たくなったのもある。

――押し入れの隅の方でようやく発見した。さて、適当に読み進めるか。


 読み進めた結果、卒業生の写真はない事がわかった。小学の卒業アルバムはどうかと思ってチェックしたところ、そっちにはあった。

この差は何だ? そう考えた時、3年の担任が『今年度からプライバシー保護のため、写真は廃止する』と言ったのを思い出した。まさかここで影響するとは…。

とはいえ、ないものは仕方ない。明日2人にそう説明しよう。


 翌日。いつも通り登校すると、詩織さん達は既に自席にいる。今日の彼女は遅刻ギリギリじゃないようだ。

「おはよう真。今日はエロい夢見なかったから普通に来れたよ…」
そう言う詩織さんのテンションは低い。

「良かったじゃないか。バタバタしなくて」

「まぁね。でも物足りないわ…」

「詩織ちゃん残念だったね~。ウチはちゃんと見たよ」

「どういうのだった?」

「寝ている満里奈にディープキスする夢♡ 最初は抵抗してたけど、ウチのキステクですぐ堕ちちゃった♡」

「紬ちゃん、キスの経験あるんだ?」

「ないよ? 映画とかドラマのキスシーンでイメトレはできてるから、その通りにやっただけ♪」

キスに限らず、イメトレ通りに出来たら苦労しないぞ…。

「――あっ、そうそう。まーちゃん、中学の卒アルは見てくれた?」

「ああ。でも卒業生の写真は廃止してたからなかった」

「真の中学もそうだったんだ? あたしのとこもそう」

「ウチと満里奈の中学は普通にあったよ。ねぇ?」

「うん。私は写真苦手だから、ないほうが良かったなぁ…」

これで白石さんの話は終わったか、なんて思っていたら。

「まーちゃん、似顔絵描いてくれない? やっぱり気になるからさ~」

「無茶言わないでくれ! 俺、絵は苦手なんだよ」
棒人間しか描けないレベルだ。

「そっか~。じゃあ誰かから写真を借りるのは?」

「誰かって誰だ?」

「さぁ? その人の友達とか?」

「本人はおろか、その友達とも縁がなかったんだぞ。借りられる訳ないだろ」

「紬、ワガママ言ってまこくんを困らせないの」

「はいはい」

紬さんは納得してなさそうだが、俺だって好きでこうしてる訳じゃない。彼女の事だから、時間が経てば忘れると思う。


 放課後になり、俺達は詩織さんの家に向かう。テスト勉強と下着屋“マコール”のクジについて話し合うためだ。詩織さん曰く『母さんが秘策を思い付いた』らしい。

どんなクジであれ、1等を取るのは簡単じゃない。一体どうする気だ?

彼女の家にお邪魔した後、俺達は50分黙々と勉強する。沙織さんと満里奈さんはメリハリを大事にするタイプだから、今はしっかり頑張ろう!


 ――長いような短いような50分を終えた。次はクジの話だ。

「みんなお疲れ様。みんなが学校行ってる間や勉強してる時に、わたしなりに調べた事があるの」

沙織さんは何を調べたんだろう? 全員固唾を呑んで見守る。

「この辺りにね、Hがある神社がそこそこあるのよ。そこでお参りすれば、神様が力を貸してくれると思うわ」

秘策って神頼みかよ! だが、他にクジ運を上げる方法はないか…。

「今日は火曜日だけど、テストはいつになるの? 詩織?」

「来週の水・木・金の3日間だね」

「“マコール”のキャンペーンは今週の土曜日まで開催していて、翌日の日曜日に貸し切りできるようになってるの」

そうだったのか。そこまで細かくチェックしてないから知らなかった。

「だから土曜日にお参りしてから、クジをする流れになるわね。もし1等を取れたら、日曜日も予定ができるわ。みんな大丈夫そう?」

テスト期間において、祝日の土日は貴重な時間だ。沙織さんが気にするのは当然だろう。

「ねぇねぇ、何で土曜日なの? 明日とかで良いじゃん」
紬さんが質問する。

「この辺りといっても、車であちこち移動するから時間がかかるのよ。それにわたしのパートの都合もあるからね」

そういう事情なら平日は厳しい。土曜日がベストだな。

「俺はその予定で大丈夫ですよ」
他の日に頑張れば何とかなる。

「あたしも」

「ウチは満里奈にフォローしてもらえば大丈夫!」

「あんたをフォローすると、私も復習になるからちょうど良いわ」

「みんな大丈夫そうね。それじゃあ、土曜日はお願い」

“マコール”の貸し切りは、俺達の関係に大きな影響を与える気がする。お賽銭はたくさん出すから、神様に何とかしてもらおう!
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