胸が大きい女性を助けたら、エロいクラスメートのお母さんだった件

あかせ2

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『千玲』3日目~1泊2日のバイトを終えるまで

第108話 集金でエロい事ばかり起こる?②

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 『千玲』の常連客の吉岡さんにサブスク代を請求するため、俺は彼女の家の呼鈴を押す。すると、胸が大きくて若い女性が玄関ドアから出てきた。

――彼女から多分香水のニオイがするが、結構キツイ…。

「ちっ、女連れか」

何故か舌打ちされた。訳が分からない。

「君、サービスしてくれないかな? 女の一人暮らしはお金がかかるのよ」

まさかの値切りだと!? だがお世話になっている千夏さん達の生活がかかってるから、応じる訳にはいかない!

「それはちょっと…」

「アンタ達ならわかってくれるよね? 同じ女として」

詩織さん達はどう答える?

「それはわかるけど、何とかするのが大人じゃないの~?」

「うっ…」

紬さんの一言は、吉岡さんに効果アリみたいだ。

「そのキツイ香水止めれば、お金浮くと思うよ?」

「……」

詩織さんも容赦なしか。断定はできないが、香水よりサブスクのほうが安いだろ…。

「多くの方はルールを守って利用しています。女性とか一人暮らしは関係ないと思いますが?」

満里奈さんにしては厳しい言い方だ。値切ろうとしたからキレてるのか?

「――わかった、わかったから! ちゃんと払う!」

吉岡さんは一旦家の中に戻った後、サブスク代を持って戻って来た。

「これで良いでしょ?」

「…ちょうどですね。ありがとうございます」

吉岡さんはブツブツ文句を言っているが、用件が済んだので早々に彼女の家を後にする。


 3件目に行こうと思ったものの、暑さと疲労で休憩が必要だと判断した俺達はファミレスのドリンクバーでくつろぐ事にした。

「さっきの人、感じ悪すぎ!」

紬さんがぷんぷん怒っている。

「だよね。あたし、あんなにイライラしたのは久しぶりかも」

「お金はしぶしぶ払ってたし、悪びれてる様子がないのが気になったわ。本当にワガママな人っているのね…」

女性陣は愚痴を言い合っている。こういうのは同じ女性のほうが納得できないかもしれないし、俺は何も言わずに見守ろう。

「まーちゃん1人じゃなくて本当に良かったよ~」

「それあたしも思った。あの人、真におっぱいとか触らせてメロメロにする気満々だったし」

「えっ? とてもそうには見えなかったが…」
そんな雰囲気じゃなかったぞ。

「私達がいたからだよ。あの時の舌打ちはそういう事」

「“ハーレムかよ、子供のくせに! ”とかの舌打ちだと思った…」

女性陣は何も言わずに俺を見つめる。変な事言ったか?

「まーちゃんは面白いな~♡」

「真が悪い女に騙されないようにしないと♡」

「これからもずっとそばにいるからね、まこくん♡」

詩織さん達は気にしてなさそうだし、結果オーライだな。


 ファミレスを出た俺達は、3件目の中垣さんの家に歩いて向かう。そこの集金が終われば、千夏さんが言った『できれば3人』をこなす事ができる。

「ねぇねぇ。どうせならもう1人多く集金しない?」

道中、紬さんが声をかけてきた。

「あんた何狙ってるの?」

「お姉さんの事だから、3人終わらせたらすぐ戻って来るって思ってるんじゃない? そんな時に4人終わってたらビックリさせられるじゃん」

意表を突くのか。多くの人に集金したほうが役に立てるし、悪くないかも。

「それよりも“バイト代に色付ける”に期待してるんじゃないの?」

「バレたか~」

「あたしは良いと思うよ。歩いて運動できるし、帰ったら温泉入れるから」

「俺も大丈夫だ」

「運動不足は私も気になってるから、もう1人だけ続けようか」

急遽延長戦が決まったあたりで中垣さんの家の前に着く。リストによると、ここも女性らしい。

「まーちゃん。もしさっきみたいな人が出たら、ウチらに任せて!」

「ああ、頼んだ…」
2連続はさすがにメンタルが持たない。

俺は覚悟を決めてから呼鈴を押す。……なかなか出てこないな、留守か?

「――ごめんなさい、お待たせしちゃって」

玄関ドアから出てきたのは、優しそうなおばあさんだ。今回は難なく終わる…よな?

「俺達『千玲』の者です。月額料金を払ってないみたいなので、集金しに来ました」

「月額料金を払ってない?」

「普段使われてる紙の証明書に有効期限が書いてあるんですが、その期限を過ぎているにもかかわらず利用されてるみたいです」

「そうなの? 今持って来るわ」

――中垣さんが証明書を持って戻って来たので、俺達もチェックしよう。

「有効期限は…、5日までよね?」

「いえ。それによると5日までになってます」

今日は8月8日なので、既に有効期限は切れている。

「あらヤダ! 勘違いしてたのね、古賀さんもすぐ言ってくれれば良いのに…」

「中垣さんは常連さんみたいなので、1~2回は気にしないって言ってました」

「古賀さんにご迷惑おかけしちゃったわ、近い内にお詫びしないと。君達にもね」

「俺達は大丈夫ですよ、気にしないで下さい」
今日1日限りだし…。

「そう? 今お金払えば更新できるのよね?」

「はい。今日からになります」

「もちろん更新させてもらうわ」

中垣さんにお金をもらった後、新たな証明書を渡す。

「ありがとう」

「いえ、では俺達はこれで…」

今回は本当に難なく終わった。さて、もう1件頑張ろう!


 4件目の山口さんの集金もスムーズに終え、俺達は『千玲』の受付に戻って来た。今いるのは千夏さんだ。

彼女に集金した分や必要な物を返す。

「ずいぶん遅いと思ったら、4人集金してくれたのか。お疲れさん」

「ありがとうございます」
本当に疲れたぞ、体力的にも精神的にも…。

「さて、これでバイトは正式に終わりね。給料は明日、アンタ達が帰る前に手渡しするわ」

「お姉さん。ちゃんとバイト代に“色付けて”よね!」

「わかってるって。さっきの水着代も一部入れるから」

そう考えると、俺が一番給料低いだろうな。詩織さん・紬さんは水着で頑張ったし、満里奈さんは昼・夕食を作った分が入る。

「貸し切り温泉はいつでも入れるし、すぐ入ってきたら? ――これ好きなだけ使って良いよ」

「? お姉さん、その袋何?」

よ。この前貸したのはもちろん、新しく買ったのもあるから。ついでに『ゴム』も入れておいた」

「さすがお姉さん、気が利く~♪」

「余計なお世話かもしれないけど、満里奈は程々にしなよ」

「大丈夫です、ちゃんとわかってますから」

「? 満里奈は他にする事あるの?」

「それは後で話すわ。汗で服が張り付いて気持ち悪いから、早く温泉入りたい…」

「そうそう。温泉から出たら、その服洗濯してあげるから持ってきて」

「今日のお姉さん、妙に優しくない? 何かあった?」

「アンタはホント余計な事言うね。洗濯しなくて良い?」

「冗談だって! ウチも汗ヤバいからお願い!」

受付裏に置いた荷物を取りに行った後、俺達は以前宿泊した部屋に入る。それから着替えなどの準備を済ませてから、隣の脱衣所に向かう…。
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