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みんなを名前で呼ぶようになる
第45話 満里奈さんがフラグを立てた?
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テスト2日目が終わり、俺達は沙織さんの家にお邪魔する。紬さんが『帰りにまた来る』と言った訳だが、それがなくてもお邪魔しただろう。彼女も大切な人の1人なんだから…。
お邪魔してからリビングに入ると、沙織さんはスマホを見ながら何やら考え込んでいた。しかし、俺達に気付くとすぐ笑顔になる。
「みんなおかえり。今日のテストはどうだった?」
「今日も良かったよ~。まーちゃんのキスのおかげだね」
俺も良い感じだった。3人のキス以上にやる気を出す方法は、ほとんどないと思う。
「明日を乗り越えれば、夏休みはすぐね。最後まで気を抜かないでちょうだい」
「わかってるって。それより、おばさん何か悩んでなかった?」
さすが紬さん。こういう時に質問できるのは頼もしい。
「ええ、温泉旅行の事でね。みんなと仲良くなったのは最近だから、予約できるところがあまりなくて…」
「私も家族旅行した事ありますが、数か月前に予約するのが一般的ですよね…」
俺も小さい頃した事あるが、そういうものなのか? 全然知らなかった。
「そうなのよ、しかも混浴できるところはやっぱり減っててね。みんなには悪いけど、遠出になりそうだわ…」
「? それの何が悪いの母さん? 移動も旅行の醍醐味でしょ?」
「まぁね。でも遠出になると、真君達のご両親の許可をもらいにくくなるわ。みんなは高校1年だから、もしかしたら許してもらえないかも…」
「俺の両親は、そんな事気にしないと思いますけど…」
「ウチも!」
「私の両親は旅行に関係なく口出ししますが、テストの点数や順位が良ければ納得するタイプですね」
「満里奈、そんなフラグ立てちゃって大丈夫? 今回ヤバい感じなの?」
「ヤバいどころか絶好調よ。中間より順位は間違いなく上がるわ」
こんな自信満々の満里奈さん、初めて見たかも…。
「みんな大丈夫そうで安心したわ。泊まるところは、旅館を考えているの」
「母さん、部屋は『1室』にしてくれるんだよね?」
「真君がOKならそうするわ。どうかしら?」
「もちろんOKです」
みんなとはそれなりにエロい関係になったから、同室を拒む理由はない。それに2室より安く済む。沙織さんの負担は最小限にしなくては…。
「真と一緒に寝れる…。つまり朝も一緒って事だね」
「じゃあ朝立ち見るチャンスじゃん! ウチ気になってたんだよ~♡」
「紬ちゃんもか。気になるよね~、朝立ち♡」
「朝になると絶対大きくなるんでしょ? 凄いよね~♡」
絶対ではないんだが…。楽しそうな2人に割り込むのは難しい。
「真、布団をかける時は上半身だけにしてね。朝立ち見れないから♡」
「かかってる時は勝手にめくるよ♡ 覚えててね、まーちゃん♡」
詩織さん・紬さんは見るだけでは満足せず、途中で脱がす気がする…。とはいえ、それも悪くないかもな。“下着キス”以上をするなら…。
「そういえば、おばさんって混浴の時に水着着る?」
紬さんが声をかける。
「悩んでるところね。みんなはどうなの?」
「真含め、みんな着ないよ」
