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『千玲』3日目~1泊2日のバイトを終えるまで
第100話 水着姿で集客だ!
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午前8時になり『千玲』は開店時間を迎える。千夏さんは受付内にいて、俺達は彼女のそばにいる状況だ。お客さん、いつ来ても良いぞ!
――なんて思っていたが、いつまで経っても来ない。拍子抜けだな…。
「別にここは有名店じゃないし、開店と同時には来ないって」
千夏さんに見透かされたようだ。ここが銭湯なのも影響してるかもな。
「本当は、アンタ達4人を同時にバイトさせる余裕はないのよ。でもバラバラだと可哀想だから何とかしたって感じ」
「お姉さん優し~♪」
「抱き着くな! 暑苦しいから!」
そういえば千夏さんは、朱里さん達にどうやって常連客を増やすかなどの悩み相談をしているらしいな…。(85話参照)
俺も何か力になれたら良いんだが、方法が思い付かない。
「じゃあお互いもっと薄着になろうよ。水着とかどう?」
「体温が伝われば、格好に関係なく暑いでしょ」
「それぐらい仕方なくない?」
――話が終わったのに、千夏さんが考え込んでいる。どうしたんだ?
「水着か…、アリかも」
「アリって何が?」
「今日1日、アンタ達に水着姿で頑張ってもらうって事」
ちょっと待ってくれ、俺と詩織さんが巻き込まれてるぞ。
「水着で頑張るなんて誰でも思い付くじゃん。エロいお姉さんらしくないな~」
「それ自体はアタシもとっくの昔に思い付いてたよ。でも明るい時にエロい事はやれないからボツにしたの」
「何でエロい事隠すの? 堂々とさらけ出さないと♡」
「近所の目とか考えない訳? アンタは本当に単純だよね~」
今の2人の話を聞いて気になった事がある。
「千夏さん。俺達が水着で頑張ったら、近所の人がどう思うかわかりませんよ?」
評判が下がる可能性が高い。
「だから今日1日だけなのよ。1日だけなら適当にごまかせるじゃん」
そう簡単にいくのか? 俺にはよくわからん…。
「アンタ達どう? もし水着着て頑張ってくれたら、バイト代サービスするよ」
「マジで!? ウチ着る!」
「ねぇ、水着は何を着るの?」
詩織さんが尋ねる。
「今用意できるのはスクール水着だけ。アタシ達とお客さんが使うコスプレH用に保管した分しかないのよ」
「そうなんだ…。真はあたしに着て欲しい?」
それを上目遣いで訊いてくるか。エロいな。
「…ああ。だけど無理しなくて良いよ」
「真が着て欲しいなら一肌脱ぐしかないでしょ! あたしも着る」
紬さんはともかく、詩織さんは恥ずかしい気持ちを我慢してくれたんだ。なら俺もその気持ちに応えよう!
「俺も着ます」
「さすがアンタ達だね。一応満里奈にも言ってみようか」
千夏さんが裏に入って行くので、俺達も続く。――エプロンをしている満里奈さんは野菜を切っている最中みたいだ。
「満里奈、ちょっと良い?」
「…どうかしたんですか?」
彼女は手を止めてこっちを見る。
「あのさ~、今日1日アタシが用意したスクール水着着てくれない?」
「どういう事ですか?」
「ウチらのエロい水着姿でお客さんを増やすって事!」
「大体紬の言う通りだね。もちろん無理強いはしないよ」
「…まこくんは私に着て欲しい?」
彼女も上目遣いで訊いてくる。可愛いぞ。
「着て欲しい…かな。けどスクール水着だし、嫌なら…」
「私も着ます」
「ありがと。アンタのために詩織と満里奈は着てくれるんだから、ちゃんとHで礼するのよ、真」
今夜、2人にまた“ゴム”使って気持ち良くさせよう!
「わかってます。…2人共、本当にありがとう」
「ウチも焦らせば良かった~!」
「アンタらしいけど、そういう事は声に出しちゃダメだって」
千夏さんのツッコミに、満里奈さんはため息を漏らす…。
千夏さんが用意してくれたスクール水着を着る俺達。――他には薄手の羽織も用意してあり、着ればお尻が隠れるぐらいの丈がある。
「アンタ達は高1だし、お客さんには過度な露出は避けないとね。……満里奈、母さんに代わってカレー作り頼むわ」
「わかりました。みんなも頑張ってね」
彼女はスクール水着の状態でエプロンを着る。初めて見る組み合わせだが、案外良いかも。
受付に戻ると、おじいさん1人が受付あたりで待機している。どれぐらい待たせたんだろう?
