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『千玲』2日目
第90話 ついに沙織さんが心変わり?
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夕食とデザートを食べ終えたので、太くて長いおもちゃを見せてもらう事になった。
「待たせたわね。――これよ」
千夏さんがテーブルにそれら2つを置く。
「凄いし固いね~♡ 満里奈と詩織ちゃんも触ってみなよ」
紬さんに背中を押される形で、詩織さんと満里奈さんも触れる。3人とも興味津々じゃないか。
「真は気にならない訳?」
見ているだけの俺に訊いてくる千夏さん。
「何と言うか…、こだわりを感じる作りですね。特に先端が」
「太くて長ければ何でも良い訳じゃないから。見た目をアレっぽくして、気分を盛り上げるのも大事なのよ」
「なるほど…」
その感覚は男の俺には理解しにくい。
「お姉さん、この2つも借りて良い?」
「良いよ」
「ありがと~。後で試してみるね」
これでおもちゃの方が良いなんて言われたら、へこむ自信がある。俺達は千夏さん・千春さんに挨拶してから、部屋に戻る事にした。
部屋に戻って来た。他にやる事は温泉に入って寝るぐらいだが、全身に保湿クリームを塗ってもらってからまだ数時間しか経過していない…。
「早速このおもちゃ使いたいから、ウチを気持ち良くして! まーちゃん!」
「わかった」
「詩織ちゃん、ウチらのサポートよろしく!」
「了解。適当にやるよ」
その言葉の通り、詩織さんは指・舌・おもちゃなどを有効活用して俺達を気持ち良くしていく。そのサポートのおかげで、あっという間にテンションは上がる。
「――まーちゃんと詩織ちゃんのおかげで気持ち良くなったよ♡ そろそろ使おうかな♡」
さっき千夏さんから借りたおもちゃを使う紬さん。
「……気持ち良いけど、な~んか違うな~」
思ったより反応が悪いぞ。俺の時とは明らかに違うから、おもちゃに勝てたようだ。
一安心してる間に、紬さんは着崩れた服を整える。そして…。
「沙織ママ~♡」
彼女は沙織さんを押し倒し、震えるおもちゃで責め始める。敏感なところをピンポイントだな。
「やっぱり、おもちゃよりまーちゃんのほうが良いよ!」
「それは…わかってる…わ♡」
「ちょっとだけならバレないって~」
「あんた悪人みたいね」
そのツッコミはキツくないか? 満里奈さん…。
「そう? 欲求不満の沙織ママを放っておくほうが悪人でしょ」
「……」
正論とは言えないが、間違ってるとも言い難い。彼女もそれをわかってるから反論しないんだろう。
「旦那さんの単身赴任が終わるのはいつなの?」
「聞いて…ないわ」
「あたしも知らない。“長くなる”とか言ってた気がするな~」
そうなると、沙織さんはその間どうやって発散すれば良いのか…。
「我慢は体に毒だよ~。落ち着いて考え直したら?」
「だったらおもちゃ使うの止めなさいよ…」
「それもそっか」
――沙織さんは自由の身になったが、何やら考え込んでいるのが気になる。一体どうしたんだ?
「母さん、どうかした?」
「お父さんは、こういう気持ちをどうしてるのかしら?」
普通に考えれば我慢してるはずだが、その割に沙織さんの表情が晴れない。
「沙織ママ、気になる事は遠慮なく言おうよ? ね?」
「…これは詩織にも言った事ないんだけど、お父さんは浮気してるかもしれないわ」
「ホント!?」
そう言ったのは詩織さんではなく紬さんだ。しかも目がキラキラしている。
「何かあったの? 母さん?」
「わたしとお父さんが付き合ってて結婚する前の話よ。わたしが出かけてる時に、家に女の人を連れてきた事があるの」
「浮気キターー!!」
「紬うるさい!」
「その時のお父さんは『仕事の話をしてただけだ』って言ってたわ。それからは1回もなかったから、本当にそうだと思って…」
「ベッド乱れてなかった? 長い髪の毛落ちてなかった? あのニオイしなかった?」
質問攻めするなよ…。
「どれもなかったと思うけど、何かそわそわして落ち着きがなかった気がするわ」
「それは黒だね。ウチが言うんだから間違いない!」
「あんた何様…って、前も似たような事言った気が…」
「紬ちゃんの勘が合ってるかは置いといて、単身赴任なら女の人を連れて来てもバレないよね。母さんがそばにいないんだから」
「連れてくるどころか、ずっと泊まってるかも」
「……」
沙織さんの疑念は膨らんでいるんだろう。表情を見ればすぐわかる。
「詩織ちゃん的にはどう思うの?」
「父さんとあまり話した事ないからわかんない」
「旦那さんがルール破ったなら、沙織ママも破って良いんだよ♪」
笑顔で言うその姿は、まるで悪魔のささやきだ。
「でも根拠がないわ…」
「そういう時は“探偵”にお願いするんだよね? 満里奈?」
「私に聞かれても困るけど、警察じゃないのは確かね。事件や事故じゃないから」
「お姉さんに探偵の知り合いいるか訊いてみようよ!」
この状況を打破するのは、誰かの協力が欠かせない。千夏さんに訊いてみるのもアリかもな。
「わたしも当然行くわ」
「ねぇ沙織ママ。もし旦那さんが本当に黒だったらどうする?」
「それは訊かれるまでもないわ。みんなに出来る事を何でもしてあげる♪」
何でもか…。あの時の沙織さんは『セッ〇ス以外なら何でもやってあげる』と言っていたが、それを解禁するって事だよな? (78話参照)
――仮にされなくても、お世話になってる彼女の力になりたいのは変わらない。俺に出来る事はどんどんやっていこう!
