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『千玲』1日目
第74話 限界超えなさいよ~!
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おもちゃの時間が終わり、俺は部屋の隅で目を閉じながら、女性陣が下着を替え終わるのを待ってる状況だ。
「満里奈、結構『濡れてる』じゃん♡」
濡れてるって何だ? 今の状況と関係あるのか?
「あんまりジロジロ見ないでくれる? 恥ずかしいから」
「満里奈ちゃん、悪い事じゃないから気にしないでちょうだい♪」
「はい…」
「それより、みんなも持ってきたんだね~。考える事は一緒か」
詩織さんがよくわからない事を言い出した。
「今日持ってこなくて、いつ持ってくるの? ウチでもそれぐらいわかるよ~」
紬さんがうっかり話す事を期待したが、言わなかった…。
「――真君、目を開けて良いわよ」
沙織さんの許可をもらったので、目を開けてみんなのほうを見る。
「まこくん、さっき詩織が言った事は気にしないで。今日絶対わかるから」
何で言い切れるんだ? 今日絶対やる事は、食事と温泉…ぐらいか? 考えても無駄だから放置しよう。
それから俺達は、部屋にあるテレビを見たりスマホで時間を潰す。そして…、夕食が出る18時30分を迎える。
「もうそろそろ、フリースペースに行きましょうか」
「そうだね。ウチお腹減った」
どんな夕食が出るんだろう? 家庭料理が出るのは以前聞いているが、楽しみなのは変わりない。(54話参照)
――フリースペースに着くと、千夏さんと千春さんに加え1人の男性が彼女達のそばに立っている。もしかしてあの人が…。
「皆様、この度は宿泊ありがとうございます。僕は古賀 千夏の夫の玲です。よろしくお願いします」
そう言ってから、玲さんは深々と頭を下げる。
彼は黒縁のメガネをかけていて、長身かつ細身の体型をしている。見るからに真面目で大人しそうだが、さっきの自己紹介で確定したかな。
「玲、堅苦しいって! もっと気楽にやってよ!」
「そう言われても、僕はみんなと初対面だし…」
「硬くするのはあそこだけで良いの♡」
「お姉さんうまいね~♪」
「でしょ? みんなこういうキャラだから、緊張するだけ無駄」
緊張しなくて良いのは同意だが、紬さんを基準にされるのは…。
「夕食のメニューだけど、真くん・詩織ちゃん達・沙織さんでそれぞれ違うの。今から案内するから付いて来て♪」
そんな話、誰からも聞いてないぞ。千春さんなりのサプライズか? なんて思いつつ、彼女に同行してから指定された席に座る。
「――まーちゃん、うな丼じゃん! 良いな~」
「真くんはこれから頑張るから、精が付くものにしたわ♪」
…詩織さん達が熱い視線を送ってる気がする。俺なりにベストを尽くさないと!
「沙織さんはご飯・味噌汁・焼き魚といった『和食』よ。軽めにしたから、後はお酒とおつまみでゆっくり話しましょ♪」
「そうですね♪」
「詩織ちゃん達は“極太”ソーセージと野菜たっぷりのホットドッグ・コーンスープ・スクランブルエッグといった『洋食』ね。今の内に予行練習してみて♪」
何の予行練習だよ?
「ありがとうオバさん!」
「私は今の内にやれる事をやっておくわ。それじゃあね♪」
「僕もそうしようかな。…では」
千春さんと玲さんは、受付後ろの暖簾をくぐって行った。
「アタシはどうしよう? ――やりたい事ないし、とりあえずここにいるわ」
俺が言うのもなんだが、代表なんだからのんびりしてる余裕はないのでは?
「お姉さん。ウチらさっきおもちゃ使ったよ!」
「へぇ、早速使ったんだ。感想教えてよ」
俺達は夕食を食べながら、おもちゃの感想を言う事になる…。
「おもちゃって凄いね。ウチハマったよ♡」
「気に入ってもらえて良かった。詩織と真面目ちゃんはどうだった?」
「あたしも良かった。指とは違う感覚でさ~」
詩織さんの言い慣れたあの感じ、普段から1人でヤってるのか…?
「私は…」
「聞いてよお姉さん! 満里奈、濡れるぐらい気持ち良かったんだって♡」
「マジか!? 限界超えた?」
「いえ…、ちょっと怖くなって止めました…」
「もったいない! そこまで行ったなら限界超えなさいよ~!」
あれ? 沙織さんと言ってる事が違うぞ。彼女は超えるのに反対してたんだが…。
「千夏さん。満里奈ちゃんはまだ高1ですから、それはまだ早いかと…」
「そう? アタシはみんなと同じ高1で限界突破したよ♡」
今までのエロに対する向き合い方を考えれば、何らおかしい点はない。
「ねぇねぇ、限界突破するとどんな感じになるの?」
紬さんが興味を示す。
「超超気持ち良くなって、その感覚が頭と体にこびりつく感じかな。簡単には忘れられないよ、あの感覚は♡」
よくわからないが、凄いのは伝わってくる…。
「そうなんだ~、ウチも味わってみたいな~♡」
「満里奈。今度そうなりかけた時は勇気を出しなさい。最高の体験ができるから♡」
「…わかりました、頑張ってみます」
満里奈さんが限界突破したら、前から千夏さんが言っていた『淫乱』になるんだろうか? 期待多めと不安少しを抱きながら、2人のやり取りを聞く俺だった。
「満里奈、結構『濡れてる』じゃん♡」
濡れてるって何だ? 今の状況と関係あるのか?