「ごめん佐々木さん、待たせちゃって」
千夏さんの反応から察するに、多分常連だな。
「構わんよ。それより、そこの若い2人が素晴らしい恰好をしているな」
彼の目線はほぼ詩織さんに向けられている。巨乳のインパクトが凄いよな…。
「この3人は今日1日限定のバイトでね。この格好も今日限りだよ」
「今日限りなのか、それはもったいない。田浦さんや隆史にも声をかけてやらないと。――今入るつもりだったが、後で来るよ」
そう言って、佐々木さんは銭湯を出て行く。
「思った通り、アンタ達の水着のおかげで集客できそう。詩織はオッパイを前面に押し出して! 紬は……体でアピールできるところないし適当で良いや」
「何それ!? お姉さんひどくない!?」
この銭湯、やっぱり昼夜問わずエロ路線が良いんじゃないか? なんて思うのだった。
――なんて思っていたが、いつまで経っても来ない。拍子抜けだな…。
「別にここは有名店じゃないし、開店と同時には来ないって」
千夏さんに見透かされたようだ。ここが銭湯なのも影響してるかもな。
「本当は、アンタ達4人を同時にバイトさせる余裕はないのよ。でもバラバラだと可哀想だから何とかしたって感じ」
「お姉さん優し~♪」
「抱き着くな! 暑苦しいから!」
そういえば千夏さんは、朱里さん達にどうやって常連客を増やすかなどの悩み相談をしているらしいな…。(85話参照)
俺も何か力になれたら良いんだが、方法が思い付かない。
「じゃあお互いもっと薄着になろうよ。水着とかどう?」
「体温が伝われば、格好に関係なく暑いでしょ」
「それぐらい仕方なくない?」
――話が終わったのに、千夏さんが考え込んでいる。どうしたんだ?
「水着か…、アリかも」
「アリって何が?」
「今日1日、アンタ達に水着姿で頑張ってもらうって事」
ちょっと待ってくれ、俺と詩織さんが巻き込まれてるぞ。
「水着で頑張るなんて誰でも思い付くじゃん。エロいお姉さんらしくないな~」
「それ自体はアタシもとっくの昔に思い付いてたよ。でも明るい時にエロい事はやれないからボツにしたの」
「何でエロい事隠すの? 堂々とさらけ出さないと♡」
「近所の目とか考えない訳? アンタは本当に単純だよね~」
今の2人の話を聞いて気になった事がある。
「千夏さん。俺達が水着で頑張ったら、近所の人がどう思うかわかりませんよ?」
評判が下がる可能性が高い。
「だから今日1日だけなのよ。1日だけなら適当にごまかせるじゃん」
そう簡単にいくのか? 俺にはよくわからん…。
「アンタ達どう? もし水着着て頑張ってくれたら、バイト代サービスするよ」
「マジで!? ウチ着る!」
「ねぇ、水着は何を着るの?」
詩織さんが尋ねる。
「今用意できるのはスクール水着だけ。アタシ達とお客さんが使うコスプレH用に保管した分しかないのよ」
「そうなんだ…。真はあたしに着て欲しい?」
それを上目遣いで訊いてくるか。エロいな。
「…ああ。だけど無理しなくて良いよ」
「真が着て欲しいなら一肌脱ぐしかないでしょ! あたしも着る」
紬さんはともかく、詩織さんは恥ずかしい気持ちを我慢してくれたんだ。なら俺もその気持ちに応えよう!
「俺も着ます」
「さすがアンタ達だね。一応満里奈にも言ってみようか」
千夏さんが裏に入って行くので、俺達も続く。――エプロンをしている満里奈さんは野菜を切っている最中みたいだ。
「満里奈、ちょっと良い?」
「…どうかしたんですか?」
彼女は手を止めてこっちを見る。
「あのさ~、今日1日アタシが用意したスクール水着着てくれない?」
「どういう事ですか?」
「ウチらのエロい水着姿でお客さんを増やすって事!」
「大体紬の言う通りだね。もちろん無理強いはしないよ」
「…まこくんは私に着て欲しい?」
彼女も上目遣いで訊いてくる。可愛いぞ。
「着て欲しい…かな。けどスクール水着だし、嫌なら…」
「私も着ます」
「ありがと。アンタのために詩織と満里奈は着てくれるんだから、ちゃんとHで礼するのよ、真」
今夜、2人にまた“ゴム”使って気持ち良くさせよう!
「わかってます。…2人共、本当にありがとう」
「ウチも焦らせば良かった~!」
「アンタらしいけど、そういう事は声に出しちゃダメだって」
千夏さんのツッコミに、満里奈さんはため息を漏らす…。
千夏さんが用意してくれたスクール水着を着る俺達。――他には薄手の羽織も用意してあり、着ればお尻が隠れるぐらいの丈がある。
「アンタ達は高1だし、お客さんには過度な露出は避けないとね。……満里奈、母さんに代わってカレー作り頼むわ」
「わかりました。みんなも頑張ってね」
彼女はスクール水着の状態でエプロンを着る。初めて見る組み合わせだが、案外良いかも。
受付に戻ると、おじいさん1人が受付あたりで待機している。どれぐらい待たせたんだろう?
「ごめん佐々木さん、待たせちゃって」
千夏さんの反応から察するに、多分常連だな。
「構わんよ。それより、そこの若い2人が素晴らしい恰好をしているな」
彼の目線はほぼ詩織さんに向けられている。巨乳のインパクトが凄いよな…。
「この3人は今日1日限定のバイトでね。この格好も今日限りだよ」
「今日限りなのか、それはもったいない。田浦さんや隆史にも声をかけてやらないと。――今入るつもりだったが、後で来るよ」
そう言って、佐々木さんは銭湯を出て行く。
「思った通り、アンタ達の水着のおかげで集客できそう。詩織はオッパイを前面に押し出して! 紬は……体でアピールできるところないし適当で良いや」
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