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みんなを名前で呼ぶようになる
第40話 混浴の真相
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沙織さんが温泉旅行に関するとっておきの話があると言ってきた。その内容がまさか『混浴』とは…。詳細が気になるところだ。
「おばさん。混浴って男女が一緒にお風呂に入るアレだよね?」
「そうよ」
それ以外なにがある? だが疑いたくなる気持ちはわかるな。
「今時混浴なんてある? あったとしても水着着るんだから、とっておきにならなくない?」
俺達はテスト明けにマイクロ下着・ブーメランパンツを穿いた状態を見せ合うんだ。詩織さんの言うように、もったいぶる事じゃないはず…。
「それがあるのよ。しかも水着なしで」
「嘘でしょ!? そんなところがあるなんて…」
「今から説明するから聞いてちょうだい」
「水着なし…、みんな裸…。最高♡」
紬さんはニヤニヤしながら妄想しているようだ。彼女をどうするか気になったので満里奈さんを見たところ、首を小さく横に振る。放っておけって事か。
「昨日、紬ちゃんに温泉旅行の事を聞いて思い出したの。“親しい人達だけで入れる小さい温泉”が少しある事をね」
「知らない人の前で裸になるのを嫌がる人は多いはずだから、ニーズは結構あるはずじゃん。何で少ししかないの?」
俺も同感だ。というか、そこに殺到するだろ、
「理想と現実は違うのよ。男湯・女湯以外のスペースがいるし、管理の手間も増えるからね。できれば廃止したいのが本音じゃないかしら?」
「んで、実際どんどん廃止されてるの?」
「それはわからないわ。その話を聞いたのは昨日の夕方でしょ? 今日だって朝早くから“マコール”に行ったから、調べる時間がなかったのよ」
「じゃあ、今から調べてくれる感じ?」
「今からは難しいかも。家事の合間とか空いた時間に少しずつ調べるつもりよ。温泉旅行に行くのは夏休みだから、まだ時間に余裕はあるわ」
そういえば、沙織さんはクリリス神社と美声神社について詳しかったっけ。忙しいのに色々調べてくれたんだな…。
「私達も出来る限りお手伝いするので、遠慮なく言って下さい」
「ありがとう満里奈ちゃん。でも、今は期末テストに集中して欲しいわね。テストの点数が悪いと、旅行どころじゃなくなるわよ?」
「そう…ですね」
満里奈さんが成績を心配する必要はないだろ。気にするべきなのは俺と…。
「6つのオッパイとまーちゃんのあそこに囲まれるウチ…。えへへ♡」
未だに妄想している紬さんの2人だな。というか、いつまでしてる?
「今できる説明はこんな感じね。話を戻すけど、みんなは混浴したい?」
「絶対したい!!」
先陣を切ったのは紬さんだ。そんな大声出さなくても聞こえるよ…。
「私は…悩みますね。今までと恥ずかしさが全然違いますから」
「あたしもそうかな~。真に『足広げて』なんて言われたら困るじゃん♡」
「言わないから…」
興味はあるけどな。
「わかったわ。そういうところは“水着OK”にしている場合が多いから、無理せず水着を着るのよ。着替えは…、真君がいない時にしてもらう感じになるかしら」
「? 何でそうなるの? 母さん?」
「更衣室が男女で分けられてないからよ。そういうところは夫婦や親子水入らずで入る事が多いの。恥ずかしかったら、男湯・女湯に入れば済む話だから」
「みんなと一緒に着替え…。良いね~♡」
紬さんは未だに上機嫌だ。…もしかして、事の重大さを理解してない?
「紬。あんたは裸をまこくんに見られて平気な訳?」
「当然ウチも恥ずかしいよ? でも代わりにみんなの裸見放題なんだから、我慢しないと♡」
「リスクとリターンのバランスを考えているのね」
沙織さんはそう言うが、彼女はそんな小難しい事は考えてないと思う…。
「あんたはみんなの裸に興味あるんだから、一番リターンが大きいじゃない!」
「満里奈ちゃんの言う通りだね。って事は、次にリターンが大きいのは真じゃん」
全員の視線が俺に集まる。
「そういえば、まこくんは混浴について何も言ってなかった…」
「今更になるけど、真君はどう思うの? 正直に言ってね」
俺だって当然恥ずかしさはあるが、女性陣の裸を見られるリターンはかなり大きい。そうなると、答えは1つだ。
「――混浴したいですね」
「だよね~。まーちゃんならそう言うと思った♡」
「今のままだと、紬とまこくんの2人で混浴する流れになるかも…」
沙織さんを除く全員の希望を考慮するとそうなるな。
「ウチとまーちゃんの2人きりにするんだ~? 何が起こるかわからないよ?」
紬さんが言うと、エロイベントじゃなくて物騒な事も考えてしまう…。
「満里奈だって、まーちゃんの裸に興味あるんじゃないの? せっかくのチャンスなのにもったいないな~」
紬さんの問いかけに対し、少し間が空いた後…。
「そうね、あんたの言う通りかも。恥ずかしさは変わらないけど、さっきよりは前向きになったわ」
「満里奈ちゃんがそうするなら、あたしも変える!」
「そうこなくっちゃ♪」
俺が言うのもなんだが、全員下心あるよな~。みんな下ネタ好きだから当然かもしれない。
「さっき言ったように、みんなが一番優先するのは期末テストよ。それからは…、ゆっくり羽を伸ばしましょうね♪」
テストが終われば、温泉旅行についてじっくり考える事ができる。成績はもちろんだが、気を紛らわせるためにも頑張って勉強しよう!
