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夏休み突入~『千玲』に泊まるまで
第53話 紬さんを虜にした胸
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紬さんのとんでもない話を聞いた後、俺達は各自準備した昼食をとる。俺はカップ麺で、お湯はヤカンを借りて自分で沸かした。
詩織さんは冷凍パスタ・満里奈さんは自分で作った弁当・紬さんは冷凍肉まん・沙織さんはスーパーで買った弁当のようだ。…どれもおいしそうだな。
紬さんが袋菓子を持ってきたらしく、後でみんなで分ける流れになった。小腹を満たせそうでちょうど良い。
「プリンの次にオッパイっぽいのは、肉まんだよね~♡」
紬さんはご機嫌だが、まさかそんな理由で肉まんにしたのか?
「前から思ってたけど、紬ちゃんがおっぱい大好きになったきっかけって何なの?」
ニヤニヤする彼女に尋ねる詩織さん。…そういえば、以前紬さんはこう言っていた。
<<「ウチだって最初はそんな感じだったよ。それから色々あって、揉み揉みしたくなったりペロペロしたくなったり♡」(25話参照)
詩織さんの言うようにきっかけがあるはずなんだ。それによってどっちもイケるようになったんだと思う。
「あれ? まーちゃんはともかく、詩織ちゃんには言ってなかったっけ?」
「聞いてないよ。いつか聞こうと思ってたんだけど、タイミングがなくてさ~」
「そっか。満里奈には5回ぐらい言ったよね?」
「2回よ」
全然違うじゃないか…。
「まーちゃんとおばさんもいるし、話しておこうかな。あのオッパイはウチを変えたんだから♡」
あのオッパイ? どういう内容になるか、まったく予想できない…。
「ウチが3歳か4歳の時だったかな。お母さんと2人で買い物に行ったんだけど、途中で迷子になったんだよ」
よくある話だな。俺も小さい頃迷子になって、父さんに怒られたっけ…。
「その時のウチは泣き叫んでたみたい。そんなウチを、知らない女の人が急に抱っこしてくれたの」
何で抱っこするんだ? 意味が分からない。
「もしかして、その人は紬ちゃんをあやすために抱っこしたのかしら?」
「さすがおばさん、そうらしいよ。でもウチは泣き止まなかったから、その人はオッパイを押し付けてきたの。『お母さんだと思って落ち着いてね♪』って」
厚意とはいえ、知らない人にそんな事されたら怖い気もするが…。
「それで落ち着けたのか?」
「最初は全然。お母さんより超大きいオッパイなんだから、違和感半端ないって」
問題はそこじゃないだろ。
「そんなに大きかったの? その人? あたしと母さんと比べたらどう?」
「多分だけど…、おばさんとほとんど同じだと思う」
沙織さんと大差ないとは…。その人もずいぶん巨乳なんだな。
「その人のオッパイ、柔らかいし良いニオイでさ~♡ あっという間に虜になったんだよ♡ お母さんが来るまで、ずっとオッパイを堪能してた♡」
この件で紬さんは胸に関心を持つようになり、結果どっちもイケるようになったんだな。
「そういう事があったのね。紬ちゃんがわたしの胸ばかり気にするのは、わたしとその人が似てるからかしら?」
「それはあるかも。詩織ちゃんと満里奈のオッパイも良い感じだけど、おばさんのオッパイが大きさを別にして、一番エロくて魅力的なんだよね~♡」
後は“歳の差”もありそうだ。甘えやすいのは、クラスメートより年上だよな。
「紬ちゃん、その人の顔と名前は覚えてないの?」
詩織さんが尋ねる。
「顔はチラッとしか見てないし、名前はどうだったかな? 言ってたような言ってないような…」
十数年前の話だ。覚えてないのも無理ない。
「この話を聞くたびに思うけど、紬は警戒心なさすぎよ。今回は運が良かっただけで、本当は抱っこされた時に抵抗しないとダメじゃない?」
さすが満里奈さん、見事な正論だ。
「あのオッパイの気持ち良さを知ったら、そんな事言えないって! それにオッパイが大きい人に悪い人はいないよ!」
「嬉しい事言ってくれるわね♪」
「おっぱいの大きさと心の広さはイコールかも♪」
沙織さん・詩織さんの機嫌が良くなる。紬さんの事だから素で言ったな。
「とまぁ、大体こんな感じかな。まーちゃんわかってくれた?」
「ああ」
紬さんを抱っこした女の人が気になるが、わからないなら仕方がない。
「詩織ちゃんは?」
「あたしもバッチリ!」
「おばさんは?」
「わたしも大丈夫よ。これからも甘えて良いからね♪」
「やった~♡」
そんな事言って良いのか沙織さん? 調子に乗って、お邪魔してる間ずっと揉み続けるんじゃないか…?