「あんまりジロジロ見ないでくれる? 恥ずかしいから」
「満里奈ちゃん、悪い事じゃないから気にしないでちょうだい♪」
「はい…」
「それより、みんなも持ってきたんだね~。考える事は一緒か」
詩織さんがよくわからない事を言い出した。
「今日持ってこなくて、いつ持ってくるの? ウチでもそれぐらいわかるよ~」
紬さんがうっかり話す事を期待したが、言わなかった…。
「――真君、目を開けて良いわよ」
沙織さんの許可をもらったので、目を開けてみんなのほうを見る。
「まこくん、さっき詩織が言った事は気にしないで。今日絶対わかるから」
何で言い切れるんだ? 今日絶対やる事は、食事と温泉…ぐらいか? 考えても無駄だから放置しよう。
それから俺達は、部屋にあるテレビを見たりスマホで時間を潰す。そして…、夕食が出る18時30分を迎える。
「もうそろそろ、フリースペースに行きましょうか」
「そうだね。ウチお腹減った」
どんな夕食が出るんだろう? 家庭料理が出るのは以前聞いているが、楽しみなのは変わりない。(54話参照)
――フリースペースに着くと、千夏さんと千春さんに加え1人の男性が彼女達のそばに立っている。もしかしてあの人が…。
「皆様、この度は宿泊ありがとうございます。僕は古賀 千夏の夫の玲です。よろしくお願いします」
そう言ってから、玲さんは深々と頭を下げる。
彼は黒縁のメガネをかけていて、長身かつ細身の体型をしている。見るからに真面目で大人しそうだが、さっきの自己紹介で確定したかな。
「玲、堅苦しいって! もっと気楽にやってよ!」
「そう言われても、僕はみんなと初対面だし…」
「硬くするのはあそこだけで良いの♡」
「お姉さんうまいね~♪」
「でしょ? みんなこういうキャラだから、緊張するだけ無駄」
緊張しなくて良いのは同意だが、紬さんを基準にされるのは…。
「夕食のメニューだけど、真くん・詩織ちゃん達・沙織さんでそれぞれ違うの。今から案内するから付いて来て♪」
そんな話、誰からも聞いてないぞ。千春さんなりのサプライズか? なんて思いつつ、彼女に同行してから指定された席に座る。
「――まーちゃん、うな丼じゃん! 良いな~」
「真くんはこれから頑張るから、精が付くものにしたわ♪」
…詩織さん達が熱い視線を送ってる気がする。俺なりにベストを尽くさないと!
「沙織さんはご飯・味噌汁・焼き魚といった『和食』よ。軽めにしたから、後はお酒とおつまみでゆっくり話しましょ♪」
「そうですね♪」
「詩織ちゃん達は“極太”ソーセージと野菜たっぷりのホットドッグ・コーンスープ・スクランブルエッグといった『洋食』ね。今の内に予行練習してみて♪」
何の予行練習だよ?
「ありがとうオバさん!」
「私は今の内にやれる事をやっておくわ。それじゃあね♪」
「僕もそうしようかな。…では」
千春さんと玲さんは、受付後ろの暖簾をくぐって行った。
「アタシはどうしよう? ――やりたい事ないし、とりあえずここにいるわ」
俺が言うのもなんだが、代表なんだからのんびりしてる余裕はないのでは?
「お姉さん。ウチらさっきおもちゃ使ったよ!」
「へぇ、早速使ったんだ。感想教えてよ」
俺達は夕食を食べながら、おもちゃの感想を言う事になる…。
「おもちゃって凄いね。ウチハマったよ♡」
「気に入ってもらえて良かった。詩織と真面目ちゃんはどうだった?」
「あたしも良かった。指とは違う感覚でさ~」
詩織さんの言い慣れたあの感じ、普段から1人でヤってるのか…?
「私は…」
「聞いてよお姉さん! 満里奈、濡れるぐらい気持ち良かったんだって♡」
「マジか!? 限界超えた?」
「いえ…、ちょっと怖くなって止めました…」
「もったいない! そこまで行ったなら限界超えなさいよ~!」
あれ? 沙織さんと言ってる事が違うぞ。彼女は超えるのに反対してたんだが…。
「千夏さん。満里奈ちゃんはまだ高1ですから、それはまだ早いかと…」
「そう? アタシはみんなと同じ高1で限界突破したよ♡」
今までのエロに対する向き合い方を考えれば、何らおかしい点はない。
「ねぇねぇ、限界突破するとどんな感じになるの?」
紬さんが興味を示す。
「超超気持ち良くなって、その感覚が頭と体にこびりつく感じかな。簡単には忘れられないよ、あの感覚は♡」
よくわからないが、凄いのは伝わってくる…。
「そうなんだ~、ウチも味わってみたいな~♡」
「満里奈。今度そうなりかけた時は勇気を出しなさい。最高の体験ができるから♡」
「…わかりました、頑張ってみます」
満里奈さんが限界突破したら、前から千夏さんが言っていた『淫乱』になるんだろうか? 期待多めと不安少しを抱きながら、2人のやり取りを聞く俺だった。
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