「おばさん。混浴って男女が一緒にお風呂に入るアレだよね?」
「そうよ」
それ以外なにがある? だが疑いたくなる気持ちはわかるな。
「今時混浴なんてある? あったとしても水着着るんだから、とっておきにならなくない?」
俺達はテスト明けにマイクロ下着・ブーメランパンツを穿いた状態を見せ合うんだ。詩織さんの言うように、もったいぶる事じゃないはず…。
「それがあるのよ。しかも水着なしで」
「嘘でしょ!? そんなところがあるなんて…」
「今から説明するから聞いてちょうだい」
「水着なし…、みんな裸…。最高♡」
紬さんはニヤニヤしながら妄想しているようだ。彼女をどうするか気になったので満里奈さんを見たところ、首を小さく横に振る。放っておけって事か。
「昨日、紬ちゃんに温泉旅行の事を聞いて思い出したの。“親しい人達だけで入れる小さい温泉”が少しある事をね」
「知らない人の前で裸になるのを嫌がる人は多いはずだから、ニーズは結構あるはずじゃん。何で少ししかないの?」
俺も同感だ。というか、そこに殺到するだろ、
「理想と現実は違うのよ。男湯・女湯以外のスペースがいるし、管理の手間も増えるからね。できれば廃止したいのが本音じゃないかしら?」
「んで、実際どんどん廃止されてるの?」
「それはわからないわ。その話を聞いたのは昨日の夕方でしょ? 今日だって朝早くから“マコール”に行ったから、調べる時間がなかったのよ」
「じゃあ、今から調べてくれる感じ?」
「今からは難しいかも。家事の合間とか空いた時間に少しずつ調べるつもりよ。温泉旅行に行くのは夏休みだから、まだ時間に余裕はあるわ」
そういえば、沙織さんはクリリス神社と美声神社について詳しかったっけ。忙しいのに色々調べてくれたんだな…。
「私達も出来る限りお手伝いするので、遠慮なく言って下さい」
「ありがとう満里奈ちゃん。でも、今は期末テストに集中して欲しいわね。テストの点数が悪いと、旅行どころじゃなくなるわよ?」
「そう…ですね」
満里奈さんが成績を心配する必要はないだろ。気にするべきなのは俺と…。
「6つのオッパイとまーちゃんのあそこに囲まれるウチ…。えへへ♡」
未だに妄想している紬さんの2人だな。というか、いつまでしてる?
「今できる説明はこんな感じね。話を戻すけど、みんなは混浴したい?」
「絶対したい!!」
先陣を切ったのは紬さんだ。そんな大声出さなくても聞こえるよ…。
「私は…悩みますね。今までと恥ずかしさが全然違いますから」
「あたしもそうかな~。真に『足広げて』なんて言われたら困るじゃん♡」
「言わないから…」
興味はあるけどな。
「わかったわ。そういうところは“水着OK”にしている場合が多いから、無理せず水着を着るのよ。着替えは…、真君がいない時にしてもらう感じになるかしら」
「? 何でそうなるの? 母さん?」
「更衣室が男女で分けられてないからよ。そういうところは夫婦や親子水入らずで入る事が多いの。恥ずかしかったら、男湯・女湯に入れば済む話だから」
「みんなと一緒に着替え…。良いね~♡」
紬さんは未だに上機嫌だ。…もしかして、事の重大さを理解してない?
「紬。あんたは裸をまこくんに見られて平気な訳?」
「当然ウチも恥ずかしいよ? でも代わりにみんなの裸見放題なんだから、我慢しないと♡」
「リスクとリターンのバランスを考えているのね」
沙織さんはそう言うが、彼女はそんな小難しい事は考えてないと思う…。
「あんたはみんなの裸に興味あるんだから、一番リターンが大きいじゃない!」
「満里奈ちゃんの言う通りだね。って事は、次にリターンが大きいのは真じゃん」
全員の視線が俺に集まる。
「そういえば、まこくんは混浴について何も言ってなかった…」
「今更になるけど、真君はどう思うの? 正直に言ってね」
俺だって当然恥ずかしさはあるが、女性陣の裸を見られるリターンはかなり大きい。そうなると、答えは1つだ。
「――混浴したいですね」
「だよね~。まーちゃんならそう言うと思った♡」
「今のままだと、紬とまこくんの2人で混浴する流れになるかも…」
沙織さんを除く全員の希望を考慮するとそうなるな。
「ウチとまーちゃんの2人きりにするんだ~? 何が起こるかわからないよ?」
紬さんが言うと、エロイベントじゃなくて物騒な事も考えてしまう…。
「満里奈だって、まーちゃんの裸に興味あるんじゃないの? せっかくのチャンスなのにもったいないな~」
紬さんの問いかけに対し、少し間が空いた後…。
「そうね、あんたの言う通りかも。恥ずかしさは変わらないけど、さっきよりは前向きになったわ」
「満里奈ちゃんがそうするなら、あたしも変える!」
「そうこなくっちゃ♪」
俺が言うのもなんだが、全員下心あるよな~。みんな下ネタ好きだから当然かもしれない。
「さっき言ったように、みんなが一番優先するのは期末テストよ。それからは…、ゆっくり羽を伸ばしましょうね♪」
テストが終われば、温泉旅行についてじっくり考える事ができる。成績はもちろんだが、気を紛らわせるためにも頑張って勉強しよう!
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