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『千玲』2日目
第89話 俺達の悩みを解決するのは誰だ?
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夕食を食べるためにフリースペースに到着した俺達。――先に行った紬さんは席に着いていて、彼女のそばには千夏さんと千春さんもいる。
「みんな遅いよ!」
「あんたが早いだけでしょ…」
…夕食のメニューはカレーみたいだ。昨日は夕方にここに着いたから食べる機会がなく、今日の昼は“ソフィー”で食べたから今回の宿泊では初になる。
俺達は席に着いてから、早速食べ始める。
「ねぇオバさん。さっき沙織ママに太くて長いおもちゃを貸したんだよね? 後で見せて!」
「良いわよ♪」
「あたしも見たい」
「私も…」
詩織さんと満里奈さんも興味あるのか…。
「わかったわ。夕食の後にじっくり見たり触ったりしてちょうだい♪」
「オバさんは、そのおもちゃよく使うの?」
「使うわね~。玲君の都合が付かない時に、私がすごくムラムラしてる時とか♡ でもやっぱり、玲君のほうが気持ち良いわ♡」
「そうなんだ~」
紬さんは沙織さんを見る。やはりおもちゃで発散した事が気になっているようだ。
「沙織さんは私と違って結婚してるから、旦那さん以外の人とはHしないのが普通なのよ♪」
「そっか~。だったら…痛い!!」
紬さんが突然悲鳴を上げる。机の下で何かあったか?
「ウチの足踏んだの満里奈だよね? 何するの?」
「あんたが余計な事言いそうだったから」
『離婚』なんて言い出したら、沙織さんはもちろん詩織さんも気まずくなる。満里奈さんの機転で何とかなったか。
「でもさ~、このままだと沙織ママはウチらみたいに気持ち良くなれないって事じゃん? 何とかならないかな~?」
「だったら、Hに関するご利益に賭けるのはどう? 愛山さんがおもちゃで満足できる体になれば良いって事でしょ?」
千夏さんが聞き覚えのあるアドバイスをしてきた。
「お姉さん、そのご利益って『クリリス神社』と『美声神社』の事?」
「なんだ知ってるのか。行った事あるの?」
「あるよ~。多分あれのおかげで“マコール”を貸し切れたんだよね~」(37・38話参照)
紬さんは一部始終を千夏さん・千春さんに話す。彼女の説明では不十分だったので、満里奈さんが何度も補足する。
「なるほどね~、クジ運UPのために行ったのか」
「そうなんだよ。そこで満里奈がパンモロしてさ~」
「それ言う必要ある?」
「あそこは朱里と月夜も行ったらしいよ。店の近くの看板に書いてあるクリとリスの元ネタはあれなの」
「そうだったんだ~」
意外な繋がりを知ったな。
「当然アタシと母さんと玲も行った事あるよ。アタシ達がいつもエロい事できるのは、多分エロい神様達のおかげだからね。それなりに感謝しないと」
それなりか。千夏さんの性格からして、信仰心があるタイプには見えない。
「エロい神様がいっぱいいるなら、結婚しても他の人とHし放題な世界にして欲しいよね~」
「それはスケールが大きすぎる…」
呆れながらツッコむ満里奈さん。
「そういうエロ神社は他にもあるから、アタシのわかる範囲で教えとくわ」
――千夏さんにスマホを見せてもらう俺達。…予想より多いぞ。
「お姉さんありがと。行けたらどんどん行くよ!」
「それは良いけど、アンタ達は高校生だから勉強もちゃんとするのよ」
「わかってるって!」
詩織さん達にゴムを使った時、彼女達はとても気持ち良さそうにしていた。沙織さんがどう思うかわからないが、彼女も同じように気持ち良くしてあげたい…。
「う~ん…」
紬さんが何やら唸っている。何を考えているんだ?
「――超良い事思い付いた~!!!」
「紬うるさい!」
「これ本当に良い事だって! 沙織ママだけじゃなくて、ウチらにも!」
そんな都合が良い事があるか? 紬さんの考える事は予想できない…。
「沙織ママがおもちゃで満足できる体になるんじゃなくて、まーちゃんが子作りできなくなれば良いんだよ! そうすればゴムいらないじゃん!」
ちょっと待ってくれ。それだと俺は両親に孫を見せられない事になるんだが…。
「それ、アタシ的にはアリ。玲とHしたいけど子供欲しい訳じゃないからさ~。余計な事考えなくて済むよ」
千夏さんは好印象みたいだ。
「私も千夏ちゃんと同じ気持ちかしら。出産は大変なの…」
千春さんもか、やっぱり母娘だな。
「まーちゃんって、子供欲しいとか思った事ある?」
「考えた事ないよ…」
高1で考えてる人の方が珍しいだろ。
「とにかく、Hに関するご利益を活かすも殺すもアンタ達次第って事ね」
この件は夕食後に話し合う事になりそうだ。
カレーを完食した後、千春さんが手作りのデザートを用意してくれたのはありがたく頂く。
「明日になったらみんな帰っちゃうのね。寂しいわ…」
2泊3日って、思ったよりあっという間だ。今回の出来事は一生忘れないな。
「確かにそうだけど、真達はバイトで来てくれるじゃん。そんな顔しちゃダメだって母さん」
時期は具体的に決めてないが、そういう話をした。(67話参照)
「…確かにそうね。ごめんなさい、暗い事言っちゃって」
「全然気にしてないよ~」
紬さんが言うと、本当に気にしてなさそうだ。演技…には見えない。
それからも適当に話す俺達。そして…、全員デザートを完食する。
「アンタ達はこれから温泉? Hがマンネリしないように気を付けなさいよ」
「お姉さん何言ってるの? 太くて長いおもちゃを見るのが先だよ!」
「そうだった。今持ってくるから待ってなさい」
一体どういうおもちゃなんだろう? 俺も気になってきたぞ…。
「みんな遅いよ!」
「あんたが早いだけでしょ…」
…夕食のメニューはカレーみたいだ。昨日は夕方にここに着いたから食べる機会がなく、今日の昼は“ソフィー”で食べたから今回の宿泊では初になる。
俺達は席に着いてから、早速食べ始める。
「ねぇオバさん。さっき沙織ママに太くて長いおもちゃを貸したんだよね? 後で見せて!」
「良いわよ♪」
「あたしも見たい」
「私も…」
詩織さんと満里奈さんも興味あるのか…。
「わかったわ。夕食の後にじっくり見たり触ったりしてちょうだい♪」
「オバさんは、そのおもちゃよく使うの?」
「使うわね~。玲君の都合が付かない時に、私がすごくムラムラしてる時とか♡ でもやっぱり、玲君のほうが気持ち良いわ♡」
「そうなんだ~」
紬さんは沙織さんを見る。やはりおもちゃで発散した事が気になっているようだ。
「沙織さんは私と違って結婚してるから、旦那さん以外の人とはHしないのが普通なのよ♪」
「そっか~。だったら…痛い!!」
紬さんが突然悲鳴を上げる。机の下で何かあったか?