「あら、満里奈ちゃんが着ないのは予想外ね。なら『着ない』に変えるわ」
満里奈さんのために、あえて言葉を濁したのか。仲間外れは良くないって今までも言ってたな…。
「お気遣いありがとうございます、沙織さん」
「気にしないで。満里奈ちゃんも立派に成長してるみたいで安心したわ♪」
「ウチが見てる限り、満里奈のオッパイも成長してるよ~。…ウチは全然だけど」
自虐ネタって、どう反応すれば良いんだ? 愛想笑いしか思い付かない…。
「紬ちゃんは胸大きくしたいの?」
沙織さんが尋ねる。
「悩むところだね~。大きすぎると肩凝るらしいじゃん」
「それはあるわ。良い事ばかりじゃないのは確かね」
胸の重さを少しでも減らすために、なるべく胸の下で腕組みするのを以前聞いたっけ。懐かしいな…。(5話参照)
「でも小さいのも嫌なんだよ。負けてる感じがしてさ~」
「気にしてるのはあんただけだと思うよ? 少なくとも、私は全然気にしないわ」
「巨乳寄りの満里奈に言われると、ちょっと嫌味に聞こえるな~」
満里奈さんは巨乳寄りなのか。体育の着替えの時に、クラスメートをこっそりチェックしてるんだろう。
「私はそんなつもりじゃ…」
「わかってるけど、ウチも気にしてるんだって。どうすれば良いのかな~?」
「紬ちゃんはきっと“大器晩成”なのよ。焦る事はないわ」
「大器晩成…。『いつか覚醒する』だったっけ?」
「覚醒って、あんた…」
「大体そんな感じね。まだまだチャンスはあるから、気にし過ぎちゃダメよ?」
「は~い」
紬さんの覚醒を間近で見られると良いな…。
話が一段落してから、俺達は勉強を始める。明日のテストさえ乗り越えれば良いから、何とか頑張れるな。
そして勉強後の休憩時間…。
「ねぇみんな。エロ下着と真のブーメランパンツは、明日の放課後に見せ合うって事で良いんだよね?」
詩織さんが全員の顔を見てから言う。
「わたしはそれでOKよ」
「ウチも!」
「私も大丈夫」
「本当に? ウチが最終チェックしたほうが良くない? 毛が出てからじゃ遅いよ?」
「大丈夫だって。お風呂で数日おきに確認してるから」
「な~んだ、残念…」
「真も良いよね?」
“マコール”で現物を見たとはいえ、試着はしてないんだよな…。はみ出ないか気になるぞ。
「その前に…、沙織さん。買ったブーメランパンツを試着させてもらえませんか?」
「わかったわ。わたしの部屋にあるから取ってくるわね」
そう言って彼女は席を立ち、リビングを出る。
「まーちゃん、ここで試着するの? ウチらに丸見えだよ♡」
それもそうか…。女装の時みたいに、沙織さんの部屋で着替えさせてもらおう。今から向かえば間に合うな。
沙織さんの部屋をノックしたらすぐ返事が来たのでお邪魔する。…もう既に探し終えてるようで、右手に持っているな。
「真君、どうかしたの?」
「よく考えたら、リビングに持ってこられても試着できないと思いまして…。詩織さん達の前で脱ぐ訳にはいきませんから…」
「確かにそうね、わたしもうっかりしてたわ。――はい、これよ」
彼女は俺にブーメランパンツを手渡す。
「試着して一通り確認したら、そのまま持って帰ってちょうだい。元々あげるつもりだからね」
「わかりました。ありがとうございます」
「じゃあ、ごゆっくり♪」
――沙織さんが部屋を出たし、早速試着だ!
