胸が大きい女性を助けたら、エロいクラスメートのお母さんだった件

あかせ2

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バイトを終えてから~夏休みが終わるまで

第145話 こんな時だからこそHするの!

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 明夫さんが大事な話をするために、明後日の昼頃帰って来るらしい。それを確認した俺達は朱里さん・月夜さんにお礼を言った後、“ソフィー”を出て沙織さんの車に乗り込む。寄り道せずにまっすぐ家に帰る流れだ。

「やっぱり月ちゃんの占いは当たるな~。ねぇ沙織ママ?」

「そうね…」

沙織さんからいつものような余裕は感じられない。当然と言えば当然だが…。

紬さんも彼女の様子が普段と違う事を理解したのか、それ以上話す事はなかった。


 重苦しい雰囲気の中、俺達は沙織さんの家のリビングに戻って来た。これから彼女は忙しくなるので家に入らず帰る事を伝えたが『気にしないで。何か飲み物を出すわ』と言ってくれたので、お言葉に甘える事にした。

今の夏は酷暑だから、いつも喉が渇いていると言っても過言じゃない…。

「今日と明日は大掃除する事になりそうだわ」

「大掃除? 今でも十分キレイだよ?」

紬さんの言う通りだ。特に汚れてるところは見当たらない。

「今以上って事よ。わたしはお父さんにこの家を任されてる立場だから」

「ふ~ん」

「それにしても、父さんの大事な話ってやっぱりパソコンの事かな? それならわざわざ帰って直接言う必要なくない?」

「わたし達はお父さんに無断でノートパソコンにログインしたのよ? 家族とはいえプライバシーはあるから、怒られるのは当然だと思うわ」

「そんなの『うっかりしちゃった♪』で済む話じゃん。パソコンに出来てスマホに出来ない事はあるし、それを理由にすれば文句言わないでしょ」

俺は明夫さんの性格を知らないから何とも言えない…。

「…かもしれないわね」

パソコンの言い訳? が決まったのに、沙織さんは浮かない表情をしている。

「ねぇ真君・満里奈ちゃん・紬ちゃん。ここ最近、この辺りで変わった人とか車見てない?」

彼女はいきなり何を言い出すんだ?

「俺は見てませんね…」

「私もです」

「ウチも~」

「あくまで仮説だけど、お父さんも探偵さんにお願いした可能性は考えられない? ウィルベルさんに頼んだわたしに仕返しと言うか…」

ウィルベルさんとロジーさんは調査中に明夫さんを1回も見てないと言っていたが、彼なりに違和感を抱く事があったかもしれない。単身赴任している明夫さんを一番気にするのは沙織さんだと思うはずだから、探偵に頼む動機はわかる。

「真君、これから言う事で不快にさせたらごめんね」

「はぁ…」
よくわからない前置きをされたが、良い内容ではないのは確定だ。

「仮に、お父さんが探偵さんにわたしの調査をお願いしたとするわね。その調査中に真君がこの家に何度も来てる事は、探偵さんは絶対わかってるのよ」

もしかして俺が沙織さんの浮気相手と思われてる? 彼女にを使った以上、言い訳できそうにない。

「お父さんは探偵さんの報告を聴いて“詩織に彼氏ができた”って思うはず」

あれ? そっちなの? 一般的に考えればそう解釈するのが普通か。

「だからわたし達に彼氏について訊くために帰ってくる…。これも可能性の1つじゃないかしら?」

「それだってパソコンと同じじゃない? わざわざ直接言う事じゃないって」

「世の中のお父さんは、娘に彼氏ができる事をすごく気にするみたいよ。今年になって1回も帰ってきてないし、顔を見るついでに訊くかもね」

今の話は仮とはいえ、知らない間に俺は明夫さんを怒らせてるかもしれないのか。あまり考えたくないぞ…。

「あたしと真は付き合ってないからな~。聞かれたらなんて言えば良いの?」

「詩織ちゃん。正直に『〇フレ』って言っちゃおうよ♡」

「紬ちゃんの気持ちはわかるけど、さすがに厳しいわね。お父さん怒るかもしれないわ…」

俺、この家に『出禁』になるのでは? そうなってもおかしくない事はしてるが…。

「最後に思い付くのは、浮気相手と再婚する報告かしら。それならお父さんから離婚の話をするはずだから、少し気が楽になるわね」

沙織さんは離婚する意志があるとはいえ、話を切り出すのは勇気がいるよな。

「パソコン・詩織の彼氏・再婚。この3つのどれかだと、わたしは思ってるわ」

…今思ったが、用件は1つとは限らない。2つ以上も考えられる訳だ。どうなるかは、明後日の昼頃わかる!

「母さん。どの話も、あたしも一緒に聴いて良いよね?」

「もちろん。どれも詩織に関係あるからね」


 この家は居心地が良いので、つい長居してしまう。そろそろ帰らないと悪いよな。アイコンタクトで2人に気持ちを伝えよう!

――満里奈さんは小さく頷いてくれたが、紬さんは微笑むだけだ。わかってるようには見えないので、行動で示そう。

「沙織さん、俺達はそろそろ帰りますね」

「え~、もう帰るの?」

「紬、空気読みなさいよ…」

「そうじゃないって! 沙織ママと詩織ちゃん、まだHしてないじゃん!」

「あんたこんな時にふざける?」

「こんな時だからこそHするの! 明日と明後日は無理っぽいし、今やらなくていつやるの!?」

「母さん。父さんの連絡で、何日家にいるか書いてあった?」

「なかったわ。わたしは日帰りだと思ったけど…」

「大人も夏休みあるし、久しぶりに帰って来るならゆっくりするかもしれないよね? おじさんがゆっくりしたら、それだけ沙織ママと詩織ちゃんはHできないよ?」

「……」

顔を見合わせる2人だが、やがて俺を直視するようになる。まさか…。

「真、頼むわ♡」

「お父さんが帰ってくるのは明後日だから、明日頑張るわ♡」

沙織さん・詩織さんの気持ちを知ったので、すぐ相手しよう!
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