それから俺達は再び勉強を始め、1時間頑張った。そしてその後の休憩時間…。
「明日、温泉旅行で泊まる旅館の下見をするつもりなの。みんな…」
「絶対行く!」(紬)
「訊くまでもないでしょ!」(詩織)
「私も行きたいです」(満里奈)
沙織さんが言い終わる前に、詩織さん達が参加を表明する。俺も当然行きたいが、満里奈さんのすぐ後に言えなかった…。
「まーちゃん、ノリ悪いな~」
「真、行きたくないの?」
2人がつまらなそうな顔をしている。これはマズイ。
「もちろん行きたいが、みんなが早く言い過ぎなんだよ」
「これでも遅くしたつもりだよ? あたしは母さんが『下見』と言った瞬間、言うつもりだったんだから」
「ウチもそう。一応空気読んだんだからね」
だったら一番最初はおかしくない?
「私はまこくんの気持ちわかるな。言い終わるまで待ったほうが良いって思うよね」
「そうなんだよ満里奈さん。俺はそのつもりだったんだ」
彼女が理解してくれるだけでもありがたい。
「わたしが訊くまでもなかったわね。それじゃ、明日みんなで下見に行きましょうか」
俺達が泊まる旅館は、どういうところなんだろう? 明日が待ち遠しいぞ。
詩織さんは冷凍パスタ・満里奈さんは自分で作った弁当・紬さんは冷凍肉まん・沙織さんはスーパーで買った弁当のようだ。…どれもおいしそうだな。
紬さんが袋菓子を持ってきたらしく、後でみんなで分ける流れになった。小腹を満たせそうでちょうど良い。
「プリンの次にオッパイっぽいのは、肉まんだよね~♡」
紬さんはご機嫌だが、まさかそんな理由で肉まんにしたのか?
「前から思ってたけど、紬ちゃんがおっぱい大好きになったきっかけって何なの?」
ニヤニヤする彼女に尋ねる詩織さん。…そういえば、以前紬さんはこう言っていた。
<<「ウチだって最初はそんな感じだったよ。それから色々あって、揉み揉みしたくなったりペロペロしたくなったり♡」(25話参照)
詩織さんの言うようにきっかけがあるはずなんだ。それによってどっちもイケるようになったんだと思う。
「あれ? まーちゃんはともかく、詩織ちゃんには言ってなかったっけ?」
「聞いてないよ。いつか聞こうと思ってたんだけど、タイミングがなくてさ~」
「そっか。満里奈には5回ぐらい言ったよね?」
「2回よ」
全然違うじゃないか…。
「まーちゃんとおばさんもいるし、話しておこうかな。あのオッパイはウチを変えたんだから♡」
あのオッパイ? どういう内容になるか、まったく予想できない…。
「ウチが3歳か4歳の時だったかな。お母さんと2人で買い物に行ったんだけど、途中で迷子になったんだよ」
よくある話だな。俺も小さい頃迷子になって、父さんに怒られたっけ…。
「その時のウチは泣き叫んでたみたい。そんなウチを、知らない女の人が急に抱っこしてくれたの」
何で抱っこするんだ? 意味が分からない。
「もしかして、その人は紬ちゃんをあやすために抱っこしたのかしら?」
「さすがおばさん、そうらしいよ。でもウチは泣き止まなかったから、その人はオッパイを押し付けてきたの。『お母さんだと思って落ち着いてね♪』って」
厚意とはいえ、知らない人にそんな事されたら怖い気もするが…。
「それで落ち着けたのか?」
「最初は全然。お母さんより超大きいオッパイなんだから、違和感半端ないって」
問題はそこじゃないだろ。
