胸が大きい女性を助けたら、エロいクラスメートのお母さんだった件

あかせ2

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バイトを終えてから~夏休みが終わるまで

第123話 沙織さんを支えよう!

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 千春さんに『千玲』の最寄り駅まで車で送ってもらった俺達は、電車のホームで次の電車を待っている。…もう少しだ。

「満里奈ちゃん。家に着くのは何時ぐらいになるんだっけ?」

「10時40分ぐらいだよ」

電車と駅からの徒歩を合わせるとそれぐらいだな。

「ありがと。母さんにそう伝えておくね」
詩織さんはスマホを操作する。

「そういえばまーちゃん。オバさんが言ってた『さっきの話』って何?」

「あたしも気になってた。真教えてよ」

幸いにも、周りに誰もいない。今がちょうど良いな。

「沙織さんの浮気の件だよ。結果がどっちになっても支えて欲しいって」

「まこくん1人で支えるのは大変だから、私も協力する事にしたの」

「そっか。あたしも協力するのは言うまでもないよね? 母さんの事なんだから」

「ウチも沙織ママのオッパイを下から支えるのを手伝うよ!」

「あんた、よりによって今ふざける?」

ヤバい、満里奈さんがキレそうだ。紬さんのマイペースは相変わらずだな…。

「満里奈ちゃん落ち着いて。紬ちゃんはシリアスな空気を何とかしてもらうために、ふざけたほうが良いと思う。それはあたし達にはできないでしょ?」

空気を読まない事を逆手に取るのか、さすが詩織さん。

「詩織がそこまで言うなら…」

「詩織ちゃんはわかってるね~♪」

……不安な作戦だが、詩織さんの判断を信じよう!


 目的の電車が来たので、俺達は乗車する。その間に沙織さんから返信が来て、車で駅まで迎えに来てくれるようだ。暑いから助かる…。

それからどこかの店のランチに連れて行ってくれるらしい。俺達の希望を優先してくれるみたいなので、相談して決めよう。

――相談した結果、ファミレスが無難という結論になったので、詩織さんに到着時間の修正と共に伝えてもらう。さて、後は目的の駅までのんびり過ごそう…。


 目的の駅に到着し、俺達は改札を出る。沙織さんの車はどこかな…?

「あれ、沙織ママの車だよね? 早く車のクーラーに当たりた~い!」

紬さんが一足先に向かうので、俺達も早速向かう。その移動中に沙織さんは俺達に気付いたらしく、車を降りて俺達が来るのを待っている。

「沙織ママ、会いたかったよ~!」

感動の再会みたいに抱き着いているぞ…。

「わたしも会いたかったわ♪ ――みんな、暑いからすぐ車に乗って」

紬さんは助手席に乗ったので、俺・詩織さん・満里奈さんは後部座席だ。

「涼し~い! ……沙織ママ聞いて聞いて! バイト超楽しかった!」

「良かったわね♪ その話はファミレスや家でゆっくり聞かせてもらうわ」


 ランチには早い時間にファミレスに着いたものの、夏休みだからかお客さんは意外にいる。混雑を避けるためかもしれないな…。

席に案内されて各自食べたいメニューを注文した後、紬さんは楽しそうに『千玲』で体験した事を話す。それを沙織さんはニコニコしながら聴いている。

「――いろんな事を経験したのね♪ 探偵さんの事もあるし、今度お礼しに行かないと」

「ウチも行きたい!」

「もちろん良いわよ♪ みんなはどうする?」

千夏さん・千春さんには、何度お礼を言っても良いぐらい世話になった。当然俺も同行させてもらうが、いつか2人に恩返ししたいな…。

詩織さん・満里奈さんも行きたいと言ってくれた。俺達の気持ちは同じだ。

「そういえばお給料はどうなるの? 銀行振込か今度もらうのかしら?」

「帰る時にもらったよ。…ほら」
詩織さんが給料が入った封筒を見せる。

「対応が早いわね。無駄遣いしちゃダメよ、詩織」

「それお姉さんと朱ちゃんも言ってたな~。――ねぇ沙織ママ。『無駄遣い』ってどういう事なの?」

「えっ?」

また紬さんが空気を読まない事を言い出すのか…?

「だって買う時は無駄だと思ってないよね? なら無駄遣いっておかしくない?」

あれ? 意外にまともな事言ってる?

「買う時はあんたの言う通りだけど、時間が経つと考えが変わる場合があるでしょ? 考えが変わっても後悔しないようにするって事よ」

さすが満里奈さん、説明がわかりやすい。

「そんな事言ってたら何も買えないじゃん! そもそも考えが変わらないかもしれないし」

言われてみればそうだな…。

「何でも良いけど、お金は計画的に使ってよね。貸す事はしないから」

「はいはい」

――話のキリが付いた時に、注文したメニューが運ばれて来た。おいしそうだから早速頂こう。


 全員注文したメニューを完食した。さて、これから千春さんからもらったサプリを飲もうかな。パッケージに『飲むタイミングに悩む場合は、食事の後がオススメ』と書いてあったからだ。

「まーちゃん、それ何?」
紬さんが興味を示す。

「さっきの買い物を手伝った礼として、千春さんにもらったんだ」

「ふ~ん。ちょっと見せて」

彼女はパッケージを手に取り、ジロジロ見始める。

「“活力サポート”って書いてあるけど、活力って何?」

「あたし聞いた事ある。男のに良い効果を与えるらしいよ」

「そうなんだ~。それだったら活力じゃなくて『エロ力』じゃん」

「紬ちゃん。活力はH以外にも効果があるから、呼び方を変える必要はないわ」
沙織さんがフォローする。

「例えば何があるの?」

「そうね~。元気に活動できるとか、気持ちが前向きになるとかかしら」

「つまり元気にHできて、Hしたい気持ちが強くなるんでしょ? やっぱりエロ力じゃん」

Hを強引に関連付けてる気がするが、千春さんが俺に渡した理由を考えるとそれで正解だよな…。

「紬ちゃん、バイトの話の続きは家でしましょうか。お昼が近いから混み始めるわ」

沙織さんがそう言ったので、俺達は席を立ってからレジに向かう。
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