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『千玲』1日目
第71話 寝る場所を決めよう
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俺達は『千玲』で泊まる部屋に足を踏み入れる。――少し広めの和室みたいだ。寝る時は布団を敷く事になるな。
「こういう部屋だと“枕投げ”できて良いね~♪」
ご機嫌な紬さん。
「高校生にもなって枕投げする気なの? 中学で散々やったでしょ」
彼女の事だから、きっと周りを巻き込んだんだろう…。
「満里奈ノリ悪すぎ。まーちゃんはやりたいよね?」
「いや、別に…」
そういうのをやるのは陽キャだろ、俺向きじゃない。
「え~。じゃあさ、枕を詩織ちゃんと沙織ママのオッパイに当てる“オッパイ当て”はどう? きっとプルンプルン揺れるよ♡」
「それもちょっと…」
胸が揺れるのは見たいが、例え枕でも2人に向かって投げたくない。
「そっか~。まーちゃんは遊ぶより、みんなとすぐ温泉に入りたいんだね♡」
「真、夜は長いんだから焦らないの♡」
「そうよ真君。雰囲気も意識してね♪」
「私は今でも良いけど…♡」
女性陣もその気になってるみたいだが、お楽しみは夜にとっておきたいから、今はこの空気を変える事を優先しよう。
「――そういえば、寝る場所はどうする?」
時間がある今の内に決めてしまおう。
「真を真ん中にして、あたし達が隣で寝れば…」
「それだと2人しか隣で寝れないじゃん。だからさ~、まーちゃんを中心に『十字』で寝ない? これならみんなそばにいられるよ」
寝ている俺は四方囲まれる事になるが、気になるのはそこではなく…。
「紬。まこくんの顔近くは良いけど、足のそばはどうなの?」
満里奈さんのツッコミの後、部屋は沈黙に包まれる。
「――まーちゃんごめん。まーちゃんの足の近くより、沙織ママの隣が良い」
そりゃそうだ、むしろ大丈夫だったらビビるぞ。
「満里奈ちゃん。『十』じゃなくて『二』ならイケるんじゃない?」
両隣は変わらないが、寝ている俺の頭上に2人いる感じか。1人だけ斜めになるものの、足の近くよりはだいぶマシなはず。
「確かにそうかもしれないけど、部屋の広さを考えると…」
普通は横一列で布団を敷くものだ。今回の敷き方は特殊だよな。
「実際にやってみれば良いじゃん。布団は押し入れだよね?」
そう言ってから、紬さんは押し入れを開け始める。
沙織さんがテーブルと座布団を移動してくれてる間に、俺達は布団を敷く。
布団を敷いた結果、何とか『二』に近い形にする事ができた。
「真、試しに真ん中に寝てみて」
「わかった」
…このままのんびりしてると寝そうだ。
「アイディアを出してくれた詩織ちゃんとテーブルとかを動かしてくれた沙織ママは、まーちゃんの隣で寝てみてよ」
「わたしで良いの? 紬ちゃん?」
「当然! 沙織ママも楽しんでもらいたいからね」
「ありがとう。それじゃ、お言葉に甘えるわね♪」
「満里奈は、まーちゃんの真上の布団ね。足をまーちゃんに向けないようにしてよ」
率先して彼女に俺から近い布団を譲るとは意外だ。
「…あんた、何か企んでない?」
「別に~。お風呂で体触りまくっても、これでチャラになるよね♡」
「ならないから」
女性陣の場所が決まったので、それぞれ位置に着く。――隣にいる詩織さん・沙織さんはもちろん、頭上の満里奈さん・紬さんの顔もすぐ見られるのは良いな。
「なんかさ~、ウチと満里奈の布団はダブルのほうが良い気がしてきた」
「何でそうなる訳?」
「そのほうがイチャイチャできるじゃん♡ 沙織ママの事ばかり考えちゃうから、最近満里奈とイチャイチャしてないと思って♡」
「別にしなくて良いんだけど…」
「そんな冷たい事言わないでさ~♡」
満里奈さんがいる布団に入り込む紬さん。
「シングルに2人は狭い!」
「だからダブルにしようって言ったの♡」
…彼女が満里奈さんの服の中に手を入れ始めた。本当にイチャイチャするようだ。
「ダブルか~。あるのか気になってきた」
そうつぶやく詩織さん。
「ならわたしと一緒に訊きに行かない? 真君、後は任せて良いかしら?」
「良いですよ」
どちらにせよ3人一緒に行くのは無理だ。誰かが暴走した紬さんを止める必要がある。
「んじゃ、後はよろしく~」
詩織さん・沙織さんは体を起こした後、部屋を出ていった。
「ちょっと。いつまで服の中に手を入れて触ってる訳?」
満里奈さんはそう言うが、全然抵抗してるようには見えない。
「予行練習だよ。まーちゃんが触った時に感じやすくするために♡」
「…あっ♡」
満里奈さんが一瞬だが色っぽい声を出した。
「良い感じじゃん♡ まーちゃんが触った時は、いっぱい喘ぎそうだね♡」
「……」
彼女の顔が徐々に赤くなる。もしかして想像したのか?