「待たせたわね。――これよ」
千夏さんがテーブルにそれら2つを置く。
「凄いし固いね~♡ 満里奈と詩織ちゃんも触ってみなよ」
紬さんに背中を押される形で、詩織さんと満里奈さんも触れる。3人とも興味津々じゃないか。
「真は気にならない訳?」
見ているだけの俺に訊いてくる千夏さん。
「何と言うか…、こだわりを感じる作りですね。特に先端が」
「太くて長ければ何でも良い訳じゃないから。見た目をアレっぽくして、気分を盛り上げるのも大事なのよ」
「なるほど…」
その感覚は男の俺には理解しにくい。
「お姉さん、この2つも借りて良い?」
「良いよ」
「ありがと~。後で試してみるね」
これでおもちゃの方が良いなんて言われたら、へこむ自信がある。俺達は千夏さん・千春さんに挨拶してから、部屋に戻る事にした。
部屋に戻って来た。他にやる事は温泉に入って寝るぐらいだが、全身に保湿クリームを塗ってもらってからまだ数時間しか経過していない…。
「早速このおもちゃ使いたいから、ウチを気持ち良くして! まーちゃん!」
「わかった」
「詩織ちゃん、ウチらのサポートよろしく!」
「了解。適当にやるよ」
その言葉の通り、詩織さんは指・舌・おもちゃなどを有効活用して俺達を気持ち良くしていく。そのサポートのおかげで、あっという間にテンションは上がる。
「――まーちゃんと詩織ちゃんのおかげで気持ち良くなったよ♡ そろそろ使おうかな♡」
さっき千夏さんから借りたおもちゃを使う紬さん。
「……気持ち良いけど、な~んか違うな~」
思ったより反応が悪いぞ。俺の時とは明らかに違うから、おもちゃに勝てたようだ。
一安心してる間に、紬さんは着崩れた服を整える。そして…。
「沙織ママ~♡」
彼女は沙織さんを押し倒し、震えるおもちゃで責め始める。敏感なところをピンポイントだな。
「やっぱり、おもちゃよりまーちゃんのほうが良いよ!」
「それは…わかってる…わ♡」
「ちょっとだけならバレないって~」
「あんた悪人みたいね」
そのツッコミはキツくないか? 満里奈さん…。
「そう? 欲求不満の沙織ママを放っておくほうが悪人でしょ」
「……」
正論とは言えないが、間違ってるとも言い難い。彼女もそれをわかってるから反論しないんだろう。
「旦那さんの単身赴任が終わるのはいつなの?」
「聞いて…ないわ」
「あたしも知らない。“長くなる”とか言ってた気がするな~」
そうなると、沙織さんはその間どうやって発散すれば良いのか…。
「我慢は体に毒だよ~。落ち着いて考え直したら?」
「だったらおもちゃ使うの止めなさいよ…」
「それもそっか」
――沙織さんは自由の身になったが、何やら考え込んでいるのが気になる。一体どうしたんだ?
「母さん、どうかした?」
「お父さんは、こういう気持ちをどうしてるのかしら?」
普通に考えれば我慢してるはずだが、その割に沙織さんの表情が晴れない。
「沙織ママ、気になる事は遠慮なく言おうよ? ね?」
「…これは詩織にも言った事ないんだけど、お父さんは浮気してるかもしれないわ」
「ホント!?」
そう言ったのは詩織さんではなく紬さんだ。しかも目がキラキラしている。
「何かあったの? 母さん?」
「わたしとお父さんが付き合ってて結婚する前の話よ。わたしが出かけてる時に、家に女の人を連れてきた事があるの」
「浮気キターー!!」
「紬うるさい!」
「その時のお父さんは『仕事の話をしてただけだ』って言ってたわ。それからは1回もなかったから、本当にそうだと思って…」
「ベッド乱れてなかった? 長い髪の毛落ちてなかった? あのニオイしなかった?」
質問攻めするなよ…。
「どれもなかったと思うけど、何かそわそわして落ち着きがなかった気がするわ」
「それは黒だね。ウチが言うんだから間違いない!」
「あんた何様…って、前も似たような事言った気が…」
「紬ちゃんの勘が合ってるかは置いといて、単身赴任なら女の人を連れて来てもバレないよね。母さんがそばにいないんだから」
「連れてくるどころか、ずっと泊まってるかも」
「……」
沙織さんの疑念は膨らんでいるんだろう。表情を見ればすぐわかる。
「詩織ちゃん的にはどう思うの?」
「父さんとあまり話した事ないからわかんない」
「旦那さんがルール破ったなら、沙織ママも破って良いんだよ♪」
笑顔で言うその姿は、まるで悪魔のささやきだ。
「でも根拠がないわ…」
「そういう時は“探偵”にお願いするんだよね? 満里奈?」
「私に聞かれても困るけど、警察じゃないのは確かね。事件や事故じゃないから」
「お姉さんに探偵の知り合いいるか訊いてみようよ!」
この状況を打破するのは、誰かの協力が欠かせない。千夏さんに訊いてみるのもアリかもな。
「わたしも当然行くわ」
「ねぇ沙織ママ。もし旦那さんが本当に黒だったらどうする?」
「それは訊かれるまでもないわ。みんなに出来る事を何でもしてあげる♪」
何でもか…。あの時の沙織さんは『セッ〇ス以外なら何でもやってあげる』と言っていたが、それを解禁するって事だよな? (78話参照)
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