試着してから、沙織さんの部屋にある全身鏡でチェックする。…毛ははみ出てなさそうだ。その点は良かったが、やっぱり露出度が半端ない。
プライベートで使う時あるか? なんて思いつつ、試着を終える。
試着してからリビングに戻ると、満里奈さんと紬さんは帰る準備をしている最中だった。俺も準備をしないと。
「真君、サイズは大丈夫だった?」
「はい、大丈夫でした」
「毛の方は?」
「…そっちも大丈夫だよ、詩織さん」
「そっか~、今日大丈夫なら明日も大丈夫だね。急に伸びる訳ないし」
念のため、風呂の時も確認しておこう。急に伸びる可能性は皆無だが、見落とす可能性は十分考えられる。
「おばさん。明日の朝も今日みたいにするからよろしくね」
明日“下着キス”をすれば、しばらくやる事はないだろう。特別感が大事だから、多用は厳禁だ。
「わかったわ。待ってるから♪」
他に伝え忘れた事はないな? ――特に思い付かなかったので、俺・満里奈さん・紬さんは沙織さんの家を後にする。
お邪魔してからリビングに入ると、沙織さんはスマホを見ながら何やら考え込んでいた。しかし、俺達に気付くとすぐ笑顔になる。
「みんなおかえり。今日のテストはどうだった?」
「今日も良かったよ~。まーちゃんのキスのおかげだね」
俺も良い感じだった。3人のキス以上にやる気を出す方法は、ほとんどないと思う。
「明日を乗り越えれば、夏休みはすぐね。最後まで気を抜かないでちょうだい」
「わかってるって。それより、おばさん何か悩んでなかった?」
さすが紬さん。こういう時に質問できるのは頼もしい。
「ええ、温泉旅行の事でね。みんなと仲良くなったのは最近だから、予約できるところがあまりなくて…」
「私も家族旅行した事ありますが、数か月前に予約するのが一般的ですよね…」
俺も小さい頃した事あるが、そういうものなのか? 全然知らなかった。
「そうなのよ、しかも混浴できるところはやっぱり減っててね。みんなには悪いけど、遠出になりそうだわ…」
「? それの何が悪いの母さん? 移動も旅行の醍醐味でしょ?」
「まぁね。でも遠出になると、真君達のご両親の許可をもらいにくくなるわ。みんなは高校1年だから、もしかしたら許してもらえないかも…」
「俺の両親は、そんな事気にしないと思いますけど…」
「ウチも!」
「私の両親は旅行に関係なく口出ししますが、テストの点数や順位が良ければ納得するタイプですね」
「満里奈、そんなフラグ立てちゃって大丈夫? 今回ヤバい感じなの?」
「ヤバいどころか絶好調よ。中間より順位は間違いなく上がるわ」
こんな自信満々の満里奈さん、初めて見たかも…。
「みんな大丈夫そうで安心したわ。泊まるところは、旅館を考えているの」
「母さん、部屋は『1室』にしてくれるんだよね?」
「真君がOKならそうするわ。どうかしら?」
「もちろんOKです」
みんなとはそれなりにエロい関係になったから、同室を拒む理由はない。それに2室より安く済む。沙織さんの負担は最小限にしなくては…。
「真と一緒に寝れる…。つまり朝も一緒って事だね」
「じゃあ朝立ち見るチャンスじゃん! ウチ気になってたんだよ~♡」
「紬ちゃんもか。気になるよね~、朝立ち♡」
「朝になると絶対大きくなるんでしょ? 凄いよね~♡」
絶対ではないんだが…。楽しそうな2人に割り込むのは難しい。
「真、布団をかける時は上半身だけにしてね。朝立ち見れないから♡」
「かかってる時は勝手にめくるよ♡ 覚えててね、まーちゃん♡」
詩織さん・紬さんは見るだけでは満足せず、途中で脱がす気がする…。とはいえ、それも悪くないかもな。“下着キス”以上をするなら…。
「そういえば、おばさんって混浴の時に水着着る?」
紬さんが声をかける。
「悩んでるところね。みんなはどうなの?」
「真含め、みんな着ないよ」
「あら、満里奈ちゃんが着ないのは予想外ね。なら『着ない』に変えるわ」
満里奈さんのために、あえて言葉を濁したのか。仲間外れは良くないって今までも言ってたな…。
「お気遣いありがとうございます、沙織さん」