「そんなに大きかったの? その人? あたしと母さんと比べたらどう?」
「多分だけど…、おばさんとほとんど同じだと思う」
沙織さんと大差ないとは…。その人もずいぶん巨乳なんだな。
「その人のオッパイ、柔らかいし良いニオイでさ~♡ あっという間に虜になったんだよ♡ お母さんが来るまで、ずっとオッパイを堪能してた♡」
この件で紬さんは胸に関心を持つようになり、結果どっちもイケるようになったんだな。
「そういう事があったのね。紬ちゃんがわたしの胸ばかり気にするのは、わたしとその人が似てるからかしら?」
「それはあるかも。詩織ちゃんと満里奈のオッパイも良い感じだけど、おばさんのオッパイが大きさを別にして、一番エロくて魅力的なんだよね~♡」
後は“歳の差”もありそうだ。甘えやすいのは、クラスメートより年上だよな。
「紬ちゃん、その人の顔と名前は覚えてないの?」
詩織さんが尋ねる。
「顔はチラッとしか見てないし、名前はどうだったかな? 言ってたような言ってないような…」
十数年前の話だ。覚えてないのも無理ない。
「この話を聞くたびに思うけど、紬は警戒心なさすぎよ。今回は運が良かっただけで、本当は抱っこされた時に抵抗しないとダメじゃない?」
さすが満里奈さん、見事な正論だ。
「あのオッパイの気持ち良さを知ったら、そんな事言えないって! それにオッパイが大きい人に悪い人はいないよ!」
「嬉しい事言ってくれるわね♪」
「おっぱいの大きさと心の広さはイコールかも♪」
沙織さん・詩織さんの機嫌が良くなる。紬さんの事だから素で言ったな。
「とまぁ、大体こんな感じかな。まーちゃんわかってくれた?」
「ああ」
紬さんを抱っこした女の人が気になるが、わからないなら仕方がない。
「詩織ちゃんは?」
「あたしもバッチリ!」
「おばさんは?」
「わたしも大丈夫よ。これからも甘えて良いからね♪」
「やった~♡」
そんな事言って良いのか沙織さん? 調子に乗って、お邪魔してる間ずっと揉み続けるんじゃないか…?
それから俺達は再び勉強を始め、1時間頑張った。そしてその後の休憩時間…。
「明日、温泉旅行で泊まる旅館の下見をするつもりなの。みんな…」
「絶対行く!」(紬)
「訊くまでもないでしょ!」(詩織)
「私も行きたいです」(満里奈)
沙織さんが言い終わる前に、詩織さん達が参加を表明する。俺も当然行きたいが、満里奈さんのすぐ後に言えなかった…。
「まーちゃん、ノリ悪いな~」
「真、行きたくないの?」
2人がつまらなそうな顔をしている。これはマズイ。
「もちろん行きたいが、みんなが早く言い過ぎなんだよ」
「これでも遅くしたつもりだよ? あたしは母さんが『下見』と言った瞬間、言うつもりだったんだから」
「ウチもそう。一応空気読んだんだからね」
だったら一番最初はおかしくない?
「私はまこくんの気持ちわかるな。言い終わるまで待ったほうが良いって思うよね」
「そうなんだよ満里奈さん。俺はそのつもりだったんだ」
彼女が理解してくれるだけでもありがたい。
「わたしが訊くまでもなかったわね。それじゃ、明日みんなで下見に行きましょうか」
俺達が泊まる旅館は、どういうところなんだろう? 明日が待ち遠しいぞ。
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