「ウチの足踏んだの満里奈だよね? 何するの?」
「あんたが余計な事言いそうだったから」
『離婚』なんて言い出したら、沙織さんはもちろん詩織さんも気まずくなる。満里奈さんの機転で何とかなったか。
「でもさ~、このままだと沙織ママはウチらみたいに気持ち良くなれないって事じゃん? 何とかならないかな~?」
「だったら、Hに関するご利益に賭けるのはどう? 愛山さんがおもちゃで満足できる体になれば良いって事でしょ?」
千夏さんが聞き覚えのあるアドバイスをしてきた。
「お姉さん、そのご利益って『クリリス神社』と『美声神社』の事?」
「なんだ知ってるのか。行った事あるの?」
「あるよ~。多分あれのおかげで“マコール”を貸し切れたんだよね~」(37・38話参照)
紬さんは一部始終を千夏さん・千春さんに話す。彼女の説明では不十分だったので、満里奈さんが何度も補足する。
「なるほどね~、クジ運UPのために行ったのか」
「そうなんだよ。そこで満里奈がパンモロしてさ~」
「それ言う必要ある?」
「あそこは朱里と月夜も行ったらしいよ。店の近くの看板に書いてあるクリとリスの元ネタはあれなの」
「そうだったんだ~」
意外な繋がりを知ったな。
「当然アタシと母さんと玲も行った事あるよ。アタシ達がいつもエロい事できるのは、多分エロい神様達のおかげだからね。それなりに感謝しないと」
それなりか。千夏さんの性格からして、信仰心があるタイプには見えない。
「エロい神様がいっぱいいるなら、結婚しても他の人とHし放題な世界にして欲しいよね~」
「それはスケールが大きすぎる…」
呆れながらツッコむ満里奈さん。
「そういうエロ神社は他にもあるから、アタシのわかる範囲で教えとくわ」
――千夏さんにスマホを見せてもらう俺達。…予想より多いぞ。
「お姉さんありがと。行けたらどんどん行くよ!」
「それは良いけど、アンタ達は高校生だから勉強もちゃんとするのよ」
「わかってるって!」
詩織さん達にゴムを使った時、彼女達はとても気持ち良さそうにしていた。沙織さんがどう思うかわからないが、彼女も同じように気持ち良くしてあげたい…。
「う~ん…」
紬さんが何やら唸っている。何を考えているんだ?
「――超良い事思い付いた~!!!」
「紬うるさい!」
「これ本当に良い事だって! 沙織ママだけじゃなくて、ウチらにも!」
そんな都合が良い事があるか? 紬さんの考える事は予想できない…。
「沙織ママがおもちゃで満足できる体になるんじゃなくて、まーちゃんが子作りできなくなれば良いんだよ! そうすればゴムいらないじゃん!」
ちょっと待ってくれ。それだと俺は両親に孫を見せられない事になるんだが…。
「それ、アタシ的にはアリ。玲とHしたいけど子供欲しい訳じゃないからさ~。余計な事考えなくて済むよ」
千夏さんは好印象みたいだ。
「私も千夏ちゃんと同じ気持ちかしら。出産は大変なの…」
千春さんもか、やっぱり母娘だな。
「まーちゃんって、子供欲しいとか思った事ある?」
「考えた事ないよ…」
高1で考えてる人の方が珍しいだろ。
「とにかく、Hに関するご利益を活かすも殺すもアンタ達次第って事ね」
この件は夕食後に話し合う事になりそうだ。
カレーを完食した後、千春さんが手作りのデザートを用意してくれたのはありがたく頂く。
「明日になったらみんな帰っちゃうのね。寂しいわ…」
2泊3日って、思ったよりあっという間だ。今回の出来事は一生忘れないな。
「確かにそうだけど、真達はバイトで来てくれるじゃん。そんな顔しちゃダメだって母さん」
時期は具体的に決めてないが、そういう話をした。(67話参照)
「…確かにそうね。ごめんなさい、暗い事言っちゃって」
「全然気にしてないよ~」
紬さんが言うと、本当に気にしてなさそうだ。演技…には見えない。
それからも適当に話す俺達。そして…、全員デザートを完食する。
「アンタ達はこれから温泉? Hがマンネリしないように気を付けなさいよ」
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