「気にしないで。満里奈ちゃんも立派に成長してるみたいで安心したわ♪」
「ウチが見てる限り、満里奈のオッパイも成長してるよ~。…ウチは全然だけど」
自虐ネタって、どう反応すれば良いんだ? 愛想笑いしか思い付かない…。
「紬ちゃんは胸大きくしたいの?」
沙織さんが尋ねる。
「悩むところだね~。大きすぎると肩凝るらしいじゃん」
「それはあるわ。良い事ばかりじゃないのは確かね」
胸の重さを少しでも減らすために、なるべく胸の下で腕組みするのを以前聞いたっけ。懐かしいな…。(5話参照)
「でも小さいのも嫌なんだよ。負けてる感じがしてさ~」
「気にしてるのはあんただけだと思うよ? 少なくとも、私は全然気にしないわ」
「巨乳寄りの満里奈に言われると、ちょっと嫌味に聞こえるな~」
満里奈さんは巨乳寄りなのか。体育の着替えの時に、クラスメートをこっそりチェックしてるんだろう。
「私はそんなつもりじゃ…」
「わかってるけど、ウチも気にしてるんだって。どうすれば良いのかな~?」
「紬ちゃんはきっと“大器晩成”なのよ。焦る事はないわ」
「大器晩成…。『いつか覚醒する』だったっけ?」
「覚醒って、あんた…」
「大体そんな感じね。まだまだチャンスはあるから、気にし過ぎちゃダメよ?」
「は~い」
紬さんの覚醒を間近で見られると良いな…。
話が一段落してから、俺達は勉強を始める。明日のテストさえ乗り越えれば良いから、何とか頑張れるな。
そして勉強後の休憩時間…。
「ねぇみんな。エロ下着と真のブーメランパンツは、明日の放課後に見せ合うって事で良いんだよね?」
詩織さんが全員の顔を見てから言う。
「わたしはそれでOKよ」
「ウチも!」
「私も大丈夫」
「本当に? ウチが最終チェックしたほうが良くない? 毛が出てからじゃ遅いよ?」
「大丈夫だって。お風呂で数日おきに確認してるから」
「な~んだ、残念…」
「真も良いよね?」
“マコール”で現物を見たとはいえ、試着はしてないんだよな…。はみ出ないか気になるぞ。
「その前に…、沙織さん。買ったブーメランパンツを試着させてもらえませんか?」
「わかったわ。わたしの部屋にあるから取ってくるわね」
そう言って彼女は席を立ち、リビングを出る。
「まーちゃん、ここで試着するの? ウチらに丸見えだよ♡」
それもそうか…。女装の時みたいに、沙織さんの部屋で着替えさせてもらおう。今から向かえば間に合うな。
沙織さんの部屋をノックしたらすぐ返事が来たのでお邪魔する。…もう既に探し終えてるようで、右手に持っているな。
「真君、どうかしたの?」
「よく考えたら、リビングに持ってこられても試着できないと思いまして…。詩織さん達の前で脱ぐ訳にはいきませんから…」
「確かにそうね、わたしもうっかりしてたわ。――はい、これよ」
彼女は俺にブーメランパンツを手渡す。
「試着して一通り確認したら、そのまま持って帰ってちょうだい。元々あげるつもりだからね」
「わかりました。ありがとうございます」
「じゃあ、ごゆっくり♪」
――沙織さんが部屋を出たし、早速試着だ!
試着してから、沙織さんの部屋にある全身鏡でチェックする。…毛ははみ出てなさそうだ。その点は良かったが、やっぱり露出度が半端ない。
プライベートで使う時あるか? なんて思いつつ、試着を終える。
試着してからリビングに戻ると、満里奈さんと紬さんは帰る準備をしている最中だった。俺も準備をしないと。
「真君、サイズは大丈夫だった?」
「はい、大丈夫でした」
「毛の方は?」
「…そっちも大丈夫だよ、詩織さん」
「そっか~、今日大丈夫なら明日も大丈夫だね。急に伸びる訳ないし」
念のため、風呂の時も確認しておこう。急に伸びる可能性は皆無だが、見落とす可能性は十分考えられる。
「おばさん。明日の朝も今日みたいにするからよろしくね」
明日“下着キス”をすれば、しばらくやる事はないだろう。特別感が大事だから、多用は厳禁だ。
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