「今はこれぐらいにしようかな。久しぶりにイチャイチャできたし♡ ――あれ? 詩織ちゃんと沙織ママはどこに行ったの?」
気付いてなかったのかよ…。
「ダブルの布団があるかを訊きに行ったんだ」
「そっか~、あると良いんだけどな~」
俺達は詩織さん・沙織さんが戻ってくるのを待つ…。
「こういう部屋だと“枕投げ”できて良いね~♪」
ご機嫌な紬さん。
「高校生にもなって枕投げする気なの? 中学で散々やったでしょ」
彼女の事だから、きっと周りを巻き込んだんだろう…。
「満里奈ノリ悪すぎ。まーちゃんはやりたいよね?」
「いや、別に…」
そういうのをやるのは陽キャだろ、俺向きじゃない。
「え~。じゃあさ、枕を詩織ちゃんと沙織ママのオッパイに当てる“オッパイ当て”はどう? きっとプルンプルン揺れるよ♡」
「それもちょっと…」
胸が揺れるのは見たいが、例え枕でも2人に向かって投げたくない。
「そっか~。まーちゃんは遊ぶより、みんなとすぐ温泉に入りたいんだね♡」
「真、夜は長いんだから焦らないの♡」
「そうよ真君。雰囲気も意識してね♪」
「私は今でも良いけど…♡」
女性陣もその気になってるみたいだが、お楽しみは夜にとっておきたいから、今はこの空気を変える事を優先しよう。
「――そういえば、寝る場所はどうする?」
時間がある今の内に決めてしまおう。
「真を真ん中にして、あたし達が隣で寝れば…」
「それだと2人しか隣で寝れないじゃん。だからさ~、まーちゃんを中心に『十字』で寝ない? これならみんなそばにいられるよ」
寝ている俺は四方囲まれる事になるが、気になるのはそこではなく…。
「紬。まこくんの顔近くは良いけど、足のそばはどうなの?」
満里奈さんのツッコミの後、部屋は沈黙に包まれる。
「――まーちゃんごめん。まーちゃんの足の近くより、沙織ママの隣が良い」
そりゃそうだ、むしろ大丈夫だったらビビるぞ。
「満里奈ちゃん。『十』じゃなくて『二』ならイケるんじゃない?」
両隣は変わらないが、寝ている俺の頭上に2人いる感じか。1人だけ斜めになるものの、足の近くよりはだいぶマシなはず。
「確かにそうかもしれないけど、部屋の広さを考えると…」
普通は横一列で布団を敷くものだ。今回の敷き方は特殊だよな。
「実際にやってみれば良いじゃん。布団は押し入れだよね?」
そう言ってから、紬さんは押し入れを開け始める。
沙織さんがテーブルと座布団を移動してくれてる間に、俺達は布団を敷く。
布団を敷いた結果、何とか『二』に近い形にする事ができた。
「真、試しに真ん中に寝てみて」
「わかった」
…このままのんびりしてると寝そうだ。
「アイディアを出してくれた詩織ちゃんとテーブルとかを動かしてくれた沙織ママは、まーちゃんの隣で寝てみてよ」
「わたしで良いの? 紬ちゃん?」
「当然! 沙織ママも楽しんでもらいたいからね」
「ありがとう。それじゃ、お言葉に甘えるわね♪」
「満里奈は、まーちゃんの真上の布団ね。足をまーちゃんに向けないようにしてよ」
率先して彼女に俺から近い布団を譲るとは意外だ。
「…あんた、何か企んでない?」
「別に~。お風呂で体触りまくっても、これでチャラになるよね♡」
「ならないから」
女性陣の場所が決まったので、それぞれ位置に着く。――隣にいる詩織さん・沙織さんはもちろん、頭上の満里奈さん・紬さんの顔もすぐ見られるのは良いな。
「なんかさ~、ウチと満里奈の布団はダブルのほうが良い気がしてきた」
「何でそうなる訳?」
「そのほうがイチャイチャできるじゃん♡ 沙織ママの事ばかり考えちゃうから、最近満里奈とイチャイチャしてないと思って♡」
「別にしなくて良いんだけど…」
「そんな冷たい事言わないでさ~♡」
満里奈さんがいる布団に入り込む紬さん。
「シングルに2人は狭い!」
「だからダブルにしようって言ったの♡」
…彼女が満里奈さんの服の中に手を入れ始めた。本当にイチャイチャするようだ。
「ダブルか~。あるのか気になってきた」
そうつぶやく詩織さん。
「ならわたしと一緒に訊きに行かない? 真君、後は任せて良いかしら?」
「良いですよ」
どちらにせよ3人一緒に行くのは無理だ。誰かが暴走した紬さんを止める必要がある。
「んじゃ、後はよろしく~」
詩織さん・沙織さんは体を起こした後、部屋を出ていった。
「ちょっと。いつまで服の中に手を入れて触ってる訳?」
満里奈さんはそう言うが、全然抵抗してるようには見えない。
「予行練習だよ。まーちゃんが触った時に感じやすくするために♡」
「…あっ♡」
満里奈さんが一瞬だが色っぽい声を出した。
「良い感じじゃん♡ まーちゃんが触った時は、いっぱい喘ぎそうだね♡」
「……」
彼女の顔が徐々に赤くなる。もしかして想像したのか?
「今はこれぐらいにしようかな。久しぶりにイチャイチャできたし♡ ――あれ? 詩織ちゃんと沙織ママはどこに行ったの?」
気付いてなかったのかよ…。
「ダブルの布団があるかを訊きに行ったんだ」
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